怪獣ドキュメンタリー     作:白インゲンモドキ

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キングザウルス三世

ーーーーーとある山岳地帯

 

ドスン……ドス………

 

ピギャ〜〜!!!

 

とある山岳地帯を一体の怪獣が進んでいた その怪獣の名前はキングザウルス三世と言い、頭頂部から前に突き出た二本、鼻先に一本と計三本の角を持つ鋭利な顔付きと、長い首と尻尾が特徴な屈強な竜脚類型の地底怪獣だ。

 

なぜこの怪獣がこの山岳地帯に来たのかというと、このキングザウルス三世は雌でお腹に卵を抱えている体だからだ。 キングザウルスの主食はウランでしかも相当な大食らいなので育ち盛りの子供は大人に負けないほど食べる、なのでこれらが豊富に存在する山の地面に産卵をして卵から孵った子供達が食べ物に困らないようにするためだからだ。 

 

バサッ……バサッ……!!

 

そして卵を13個産んだキングザウルス三世は卵に土を被せるとその近くに座り込んで卵を見張っていた時だった。

 

ボゴオオォォン!!!

 

パカッ!  グオオッッ!!!

 

ピギャ〜〜〜!!!

 

山の斜面を崩しながらウラン怪獣ガボラが現れる、防光用の襟巻き状の外甲が特徴で四足歩行型の地底怪獣でキングザウルス三世と同様にウランを主食としている怪獣であり、この山岳地帯を生息地にしておりこの地にやってきたキングザウルス三世の気配を感じ取ってやって来たようだ。

 

グオオッッ!!!

 

ピギャ〜〜〜!!!  ザッザッ!!

 

キングザウルス三世はガボラのいる方へ進み、威嚇をしながら卵がある地面を守る卵を産んだばかりで体力を消費している状態では激しい戦闘は避けたいところである。

 

グオオッッ!!!

 

ピギャ〜〜!!  パアァ………!!

 

ドゴオォン!!!

 

グオオッッ!?  ドスーーーン!!

 

ガボラが渾身の体当たりを決めるがガボラの体はキングザウルス三世の体に届く前に弾き飛ばされてしまった。

これぞキングザウルス三世の最大の能力として、自身の周囲360度にカーテン状のバリアを展開し、相手の攻撃から身を守る事ができる。 このバリアの強度は非常に高く、ジャックの数々の光線技を防いで完封をしてしまう程のものだ 

 

このバリアは強力な怪獣との戦闘で攻撃を防ぐだけでなく、自分の住処やこういった卵を安全に守るための手段としても用いられているのである

 

グオオッッ!!    ギャリギャリギャリギャリギャリギャリ!!!

 

ドゴン! ドゴン!

 

ガボラは自慢の爪で引っ掻き攻撃や頭部を覆う6枚の装甲ヒレを高速回転させた攻撃、更に尻尾での攻撃をするがバリアびくともしない

 

バサッバサッバサッ!!!

 

ギュブオォォン!!!

 

ドゴオォン!!

 

そうしてバリアによって攻撃が届かないガボラはどうキングザウルス三世のバリアを破ろうかとしていると、遠くから黒い羽の何かがガボラに向けて突っ込んでいき、ガボラを体当たりで吹き飛ばした。

 

グオオッッ!!

 

バーーー!!!

 

サッサッ!!

 

ブオン!!!  バゴオォォン!!!

 

グアォォン!?

 

それに怒ったガボラは放射能光線で撃ち落とそうとするがその怪獣は羽を巧みに操って光線を回避する、そしてそんなガボラに向けて大きな岩が飛んできてガボラの顔面に直撃をした。

 

ピギャ〜〜!!!

 

ズリズリ…………ズズズ………

 

ブオォォン グオッグォッグオッ!!!

 

そして羽のある怪獣の後ろからキングザウルス三世の前にカプセル怪獣 クマゴラスを引きずりながらそれは現れた。 それは三角形の頭部と顎、赤く輝く目、鍵爪型の長い腕を持っており、全体的な風貌は昆虫を思わせ翼は生えてはいないが、翼の生えた個体よりも大きくガッチリとした体の怪獣だった。  

 

その正体はガボラやキングザウルス三世達にとっては招かねざる客と言っても良い怪獣ムートーの雄と雌だった。

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