まあ序盤は番外編みたいなやつだから気軽に読んでください。
キャベツ狩りが終わり、ダクネスを仲間に入れたカズマさんは今、服やら装備やらを買いに行っているらしい。
俺とめぐみんとダクネスは酒場で昼食を取っている。
「アオイはそのままでいいのですか?」
めぐみんが聞いてくる。
確かに俺は今までのずっとあっちでの制服を着ている。
「あー、確かに他にも服買わないとな」
「じゃあ買いに行けばいいじゃないか」
ダクネスが言ってくる。
「でもなー、俺、センス無いからなー」
俺はそう言い、二人を見る。
めぐみん……は無いか。厨二だし、
ダクネスは……
「なあダクネス、服選ぶの手伝ってくれるか?」
「私も見ておいて私に頼まない理由を聞こうではないか」
「服選びか? 別にいいが、男性の服を選んだ事は無いからあんまり期待はしないでくれよ?」
「まあ俺が一人で選ぶより何倍もましだろうから大丈夫だよ」
俺はダクネスに服選びを手伝ってもらう事になった。
「私の事を無視しないでください」
「これとかはどうか?」
ダクネスが楽しそうに選んだ服を見せてくる。
「あー、俺が着るには派手じゃないか?」
「そう言われてみると、確かに少し派手だな。……では、これとかはどうだ?」
「少し?」
今度は白黒のスカジャンみたいなやつと紺色のシャツを見せてくる。
「あー、確かにこれだったらいいかもな。ちょっと試着してきてもいいか?」
「そうか。じゃあ待っている間も少し見ておくよ」
そう言い、俺は試着室に入った。
「これって、よく考えたらデートだよな? いや、よく考えなくてもデートか……」
ダクネスには聞こえないくらいの声量で呟いた。
まあデートだったらなんなんだ? って話だからいいけどさ?
別に初デートって訳でもない……はずだし…………
ダクネスが選んでくれた服は思っていた以上に着心地がよかった。
着替え終わった俺は、カーテンを開いた。
「ふむ、似合っているな。だが、アオイは細いからもう少し薄めの物にした方がよいかもな」
「そうか。まあ気に入ったし買うか」
そう言い、試着中にダクネスが選んだ服と近くにあったそれっぽい太めのパンツを取ってレジに向かった。
「いいなこれ。いいんだけど…… 何かが足りない……」
服を一式買った俺は早速その服を着ていた。
「そうか? 私は結構似合っていると思うのだが」
「俺のいた国では結構ベタな服装な気がするんだよな…… 個性が無いと言うか」
個性、めぐみんに相談するか?
「個性、めぐみん、厨二病、うーん……」
唸りながら歩いていると、とある店が目に入った。
「……なんだか物々しい雰囲気の店だな」
ダクネスはそう言うが、俺のセンサーは物凄い反応を示した。
「ダクネス、この店寄ってもいいか?」
「……いいが、一人で行ってこい」
こう言う雰囲気の店はあまり好きじゃないのだろうか、店の中に入りたがらない。
「まあこの手の店は人を選ぶからな。じゃあ行ってくる」
そう言い、俺は店の中へと入っていった。
買い物が終わり、買った物を早速身に付けて店を出たら、
「…………百歩譲って、そのグローブはいい。……だがそのマスクはなんだ」
「見ての通り、ガスマスクさ」
俺のセンサーの反応は正しく、指抜きのグローブとガスマスクが売っていた。
「じゃあそろそろ酒場戻るぞ」
俺が戻ろうとするとダクネスが、
「ま、待ってくれ。もしかして、そのままで行く気なのか?」
「おう。そのつもりだ」
「……」
な、なんだよその目は、これは俺の趣味なんだ、否定はさせないぞ
「おかえり、ダクネスとアオイ」
俺達が酒場に帰っていた頃にはもうすでにカズマさんとアオイは帰ってきていた。
俺の着けているマスクに気が付いたのか、めぐみんが目をキラキラと輝かせながら聞いてきた。
「そのマスク、格好いいですね! どこで買ったんですか?」
「やめてくれ、これは俺の個性を出すために買ったんだ。それに、めぐみんはもう眼帯を持っているじゃないか」
めぐみんにこれ買われたら俺のアイデンティティが無くなってしまう。
「にしても、カズマさんは見違えたな。さっきまでは『ジャージ姿、無地Tを添えて』だったのに」
「アオイこそ、制服だけだったのに、今では『どこにでもいるようなガスマスク』じゃないか」
俺の皮肉に乗ってくれるカズマさん。やっぱ同年代同士でこういうノリが出来るのって楽しいな。
「そんなことより、アオイは装備を買わなくていいの?」
「……これに合う見た目のが無くてね」
俺はそう言いながらクサナギを見せる。
「なんですかこの剣は?」
めぐみんが聞いてくる
「これは刀って言って、俺とカズマさんの故郷の剣だ」
「KATANAって言うんですか」
「ほう、私にも見せてくれ」
めぐみんとダクネスが興味を持って、俺の手からくさなぎ奪っていった。
「おいおい、それ本当に切れるんだから気を付けろよ? おい、マジで、気を付けろよ」
と言うが、二人は聞いていないようだ。手を切らないか心配だ。
酒場に行ったら、カズマさん達がどのクエストを受けるか話し合っていた。
アクアは寝てるけど、
「クエストを受けるなら、アクアのレベルが上がるのにしないか?」
「どういう事だ? そんな都合のいいクエストなんてあるのか?」
カズマさんが聞いた。
「アクアが就いているプリーストのレベルを上げたいならアンデットがいいんじゃないか?」
俺氏乱入
「たしかにいいかもな。問題はダクネスの鎧が戻ってきてないことなんだが」
「私なら問題ない。鎧無しでもアダマンマイマイより硬い自信がある」
「じゃあ後はアクアにその気があるかですね」
めぐみんがアクアを見ながらそう言った。
「おい、めそめそしてないで会話に参加しろよ。今お前のレベル上げ……」
「……すかー…………」
「……ふんっ!」バシン
俺はそんなアクアの後頭部を叩いて起こした。
街の外れにある丘の上、
俺達はゾンビメーカーを討伐するクエストを受けて、ここにある共同墓地へやってきた。
「ちょっとカズマ、その肉は私が目をつけてたやつよ! こっちの野菜を食べなさいよ!」
「俺、キャベツ狩りから野菜が苦手なんだよ」
楽しいバーベキュー中、俺達の目の前ではちょっとした戦が始まっていた。
「お前らなぁ…… また今度食材買ってバーベキューさせてやるから大人しく食えよ……」
食事を終えたカズマさんが初級魔法でコーヒーを作っていた。
「すみません、私にも水をください。カズマのを見ていると、初級魔法って便利そうですね」
複雑そうな顔をしためぐみんにカズマさんが水を出してやっている。
「元々こういう物なんじゃないのか? 初級魔法って。そうそう、クリエイトアース! これってどうやって使うんだ?」
「えっと、畑の土に混ぜると良い作物ができます。それだけです」
めぐみんがそう答える。流石は魔法に詳しい紅魔族だ。
「なあカズマさん、それをあのニヤニヤしているアクアに向けてみてください」
「ん? こうか…………あー、なるほど。ウインドブレス!」
「ぎゃぁーーー!!!!! 目がぁーーー!!!!!」
目に砂が入ったアクアが悶えている。
「……なるほど。こうやって使うのか」
「違いますよ! 普通そんな風に使わないですよ!」
「……俺も初級魔法覚えよ」
一話に誤字があったので訂正しておきました。
皆さんはこのすばで誰が好きですか?
器用貧乏のカズマですか?
駄女神にアクアですか?
爆裂紅魔のロリっ娘めぐみんですか?
貴族のドMクルセイダーのダクネスですか?
アンケート取ろうかな……
最近は暑くなったのでこまめに水を飲みましょう!
こう、口元に手を当てて、微弱な魔力でクリエイトウォーター! 死ぬわ!
活動報告でも言いましたが、この投稿からはしばらくお休みします。
まあお休みって言っても投稿が不定期になるだけです。
学校の吹部の合奏曲が思ったより難しかったんでその練習します。
ではまたいつか。じゃっ、
皆はどの職業に就きたい?
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万能で最弱の器用貧乏! «冒険者»
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勇敢な守りの前衛部隊! «ナイト»
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回復と支援のサポーター! «プリースト»
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攻撃と守りの魔法使い! «ウィザード»
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盗みと隠密の黒い影! «盗賊»
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剣術の達人の戦闘要員! «剣士»
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そんな職業ねぇ! «狂戦士»
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だからそんな職業ねぇよ! «変態»
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面白い職業が思い浮かぶ