フィーの場合 (犬(キツネ)・黄色)
「…………」
「わー!ワンちゃんだー!」
「え!?ホント!?きゃー!」
「アマト」
「どうしたフィー…………って何だその両手いっぱいのお菓子!くれ」
「あげるか!………この格好でうろついたらこうなった。子供もたくさん寄って来た」
「着替え完了。行ってくる」
「早っ」
アマトの場合
「…………」
・
以下略
・
「貰えた……」
「そうか!良かったな!………あれは……おーい、エリックー!」
「おや、何の様だい?」
「まるまるうまうま」
「何だと!いいことを聞いた!有難う!」
「伝えて良かったのか?」
「いいんじゃね?」
「おーいみんなー」
エリック他ロリコン共の場合
(BGM:ダース・ベイダーのテーマ)
「「「「………………」」」」
ザッ、ザッ、ザッ、ザッ
「「「きゃあああああ!!!」」」
「「「「何故だ!何故逃げるんだああああああ!!!」」」」
「エリック……華麗さを突き詰めた結果がダース・ベイダーってwwww」
「奴はもう華麗さを見失ってるな」
「うわっ、ダース・ベイダーのままこっちに来たわ」
「君達!!全然駄目じゃないか!!」
「「「そうだそうだ!!」」」
「あら?ケンカなら買うわよ……?」
「「「「サーせんしたー!!!」」」」
「アマト君!!全然駄目じゃないか!!」
「いや、フィーが恐いからって俺に来るなよ!」
「どうしてくれるんだい!?エリナにもかつてないほど逃げられたよ!?」
「ちょ………揺らすな揺らすな………あっ!」
ヒューーーン…………グチャッ!!
『解説しよう!エリックの飛ばしたケーキがフィーの頭に中ったのだ!!』
「「「…………」」」
「エリック、ロリコン共……死ぬ覚悟はオーケィ?」
「エリック、ロリコン共……お菓子を粗末にした代償は貴様の血で払ってもらおうか………」
「「「何故俺達まで!!??」」」
ズガガガガガ!!
ドーーーーーン!!!
「「「「みぎゃあああぁぁぁ!!!」」」」
この話のアマトは大分はっちゃけています。
Sideアマト
「じゃあ、今回のブリーフィングを始めるわ。パーティーは私、アマト、カノンさん、エリックでいいわね?」
フィーが今回の任務のブリーフィングを始めた。今いるのは俺、エリック、カノン先輩だ。
「ああ、俺は大丈夫だが………どうしてエリックさんも?」
そう、今回のパーティーでエリックさんだけ皆と接点がない。何しに来たんだろうか?
「いやぁ、僕もたまにはこういうことをするのはいいかなぁ、って」
わかりやすく目が泳いでいる。絶対嘘だとコウタでも分かる。
「本音は?」
フィーが鋭い声で問い詰める。
「エリナにいいとこ見せたい」
…………シスコンか…………
もうエリックさんは華麗さを見失っているな。いや、前からか。
「予想通りね。カノンさんは………やっぱいいです。ただの趣味ですもんね」
「ひ、酷いですぅ!」
まあ、趣味だから仕方がない。
「さ、誤射姫兼固定砲台は置いといて、我々──お菓子同好会──の今回の目標は、大量のお菓子作りです!」
カノン先輩を放置し、フィーが同好会の今回の活動を発表する。
あーあ、カノン先輩がちょっと涙目だよ……フィーがあんなこと言うから………全部事実だが。
盛り上げる為取り合えず指笛をしておく。
ピーピー。わーわー。ピーピー。
うん、三人だけの音源ほど虚しくなるものはないな。
「ですが、今回は如何せん材料費が足りません。一応私は(転生時に持って来てた金が)92万FCあります。しか
し、そいつを使ってはいけません」
ちょwwwww92万wwww
下手したら支部長より持ってるんじゃないだろうか?
「そんなにあるなら少しくらい
「( ・ )зつ【チョコ】<テテーン」
何でもありません」
お菓子をくれたら、お菓子をくれたら黙るしかないじゃないか………人間だもの。
「女の子だもの。オシャレはしてみたいのよ」
フィーも女の子なんだな、うん。
「で、何をするんですか?」
カノン先輩がフィーさんに活動内容を聞く。
「この華麗な僕が華麗な一撃で華麗に仕留めてあげるよ!」
諦めろ、エリックさん。華麗を連呼しても手遅れだ。あんたは多分永久にギャグ担当だ。
「うん、二人とも、テンプレ通りのセリフをありがとう。で、必要なFCは約5万。それで行くミッションの内
容は………」
「『ダンシング・オウガ』だな」ハムハム
チョコを食いながらフィーさんの台詞を横から言う。旨いなこのチョコ……!
「いつまでもチョコ食ってんな!で、上田、お前は大丈
夫か?」
しょうがないだろ、そこにお菓子があるのだから。
「オウガテイルコワイオウガテイルコワイオウガテイルコワイオウガテイルコワイ…」
うわ、エリックさん。お前とうとう壊れたか………
「エリック、お前はこの固定砲台こと誤射姫と一緒に行動な」
「え!?でも新型が…………」
新型二人が固まるのは不自然だと気づいたようだ。
「………この前何があった?」
フィーが遠い目をする。
「この前ですか?えっと………」
──────回想──────
「カノン先輩、危ない!」
ガキン!
「大丈夫でしたか、カノンせんぱ「消し炭にしてあげる!」うあああああ!寒い寒い!氷結系はマジ勘
弁………だからって雷で当てなくても何かビリビリするチクチクするにゃああああああああ!!!」
──────終了──────
「もうあれ、誤射ってレベルじゃねーぞ………」
あれはもう誤射の次元を越えていた。氷結と雷電のコンビネーション………芸術性すら覚えたぜ!
「………………」
何も言えずに黙る先輩。
「えっと、カノン先輩?」ペロペロ
うん、この飴も旨い。
「飴食ってんじゃねーよ!で、上田。大丈夫か?お前にはカノ………いや、我らが誤射姫をリードしてもらう
が。出来るよね?狙撃班曹長さん?」
フィー……然り気無くエリックにカノン先輩を押し付けたな……!まあ、俺も賛成だが。
「当然さ!何故なら僕は華麗なry」
おい、とうとう省略されたぞ。
「で、ブリーフィングを再開する!場所は空母跡地!ブラスト組はリスポーン地点で待機。出て来たら囲まれな
いようにしながら応戦。私とアマトは奥で殲滅。私が中央部で援護、アマトは最奥で攻撃。いいな?」
流石フィー、いつ聞いても合理的で解りやすいブリーフィングだ。
「「おう!」」
「はい!」
「あ、やっぱアマト囮やってー」
「ナヌィ!?」
今俺達は愚者の空母にいる。夕日が目に染みる…………
「そして、今はアラガミの巣窟になっているわけで………」
「どうした?また変なこと言い出して」
フィーは突然変な事を言い出す。まるで客観的に見る第三者に説明をするかのような………
「黙れ」
( ・)зつ【初恋ジュース(試作品・激甘ver)】<テテーン
「すいませんでした!」
初恋ジュース(試作品・激甘ver)まで出されたら謝るしかないだろ!
…………ん?お菓子を狙うような視線を感じるぞ。
「あ、オウガテイル出て来ましたね」
ヨダレ垂らしてる。こいつも甘党かい!
「作戦開始!」
えっ!?
「おいちょっとまてフィー!まだ飲み終えてな「捨
てっ」うわああああ!!」
そんな!折角の糖分を!生命線を!!
「アマト!先に行って!」
「………………うん」
ジュースが………ジュースが…………
「キリキリ歩く!さっさと行けっ!」
「うあああああああ!!」
もうどうにでもなれチクショウ!!
「おー、ヤケになったヤケになった!」
───数分後───
斬っても斬ってもオウガテイルは減らない。むしろ増えてね?って感じである。しかも斬った奴は幸せそうだ。どうなってんだコレ!?
「うわああああああ!!フィー!助けてええぇぇぇ
………」
はい、例の如く囲まれてます。今回甘党オウガテイル多すぎね!?これはもう俺でもヤバイよ!!ヘルプフィー!!
「ういうい」
返事が軽い!?
しかし、流石新型であるだけあってとんでもない事をしでかしてる。オウガテイルの頭の上を飛んで、シャワーのようなレーザーを浴びさせる。
流石遠距離型特化ゴッドイーター。
「囲まれた………」
「お前もかよ………」
そんな事を思ってる間に囲まれた。それでもフィーは、獰猛な笑みを浮かべる。
「レーザーLレーザーLレーザーLレーザーL…………」
ああ、オウガテイル達が串刺しに…………
「目標をセンターに入れてスイッチ………目標をセンターに入れてスイッチ………目標をセンターに入れてスイッチ………」
バカスカバカスカレーザーを放っている。本当にチートの塊だな。
(いつぞやの子猫よりもスカッとするよ。やったねたえちゃ)
「おいバカやめろ」
…………
「!!?」
何か一瞬変なビジョンが…………なんで俺突っ込んだんだ………?
一方、カノン・上田では………
「なんか、全然いませんね……」
「華麗な僕に恐れを成して逃げたんじゃないのかい?」
「そうなんですか!?そうですよね!さすがエリックさん!」
「もっと僕を賞賛したまえよ!」
「で、金は3万集まりました。もう一回行く?」
無理無理、俺が囮でフル稼働だもん。めちゃめちゃしんどいんだぞ。甘党アラガミがいると。
「私たちは楽だったのでいいですけど……」
そりゃあそうでしょうね………
「この華麗な僕に恐れを成して「俺の神機につられて来て、大変だったなぁ、フィー」え、この華麗な「まったくねー」……………」
「あ、エリック逃げたけどいいのか?」
「いいんじゃない?それよりも金
「絶対行きたくない」
これから食堂のバームクーヘンセット何回か奢ってくれるなら私があと二万だ
「それでいい」
神機ェ………」
甘味がほしい、甘味がほしい、甘味がほしい。そのためならなんだってするさ。
「じゃあ、作ります!カノン、ボルケーノプリンと同じ
シロップを────」
さあ、お待ちかねのクッキングタイムだ…………!
「もう………耐えられない!!」
早く糖分が取りたいんだよ!もう我慢の限界だ!
「そうだね、僕に至ってはなにもしてない」
エリックも暇をもて余してたので誘ってみたら乗ってくれた。これで成功率はグンと上がる。
「いいか、気付かれないように一口だぞ、一口。その間に見張ってろよ」
「わかったよ」
スプーンでボルケーノプリンを少しもらって口にいれる。ああ、旨い…………!!流石カノン先輩の手作りだ!
「いいぞ、エリック」
さて、今度は俺が見張る番だ。
「さて、僕も一口」
「さて、オイラも一口」
「さて、あっしも一口」
「さて、拙者も一口」
いや何でロリコン共が居るんだよ!?こんなにいたら絶対ばれるし摘まみ食いのレベルじゃ…………
「何してるの…………?」
(;゜0゜)
「……………で?何か言い分は?」
フィー様が縄で俺達を縛り上げている。まさか江戸時代みたいなプレイを味わうとは…………いや、それよりも謝るのが先決!!
「すいませんフィー様!出来心だったんです!」←アマト
どんな人だって心から謝れば許してくれる筈…………
「申し訳ない!この僕にも魔がさしてしまったんだ!」←エリック
もっと華麗に謝れ!!エリック!!
「「「「「さーせんしたー!!!」」」」」←ロリコン共
ホント何故お前らがいるんだ!
「まったく………」
これは……!許してくれるのか!?
フィーはスプーンで朱色に輝くプルプルしたプリンを美味しそうに口に運んでいた。
ハイそうです。まだ拘束は解かれていません。
「カノン、ボルケーノプリンおいしいわねー」
見せつけるように食ってやがる………!!チクショウがーーー!!
「ーーー!ーーー!!」
しかし、猿轡をされて何も言えない。
「あの……アマトさん達はいいんでしょうか?」
カノン先輩!!そうだ!!もっといってくれ!!
「ん?大丈夫大丈夫」
「そうですよね!」
カノン先輩ーーー!!
その後、3時間縄はほどいて貰えなかった。ちくせう。
評価のゲージを見たら、色が真っ赤…?色が真っ赤!?
最初は充血かと思いました………
本当にありがとうございます!
ありがとう、そして、ありがとう!!
感謝感激雨嵐!!感謝感激雨嵐!!
今回のコラボ
感想どんどんやっちゃってくだちい。
協力者のノインさんの作品『アラガミを倒して食べるだけの簡単(?)なお仕事です』の方も皆さんよろしくお願いします!