フューチャーカード!バディファイトU   作:ちゃがまくら

3 / 4
ABCカップ第一回戦!光を苦しめた者達!

ABCカップが開催するわけだが…

 

生徒会バディファイト執行部以外の中等部が全員ここに来てないんだが?

 

いや、まあ…うーん…控えめに言って自由人だから、納得できるんだが…

 

まあ、いいや。

祠堂孫六は怒ってるけど…

 

「天野鈴は大丈夫なのか?」

 

「彼女なら安心できる、祠堂よりは」

 

「それは納得。ただ牙王が相手だからな…」

 

「彼はランキングにすら載っていない。それに龍炎寺タスクに勝利したとは言え、それはビギナーズラックでしょう?」

 

「どれだけ運が良くても、使い方を理解してなければ勝てないだろ?」

 

「結局は運任せってことですし?なら強いとは言えないですし」

 

「…彼の実力、カードの使い方はどうなの?」

 

「牙王のプレイングか?それなら、見てたらわかる。天性の勘か、武術家としての経験かは知らないが相手をよく見ながらプレイしてるぞ。だから、感情を表に出す祠堂じゃ無理だな」

 

「なっ!?僕が負けると…?!」

 

「祠堂孫六は無理だな。ソフィア・サハロフなら行けるんじゃないか?」

 

「初心者に負けるわけない」

 

「僕も負けるわけないですし!」

 

とか祠堂は抜かしている。

 

「そんで、俺は何試合目?」

 

「明日の昼からやる第三試合」

 

「虎シャツくんか」

 

「虎堂ノボルですしか…」

 

「誰にしようか」

 

『同じデッキしか使えねぇのか?』

 

「他のデッキも使える」

 

『なら、俺は決勝でやるぜ』

 

「ゼロは〆ね。じゃあ、他の2試合は」

 

『ゼットーン…ピポポポポポ…』『『ビギァ…ビギァ…』』

 

「珍しいなゼットン」

 

「なんですし?この音は」

 

「紹介するよ。こっちの電子音みたいな顔出してるのが『宇宙恐竜ゼットン』だ」

 

『ピポポポポポ…』

 

「そんで、声が微妙にズレて聞こえるのが『双頭怪獣バンドン』だ」

 

『『ビギァ!』』

 

「んじゃ、怪獣てんこ盛りデッキでも作るか」

 

『ゼットーン…!』『『ビギァ!ビギァ!』』

 

「第2試合はどうするか…」

 

『…居ないのなら私が出よう。久しぶりにユナイトしようじゃないか』

 

「Xか、オッケー。他に出たいやつは?」

 

『…ウルトラ警備隊にはいない』

『俺様は面倒だからパスだ』

『私はやりたいことがあるんでね…遠慮させてもらおう』

 

「なら決まりだな。これからデッキ作ってくるから、何かあったら連絡ちょうだい」

 

「ダー」

 

さて…怪獣てんこ盛りはどうしようか…

ブルトンで大量展開かなぁ…

 

「いったい…何体バディモンスターがいるんですし!?」

 

「バディモンスター?バディモンスターだけなら150くらいじゃねぇかな?」

 

『一部の例外を除いて、基本的に俺たちの戦いたい時に戦わせてくれるからな。居るけど、ほぼ居ないような奴も居る』

 

「キングとかな」

 

『キングは偶に遊びに出てくるだろ?』

 

「キングは偶に来るけど…遊びの時以外に来られても困るんだけど?」

 

『まあ、キングが出てくるときはホントに大変なときだしね…』

 

「出ていないほうが平和な世界と証明してるようなもんだよ」

 

((そこまで言われるキングって…何者(ですし)?))

________________________

 

『ABCカップ二日目の午後!第三試合は学年ランキング2位!去年は祠堂会長にあっさりと敗れた虎堂ノボル選手!バディは「竜騎士エル・キホーテ」!対するは、複数のワールドとバディと戦う学年ランキングに載らない強者!何故か今回のABCカップは生徒会バディファイト執行部の助っ人、月影獣太郎!バディは…?』

 

「宇宙恐竜ゼットンだ」

『ゼットーン…ピポポポポポ…』

 

『「宇宙恐竜ゼットン」だそうです!』

 

「よろしく、虎シャツくん」

 

「だから…ん?虎シャツって呼んだか?」

 

「虎だろ?」

 

「あ、ああ…」

 

「…聞きたいことがあるのじゃが、構わんかの?」

 

「ん?なんだ?知ってることなら教えるぞ」

 

「何故、複数のバディモンスターを?」

 

「…え?そんだけ?」

 

「それだけじゃが…駄目かのう?」

 

「いや…もっと他の聞かれるかと…まあ、いいや。バディモンスターが複数いる理由だな?昔、コイツラと仲間になった時から、ソイツらの要望を聞いてデッキ作りまくってたら、ほぼ全員とバディになったってだけだ」

 

「ほうほう…モンスター思いなんじゃのう…今どきにしては珍しい若者じゃな。お主も見習えタイガーボーイ!」

 

「うぇ!?いきなり怒鳴るなよ!ったく…早く始めようぜ、月影先輩」

 

「じゃあ、奈々菜パル子」

 

『ではでは、ルミナイズしちゃってください!』

 

「力、夢、俺にたぎれ!剣を抜け!走り抜けろ!疾風ルミナイズ、ナイツ騎士団!」

 

「宇宙に蔓延る光を苦しめた者共…獲物を蹂躙せよ!ルミナイズ、怪獣跋扈!」

 

『『『バディファイト!』』』

 

「「オープン・ザ・フラッグ!」」

 

「ドラゴンワールド!」

 

「ウルトラ宇宙連合!」

 

『おっとぉー!なんだこの謎のフラッグは!?』

 

「ワールドフラッグ『ウルトラ宇宙連合』。まあ簡単に説明するなら、属性に『ウルトラ怪獣』『ウルトラマン』を持つモンスターと魔法、アイテムをワールドに関係なく使用できる。今回はウルトラ怪獣オンリーの怪獣てんこ盛りデッキだ」

 

『…だそうです!というか、ワールド関係なく!?』

 

「まあ、今回のために作ってもらったからな。キングに」

 

「「「『キング?』」」」

 

「まあ、気にすんな。キングは基本的に出てこないからな。始めようぜ!」

 

『キングが何物かはわかりませんが…仕切り直して、バディファイト!』

 

「「オープン・ザ・フラッグ」」

 

「ドラゴンワールド」

 

「ウルトラ宇宙連合」

 

虎堂ノボルのターン1

 

「チャージアンドドロー。竜騎士カゲキヨをセンターにコール!カゲキヨでファイターにアタック!」

 

「ウグッ…」ライフ8

 

「ターンエンド!」

 

月影獣太郎のターン1

 

「ドロー、チャージアンドドロー」

 

手札は『怪獣墓場』『古代怪獣ゴモラ』『宇宙恐竜ゼットン』『クライシスインパクト―超時空消滅爆弾による一幕―』『レイオニクスの遺伝子』『ギガバトルナイザー』『四次元怪獣ブルトン』

 

「まずはゲージ1払い『怪獣墓場』を設置。そして、ライフ2払い『四次元怪獣ブルトン』をレフトにコール。」ライフ6

 

『な、な、なんと!?ライフ2を払って出てきた謎のモンスターだ!…というかホントに何!?貝?』

 

四次元怪獣ブルトン

属性:ウルトラ怪獣

サイズ0

攻撃力3000

防御力3000

打撃力1

コールコスト:ライフ2払う

■このカードが登場したとき、もしくは自分のターンの終わりにデッキの上から3枚を見て、その中の『ウルトラ怪獣』を持つモンスターを1枚コールするか、手札に加えることができる。選ばなかったカードはドロップゾーンに置く。

■このカードが場を離れたとき、デッキ、手札、ドロップゾーンの『虚空怪獣グリーザ』をセンターにコールしてもよい。

 

「ブルトンの効果で『宇宙恐竜ゼットン』をノーコストでセンターにバディコール。装備、ギガバトルナイザー」ライフ7

 

宇宙恐竜ゼットン

属性:ウルトラ怪獣

サイズ2

攻撃力10000

防御力10000

打撃力4

コールコスト:ライフ2、ゲージ3払う

ライフリンク3、2回攻撃、移動

 

「ゲージ1払い、古代怪獣ゴモラをライトにコール!」

 

レイオニクスの遺伝子は後に回すか…

 

「ゴモラでカゲキヨにアタック!」

 

「マジかよ…!?」ライフ6、ゲージ4

 

「ゼットンでファイターにアタック!」

 

「キャスト!青竜の盾!」手札4、ゲージ5

 

「2回攻撃!」

 

「キャスト!緑竜の盾!」ライフ7、手札3

 

「ブルトンでアタック!」

 

「チッ…!」ライフ5

 

「俺でファイターにアタック!」

 

「クっ…」ライフ4

 

『怒涛の連続攻撃!!一気にライフを6も削ったぁーー!!』

 

「ターンエンド時に、ブルトンの効果でデッキの上から3枚見る。その中から『ウルトラ怪獣』を持つカードを1枚コールするか、手札に加えてターンエンド」

 

トップ3枚は『双頭怪獣パンドン』『宇宙海獣エレキング』『カプセル怪獣ミクラス』

 

「コイツだな」

 

手札に加えたのは『双頭怪獣パンドン』だ。

 

『攻撃だけでなく、手札補充も完璧だぁ!と言うか、効果が強すぎませんか!?』

 

「ブルトンだしな」

『『『ブルトンだし…』』』

 

『空に浮かぶ光球はウルトラマンさん達でしょうか…?というか、「ブルトンだし」としか言えないくらい、あのモンスターはヤバいんでしょうか…?』

 

『怪獣を大量に呼び出すし…』

 

『時空に穴作るし…』

 

『二次災害が…』

 

『ほんとに何したんですかこのモンスター!?』

 

虎堂ノボルのターン2

 

「ドロー、チャージアンドドロー!アンタのおかげでゲージは潤沢にあるからな、遠慮なく使わせてもらうぜ!」

 

「どうぞどうぞ」

 

「竜騎士エル・キホーテをライトにバディコール!」ライフ5

 

『手ひどくやられたのぉタイガーボーイ』

 

「うるせぇ。竜騎士イワモトをセンターにコール!イワモトの能力でセンターのゼットンを破壊だ!」

 

『ゼットーン…!』

『逃がしゃしねぇぜ』

『ゼッ…ォーン…』

 

「おー、やるな」

 

「竜騎士カミツミヤオウをエル・キホーテとイワモトをゲージに送ってセンターにコール!」ゲージ7

 

「あらら…」

 

「ドラゴニックグリモ!装備!騎竜ハイペリオン!」ゲージ5

 

「それだけか?」

 

「んなわけねぇだろ!竜騎士ナポレオンをライトにコール!」ゲージ2

 

『私の役目はここまでだ!兼知未然!』手札3

 

『後は任せよ』

 

「ナポレオンの効果で呼び出すのは竜騎士ボクデン!」

 

『出でよ!』

 

『ハッ!』

 

「ボクデンの効果!ゲージを見て、全部ドロップゾーン送りだ!」

 

『こちらは大量展開とドロップゾーンを肥やしている!一体どんな戦術を!?えー…ボクデンの効果はゲージの竜騎士を好きな数ドロップゾーンに送って、送った枚数分デッキの上からゲージに置くという効果です!』

 

「ドロップゾーンに送り続けてんのか…今は『竜騎士エル・キホーテ』『竜騎士イワモト』『竜騎士カミツミヤオウ』『竜騎士ハルトマン』『竜騎士カゲキヨ』『竜騎士レッドバロン』etc…見事に竜騎士だらけだな」

 

「設置魔法!『輸送空路』!サイズオーバーになるから、場のモンスターをすべてドロップゾーンに送り、センターにコール!『竜騎士ヴラド・ドラキュラ』!」ゲージ1、手札1

 

『ハッハッハ!ようやくか!』

 

「ああ…!待たせたな…!」

 

「サラッと輸送空路で手札を増やしたな…」

 

「竜騎士ヴラド・ドラキュラでファイターにアタック!」

 

『ブラッディ・チャージ!』

 

「いやー…惜しかったな」ライフ?

 

「な!?」

 

『なんだあれは?!何かの機械?』

 

「キャスト、『クライシスインパクト―超時空消滅爆弾による一幕―』」

 

クライシスインパクト―超時空消滅爆弾による一幕―

魔法

属性:ウルトラマン

対抗:自分のライフが0になった時に発動できる。

自分と相手の場のモンスターをアイテム、ゲージ、手札をすべてドロップゾーンに送り、攻撃をなかったことにする。

 

「効果で…オールデリートだ!まあ、ライフリンクは食らうがな」ライフ3、ゲージ0、手札0、アイテムなし、モンスターなし

 

「何!?ぐわぁ!?」ライフ5、ゲージ0、手札0、アイテムなし、モンスターなし

 

「そして、ブルトンの破壊時効果発動!出でよ、グリーザ!」

 

「な!?」

 

『ザサ…ザザ…』

 

『な、な、な、な、な、何ぃ…!?あのクネクネしたやつ…!?タコスコープでチェックアンドチェック!…ってアレ?映らない?』

 

「虚空怪獣グリーザだ。能力は

 

虚空怪獣グリーザ

サイズ0

攻撃力0

防御力0

打撃力0

■このカードはコールできない。

■このカードが登場した時、または自分のターン開始時に自分のドロップゾーンのモンスターを全てこのカードのソウルに入れる。

■このカードのソウルの枚数×2000の攻撃力、防御力をこのカードは得る。

■このカードのソウルの枚数が打撃力となる。

3回攻撃、ソウルガード

(ソウル7)

 

だぞ」

 

「ってことは…今の攻撃力と防御力は…」

 

『共に14000!?』

 

一応、予備プランで入れておいてよかったぁ…

負けるとこだった…

 

「…ッ…ターン、エンド」

 

月影獣太郎のターン2

 

「ドロー、チャージアンドドロー。『双頭怪獣パンドン』をレフトにコール」

 

…今引けた。

約束は守れてよかった。

 

双頭怪獣パンドン

サイズ2

コールコスト:ゲージ1払う

攻撃力7000

防御力5000

打撃力3

2回攻撃

 

「パンドンでアタック!」

 

『ビギァ!』

 

「…ゥッ…!」ライフ2

 

「2回攻撃」

 

「うわぁーーー!!」ライフ0

 

『GameEnd!Winner Tukikage Juutarou!』

 

「ふぅ…ゼロ、バディスキルお願い」

 

『おう、いいぜ』

 

感想戦しないか誘いにいこー

 

「おーい、虎堂ノボル」

 

「…?なんですか…」

 

「これから生徒会来てよ。感想戦しようぜ」

 

「いや…俺は…」

 

『行くといい、タイガーボーイ』

 

「エル・キホーテ…?」

 

『この者ほどのファイターとの感想戦なら、お主の固定観念も払ってくれるやもしれぬぞ?』

 

「…行かせてください」

 

「いいとも、というか俺から誘ったから『行きます』の方が使い方としては合ってるよ?」

 

「…はい!」

 

「それにしても、クライシスインパクト使わされるとは思ってなかったぜ…?」

 

「なんなんですか、あのカード…」

 

「死なば諸共に見せかけた巧妙な時間稼ぎ、かな?なあ、ベリアル」

 

『フン…』

 

月影獣太郎、第2試合進出決定!

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。