さて、誤字脱字があると思いますがお楽しみください。
エミヤside
どうやらティアナの焦りはなくなったようだ。
なのは達からティアナがなぜそこまで力を欲するようになったのか聞いていた。
憧れであった兄が、事件により亡くなり、そのことを中傷された。それを、彼女は、自分が活躍することによって、払拭しようとしていた。
自身の肉親が亡くなれば、普通ならば、ふさぎ込むものだ。しかも、ただ唯一のだ…
それでも、彼女は、立ちあがった。そして、その苦しみさえも、バネにしていままで数多くの試練を超えてきたのだろう。
彼女は、才能がある。それは、彼女としての身体的能力もそうだが、それ以上に心が強い。
周りもそうなのだろう。はやてに「このことは、秘密やで」と言われたそれ。
ここに所属している人間は、なんらかの不幸を乗り越えてきたものたち。また、不幸と面と向かって立ち向かっているものたち。
ここに所属することになった以上、私も彼女たちの期待に応えなくてはいけないな。
オークション会場の襲撃から数日が経った。
敵がどれほどの戦力を保有しているかいまだ分からないが、シグナムたちが交戦した相手にかなりの強者がいるということが分かった。そして、キャロと同じように召喚獣を行使する少女がいるということも分かった。
相手の力がわからないぶん、行動は慎重にならざるえないだろう。
さて、我らの部隊長殿は、どのように動くだろうか?
はやてside
どうやら最近の出動で、みんなも疲れが溜まってきているようやな。
隊長、副隊長陣は、出動などに慣れてるし、場数も踏んどるからなんとかなるんはやけど、フォワード陣はな…
特に、ティアナ…この間のことで、ある程度オーバーワークを自重しているが、それまでの疲れが一気に出ているよう。これ以上は、任務に支障が出てまうかもな。
そんなことを考えていたら、聖王教会からある連絡が入る。
予言の解読が終了した。
そんなメールだった。
「ちょうどええな。明日は、休みにしよか」
そうして、機動六課に休日が来る。
エミヤside
今日の訓練が終わり、私のもう一つの仕事場である食堂が、ひと段落したところで、呼び出される。
どうやら、私だけでなく、他の実戦部隊のメンバーたちも一緒のようだ。
「なんですかね?なんか、まずいことでもあったんですか?」
この場で、最年少であるエリオがそんなことを言う。
実際、ありえないことではない。現にこの部隊というのは、日々そういうものと向き合わなくてはならない部隊なのだから。
しかし、隊長陣を見るとそういうものではないような雰囲気だ。さて、何が理由で呼び出されたのかね?
「ええな、みんな集まっとる?今、みんなを呼び出したんは、明日のことについてや」
どうやら、緊急事態が発生したというものではないらしい。ふむ、では、どのような用件だろうか?
「最近は、みんな頑張ってくれたから、明日は、休みや。さて、久々の休みに出かけたいなんて思っとる人は、私に言ってや」
休みか…まぁ、頃合いなのだろう。最近は、フォワード陣にも、疲れが出てきているようだった。
管理局に所属していても、彼らは、十代の子供。
私のような存在がイレギュラーであるのは、言うまでもない。
さて、明日が休みならば、この地域をすこし回るのも良いかもしれない。
さて、翌日となり、はやてに許可を取って、街に出たのは良いのだが、なぜか私の隣には、なのはがいる。
なのは曰く、「ちょっと、ここの近くをまわりたくてね。ご一緒させてもらっても良い?」とのことだった。
まぁ、そこまで、気にはならなかったのだが、共に歩いていると周りの目が痛い。特に、男の視線が…
嫉妬などの混ざった視線を受け、あることに気がついてしまった。
どうやら、高町なのはという女性は、管理局の中でも、メディア露出が多いようだ。その理由に、管理局員募集の張り紙には、敬礼した彼女の写真が載っている。
なぜ、そんなことにも気づかなかったのか…
そんなことを考えながら、なのはと共に歩く。
どうやら、お目当ては、服のようだ。
「それでは、私は、この辺を回ってくる」
そう言って、私は近くの公園に来た。
この公園には、家族連れが多いようだ。
その光景は、私の守りたかったもの、そのものだった。
「お久しぶりです」
不意にそんな声が聞こえた。その声には、聞き覚えがあった。そう、かつて、この世界に来て、助けた少女。
「ああ、久しぶりだ。アイン…いや、覇王と読んだ方が良いかな」
かつての覇王と呼ばれたその存在の末裔であり、彼の記憶を受け継いでいる少女、アインハルトだった。
そして、彼女の記憶には、覇王と聖王のその後の記憶が残っていた。
まぁ、それについて、話すつもりはない。今のところ、ではあるが…
「い、いえ、私は、アインで良いです。エミヤさんにそう呼ばれるのは…」
ちょっとした冗談だったのだが。いかんな、だんだんあの愉悦神父に似てきているようだ。
「そういえば、エミヤさんは、どうしてここに?」
彼女のその疑問に、私は、ほんの少しだけ今までの経緯を語った。まぁ、民間協力者として、管理局にお世話になっている。そんなことしか口にはできないが…
そんな風にして、公園での時間は、過ぎて行く。
はやてside
カリムに呼ばれて私は、聖王教会をおとずれていた。
「で、予言の解読が終了したって言っとったけど、どういう結果やったんや」
単刀直入に、本題に入る。なぜなら、それが機動六課の目的に大きく関わることがわかっているから。
「やっぱり結果は、犯罪者が混乱を起こすというものだったわ。だけど、すこし、増えた情報があるわ」
そう言って、予言の書かれているそれをみせる。
「闇は、過去の王の遺した遺物を用い、過去の英雄を呼び出さん。
光は、無限の剣を担いしものによって、与えられん。
錬鉄の英雄、その身を受肉し、身を持って世界を護らん。
その姿、まさに守護者の如しってね。
分かったことはこれだけ。だけど、推測としてわかる部分もある。闇は多分、スカリエッティのこと…そして、過去の王の遺したものは、多分だけど、古代ベルカの王族が残したものだと思うわ。だけど、分からないのは、過去の英雄と、錬鉄の英雄…」
カリムは、そう言ったけど、なんとなく、そう本当になんとなくやけど、錬鉄の英雄という言葉にどこか懐かしさを感じていた。
ちょうどそこで、休暇中のエリオ君から連絡が入る。
「はやて部隊長…緊急事態です。ロストロギアまた、それに準ずるもの思われる物を持った少女を発見。少女は、意識不明のようです」
「分かった、全員にその連絡と位置情報を送ってや」
「了解」
その声と共に位置情報が入ってくる。せっかくの休みやったのに、どうやら事件とは縁があるようやな。まぁ、そういう部隊だから仕方ないか。
そう気持ちを入れ替える。
さて、ここからは、仕事や。
「はやて部隊長…頑張ってくださいね」
えっと、エミヤさんは生きてます。多分…
「な、な、なんでさ!なんでさ!な、な、ななんでさ!というわけで、この物語のヒロイン!藤村大河がお送りいたします!やったね。お姉ちゃん大勝利!弟子?あーどっか言ったわ。ていうか、師匠である私に勝とうなぞ100年早い!」
えーと、エミヤさん早よカムバック!このままだと…ぐはっ!
「はーい、作者うるさい!ここから先は一方通行なんてね。ネタもぶち込み放題!というわけで、化○語並にネタぶっこむぜ!」
「藤ねえそこらへんで終わりにしておけ」
「げ?白髪シロウ!復活?イースターの復活祭?
な、な、なんでさ!」
「黙らない場合は、トレースオン」
「え?なんでさ私の竹刀持ってんの?え?もしかしてそれでこのか弱い乙女を叩くつもりなの?シロウは、そんなことしないよね?」
「悪いが…
白髪は禁句だ!」
エミヤさん復活?さすがっす!