冒険者よ小鬼を知れ   作:狂胡椒

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ゴブリンスレイヤーtrpgにおける魔法戦士・魔法剣士のキャラビルド覚書③

この章で書く事

 ① 職業選択の勧め 戦士系職業編

 ② 職業選択の勧め 呪文使い系職業編

 ③ キャラの成長方針 経験点と成長点の振り方。

 

■戦士(ファイター)

利点

命中判定・回避判定・盾受け判定に職業レベルが乗る

すべての鎧・すべての盾を装備可能(重鎧・大盾を使える唯一の職)

挑発・庇う技能を使えるため、前衛の役割を安定して担える。 受け流し技能もある。

武器適性が広い(片手剣・両手剣・槍・斧・戦槌)

重鎧+神官/竜司祭で「神官戦士」「竜司祭戦士」が作りやすい

軽装にすれば魔術師・精霊使い・死人占い師とも併用可能 → 軽装戦士は“魔法剣士の理想形”になりやすい

強力な武技(憤激)で高火力を出せる

 

欠点

職業レベルが活きる判定が「筋力系中心」で、技能系・探索系判定に弱い

遠距離攻撃手段が乏しい(投擲・弩弓は職業レベルが乗らない→遠距離攻撃や複数攻撃の弱点を呪文でカバーできる。)

重鎧を着ると魔術師・精霊使い・死人占い師の呪文が使えない → 呪文系統の選択に制限が出る

 

魔法戦士としての総評

戦士は「重鎧で神官/竜司祭」と組むか、「軽装で魔術師/精霊使い/死人占い師」で組むかで役割が大きく変わる。

装備選択で魔法戦士の方向性を決められる柔軟性が最大の強み。

雰囲気が魔法戦士そのものでたぶん魔法戦士を組むうえで一番データ作成の難易度が簡単。

挑発や庇う技能は成長点が必要なので配分に注意。

 

■武闘家(モンク)

利点

命中・回避・軽業・跳躍など多くの判定に職業レベルが乗る

格闘武器・棍杖・投擲武器が使えるため、武器の選択肢が広い

防具は衣鎧のみだが、回避性能が高い(体術技能・見切り技能で更に強化可能)

挑発・庇うが使えるため前衛も可能 ※装甲が低いので注意が必要 武技で防御を固められる

素手攻撃が強く、呪文使い系職業と併用しても武器に依存しない 技能で更に強化できる。

発勁・鉄の拳などの技能で威力をさらに強化できる

強力な武技(七孔噴血等、奥義も多数)で高火力を出せる

 

欠点

真価を発揮するには技能習得が必須(体術・見切り・発勁・鉄の拳など)

装甲値が低く、呪文攻撃に弱い

移動妨害判定に職業レベルが乗らないため、敵の突破を止めにくい

 

魔法戦士としての総評

武闘家は「軽装・高回避・高命中」という特徴が魔術師・精霊使いと相性が良い。

中衛〜前衛で呪文と格闘を両立する“拳法魔術師”のようなビルドが可能。

武闘家として真価を発揮するのに技能が必要な為、成長点の配分が戦士よりも難しい。

 

■斥候(スカウト)

利点

命中・回避・盾受け・観察・第六感・手仕事など多くの判定に職業レベルが乗る

軽武器・投擲武器を扱える→武器適性が最広

探索能力が戦士系で最強(罠解除・鍵開け・隠密)

魔術師の高い知力集中・知力反射を活かしやすい→ 観察・第六感判定が強くなる

 

欠点

回避はあるが装甲値が低い(軽鎧・衣鎧のみ)

挑発が使えないため囮役には向かない

精霊使いの第六感ボーナスが重複しない(利点が削れる)

 

魔法戦士としての総評

斥候は「探索+軽戦闘+呪文」の複合型に最適。

中衛寄りの魔法戦士(魔術師斥候・精霊斥候)を作るなら最強の戦士系。

斥候は探索用・斥候専用技能を習得する場合は別途成長点が必要なので配分に注意。

 

■野伏(レンジャー)

利点

弓弩・投擲武器で遠距離攻撃に特化

複数の離れた敵を同時に攻撃しやすい(技能速射の効果)

応急手当・観察・第六感など探索能力も持つ

軽鎧まで装備可能

多様な効果の武技がある(行動順補助の武技 複数敵の攻撃武技)

弩は命中率が高い攻撃が出来る。

弩を使う野伏の場合、使用場面を呪文と差別化できる。

 

欠点

回避判定がない

呪文の出番が少ない

専業野伏の方が早熟で強く、魔法戦士化のメリットが薄い

 

魔法戦士としての総評

野伏は「遠距離攻撃+即時発動の補助呪文」の魔法戦士向き。もしくは弩を使った魔法戦士向き。

ただし、専業野伏の強さが高いため、魔法戦士化の恩恵は他職より控えめ。

 

②呪文使い系職業の“覚えておくべき強い呪文”

――公式ルルブのおすすめ呪文を基に魔法戦士視点で再整理――

ルルブに掲載されている「各職業のおすすめ呪文」を魔法戦士ビルドの観点で再評価する。

 

■魔術師(真言呪文)

〈火矢〉ファイアボルト:基本攻撃呪文 力矢と比較して1発の破壊力を取るならこちら。 個人的にはどっこいどっこいだと思っているので力矢をお勧めしたい

 

〈力矢〉マジックミサイル:攻撃呪文 呪文抵抗・敵装甲貫通の複数回攻撃(威力は1d6+1)呪文熟達・攻撃と呪文増強威力、呪文発動体+紅玉杖を装備すると化ける呪文。効力値20で呪文抵抗・敵装甲貫通の1d6+1+5の3回攻撃(合計3d6+18)はなかなかの破壊力になるはず。

 

〈火球〉ファイアーボール:攻撃呪文 使いやすい範囲攻撃 純粋に複数の敵にダメージを与える点では便利な呪文。 個人的に死霊術の〈寒気〉や精霊術の〈石弾〉に劣ると思っている

 

〈火付〉エンチャント・ファイア:付与呪文 武器攻撃に追加ダメージ あまり使わない呪文 純粋に攻撃する回数を増やしたほうが強いので付与呪文は数少ない例外を除いて不遇になりがち。 威力は申し分ないんだがねぇ

 

〈抗魔〉カウンターマジック:付与呪文 敵の呪文攻撃を阻止できる唯一の呪文 呪文使いは絶対取るべき。 呪文熟達・付与の技能を取る目的の一つ

 

〈矢除〉ディフレクトミサイル:付与呪文 敵の飛び道具を防ぐ呪文 野伏の弓攻撃を悉く封じられるので。 

 自分たちで使うより敵が使う方が厄介だったりする。 撃たれ弱い後衛を守るために必要な呪文

 

〈加速〉ヘイスト:付与呪文 呪文維持を行う呪文の中では唯一といっていいくらい魔法戦士でも使用する意義のある呪文 あらゆる判定の固定値上昇と二回行動のチャンスがある術式。

 

■神官(奇跡)

〈小癒〉ヒール:回復の基盤

 

〈聖壁〉プロテクション:原作ほど使わないのであまり必要ない

 

〈聖撃〉ホーリースマイト:強力な唯一の攻撃奇跡 呪文抵抗貫通がないのが玉に瑕。

 

〈賦活〉バイタリティ:消耗回復

 

〈解毒〉キュア:毒属性 病気属性の回復

 

〈治癒〉リフレッシュ:これが使えるとヒーラーとして一人前

 

〈祝福〉ブレス:命中+威力補助 → 戦士系と組むと火力が跳ね上がる

魔法戦士が自前で運用するのは厳しい所

 

■竜司祭(祖竜術)

〈竜牙兵〉ドラゴントゥースウォリアー:召喚で戦力補強 前衛があまりにいない時に利用する感じ

 

〈竜息〉ドラゴンブレス:属性ごとに異なるが強力な魔法攻撃! 闇属性の毒と炎の息がおすすめ

 

〈賦活〉バイタリティ:消耗回復

 

〈小癒〉ヒール:回復

 

■精霊使い(精霊術)

〈石弾〉ストーンブラスト:威力攻撃範囲共に申し分ない殴り属性の魔法攻撃 効果範囲が敵味方問わずなのに注意する事。

 

〈雷矢〉サンダーアロー:風属性の単体攻撃 〈火矢〉よりも追加効果で1R行動不能がある点が利点 射程が短いのが欠点

 

〈酩酊〉ドランク:行動阻害  野伏系魔法戦士が矢を節約するのに使うと便利かも 

 

〈命水〉アクアビット:消耗と生命力の回復 戦闘と戦闘の合間の回復手段として優秀

 

■死人占い師(死霊術)

〈火葬〉クリメイション:攻撃

 

〈命吸〉ヴァイタルドレイン:攻撃+回復

 

〈寒気〉チル:水属性範囲攻撃 追加効果で1R行動不能がある点が火球や石弾と比べた利点 威力が低く射程が短いのが欠点

 

③経験点・成長点の振り方

――戦士系職業は経験点、呪文系は成長点で育成せよ―

 

ゴブスレtrpgの成長方法は大きく2通りある。

職業レベルのレベルアップと成長点を使った技能習得である

 

職業レベルの成長は経験点を使った職業のレベルアップで行う。

レベルアップするとその職業に関連した技能の判定値が向上する(命中判定・回避判定など)他、呪文使い系職業はこの時に新しい呪文を習得できる。

戦士系職業ではLEVEL2になってから各種武技を習得する事が出来るようになっている。

 

技能習得は成長点で行う。 この時既に習得している技能でより高度な技能を習得する事も可能。

 

武器技能・盾・鎧技能・挑発・庇うなど、前衛に必要な戦士系技能は成長点で習得する事が出来る。

呪文習熟:○○・呪文増強:威力・呪文貫通・怪物知識・火属性の使い手など、呪文使い系技能も成長点で習得する事が出来る。

 

③経験点・成長点の振り方

――戦士系職業は経験点、呪文系は成長点で育成せよ―

 

ゴブスレtrpgの成長方法は大きく2通りある。

職業レベルのレベルアップと成長点を使った技能習得である

 

魔法戦士は「戦士系+呪文系」を両立する複合職である以上、

この二つの成長リソースをどう配分するかがビルドの成否を左右する。

 

■経験点:職業レベルを伸ばすためのリソース

経験点は職業レベルの成長に使う。

職業レベルが上がると、以下の恩恵が得られる。

 

戦士系:命中判定・回避判定・盾受け判定が上昇

 

武闘家:命中・回避・軽業・跳躍などが強化

 

斥候:命中・回避・観察・第六感などが強化

 

野伏:命中・隠密・応急手当・観察などが強化

 

呪文使い系:呪文行使判定・呪文維持判定が上昇し、新しい呪文を習得

 

さらに、戦士系職業はレベル2から武技を習得可能になるため、

前衛としての基盤を固めるには職業レベルの成長が不可欠。

 

■成長点:技能習得のためのリソース

成長点は技能習得と技能の成長に使う。

 

●戦士系技能(成長点で習得)

武器技能(片手剣・両手剣・槍・戦槌・格闘武器など)

 

 

鎧(衣鎧・軽鎧・重鎧)

 

挑発

 

庇う

 

受け流し

これらは前衛として戦うための重要技能であり、魔法戦士でも例外ではない。

 

●呪文系技能(成長点で習得)

呪文習熟:○○

 

呪文増強:威力

 

呪文貫通

 

怪物知識

 

魔法の才

 

精霊の愛し子

 

追加呪文:真言/奇跡/祖竜術/精霊術/死霊術

 

呪文使い系職業の運用を強化底上げする技能はすべて成長点で習得する。

 

 

ここから魔法戦士の成長方針は明確になる。

 

■戦士系職業は“経験点”で伸ばすべき理由

 

戦士系職業レベルが上がると命中・回避・盾受けが強化される

 

武器技能・盾・鎧技能・挑発・庇うなど、前衛に必要な技能は成長点で習得できるが、ある程度後回しにしても問題がない。

 

魔法戦士は基本的な前衛性能が落ちると戦場で戦えない。 

経験点の配分を優先する事で職業のレベルアップを集中的に行い、ある程度の強さを維持する事

 

 → 戦士系は経験点で伸ばして戦闘基盤を固める必要がある

 

■呪文系職業は“成長点”で伸ばすべき理由

 

呪文使い系職業の運用を強化する技能はすべて成長点で習得する。

 

呪文習熟:○○

 

呪文増強:威力

 

呪文貫通

 

○○属性の使い手

等を習得すると使用した呪文そのものの性能を向上させてくれる

 

呪文の習得数は職業レベル依存だが、

 追加呪文技能(成長点)で補強できる

 

魔法戦士は呪文回数が少ないため、

 成長点で魔法の才を習得し呪文使用回数を伸ばすことが必須

初期呪文使用回数が2-3回あれば、優先度は低い。 

 

■結論:魔法戦士の成長は“役割分担”がすべて

戦士系=経験点で成長(前衛の基盤)

 

呪文系=成長点で成長(呪文の成功率・威力)

 

この役割分担を守ることで、

魔法戦士は「戦闘も呪文も中途半端」にならず、

両方を一定以上の水準でこなせるキャラになる。

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