弓兵の英雄譚   作:菊水餡子

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三月は試験などで忙しい…
ほんと試験やだ…
そんなこんなで、一ヶ月ぶりです。
なんか会話文が増えてしまった…


第12話

機動六課。

ロストギアによる犯罪や災害を専門で請け負う精鋭部隊。

そこの若きリーダーは頭を抱えていた。

「それで気がついたらあの火災事故に遭って、遭遇したロストギアを木っ端微塵にしたと…」

「ああ、その通りだ。その時は、あの魔力の塊がロストギアであるということは知らなかったがね」

 

事情聞くということで、連れて来られたそこは、機動六課の指揮官の部屋。

そこで、八神はやてという女性から事情聴取を受けていた。

 

「はあ、ほんまお兄さんなにもんや?一人でAランクのロストギアを木っ端微塵にするし、聞いたところによると、なのはちゃんの任務の方も解決したみたいやし…ほんまに地球出身なんか?」

「まあまあ、はやてちゃん落ち着いて」

 

八神はやては、矢継ぎ早にそう言った。まあ、普通は、ありえないことなのだろう。

この世界の一般人では、太刀打ちすることも出来ないものを一方的に破壊したのだから…

 

それにしても、彼女の地球出身という発言。その発言によりここが地球ではないことがわかる。まあ、4年も各地を旅するうちにここが地球ではないことは、分かっていた。

そして、もう一つ考えられることがある。

彼女が知っている地球と私の知っている地球は違うもの。

言うなれば、平行世界ということ。

もし、彼女が魔法…私が言うところの魔術に関わるものならば、この言葉に反応するだろう。

「ところで、質問してもいいかね?」

「ん?なんや?ええよ」

 

「魔術。聖杯戦争。サーヴァント。これらに聞き覚えはないか?」

「魔術?聖杯戦争?なんやそれ?魔術って、魔法とはなんか違うんか?」

「ああ、私の知っているものの一つだ。私の知っているものでは、魔法は、人の身では到底至らないもの。そう言われていた。その代わり、一部、極一部の人間に伝わっていたものが魔術だった。そして、私は、それを行使する魔術師の端くれだ」

「魔術師?お兄さんもなんか力があるんか?それに、お兄さんの知っている魔法ってどんなものなんや?」

「あまり話せることは少ないがね。高町と言ったね。火災の時にあの状況からどうやって抜け出したかについても一応教えておこう」

そう言って、使い慣れた二刀を投影する。

「な、なんや?剣?どこから出したんや?それに、Bランクくらいの魔力やないか!」

「私の魔術師としての力は一度見たものを作ること…

まあ、本物に比べると劣化してしまうがね…」

「劣化版…うそ…そんなロストギアみたいな剣があるだなんて…」

「まあ、今のように剣を使いあの場抜け出した、というわけなんだが高町は納得していただけたかね?」

「え、あ、うん…」

 

「それと、私の知っている魔法についてだが、平行世界への移動というものがあった。まあ、それを使う者は一人だけ…まあ、確認出来ているだけで600年以上存在していた化け物だったがね」

 

「だから、人の身では至らない。私の知っている魔法と全然違うやない。もしかしたら、お兄さんも平行世界の人なんやないか?」

 

彼女は、冗談交じりに言ったのかもしれないが、それは今私の至った答え。

 

「ああ、たぶん私はこの世界の人間ではない。

平行世界の人間だろう」

 

まあ、もうすでに私は、人間ではない。

しかし、それについては教える必要はないだろう。

 

 




「なんかお兄さんって呼ぶのもめんどいからエミヤさんでええか?」
「ああ、君の呼びたいように呼んでくれ」
「それじゃ、エミヤンで!」
「まあ、それでもいいんじゃないか?」
「それじゃ、わたしもエミヤさんって呼ばせてもらってもいいですか?」
「ああ、君たちの呼びたいように呼んでくれて構わない」
なんか早くも打ち解けてますね。組織とか苦手だったんじゃないですか?
「うーむ、まあ、ある程度信用できると判断したからね」
はあ、そうですか。まあ、これからどうなるかは神のみぞ知るセカイということで次回に続く!
「おーい!タイガー道場の時間は?」
で、出たな藤村大河!そんなのありません!「ひどい!」
「なんや?面白そうやな!私も混ぜてや!」
ああ、なんかやばいことになりそうだ…
次回に続くことができるのか?
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