なんか出来に自信がない……
「黒い沈黙……、なんでここにあなたがいるのか気にはなりますが、今は聞かないでおきます」
「流石合理的判断、ちゃんと後で説明するんで今は手伝ってくださいね」
「あぁ」
う~ん、相澤先生が俺に話しかけてきてくれたけど若干口調が固いな。
けどまぁ原作でも同じ先生相手には硬い口調で話してたしこんなもんなのかな。
そんなことを考えていると脳無の腕が斬られ動揺していた死柄木が正気に戻ったようで口を開く。
「黒い沈黙……先生が言っていた要注意人物か」
うげ……、死柄木のいう先生はオールフォーワン……、ヒロアカにおけるラスボスのはず。
それが俺を知っているって怖いんだけど……
「へぇ……その話、ぜひともよく聞かせてほしいね」
「誰がこれから死ぬ人間に話してどうすんだ、やれ、脳無」
「なっ!? さっき黒い沈黙が斬ったはずの右腕が!?」
いつの間にか再生していた脳無のこぶしが、今度は俺に迫る。
まぁ、そこで速くないしこれぐらいなら対処も余裕か。
「再生したところでね……、『クリスタルアトリエ』」
「次は再生させねぇぞ!」
その迫るこぶしを俺は再び斬り落とし、ついでに今度はもう片方の腕も斬る。
どうやら脳無が相手でもデュランダルは十分通用するらしい。
また、相澤先生が抹消を使うことで脳無の再生は止められるらしく、両腕は切断されたままだ。
「ちっ、再生してもすぐに切られちゃ意味ねぇじゃねぇか! クソゲーかよ!」
「残念、神ゲーだよ、間違いなくな、『ケヤキ工房』」
Library of ruinaは神ゲーだぞ?
そう思いつつ放った打撃攻撃で脳無を吹き飛ばす。
ただ流石は脳無、ショック吸収のせいもあり飛んだのはせいぜい3m程度だ。
「この距離ならこれだな、『ロジックアトリエ』!」
距離ができたので放った銃撃。
しかし脳無にはあまり意味がなさそうだ。
多分貫通攻撃と打撃攻撃には耐性がある感じかな。
「脳無に銃撃が効くか! やれ!」
「たぶんあんまり意味ないけど、『アラス工房』!」
相澤先生のおかげで両腕がまだ使えない脳無が放ってきたのは蹴りだった。
俺はそれをまだ使っていないページで相殺する。
「ぐっ、そろそろ抹消がきれる!」
「了解! 再生されてもまた斬るだけだ!」
その言葉とともに脳無の両腕が再生した。
これは次はパンチだろうな。
「インファイトにはこれだよな! 『狼牙工房』!」
脳無のラッシュを貫通攻撃で相殺し、そのまま斬撃攻撃で三度右腕を切断。
「そしてそのまま! 『ムク工房』!」
「また両腕がっ、いったん離れろ脳無!」
続けざまに放つ斬撃攻撃で左腕を切断。
これで再び両腕がない状態だ。
しかも今回はバトルページ9種を使用済みの状態!
「悪いがこれで終わらせてもらうぞ! 『Furioso』*1!!!」
「っ! 避けろぉ! 脳無ぅぅぅ!!!」
しかし、その指示が届く前に俺の攻撃が脳無に命中する。
絶え間ない16連撃、それによって脳無は小間切れになった。
無論そんなことしたところで再生されてしまうだろうが、それでも多少時間はかかるはずだ。
そしてそれだけの時間があれば……
「ほら、次はお前の番だぞ?」
「クソゲーが!!! ゲームオーバーじゃねぇか!」
「死柄木弔! 今回は引きましょう、ここで黒い沈黙を倒すのは不可能です!」
「逃がすと思うか?」
「ぐっ! これではワープが!」
「……ナイスだ相澤先生!」
どうやら抹消を黒霧にかけたらしく、ワープできないでいる。
これで死柄木達をここで倒せ……ちゃだめじゃね?
あれぇ?
……え、これどうしよ?
これ勝っちゃうくね?
ここで死柄木逮捕とかしたらなにが起きるか全くわかんなくなるんだけど……
やばい、調子乗ってやりすぎた。
そんな事を考えつつも死柄木を倒すべく動き出した足は止まらず、死柄木に攻撃が届く間合いに入った。
そう思った瞬間、上から何か刃のようなものが振ってきた。
「っ! 新手か!」
「肉見せてぇぇぇ!!!」
そういって空から降ってきたのは拘束衣を着て口だけが露出したヴィランだった。
あれは……ムーンフィッシュか!
なんかドロみたいなのから出てきてるけど確かAFOの転送があんな感じだったはず。
ってことは死柄木の危機を察知したAFOが送りつきて来たのか!
「今です!」
「次は殺すぞ、黒い沈黙……」
「しまっ、逃がしたか!」
どうやら相澤先生も新たに現れたムーンフィッシュに気を取られ黒霧への抹消が解けてしまったらしい。
ワープゲートによって死柄木と黒霧が消えてしまった。
「はぁ……、『デュランダル』」
「ぎびゃが!?」
デュランダルによる2連斬撃でムーンフィッシュの刃を壊しつつ、胴体を斬る。
まぁ、内臓は避けたので死にはしない。
「すいません黒い沈黙、俺の油断で逃がしてしまった」
「いや、別にいいよ、それよりこいつの拘束をお願い」
そう言ってムーンフィッシュを指差す。
ありがとう、君のおかげで自然に死柄木を逃がすことができた。
感謝して拘束させてもらうね。
「さて、こっちは……、再生は終わってるけど動かないっぽい?」
「動かない? それはどういう……いや、それならそれでいい、黒い沈黙、生徒達の救助を手伝ってくれますか?」
「了解、じゃあ相澤先生はコイツを見張っといてください」
そう言って俺はUSJを周り、A組生徒の救助を始めた。
何回かヴィランに間違われて攻撃されつつ、各場所を周り、中央広場へと集めた。
「これで19人、1人は救援を呼びに外に行ったらしいので今USJにいるのはこれで全員だと思う」
「なるほど、ありが『私が来たぁぁぁ!!!』」
「「「………………」」」
「あ、あれ? ヴィランは?」
「「「遅いんだよオールマイト!!!」」」
「え、えぇ!?」
それは見事な総スカンだった。
もし俺が救助に来てこれを食らったらそいつら全員一発殴るだろうね。
まぁ、オールマイトは当然そんなことしないけど。
「よっ、オールマイト、悪いけどヴィランはもうひとまず倒しきってるんだわ」
「君は……黒い沈黙じゃないか! そうか……君が来ていれば私の出る幕はないよな……」
「そゆこと、来てもらって悪いけどもうやることないから」
「ぐっ……、でもまぁ生徒のみんなが無事ならそれで良し!」
「おぉ、ちゃんと先生らしい事言うじゃん」
「ハッハッハ、これでもれっきとした雄英の教師だからね!」
と、オールマイトそんな会話をしているとほかの教師陣もUSJに到着したらしく、俺たちの方に来た。
「ふむ、飯田君からあなたが来たと聞いた時点でそんな気はしてましたが、やはりもう終わっていましたか」
「まぁね、けどまだそこら辺にヴィランがのこってる可能性もあるからちゃんと確認はしたほうがいいよ」
「えぇ、もちろんです」
* * *
ヴィラン連合襲来の後日……
放課後の学校の会議室にて、俺は根津校長や相澤先生など複数の教師陣がいる中に一緒に混じっていた。
「それで黒い沈黙に聞きたいんだが、どうしてUSJにヴィランがいると分かったんだ?」
「それと通行許可証IDがないのに警報が鳴ってないのかも聞きたいのさ!」
そんな質問を投げかけられる。
まぁ、当然の疑問だな。
「そうだな、その質問に答える場合一つ条件がある」
「条件?」
「あぁ、この話は俺の個性に関係する話でね、できれば大勢の人にはバラしたくないんだ」
「なるほど、つまり聞く人数を絞ってほしいと」
「正確には根津校長と相澤先生の二人にしてほしい」
「なるほどね……」
この二人なら信用できると思ったがゆえの人選だ。
ほかの人はなんかポロっと漏らしそうか原作でもあんまり出ないからよく知らない人だからな……
「わかったのさ! じゃあ相澤先生だけのこってほかの人はこの部屋から出てほしいのさ!」
「はい、わかりました」
そうして山田などのほかの人たちが会議室から出ていった。
「さて、これで話してもらえるかな?」
「えぇ、それじゃあ改めて……」
俺は赤い霧の本を使い、姿を変える。
「雄英高校1年C組、
「……まじか」
「びっくりなのさ!」
正体を教えたのは峰田以来だな。
ま、この2人ならきっとすぐに受け入れてくれるだろう。
「これで根津校長の何で警報が鳴らないかの答えにはなったかな?」
「もちろんなのさ! うちの生徒なら鳴らなくて当然なのさ!」
「しかし……、なぜ黒い沈黙が雄英に潜入を? 何か理由が……」
「いや、普通に入学しただけだよ、15歳なんだから高校に通うのはあたりまえだろ」
「黒い沈黙が15歳……!?」
「え、そこ?」
その時点から説明しなきゃなの?
いや、まぁ普通未成年がヒーローやってるわけないし潜入と思うのが当然か?
「俺がヒーローになったのは10年前、5歳の時にアメリカで取ったんだよ」
「信じられないなら峰田に聞きな、小3の頃から幼馴染だから歳の証明になると思う」
「……そういえば前にそう言っていたな、そうか……、あの妙にレベルの高い防御技術は黒い沈黙だからか……」
「これは信じるほか無さそうなのさ!」
どうやら納得してくれたらしいな。
よし、なら説明に戻ろう。
「さて、それで話を戻すんだが、俺がUSJにヴィランがいるとわかったのは1週間前に警報が鳴ったときだ」
「あの時か……」
「あの警報で嫌な予感がしてね、軽く調べてみたんだがどうも1年A組のカリキュラムが盗まれてるらしいことがわかったんだ」
「その後は峰田にこっそり発信機やら何やらをつけてそれの信号が途切れたらヴィラン発生ってわけだ」
「しれっとすごい事言ってるのさ!」
「……あとで外しとけよそれ」
うん、まぁ、嘘は言ってないよね。
実際にはいつ来るか分かってたけどカリキュラムが盗まれているのを調べたのも、峰田に発信機やら何やらをつけてるのも本当だし。
「とまぁ、そんなわけだ、これで話は終わりだけどなんか質問あるか?」
「そうだな……、じゃあ個性について聞かせてもらっていいか?」
「黒い沈黙はウェポンマスターだとか格納だとかいろいろ考察されてたが、本読は確か変身だったよな、それが本当の個性でいいのか?」
「う〜ん……」
話すべきかどうか……
いいや、話しちゃえ!
「よし、話すよ、俺の個性は図書館と言ってな……」
そうして、俺は個性な話をしていった。
「人を殺すことが前提の個性……、まさかそんなものがあるとは……」
「だいぶ複雑な個性なのさ!」
「……それで……相澤先生……あ〜……」
「ん? なんだ?」
う〜……
話すべき……だよなぁ……
個性の話はしたんだしあの話をしない理由はない……よなぁ……
「……すこし、昔話をしていいですか?」
「なんだ? 急に」
「もちろん大丈夫なのさ」
「じゃあ、話しますね、この話しはおよそ15年前……、まだ1歳にも満たない俺が初めて個性を使ったときの話しだ」
そうして俺はあの話を始めた。
初めて主人公のフルネームが出ました。
オールマイトが黒い沈黙が来ていることを知らないのは飯田がそのことを伝える前に走り向かったせいです。
こ、高評価を……く……れ……
読み返してる時にヒロアカとLibrary of ruinaの知識ないと何やってるかわかんなくねと思ったのでアンケートします
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要所でそれぞれ解説を入れるべきだよ
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ヒロアカ部分には入れるべきだよ
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図書館部分には入れるべきだよ
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今のままでいいよ