異世界転生したのに前の転生者にやり尽くされていた件   作:berunarudo

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第二十話 曇天を照らす虹

 

 俺は正座させられていた。

 

 森の中で。しかも、地面の上で。

 さらに言えば、もう一時間近く。

 足は痺れている。

 膝は痛い。服は土と血と草で汚れている。

 身体中が、大暴鳥との戦いで悲鳴を上げていた。

 

 だというのに、目の前に立つ師匠――ジャンは、そんな俺の事情など一切考慮してくれなかった。

 

「お前なぁ」

 

 ジャンは片手で頭をかき、深いため息を吐いた。

 

「俺は何度言った」

「……何を」

「勝てない勝負は逃げろって話だよ」

 

 その言葉に、俺は唇を噛んだ。

 分かっている。

 大暴鳥(だいぼうちょう)は、俺の手に負える相手ではなかった。

 現に俺は負けた。

 剣は砕け、魔想は尽きかけ、最後は師匠に助けられた。

 そんなことは、言われなくても分かっている。

 けれど、それを認めたくなかった。

 認めたら、本当に俺は何もできないやつになってしまう気がした。

 

 魔術回路もない。勇者の痣もない。大暴鳥にも勝てない。

 結局、最後は誰かに助けられる。

 そんな自分を認めるくらいなら、まだ意地を張っていた方がましだった。

 

「俺は……」

 

 喉が乾いていた。

 声がうまく出ない。

 それでも、俺は言った。

 

「師匠がいなくても、勝てた」

 

 言った瞬間、自分でも馬鹿なことを言ったと思った。

 ジャンの眉が、ぴくりと動く。

 

「ほう」

 

 声が一段階低くなった。

 

「そうかそうか。俺がいなくても勝てたか」

 

 やばい。

 俺の中の生存本能が警鐘を鳴らした。

 だが、もう遅い。

 

「じゃあ聞かせてくれよ、ルーク」

 

 ジャンはしゃがみ込み、俺と目線を合わせた。

 その片目は笑っていなかった。

 

「どうやってAランクの大暴鳥に、お前みたいなルーキーが勝つつもりだったんだ?」

「……あの技を、もう一度撃てば」

「もう一度?」

 

 ジャンは鼻で笑った。

 

「魔想がすっからかんのお前が、どうやってもう一度撃つ?」

「それは……」

「強がるな。震えてんだよ」

 

 見なくても分かった。

 俺の足は、まだ細かく震えている。

 痛みのせいか。恐怖のせいか。魔想切れのせいか。

 たぶん、その全部だ。

 

「お前はよくやった」

 

 ジャンは低い声で言った。

 

「暴鳥を倒した。大暴鳥にも一撃入れた。十歳のガキがやったこととしては、普通に考えりゃ化け物だ」

 

 その言葉に、俺は顔を上げかけた。

 だが、次の言葉で胸をえぐられた。

 

「だが、それだけだ」

「……」

「大暴鳥はお前を殺せた。いつでもな。遊んでいたから生き残れただけだ」

 

 分かっていた。

 大暴鳥は本気ではなかった。

 俺のことを敵として見ていなかった。

 ただ足元で動く、少し面白いものとして扱っていた。

 それでも、認めたくなかった。

 

「お前は特別じゃない」

 

 ジャンの声が、森の中に落ちた。

 

「魔術回路もない。勇者の痣もない。神様に選ばれたわけでもない。お前はただ、魔想の扱いが少し上手いだけのガキだ」

 

 心臓を掴まれたような気がした。

 そこを言うなよ。

 俺が一番分かっている。

 一番見ないふりをしている。

 一番、誰にも言われたくなかったことだ。

 

「魔術を使えるってのはな、成長の道があるってことだ」

 

 ジャンは続ける。

 

「回路があれば、術式を覚えられる。属性を伸ばせる。階位を上げられる。魔術師としての道が開ける。勇者ならなおさらだ。神属性なんて反則みたいな力がある」

 

 その言葉に、昨日の教会がよみがえった。

 サラの手に浮かんだ白い印。

 レンの手に輝いた太陽のような痣。

 歓声。祈り。祝福。

 そして、俺の何もない手。

 

「だが、お前は違う」

 

 ジャンの声は冷たい。

 けれど、その拳がかすかに震えていることに、俺はその時まだ気づけなかった。

 

「肉体には限界がある。魔想操作にも限界がある。どれだけ努力しても、いつか壁にぶつかる。どれだけ走っても、届かない場所がある」

「……やめろ」

「お前はせいぜい、Bランク冒険者止まりだ。一生な」

「やめろって」

「親のいる町に帰れ。父親と母親がいるんだろ。可愛い妹もいるんだろ。そこでのんびり暮らせ。それがお前には合ってる」

 

 その言葉が、俺の胸の奥に刺さった。

 故郷の町ゼケル。

 父さんに母さんに妹のルーシー。

 俺はあの町が好きだ。家族が好きだ。

 あそこで生きることが不幸だなんて、思っていない。

 

 でも、それを師匠に言われたくなかった。

 父さんでも、母さんでも、レンでも、サラでもない。

 ジャンにだけは、言われたくなかった。

 才能がない俺を鍛えてくれた人。

 魔術回路がなくても、戦える形を教えてくれた人。

 俺の粗い技を笑いながら、それでも見捨てなかった人。

 その師匠に、「お前はそこまでだ」と言われることが、何よりきつかった。

 

「なんだよ」

 

 声が震えた。

 

「さっきから、なんでそんな否定すんだよ」

 

 俺は正座を崩し、地面に手をついた。

 

「俺が間違ってたのは分かってる。無茶したのも分かってる。でも、なんでそこまで言うんだよ」

 

 顔を上げる。

 ジャンは黙って俺を見ていた。

 

「何であんたまで、俺には無理だって言うんだよ」

 

 胸の奥で、何かが切れた。

 

「せめて、あんたぐらいは俺の味方でいてくれよ!」

 

 気づいた時には、俺は立ち上がっていた。

 拳を握っている。

 分かっている。

 勝てるわけがない。

 ジャンに殴りかかるなんて、馬鹿のすることだ。

 雷窮のジャンにして俺の師匠。

 今まで一度も勝てたことはない。

 そんな相手に、今の俺が勝てるわけがない。

 それでも、拳は止まらなかった。

 

「この野郎!」

 

 俺はジャンの顔面めがけて拳を振るった。

 拳は空を切った。

 ジャンはほとんど動いていないように見えた。

 それなのに、俺の拳はかすりもしない。

 

「納得できなければ暴力か」

 

 ジャンの声が近くで聞こえた。

 

「お前が俺に勝てると思ってるのか」

 

 次の瞬間、腹に手が触れた。

 ジャンの手元に、雷が宿っている。

 

「なおさら笑いもんだぜ」

「――雷掌(らいしょう)

 

 雷が、身体の中へ流れ込んだ。

 

「がああああああ!」

 

 全身が痺れる。

 

 筋肉が勝手に跳ねる。肺がうまく動かない。

 視界が揺れる。足から力が抜け、俺は地面に崩れ落ちた。

 泥の匂いがした。

 

 いつの間にか、空は曇っていた。

 ぽつり、と雨粒が頬に落ちる。

 冷たい。

 次の雨粒が落ちる。

 また一つ。

 また一つ。

 雨はすぐに強くなった。

 服が濡れていく。土が泥に変わり、膝と手のひらにまとわりつく。

 俺は地面に倒れたまま、雨を受けていた。

 

「運命って言葉がある」

 

 ジャンの声がした。

 

「才能、血筋、巡り合わせ。そういうもんを、まとめて人は運命って呼ぶ」

 

 雨音に混じって、ジャンの声だけがはっきり聞こえた。

 

「お前には魔術回路がない。勇者の血もない。神に選ばれてもいない。なら、お前の運命はそこまでだ」

「……運命」

 

 俺は地面を握った。

 泥が指の間に入り込む。

 

 運命。

 分かっている。

 

 俺は凡人だ。前世でもそうだった。

 何者にもなれなかった。現実を変える力もなかった。

 物語の主人公に憧れながら、ページの外ではただの脇役だった。

 今世でも同じなのかもしれない。

 

 家族と一緒に、故郷の町で暮らす。

 父さんのように町を守り、母さんに心配をかけず、ルーシーの兄として生きる。

 それはきっと、幸せな人生だ。

 

 でも、それでも。俺は物語の主人公に憧れてきた。

 誰かに必要とされる人間に。誰かを救える人間に。

 世界の端ではなく、誰かの中心に立てる人間に。

 せっかく異世界に来たのだ。二度目の人生をもらったのだ。

 それなのに、才能がないから諦めるのか。

 運命がそうだからと、また何もせずに逃げるのか。

 

 嫌だ、そんなのは、もう嫌だ。

 

「才能がなんだよ」

 

 俺は泥の中で、震える腕を動かした。

 

「限界がなんだよ」

 

 歯を食いしばる。

 身体はまだ痺れている。

 立ち上がることすら難しい。

 

 それでも、俺は顔を上げた。

 

「運命なんて、ぶち壊してやる」

 

 ジャンが黙る。

 

「そのためなら、俺は何だってやる」

 

 雨が降っていた。

 冷たいはずなのに、胸の奥だけが熱かった。

 ジャンはしばらく俺を見ていた。

 やがて。

 

「かかかか」

 

 笑った。

 

「いい目をするじゃねぇか」

 

「……は?」

 

 ジャンは片手で顔を覆い、肩を震わせていた。

 

「そうだ。世界は不条理で満ちている。才能があるやつは最初から持っている。血筋があるやつは最初から道がある。選ばれるやつは、何もしなくても物語の真ん中に立てる」

 

 ジャンは俺の前にしゃがみ込む。

 

「じゃあ、持ってないやつはどうする?」

 

 片目が、俺を見た。

 

「死ぬ気でやるしかねぇだろ」

 

 その声は、さっきまでの冷たいものではなかった。

 

「凡人が天才を簡単に超えるなんて、そんな都合のいい話はねぇ」

 

 ジャンは俺の襟を掴み、強引に引き上げた。

 

「だが、ルークス。お前は努力し続けるしかない。それが唯一の道だろ」

 

 俺は荒い息を吐いた。

 

「……俺は、諦めない」

「そうだ」

 

 ジャンの声が、雨の中で響く。

 

「そうだ、ルークス!」

 

 その言葉が、冷え切っていた心の奥に火を灯した。

 俺は、そこでようやく気づいた。

 ジャンは俺を潰そうとしていたわけではない。

 試していたのだ。

 いや、違う。たぶん、試すなんて綺麗なものでもない。

 ジャンは、俺が無謀に死ぬことを本気で恐れていた。

 だから、俺が一番言われたくないことを言った。

 それでも折れないかを見た。

 

 腹が立つ。

 ものすごく腹が立つ。

 でも、少しだけ分かった。

 

 ジャンは、俺を見捨てていなかった。

 

     ◇

 

「お前は、俺と違う」

 

 ジャンがぽつりと言った。

 雨はまだ降っている。

 その声は、いつもの軽い調子ではなかった。

 

「お前には、人を救う力がある」

「どういうことだ」

 

 俺は顔を上げた。

 

「師匠は、たくさんの人を救ってきたんだろ。雷窮のジャンって呼ばれてるくらいなんだから」

「かかか。救えてねぇよ」

 

 ジャンは笑った。

 だが、その笑い声は乾いていた。

 雨に濡れた顔から、笑みがゆっくり消える。

 

「昔、ドラゴンを落としたことがある」

 

 ジャンは背を向けた。

 

「王国の外れに現れた、空を焼く竜だ。俺はそいつを撃ち落とした。人は俺を英雄だって言った。雷窮のジャンだなんだと、好き勝手に持ち上げやがった」

 

 ジャンの声は、遠くを見ていた。

 

「でもな」

 

 少し間が空いた。

 

「その時、俺を庇って死んだ女がいた」

 

 雨音が強くなる。

 

「シース。俺の相棒で、妻だった女だ」

 

 俺は何も言えなかった。

 ジャンに妻がいたことを、俺は知らなかった。

 あのふざけた師匠に。

 いつも適当で、馬鹿みたいに笑っている男に。

 そんな過去があったなんて、考えたこともなかった。

 

「ドラゴンは倒した。王国は救った。大勢の人間が助かった」

 

 ジャンは淡々と言う。

 

「だが、俺は一番守りたかった女を守れなかった」

 

 その背中は、いつもより小さく見えた。

 

「それで冒険者をやめた。弓を見るのも嫌になった。英雄だ何だと呼ばれるたびに、吐き気がした」

 

 ジャンは少し笑った。

 

「そんな俺に声をかけたのが、ビックさんだった」

「ビックさん……?」

「自由都市を牛耳っていた男だ。まあ、表向きは商人。裏ではボスだな」

 

 ジャンは懐かしそうに目を細める。

 

「悪党だったよ。間違いなくな。だが、不思議と人が集まる男だった。俺みたいな壊れたやつにも、仕事をくれた」

 

 ジャンの手が、義足に触れる。

 

「俺は、今度こそ守るつもりだった」

 

 声が少し低くなる。

 

「ボスに近づく外敵は全部防いだ。敵対する連中も、刺客も、魔物も、全部撃ち落とした。今度こそ、誰かを守れると思っていた」

 

 ジャンはそこで言葉を止めた。

 

 雨粒が、眼帯を濡らしている。

 

「でも、また駄目だった」

 

 その声には、はっきりとした後悔があった。

 

「派閥争いで負けた。俺は目を失い、足を失った。それでも守れなかった。最後にビックさんは、俺を逃がした」

 

 ジャンはゆっくり振り向いた。

 

 片目が赤く充血していた。

 雨のせいなのか、涙なのかは分からなかった。

 

「何て言ったと思う?」

 

 俺は答えられなかった。

 

「お前は生きろ、だとよ」

 

 ジャンは顔を歪めた。

 

「それが運命だって言いやがった」

 

 その言葉に、俺は息を呑んだ。

 運命。

 さっきジャンが、俺に突きつけた言葉。

 

「俺はな、ルークス。運命って言葉が嫌いだ」

 

 ジャンの声が震えた。

 

「シースも、ビックさんも、俺より生きていてほしかった。俺は守る側だったはずだ。なのに、いつも俺だけが残る」

 

 ジャンは拳を握った。

 

「何が運命だ。ふざけるなって話だ」

 

 雨に濡れた義足。黒い眼帯。弓を握る手。

 それら全部が、ジャンの過去を物語っているようだった。

 

「俺は強かった」

 

 ジャンは言った。

 

「でも、守れなかった」

 

 その言葉は、どんな罵倒よりも重かった。

 

     ◇

 

 ジャンは俺の傍に寄った。

 そして、乱暴に俺の胸を拳で叩く。

 

「だが、お前は違う」

「俺が……?」

「ルークス。お前は母親を救った」

「それは、月灯草を採りに行っただけで」

「それで救われた命がある」

 

 ジャンは即座に言った。

 

「お前はサラを守った。レンと一緒に赤眼熊の前に立った。町の連中を救った。今回だって、令嬢とメイドを救った」

「それはレンが――」

「ああ、レンのおかげでもある」

 

 ジャンは俺の言葉を遮らなかった。

 

「レンはすごい。あいつは間違いなく勇者だ。助けを求める声を聞いて、迷わず走れる馬鹿だ」

 

 ジャンは少しだけ笑う。

 

「だがな、ルークス。レン一人じゃ届かなかった場所もある」

「……」

「お前がいたから、レンは前に出られた。お前がいたから、サラは助かった。お前がいたから、戻ってこれたやつらがいる」

 

 ジャンは俺の肩を掴んだ。

 

「認めろ」

 

 その声は強かった。

 

「自分の力を認めろ。お前が救ったものを、なかったことにするな」

 

 胸の奥が、熱くなった。

 

 俺は、ずっと見ないふりをしていたのかもしれない。

 レンが目立つ。レンが勇者になる。レンが誰かの記憶に残る。

 その隣にいる自分には、何もないと思っていた。

 でも、ジャンは違うと言った。

 

 俺も救っていると。

 俺の力にも意味があると。

 

「その力で、多くを救え」

 

 ジャンの呼吸は少し荒かった。

 そこにいたのは、いつものふざけた師匠ではなかった。

 強くて、適当で、何でもできるように見えた男ではなかった。

 大切なものを守れず、運命という言葉に傷つき、それでも誰かを守ろうとしている、一人の悲しい男だった。

 

「俺は……」

 

 俺は雨に濡れた手を握った。

 

「俺は、みんなを救うよ」

 

 ジャンが俺を見る。

 

「レンのようには、うまくいかないかもしれない。サラみたいに傷を癒やせるわけでもない。勇者の力は、俺にはない」

 

 それでも。

 

「俺は、俺のやり方で救う」

 

 口にした瞬間、胸の奥にあった重いものが少しだけ軽くなった気がした。

 

 主人公になりたい。

 その気持ちは消えていない。

 消えるわけがない。

 でも、少しだけ変わった。

 誰かに選ばれるためじゃない。

 物語の中心に立つためだけじゃない。

 俺の手が届く誰かを救うために、強くなる。

 

「ああ」

 

 ジャンは静かに頷いた。

 

「きっと、それがいい」

 

 雨音が少しずつ弱くなっていた。

 

     ◇

 

「師匠」

「なんだ」

「ごめんなさい」

 

 俺は素直に頭を下げた。

 

 無茶をしたこと。意地を張ったこと。殴りかかったこと。

 師匠の言葉を、全部否定だと思ったこと。

 謝るべきことはいくらでもあった。

 ジャンはしばらく俺を見下ろしていた。

 やがて、いつものように鼻で笑う。

 

「まったく、お前は大馬鹿で、手のかかる弟子だ」

「それは否定できない」

「だが」

 

 ジャンは拳を俺の前に出した。

 そして俺の胸を叩く。

 

「一番、ここは強い」

 

 俺はその拳を見た。

 義足。眼帯。後悔。

 それでも立っている師匠の拳。

 

「喧嘩の後は、これだろ」

「……そうだな」

 

 俺は小さく笑い、拳を上げた。

 師匠の拳と、俺の拳が軽くぶつかる。

 こつん、と小さな音がした。

 不思議と、胸が温かかった。

 さっきまであんなに冷たい雨に打たれていたのに、身体の奥だけがじんわりと熱を持っている。

 

 気づけば、雨はとっくにやんでいた。

 雲の切れ間から、細い光が差し込んでいる。

 その光の先に、淡い虹がかかっていた。

 ひどく頼りない虹だった。

 今にも消えてしまいそうな、薄い色だった。

 けれど、確かにそこにあった。

 曇天を照らすには、あまりにも小さな光。

 

 それでも今の俺には、それで十分だった。

 

 




ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
ジャンはきちんと弟子を見ていた。そして二人に自分のないものを持っていることを理解し、自分のようになってほしくない気持ちがあったのは事実。
特に印象に残った場面や台詞がありましたら、一言だけでも感想をいただけると、とても励みになります。
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