怪獣ドキュメンタリー     作:白インゲンモドキ

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ゴモラ②

ーーー甘い木の実の木

ギシャアァン!! 

ギャリリアァン!!

ギャリリリ!!

ゴモラは角でテリジラスは爪で攻撃を受け止め両者拮抗する

 

ギュアア!!

シャ!シュ! ギャリ!ギャン!!

ギュアア!!

ブオン! ブオン!  ビシュッ!!

テリジラスは両手の爪でゴモラに連撃を仕掛け、ゴモラも攻撃を仕掛けるがテリジラスはひらりひらりと攻撃をかわしていきゴモラはジリジリとダメージを与えられていく

 

ギシャオォン!!

ブオンッ!!

 

ニッ!

サッ!  ドドドッッ!!!

ギャア!?

このままでは埒があかないとゴモラは威力の高い尻尾の攻撃を仕掛けるが身を低くして攻撃をかわすのと同時に一気に突っ込む 狙いはゴモラの心臓テリジラスは爪を閉じ槍のようにしてゴモラに向けて放つ

 

ギュアア!!

ドッ!!

 

ギュオ!?

ゴモラはなんとか回避しようとするが回避しきれず、テリジラスの爪の一撃がゴモラの左肩に突き刺さる、テリジラスはニタリと凶悪な笑顔を見せて爪を抜こうとした時だった。

 

モコモコモコ……

ギッギュア?

 

ゴモラは爪が刺さった方の上半身の筋肉を盛り上がらせ鎧のようにするとテリジラスの爪は抜けなくなり、ゴモラの攻撃の射程範囲内に入る

 

ギシャオォン!!! ドドドドドッッッ!!!

ドゴオォン!!!

 

ギャァァ!?

ゴモラの渾身の突進がテリジラス胴体に向けて決まり、近くの木に向けてテリジラスを吹き飛ばす テリジラスは吹っ飛ばされた衝撃のまま木に叩きつけられる

 

ギュルルル……!!!

テリジラスは直ぐに起き上がるがダメージが体の奥に染みるような一撃だったのかゴモラの攻撃範囲内に入らず遠くから透明化をする

 

実の所テリジラスはゴモラのような筋肉の鎧を持つゴリゴリのパワーファイターとの戦闘は苦手としており、どちらかと言えばリトラのような小さい怪獣や自身の爪が通じる装甲の薄い怪獣などを餌にしている

なので本来戦いを避けるべき部の悪い勝負ではあるのだが、縄張りの強さと自身の凶暴性が災いしテリジラスは引くに引けない状態になってしまっているのだ。

 

テリジラス一気に気配を消し一気に勝負を決めようとしにかかる、狙いはどの生物でも共通の弱点である首一択テリジラスはゴモラの首に向けて飛びかかった。

 

ギシャオォン!!! キュイイ……ドドドドド!!!!

!?

だがゴモラは透明になったのを確認すると鼻先の角から超振動波を地面に向けて放ち枯葉や枝土埃が舞う環境になった。ゴモラは地底を潜れる怪獣これぐらいの視界の悪さなど些少にならない

コツン……

ギシャオオオォォン!!!

フッ!!

そして空中で小石が当たった音を聞きつけたゴモラが渾身の尻尾攻撃をテリジラスにお見舞いする空中にいたテリジラスは避けようがない

 

ドゴオォン!!!

ギャアァァ!?

そして渾身の尻尾攻撃が決まりテリジラスの左腕をへし折る

 

ギッシャオオォン!!!

ギュル……ギャルルアァ………!!! ヨロヨロ………

 

決着はついたと言わんばかりにゴモラが吠えるとテリジラスも観念したのかへし折れた左腕を庇うように森の奥に消えていき、晴れてこの木がゴモラの縄張りとして決まった。

 

グルル………

 

ボコボコボコボコボコ………!!!

早速と言わんばかりにゴモラは木の根の近くに巣穴を掘り木の実を幾つか抱えると巣穴の奥に押し込むこれでいつでも熟成するタイミングを待って食べる事ができるという夢の空間になったのだ。

 

だがこれで終わりではないこのゴモラを倒しに来る怪獣がいつ現れるか分からない、だからまた明日もいつものように狩りに出て力をつけ生き抜こうとしていくのであった。




次回テリジラス編やれるといいな
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