ケロロ軍曹 転生して早々記憶喪失!? であります! 作:リボーン2期待ってます
でも原作や新アニメ準拠でサブローが睦実だった場合の四季はどうなるんだろ?夏美とクラスメイトな点は譲らないけど、ラジオDJ関係かなり変わりそうだな。てかサブローが睦実なら身近じゃなくなるからもしかして20話の件で記憶喪失周りにバレんじゃね……?
そして今回ある意味初登場
ギロロの分裂事件から一夜明け、翌朝夏美は登校前に客間の和室で眠り続ける四季の様子を見たが、青ざめた顔色のまま眠り続けている。
正直あの状態の四季を放って学校に行く気にはなれないのだが、サボる訳にもいかない。今日はバイトも休みとなっているケロロ達に任せるしかない。
「夜早くん、大丈夫かしら……」
「分裂したギロロを倒した後、いきなり倒れちゃったんだよね?」
同じく四季を心配しているのだろう冬樹も客間の和室を覗き込んでいる。昨日もギロロが分裂したかと思えば四季が運び込まれて物凄く驚いていたが、それ以上に夏美同様に心配していた。
(あの時、凄く怖かった……。夜早くんがどうなっちゃうのか分からなくて、また入院するような事になっちゃうんじゃないかって……)
正直その不安は今でもある。昨日からずっと目を覚さない四季を本当は病院に運ぶべきなのではないかとも思う。
しかしもう時間も時間だ。夏美と冬樹は学校に行かねばならない。故に最後にケロロ達に留守を任せる。
「アンタ達!気を失ってる夜早くんに変な事したら、地獄を見るどころじゃ済まないからね!」
四季の事を任せる訳だが、釘を刺しておく事も忘れない。
「未だかつてここまで物騒な脅し文句が出た事などあったでありましょうか」
「クククー♪まぁ任せときな」
「アンタに預けるのが一番不安なんだけど。本当に大丈夫なんでしょうね?」
「いざって時はサブローに必要なもん買って来させるさ」
「サブロー先輩も学校なんだけど……夜早くんの為なら学校サボりそうなのは否定しないけど。あとそれからバイトでサボってた家事はしっかりやる事!」
基本的に家にいるのはケロロとクルルのみ。ギロロは庭にいるし、タママとドロロに至っては住む場所が違う。本当ならドロロに四季の事を頼みたいのだが。
夏美と冬樹が家を出て登校して、ケロロもまた客間で眠る四季の様子を覗き見る。
「……しっかし、一体全体あんなぶっ倒れ方するなんてどういう事でありましょーな?」
ケロロとしても四季があんな倒れ方をした事には疑問しかない。ギロロに襲われて返り討ちにする事などこれまでも多々あった事だ。だがその後に倒れるなんて事は今回が初めてだった。
(……脳にダメージ負った状態で能力使っての戦闘なんてしたんだ。暫くは目ェ覚まさねえなこりゃ)
一方でクルルは端末を取り出し、昨日取った倒れた四季についての記録に目を通す。脳波もかなり異常な数値を叩き出している。今はある程度落ち着いてはいるが、目を覚ましても正常な活動ができるようになるまで更に二、三日はかかると睨んでいる。
(また暫くラジオは無理そうだな。もう一回サブローに連絡入れとくか)
そしてギロロもまた、庭から家の中に入って来ており、四季の様子を見るケロロとクルルを遠目から眺めていた。
分裂体の一人、ギロッペの記憶も還元しているギロロは、四季が倒れる直前までの事を思い返す。
まるで自分の動きの一つ一つが誘導され、掌の上で転がされているかのようなやられ方だった。そして何よりも真正面から対峙した時の四季の瞳が気になった。普段の黒目から渦巻き模様に変わっていた。
(あの目は一体……)
****
「えーっ!?四季くんお休みなんですか!?」
朝のHRで四季の休みが先生から通知され、不満たらたらな声で小雪が残念がる。続けてクラスメイト達もその理由を推測し始める。
「あいつの事だからまたトラブルに首突っ込んだんじゃねーの?天王寺先輩ん時みてーにさ」
「あん時顔ボッコボコだったな。またあんな怪我して休みか?こないだの入院もそんな感じだろうし」
「いや人助けからヤクザ一斉検挙に繋げるレベルがそう何度も起きてたまるか」
好き勝手に話し始める2年A組の生徒達の収拾が付かなくなりそうなので担任はパンパンと手を叩いて注目を自分に戻す。
「今日は普通に風邪よ。連絡あったわ」
(クルルの奴が手を回したのね……)
「あいつ風邪引くんだな。後先考えないのに」
「お前よりは馬鹿じゃねーよ。後先考えねえけど」
好き勝手言うクラスメイト達だが、その内心は誰もが四季を心配していた。直近で入院する程の怪我をしていたのだから、軽口でも言って気を逸らそうとしているのを担任は気付いていた。
そんなHRが終わってからの休み時間、机に突っ伏しながら小雪は軽く嘆く。
「はぁ…四季くんに会いたいです」
やよいは苦笑しながら、そんな小雪に話しかける。
「小雪ちゃん、夜早君大好きだもんね」
「はい!大好きです!」
「凄い堂々としてるわね……」
「夏美の事もそうだけど、これで気付かない夜早君って……」
四季への好意を隠す気など更々無い小雪の様子に少し戸惑うさつきとやよい。今更ながらこんだけ好き好きオーラ全開で接して挙句に事ある毎に抱き着いてくる小雪の気持ちに全く気付いていない四季のクソボケ具合を改めて実感した。
「……」
だが同じく四季に好意を抱いている夏美は黙り込んでおり、何か思い詰めている様子。それを見て怪訝に思ったさつきはバンバンと夏美の背中を叩いて励ます。
「わっ!?」
「ホラ夏美も元気出して!今日の体育は因縁のB組とのソフトボール対決だからね!」
「おお!噂の芋ゴリ恵ですね!」
「イントネーション違うよ小雪ちゃん……」
因縁……なんて言われる理由はB組には体育で夏美と張り合うライバルである芋碁理恵がいるからだ。夏美達A組はB組と合同で体育を行うのだが、試合形式になれば必ず夏美と芋碁は白熱した勝負を繰り広げる。
そんな熱い勝負の事を思い出して夏美も気を取り直す。倒れた四季の事は気掛かりだが、気にし過ぎては四季の方が気に病むだろう。ならば今はこっちに集中する事にして体操着に着替えてグラウンドに向かう。
「って、あれ?理恵は?」
グラウンドには既にB組女子の大半が揃っているのに肝心の芋碁がいない。辺りをキョロキョロと見回せば校舎の方から遅れて車椅子を押す人物と座る人物がやって来た。
「理恵様!ほら、日向夏美ですよ!倒さなくて良いんですか!?理恵様〜!」
「ほへ〜…」
取り巻きのもぐ子によって車椅子に座って運ばれて来たのは真っ白になって魂が抜けたかのような状態になった芋碁理恵だった。当然、A組女子一同はギョッとする。
「ど、どういう事!?あの抜け殻が芋碁さん!?」
「もしかして夜早君に振られてからずっとああだって事!?」
そう。四季が退院して真っ先に彼に告白した女子生徒こそ、芋碁理恵。しかし彼女はケロロ小隊の借金の遠因となる夏美とのデートの前に四季に振られて真っ白な抜け殻状態となっていた。
そして未だに立ち直れずにいた。
「言葉を慎みなさい!」
芋碁の取り巻きのもぐ子は目尻に涙を浮かべながら拳を握って涙の物語を語る。
「未来の旦那様になるはずだった四季さんに振られてから理恵様はずっとこうなのよ!何をするにも気力を失ってしまったの!これ以上理恵様を傷付けるような事は言わないで!」
何気に彼女がトドメを刺しているような気もするが、それよりも夏美にとって聞き捨てならない発言があった。
「って、何勝手に夜早くんを理恵の未来の旦那にしてるのよ!」
「そうですよ!四季くんは私のお婿さんです!」
「小雪ちゃん!?」
夏美の抗議に小雪も乗っかるがその内容に夏美はギョッとする。やよいも流石に顔を引き攣らせている。
「小雪ちゃん、もう完全に夜早君と結婚する気ね……」
普段から殆どの四季への好意を公言しているようなものだったが、ここまで堂々と四季と結婚するつもりであると宣言するとは思わなかった。
「アンタ達なんてね、理恵様が本調子ならコテンパンのパーンなんだから!」
ギャアギャアと騒ぐもぐ子。しかし彼女は気付いていなかった。自らの発言によって引き出されたある発言に理恵が反応した事に。
ゆらり……と立ち上がる芋碁。しかしその目は体育でのライバルである夏美を一切映さず、小雪へと視線が注がれていた。
「夏美、貴女との決着は後回しよ」
「え」
「今私が倒すべきは貴女ね……東谷小雪!!」
ライバルであるはずの夏美をスルーしてソフトボールを前へ突き出し、小雪へ宣戦布告。その理由は至ってシンプル。
「誰もが口を揃えて言うのよ……夜早くんと最も距離が近い女子は東谷小雪!貴女だと!!」
「……!」
倒すべき最も強い恋敵と認識した為だ。そして小雪も珍しくその意図をちゃんと理解する。
「それに託けて、夜早くんを自分のお婿さんと公言……?外堀を埋めて夜早くんと結婚まで漕ぎ着けるつもりなのね……」
「理恵、それちょっと言い掛かり……」
「なるほど……四季くんのお嫁さんの座を懸けた勝負という訳ですね!絶対に負ける訳にはいきません!」
理恵の理屈にツッコミを入れる夏美が聞き流され、小雪は小雪で否定せずに勝手に話を進めている。
両者の間に稲妻が走り、それぞれの背後に龍と虎が見えた気がする女子一同。
「貴女の思い通りにさせるものですか!ここで叩きのめしてやるわ!」
「受けて立ちます!勝負です!芋ゴリ恵!」
「芋ゴリ恵じゃなくて芋碁理恵様だっ!」
こうして本来ならメインになるはずの夏美を置き去りに復活した芋碁と小雪の(勝手に)四季を懸けた恋する乙女の仁義なき戦いの火蓋が切って落とされた。
「ただスポーツ対決をするんじゃない……女の戦いが始まるのね」
「でもそれって要は小雪ちゃんへの嫉妬なんじゃ?」
「それにしても夏美、もう完全に蚊帳の外ね。本当に小雪ちゃんに取られちゃうわよ?『夜早くんと結婚するのは私!』くらい言えないの?」
「ゔっ…」
尚、これに勝っても四季との恋愛には何も影響しない。
****
知らない天井がその目に映った。
「う……」
日向家の客間で死んだように眠っていた四季が目を覚ました。しかし身体が重く、頭痛や眩暈もまだ治ってはおらず、上半身を起こすだけでも五分以上を要した。
「……?」
起きて暫くしても身体の倦怠感も頭がぐらつく感覚も消えていない。正直物凄く辛い。それよりもここが何処なのかも分からない。頭がぼうっとして思考も追い付かない。
「あら、起きたのね夜早君」
「……」
引き戸が開いて女性が入って来る。しかし四季は無反応。眩暈のせいで女性の事すら認識できていないのかもしれない。
「夜早君?」
「っ!?は、はいっ……」
何度か声をかけられてやっと気付く。声がかなり掠れていて弱っているのが女性にはすぐ分かった。
(冬樹君と似てる……日向のお母さん……?)
彼女の名は日向秋。夏美と冬樹の母だ。
やはり原作知識などうろ覚えも良い所だ。夏美と冬樹の母の顔などアニメ知識でも碌に覚えていない。
何とか情報を引き出さねばという意識はあるが、考えが纏まらない。というか強烈な眩暈が今も尚、襲って来て上半身を起こしているのも辛くなってくる。それを察したのか、秋はゆっくりと優しく四季を再度寝かす。
その感覚に何処か安心感を覚えた四季はゆっくりと目を閉じて、眠気に逆らう事なく、また意識を手放した。
「……」
その様子を廊下から見ていたクルルは四季の状態について考察していた。
(驚いたな……。何日かは目ぇ覚まさねえと思ってたんだが、記憶失くす前はちょくちょく能力使ってたのもあるから“慣れ”ってのもあったのかねぇ…?)
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体育のソフトボールは完全なシーソーゲームとして進んでいた。恋敵を相手に全身全霊の全力投球。
普段ならば夏美がピッチャー、小雪がキャッチャーのバッテリーを組むのだが、流れ的に役割が逆になっていた。
(普段なら私と理恵で勝負してたのに……どうしてこうなってるの?)
夏美が釈然としない虚しさを感じる中、バッターボックスに立つ芋碁はマウンドに立つ小雪を睨みながらバットを構える。暫く抜け殻になっていた事で体力が落ちている中、常に全力でプレーしていた事でスタミナはもう底を着いており、2アウトを経て最後の勝負となる。
「ここで打って、この勝利を夜早くんに捧げるわ!」
「あの理恵……捧げられても夜早くんも困ると思うんだけど」
「一度振られても……諦める訳にはいかないのよ!!諦められるもんですか!!」
芋碁の闘志も相当なもので諦めはしない。夏美の冷静なツッコミも聞いちゃいない。ぶっちゃけこれに勝ったからって何なんだという話ではあるが、元々普通の試合でも夏美と張り合うのでスポーツには真剣なのだろう。
「そういえば芋碁さんが夜早君を好きになった理由って知ってる?」
「さあ?」
「語らなければいけないようね。理恵様が四季さんを未来の旦那様と定めた理由を……そう、あれは吉祥学園の入試の日……」
「そんな事聞かされても、芋碁さんもうフラれてるじゃない」
「それを言うなぁーーー!!」
芋碁が四季に惚れた理由が語られそうになったが今も尚、四季に好意を寄せていようと振られている事は覆しようがなかったので、中断させられる。
そして全力の芋碁に応えるべく、小雪もまた全神経を集中して最後の一球に忍として培ったものを全て込める。
「勝つのは……私です!!」
忍者パワーによる豪速球が放たれた。芋碁は怯む事なくバットを振り抜く。
振り抜いたバットがボールを捉える事はなく、ボールは夏美のミットに収まる。文句無しのストライクだった。この3アウトでA組に勝利が確定する。
芋碁は暫く呆然とした後、少しだけ清々しそうに小雪へと手を差し出す。恋愛については譲る気はないが、それでも相手を認めはしたのだ。
「今回は負けたわ……でも、私は諦めない。最後に夜早くんと結ばれるのは私よ」
「私も負けません。四季くんのお嫁さんになるのは私です」
固い握手を交わす芋碁と小雪。新たなライバルとして認め合うその姿に誰もが胸を打たれる。この勝負を通して新たな友情が芽生え、芋碁もまた立ち直ったのだ。決して想い人を諦めないという不屈の恋心を持って。
「夏美、やっぱり恋愛面じゃ誰にも脅威に思われてないわね」
「言わないで……」
そして蚊帳の外にされて勝手にダメージを受けている夏美であった。
****
放課後、学校が終わって夏美はまっすぐ帰宅した。家で四季が眠っているのだ。ケロロ達が四季に何かするんじゃないかと内心非常に不安だったのだ。
「おかえり夏美」
しかし家に帰って出迎えたのが母だったからその不安は吹き飛んだ。喜色に満ちた表情を浮かべて駆け寄る。
「ママ!お仕事は?」
「丁度早く終わってね。夏美から夜早君の事で連絡もあったし、上がる事にしたのよ」
「そうだ!夜早くんは?」
「お昼頃一度目を覚ましたわ。でもまたすぐ寝込んじゃったわ……。クルちゃんの予想通り、凄く疲れてたみたいね。体調もあまり良くないわ。ご飯もほとんど食べられないくらい」
恐らくは倒れた事だけが原因ではないと秋は感じていた。まるで常に強烈なストレスに晒されていたような体調の崩し方だ。倒れた事をきっかけにそれが表面に出たのだろう。夏美に精神的な負担をかけない為に敢えて言わないが。
「……そっか」
秋から四季の様子を聞いた夏美は目に見えて落ち込む。好きな人が調子を崩していると聞いてこうなるのは当然の事だ。
消沈する夏美を少しでも元気付けようと秋は揶揄い混じりにある提案をする。
「起きてご飯が食べられそうなら、夏美が夜早君にお粥をあーんって食べさせてあげる?」
「!?も、もうっ!ママったらぁ!!」
一瞬で具体的にイメージしてしまったのだろう。夏美は赤面して揶揄ってきた母に照れ隠しも兼ねて軽く怒る。
秋の方も軽く謝りつつも、本当に気兼ねなくそうできる関係になれるよう内心で夏美を応援する。秋としては夏美のお相手として四季ならば文句無しの大賛成なのだから。
だからこそ一抹の不安が秋の頭に過ぎった。
「……ねぇ夏美、夜早君って入院してたのよね?大怪我で」
「え?うん……。怪我した理由までは分からないけど……夜早くん、何も言わないし」
「……そう」
妙な事を聞く母に首を傾げる夏美。秋は何も言わずに眠っている四季の様子を見てくると言ってリビングを出る。
廊下に出た秋は四季が目を覚ました時の事を思い返す。目覚めた時はかなりぼうっとしていた。最初は体調不良と倒れた故に意識がハッキリしていないだけかと思った。
しかし、意識がハッキリしていないのは無関係にまるで目の前にいる秋の事が分からないかのような反応だった。そしてそれを取り繕って誤魔化しているように思えた。勿論全て直感だが、明確な根拠はあった。
そこに体調不良の原因と思われるストレスの疑惑。そしてつい最近までの大怪我による入院。
これだけ判断材料が揃えば秋がある邪推をするには十分だった。
「……まさかね」
そんなはずはない。もしそうであれば、まともに以前のように人と接しながら生活できるはずがないのだから。
ケロロ小隊
ギロロを夏美の右手に同化させる事はしていない。設備も予算もないし、そういう事をしたら四季の怒りを買う事は学習してるので。
夜早四季
この後更に数日日向家でお世話になる。まだ色々と頭が追い付いてない。今日学校で何があったかなど知る由もない。
東谷小雪
結婚する気満々です。
芋碁理恵
4話で四季に振られてから今に至るまでずっと抜け殻になってた。何か一つ掛け違えば場合によっては夏美の末路だったとも言える。
最初は夏美と主人公の取り合いをさせるつもりでいたのに、どうしてこうなった?
日向夏美
完全に蚊帳の外。
日向秋
何かに気付きかける。
読みたい展開は?
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ケロロ小隊の借金問題
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ラブコメパート(つまりギロロの脳破壊)
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記憶喪失前エピソード
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記憶喪失問題