現在は昼休みである。
場所は
しばらくのんびりと過ごしていたら、祠堂孫六がやって来た。
祠堂孫六とは学年の関係ない授業で戦うことがあるのだが、今のところは全て俺の勝利のみだ。
勿論コイツが弱いとかではなく、俺の変則的なデッキが珍しいため対策しても勝てないだけだ。
要件を聞くと、
ABCカップに参加しないでくれ。もし参加するにしても自分と同じチームで参加してくれ。
ということらしい。
「そんなことを聞く義理も義務もないので無視していた。
そもそも参加する気もなかったしな。
だが、ABCカップのことを黙っていたのが皆にバレたので参加しろと言われた。
大したメリットもないのに参加するなんて時間の無駄だと思っていたが、皆はここまで強く参加したいと思っていたのは知らなかったので、参加することにした。
なので、ついでに祠堂孫六の頼みも聞いて同じチームで参加することにした。
ってわけだ」
(他にも隠し事がないか帰ったらまた探るからな獣太郎)
へいへい…
「僕たちはついでですし!?」
「当たり前だろう。お前らの普段の口調から性格悪いの分かりきってるしな」
「うぐっ…ですし…」
「失礼だな…月影獣太郎」
「なんというか、見下してる感じが出てるからな」
「そうですしか?」
「そうだな。祠堂は出ている。」
「ソフィアも十分失礼ですし!」
「まあ聞く義理は無いが、聞いてやらんこともない感じだからついでに聞いてやるってだけだ。作戦会議とかやるなら時間指定してくれ。夜中以外なら基本的に空いてるから」
「了解ですし。ソフィアから連絡させるですし」
「チッ…ダー」
俺が言えたことじゃないが…こんなバラバラなチームで勝てるのか…?
「じゃあな」
「待つですし!まだ少し話すことがあるんですし」
「話?」
「どちらが選手として出るかということですし…!」
「普通に考えたら、俺のほうが強いから俺だろ。お前に負けたことないし」
「相性というものがあるですし。君が僕より強くとも、他の人間が相手なら僕の方が有利で勝てるということもあるですし」
「ふーん…ならソフィア・サハロフに判断してもらったら方がいいか?」
「そうですし!その方がいいですし!」
「だってよ、ソフィア・サハロフ」
「?祠堂、客観的に見て月影獣太郎の方が強いのは分かりきっているだろう」
「だってよ」
「そんなことないですし!僕のほうが強いですし!」
「具体的に、どうぞ」
「まずは経験ですし!彼は一般の出ですしから特殊な経験や大会での試合の経験がないですし!」
「ん?ファイトするだけなら経験はいらないだろ。カードの回し方と対策、無効化を適切に打ち込むだけだし」
(そんなことは基礎の基礎だろ?)
(だよな?)
「それを初見で掴めるわけないですし!」
「見てたら大体わかるだろ。なあ?」
「ダー」
「ほら」
祠堂孫六が俺を超能力者を見るような目で見ている。やれやれ…
「んで、出るのは俺ってことでいいのか?」
(いいんじゃねぇか?)
「ダー」
「ダメですし!僕が出るんですし!」
なら、ヤることは一つだな。
「ファイトするしかねぇな…」
「やってやるですし!ソフィア!会場の手続きをしておくですし!」
「はぁ…ダー」
やっぱりコイツ…人使い荒いよなぁ…
「ソフィア・サハロフも大変そうだな…」
「ダー…」
(かわいそうに…今度スイーツでも買って、持っていってやれ獣太郎)
それもそうだな。
________________________
「さぁ!今日こそはボコボコのギッタンギッタンにしてやるんですし!」
「ん?できるといいな」
「キィィィィ!うざいですし!とてもウザいんですしぃ〜!」
ファイトの手続きをソフィア・サハロフから完了したから来いと言われたのでステージに行くと準備万端の祠堂孫六に啖呵を切られたので、肯定したらこうなった。
やっぱり面倒臭いなコイツ。
『ワープ成功!バディファイトある所、奈々菜パル子あり!本日のファイターは、生徒会バディファイト執行部会長の祠堂孫六選手!バディは蒼駆竜ガグ!対するは、あのタスク様をまぐれで倒した未門牙王の鼻っ柱をへし折った男!月影獣太郎!バディは…ウルトラマンZではない!?タコスコープでチェックアンドチェック!…バディは闇の帝王ベリアル!ではではお二人とも、ルミナイズしちゃってください!』
え?そんなこと言われてんの?
「ABCカップで戦うのは僕ですし!ルミナイズ!デンジャラスDeath死!」
「自が力を捧げよ!ルミナイズ!闇の帝国!」
「「バディファイト!オープン・ザ・フラッグ」」
「デンジャーワールド!」
「デンジャーワールド」
『奇しくもデンジャーワールド対決!どんな戦術を見せてくれるのか!』
『今日は俺様か…』
「おう、もちろん怪獣主体だぞ?」
『フン!アイツらと一緒じゃないならいい…』
祠堂孫六のターン1
「僕のターンですし!チャージアンドドロー!ライトにアーマナイトオーガ、センターにアーマナイトミノタウロスをコール、そしてレフトにバディコール、蒼駆竜ガグ!」ライフ11
初っ端から大量だなぁ
「アーマナイトミノタウロスでファイターにアタックですし!」
「グ…」ライフ7
「ターンエンドですし!」
月影獣太郎のターン1
「ドロー、チャージアンドドロー」
手札は『闇の帝王ベリアル』『古代怪獣ゴモラ』『怪獣墓場』『ギガバトルナイザー』『レイブラッドの遺伝子』『紅蓮斬撃』
まあ、定石で行くか。
「設置魔法、怪獣墓場」ケージ2
怪獣墓場
コールコスト:ゲージ1払う
設置
各ターン終了時、ドロップゾーンの『怪獣』を手札に1枚加えてもよい。
ゲージ1払ってドロップゾーンの『怪獣』を回収してもよい
「装備、ギガバトルナイザー」
ギガバトルナイザー
アイテム
このカードを装備しているなら、『怪獣』を持つモンスターの攻撃力+3000、防御力+3000、打撃力+1する
お互いのセンターにモンスターがいてもファイターにアタックできる。
攻撃力3000
打撃力1
「キャスト、レイブラッドの遺伝子!」ライフ6、ゲージ3
レイブラッドの遺伝子
魔法
コールコスト:ライフ1払う
デッキの上から2枚をゲージに置く
「センターにコール、古代怪獣ゴモラ」ゲージ2
古代怪獣ゴモラ
属性:怪獣
サイズ1
攻撃力6000
防御力4000
打撃力3
コールコスト:ゲージ1払う
貫通
『俺様を出さねぇのか?』
「少しやりたいことあってな。髑髏怪獣が来たら出せるけど」
『仕方ねぇ…次来なきゃそのまま出せよ』
「了解。キャスト、紅蓮斬撃。アーマナイトオーガを破壊。そしたら、ゴモラでセンターのアーマナイトミノタウロスにアタック」ゲージ1
『グァ!』
『ブモォ…』
「グアァァァ!」ライフ6
「俺でファイターにアタック」
「うぐっ…」ライフ5
「ターンエンド」
祠堂孫六のターン2
「ドロー、チャージアンドドローですし」
「ゾグを破壊してゲージを1払い、センターにアーマナイト・デーモンをコールするですし!センターのゴモラへにアタックですし!」
『ゲヒャヒャヒャ!』
『グォン…』
「2回攻撃ですし!」
「グッ…」ライフ3
「ターンエンドですし!次のターンで僕の勝ちですし!」
「フッ…次のターンなんて来ねぇよ。怪獣墓場の効果でゴモラを回収」
「何を言って…」
月影獣太郎のターン2
「ドロー、チャージアンドドロー」
手札のカードは『闇の帝王ベリアル』『死中活路』
ゴモラは今ゲージにいる。
『おい、出せ』
「まずは、キャスト!死中活路!」ゲージ1
もちろん、使うゲージは先ほど追加したゴモラのゲージを使う。
来たカードは『髑髏怪獣レッドキング』『ベリアル融合獣スカルゴモラ』。大当たりだぜ!
「ゲージ1払ってゴモラを回収して、レフトに髑髏怪獣レッドキング、そしてセンターにバディコール!闇の帝王ベリアル!」
『やっと俺様の出番だな』ライフ4
『なななんと!?この危機的状況で余裕を持っての登場!いったいどんな能力を持っているのやら!?』
髑髏怪獣レッドキング
属性:怪獣
サイズ1
攻撃力4000
防御力5000
打撃力2
場に出たとき、相手の場の攻撃力4000以下のモンスターを一体破壊してもよい
2回攻撃
闇の帝王ベリアル
属性:ウルトラマン、レイオニクス
サイズ3
攻撃力9000
防御力7000
打撃力2
このカードが場に出たときコストを支払わずに『怪獣』を持つカードを一体出しても良い。
フリーサイズ
『な、な、な、なんと!?ヒーローワールドの属性と同じウルトラマンだぁ!』
「ウルトラマンなんですし!?」
「出すのは、もちろんゴモラだ!レフトに古代怪獣ゴモラをノーコストでコール!」
「フッ…確かにノーコストでコールは脅威ですしが、それだけなら怖くないですし」
『誰が、それだけなんて言った小僧?』
「手札の『ベリアル融合獣スカルゴモラ』の能力発動!」
ゴゴゴゴ…
「なんですしか!?」
「場にベリアル、レッドキング、ゴモラと名のつくカードがあれば、その3枚をこのカードの下に置いて場に出す!場所はセンターだ!」
ベリアル融合獣スカルゴモラ
属性:ベリアル融合獣、怪獣
サイズ3
攻撃力13000
防御力10000
打撃力3
場にベリアル、レッドキング、ゴモラと名のつくカードがあれば、その3枚をこのカードのソウルに置き、場に出しても良い。
このカードとバトルする相手のカードはは攻撃力-4000、防御力-4000する。
貫通、3回攻撃、ソウルガード
『なんだこのバトルジャンキーな能力は!?バトルに生き、バトルのためだけに生まれたような性能だぞ!?』
「さてさてさーて…耐えれるかなぁ?」
「ヒイィィィぃぃ!?」
「スカルゴモラでアーマナイト・デーモンにアタック!」
『ギヒィ…!?』
『グォーン!!』
「うわぁ!?!?」ライフ2
「スカルゴモラ、2回攻撃」
『ピギャーーン!』
「きゃ、キャスト!斬魔血風壁ですし!」
「3回攻撃!」
『ピギャーーーーーーーン!』
「う、うわぁぁぁぁーーーー!!!!」
『GameEnd.Winner Tukikage Juutarou』
「俺等の勝ちだな」
『フン当たり前だ』
月影獣太郎、ABCカップ選手として出場決定!