個性図書館によるヒーローアカデミア   作:ヨガマスター

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モチベが若干切れてたので2日空きました。


23.第2種目とvs峰田

騎馬戦か……

ということはチーム戦の競技なんだな。

 

「説明するわ、参加者は2人から4人のチームを自由に組んで騎馬を作ってもらうわ」

「基本は普通の騎馬戦と同じルールだけど、1つ違うのが……」

「先ほどの結果に従い各自にポイントが振り当てられること」

 

「つまり組み合わせによって騎馬のポイントが違ってくると」

 

「あぁ〜!」

 

「あんたら私が喋ってんのにすぐ言うね!?」

 

麗日にセリフを取られミッドナイトがキレた。

まぁ、司会の仕事を取られたらそうなる……のか?

 

「えぇそうよ!」

「そして与えられるポイントは下から5ずつ」

「42位が5ポイント、41位が10ポイントといった具合よ」

「そして1位に与えられるポイントは1000万!」

 

う〜ん……、文字通りの桁違いだね!

あ、緑谷すげぇ顔してる。

オモロ。

 

「上を行く者には更なる受難を、雄英に在籍する以上何度でも聞かされるよ」

「これぞPlus Ultra!」

「予選通過1位の緑谷出久君!持ちポイント1000万!」

 

重要なことだから二回言ったな……

 

「それじゃあ騎馬戦のルールを説明するわ」

「制限時間は15分、振り当てられたポイントの合計が騎馬のポイントとなり」

「騎手はそのポイント数が表示された鉢巻きを装着」

「終了までに鉢巻きを奪い合い保持ポイントを競うのよ」

「とった鉢巻きは首からうえに巻くこと」

「取りまくれば取りまくるほど管理が大変になるわよ」

 

……あんまり関係ないけどその鉢巻きってどうやって用意したんだろ?

チームの組み合わせでポイント変わるのに……

まさか全パターン作ったのか……?

 

「そして重要なのは鉢巻きを取られても、また騎馬が崩れても、アウトにはならないってところ!」

「競技中は個性発動ありの残虐ファイト」

「でも、あくまで騎馬戦」

「悪質な崩し目的での攻撃などはレッドカード、一発退場とします」

 

う〜ん、地味に厄介なルールだな……

直接攻撃無しって……

 

「それじゃこれより15分!」

「チーム決めの交渉スタートよ!」

 

ん……、じゃあとりま峰田を……

 

「なぁ、本読」

 

「ん?あ、峰田か、俺と組むの?」

 

「いや、そうじゃねぇ、オイラは本読とは組めないって言いに来たんだ」

 

「え」

 

「オイラ試してみてぇんだ、今のオイラでどこまで本読と戦えるか」

 

「あぁ、そういう……」

 

何事かと思ったけどそういう理由か。

うん、ならしょうがないね、今回は峰田とは敵だな。

 

「それじゃあオイラは本読と戦うための味方を探してくるぜ」

 

「うん、まぁ、せいぜい頑張り給え」

 

「すげぇ傲慢なセリフ吐いたな!?」

 

ふふん、挑まれる側は余裕を見せないとね。

さて……、峰田が無理となると誘うべきは心操だな。

 

「お〜い、心操、普通科同士組もうぜ」

 

「あぁ、わかった、俺としても本読とは組みたかったしな」

 

「おっしゃ、じゃあ次誰誘う?」

「俺としては2人でもいいけど」

 

「誘えるなら誘うが……、そもそも俺たち普通科と組みたい奴なんているのか?」

「洗脳で無理やり仲間にしてもいいが……」

 

「いや、それは心操にとってリスク高くないか?」

「間違いなく個性がバレる、今は問題ないかもだけど最終種目で不利になるぞ」

 

「だよな……」

「しょうがない、一応誘えるだけ誘って無理そうなら2人で頑張るか」

 

「りょ〜かい」

 

*  *  *

 

「いや〜、無理だったね!」

 

「結局2人か……」

 

誘った相手全員に断られましたね!

しょうがなく俺が1人で心操をおんぶしてますよ!

……俺一応予選2位なんだけどなぁ。

 

「それにしても俺が騎手でよかったのか?本読のほうが鉢巻きを守るの多分得意だろ」

 

「え、俺をおんぶした状態で15分走り回れるなら変わるけど?」

 

「……すまん、馬は頼んだ」

 

「だよね」

 

俺の今の体重はおよそ50キロ程度、多少鍛えたとはいえ心操には流石にキツイだろう。

と、そんな事を話していると実況のマイクの声が聞こえてきた。

 

『よ〜し、組み終わったな?』

『準備はいいかなんて聞かねぇぞ』

『さぁ行くぜ!残虐バトルロワイヤル、カウントダウン』

『3,2,1』

 

「スタート!」

 

……最後はミッドナイトが言うんか。

そう思いつつ、ひとまず周囲の観察を始める。

 

「やっぱり緑谷チームに人が集まってるな」

 

「けどいくつかのチームは離れて漁夫の利を狙ってる……」

 

「となれば俺たちが狙うべきはそういう奴らを各個撃破だな!」

 

とりま近くに居るなんか四つん這いの二人チームに仕掛けるか。

 

「へいそこの2人!なんかすごい騎馬だね!」

 

「四つん這いの女子に乗るって……、そういう趣味か?」

 

「いや違うけ……」

 

「鎌切クン……?」

 

よし、かかった!

今のうちに!

 

「もらったぜ、70ポイント」

 

「ナッ!?」

 

このときある程度洗脳した相手に衝撃を与えるのを忘れない様にする。

これならなんか意識が一瞬朦朧としたことは分かっても洗脳とは気づけないからな。

 

「次、同じく二人組のやつ!」

 

「了解!」

 

なんか獣みたいなやつと……上に乗ってるやつはよくわからんな。

まぁ、多分行けるっしょ。

 

「おい、なんか来てるぞ宍田!」

 

「あんなヒーロー科でもない二人組問題ないですぞ!」

 

「おいおい、だいぶなめられてるな俺たち」

 

「まぁ、普通科だしね」

 

っと、なんか騎手のほうが飛ばしてきてるな。

これ……鱗か?

 

「なんか当たり前みたいにキャッチされたぞ!?」

 

「鱗を飛ばせる個性らしいな……」

「まぁ、俺が対処するから心操は気にしなくていいぞ」

 

「……そうみたいだな!」

 

……なんか心操からもまじかこいつみたいな目で見られている気がする。

 

「なんかヤバそうですぞ!?」

 

「実は同じチームの俺も引いてる」

 

「やっぱそ……」

 

「……鱗氏?」

 

よし、洗脳完了!

じゃあ鉢巻きをもらいますね……っと。

 

「しまっ、やられましたぞ!」

 

「っは!?な、なにがおきた!?」

 

う〜ん、強い!

もうしばらくこの作戦は通用しそうだな。

 

*  *  *

 

あれからおよそ10分が経過した。

残り時間はあと2分、現在順位は3位だ。

 

「どうする心操?ここからさらにポイントを取りに行くか?」

 

「いや、これ以上を狙うと俺の個性が最終種目の相手にバレるかもしれねぇ」

 

「うん、ならやめとこうか」

 

「悪いな、俺の都合で」

 

「いや、いいよ」

 

別に1位は狙ってないし。

俺としてはほどほどに自己顕示欲を満たせれば満足だ。

……っ!?

 

反射的に跳躍し、攻撃を避ける。

あれは……モギモギだな。

そして攻撃してきた方向を見ると、そこには腕で背中に部屋を作った……確か障子?が居た。

 

「っと……、今のはあいつから跳んできたよな?」

 

「何だあれ?一人……なのか?」

 

「いや、あの背中……、あそこに人が入ってるんだ」

 

「まじか、ありなのかそれ?」

 

まぁ……、ルール違反ではないしありなんだろうな。

 

ふむ……

悪質な攻撃はできないから障子の作った部屋を壊すのは不可能。

間違いなく最強の防御策だ。

唯一弱点は攻撃するために部屋に隙間を作る必要があることだが……

 

「どうだ本読!これがオイラの考えた最強の作戦!」

 

「……確かに最強だな」

 

その隙間を突くことができる技を俺は持っていない。

倒すのは不可能だ。

洗脳もできれば使いたくない。

ならやるべきは……

 

「逃げるが勝ち!」

 

「ちょっ!?」

 

逃げるしかないよな!

飛んでくる無数のモギモギを避けつつ逃げる……

これぐらい赤い霧の素早さなら余裕だな!

 

「ふははは!別にポイントは足りてるんだ!わざわざ峰田を倒す必要はないよな!」

 

「うぉぉぉ!?逃げるのはいいが俺への負担も考えてくれ!?」

 

あ〜……

まぁ、しょうがないよね!

 

「我慢しろ!男の子でしょ!」

 

「無茶言うなぁぁぁ!?」

 

俺は悲鳴をあげる心操を無視し、回避を続ける。

そして回避のために再び跳躍した。

その時だった……

 

「今だ障子!」

 

「あぁ!」

 

「っ!?まじか!」

 

峰田の合図と共に障子がモギモギを踏み、俺の方へととんでもない勢いで跳んできた。

 

モギモギの対象選択……!

できるようになってたのか!

 

「空中に居ちゃあ回避できねぇよなぁ!」

 

「あぁ、確かに俺は回避できない、俺は……な!」

 

「っ!?」

 

俺はおんぶしていた心操を上にぶん投げる。

これで峰田は鉢巻きを取ることはできない!

 

「っと……、キャッチ!」

 

「俺の扱い!」

「雑すぎるだろ死ぬかと思ったわ!!!」

 

う〜ん、めっちゃ文句言われてる。

まぁ……、これは俺が悪いか。

 

「っ……、騎馬戦だってことを忘れていた……!」

「けど次は……!」

 

そう峰田が次へと切り替えた時だった。

 

『タイムアップ!』

 

その声が無情にも時間切れを伝える。

 

「……ぐぅ……まだ届かないか……!」

 

「ま、今回は俺……いや俺たちの勝ちだ、これがチーム戦じゃなければやばかったよ、峰田」

 

「っ……次こそ勝つからな、本読!」

 

次か……、それって何時間後の話かな……?

そう思い、マイクの実況に耳を傾ける。

 

『1位、轟チーム!』

『2位、爆豪チーム!』

『3位、心操チーム!』

『4位、峰田チーム!』

 

ま、峰田も当然上がってくるよな。

次の戦いは結構近そうだ。

 

……ん?

あれ?

緑谷は……!?

 

『以上の4組が最終種目へ進出……の、はずだったが!』

『3位と4位が共に2人チームでちょうど4人分の空きがある!』

『と、いうことで!5位、緑谷チームも進出だ!!!』

 

あぶねぇぇぇぇぇ!?

主人公が最終種目前に脱落するところだったぁぁぁぁ!?




ふと思った、騎馬戦で最強なのって梅雨ちゃんの舌に鉢巻き巻いて口のなかに入れておくことなんじゃないかと、首から上に巻いてるからルール違反じゃないし。

峰田チームに梅雨ちゃんが居ないのは緑谷チームを進出させる都合です。

ポイント乞食!
感想乞食!

読み返してる時にヒロアカとLibrary of ruinaの知識ないと何やってるかわかんなくねと思ったのでアンケートします

  • 要所でそれぞれ解説を入れるべきだよ
  • ヒロアカ部分には入れるべきだよ
  • 図書館部分には入れるべきだよ
  • 今のままでいいよ
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