――明治四十二年。
胡蝶カナエがこの隠れ里を訪れたのが一昨年。錆兎が最終選別で鬼をほぼ全滅させ、義勇があんぽんたん呼ばわりされていたのが昨年。
そして今年行われた最初の最終選別でも、新たにやってきた若い剣士たちが、その力を試されていた。
◇ ◇ ◇
ここは、永遠の黄昏に照らされた、刻のとまった隠れ里。
その森の中に作られた、樹木一つない広々とした場所――修練場では今、若き二人の少年たちが、緑色の異形と対峙していた。
「ガキ共、ここならいくらでも暴れて構わねえぜ。全力でその力をぶつけて来やがれ」
「是非もなし! 父上から聞いているぞ、手鬼との実戦は百の鬼を相手にするよりも己の成長に繋がるとな! 俺たちの全力を出させてもらうぞ!」
黄色と赤の、燃え上がる炎を思わせる髪色の少年が、圧のある瞳を正面から、真っ直ぐに手鬼へと向けている。
「よし、作戦だ! 俺が右で小芭内は左で行こう! 先ずはあの、巨大な束ねた腕を斬り落とす!」
「わかっている。だが今から戦うというのに作戦を口にするな」
「フフフフッ、いいぜ、好きなだけ作戦を練りな! 待ってやるからよォォ!」
緑色の巨大な異形こと手鬼は、目の前の少年たち、煉獄杏寿郎と伊黒小芭内に先手を打つように促す。その目はニタニタと悪辣に笑っているように見えるが、単に二人の全力を叩き潰すのが楽しみなだけである。
一対二。それだけを聞けば圧倒的に少年たちのほうが有利に思えるが、現実はそううまくはいかないものだ。
「炎の呼吸、壱ノ型・不知火!!」
「水の呼吸、漆ノ型・雫波紋突き」
杏寿郎が放った技は、壱ノ型である不知火。一気に対象へと踏み込む、戦闘時の基本となる型である。
それと同時に、小芭内が放つのは水の呼吸でも最速の突き技だ。真菰や錆兎の雫波紋突きとは違い、小芭内の雫波紋突きは生きているかのような揺らぎがあり、不規則な軌道の技となっていた。
息の合った攻撃に、手鬼が放った腕の幾つかが弾け飛ぶ。
しかし、数多の腕を生やせる手鬼にとっては、数本の腕など大した痛痒ではない。ニタニタと目を細めて笑ったかと思えば、彼らの周囲から更なる無数の巨腕が襲いかかる。
「フフ……フフフフ!! 弱い弱い弱いッッ!! ひよっこども、お前らにこれが躱せるかァァァ!」
「なんと! これはすごいな! 小芭内、視野を広く持つぞ! この『手』は四方から来るようだ!」
「いちいち叫ぶな杏寿郎。言われずとも俺の視野はお前より広い」
杏寿郎と小芭内は、息を合わせて無数の巨腕をかいくぐりながら、再び異形の手鬼へと挑んでいる。
煉獄瑠火の葬儀後。小芭内は煉獄家を出て水の呼吸を教える育手の元へと行くことになったが、しかし杏寿郎と小芭内は互いに連絡を取り合い、良好な関係を続けていた。
それこそ、父が鬼殺隊を脱退してしまい、最終選別への参加が非常に難しかった杏寿郎だったが、その裏では杏寿郎が問題なく最終選別に出られるように小芭内の育手が手を回してくれていたほどだ。
父である槇寿郎は今でも厳しく修行をつけてくれはするが、それでも鬼殺隊と縁のあることに手を貸すつもりはない。新たに兄弟弟子となった錆兎がどれだけ文句を言おうが、そこだけは頑なに譲らない。
なので、杏寿郎としては小芭内の育手には頭があがらない。
「わあ、すごいですね。杏寿郎の実力は昔の槇寿郎に匹敵しているんじゃないですか?」
「杏寿郎って、なんかもう昔の槇寿郎と見た目からそっくりで、ほとんど生き写しですねー。なんなんですか? あの一族って」
「なんでも代々、お腹に子を宿した母親が篝火をしばらく見つめることで、子供たちはあの髪色で生まれてくるそうですよ?」
「そんなわけないじゃないですか。巫女鬼様、騙されてるんですよそれ」
いつものように彼らの戦いを安全圏から眺めているのは、
花枝と百合鬼は最前線で蜂蜜入りの甘いパンを頬張りながら、微妙に戦いとは関係なさげな感想を口にしている。
子供たちが使用している刀は鬼を討伐できない普通の刀で、手鬼もまた本気で子供たちに致命傷を与えるつもりはない。それがわかっているので、実に呑気なものだ。
一方で、花枝たちよりは真面目に戦いを分析している者たちもいる。
「……黒髪の子は……呼吸に迷いが、見えるわ。未だ彼は、迷宮の旅人……」
「ふむ、水の呼吸をそれなりに形にしてはおるが、真に最適な呼吸が見つかっておらんのかもしれんのう」
「でも、あの彼の刀の軌道は、何かの生き物みたいな不思議な動きをしてるっすねえ」
風見鬼をはじめとした住民たちは、杏寿郎が使用する見慣れた炎の呼吸の型よりも、目新しい小芭内の動きに興味があるようだった。
真菰や錆兎の洗練された水の呼吸の型とは違う、どこか独自性のある剣筋。何十年も生きてきたあやかしたちの目は、この戦いを覗き見するだけでも小芭内の剣術の本質に気づきつつあった。
もっとも、小芭内自身が自分の本当の呼吸に気付くのは、これよりもう少し先の話だ。
「少年らの戦いは熱くはありますが、どうにも創作意欲にはつながりませんな。百合姉妹像は良かった……」
中には、少年たちの戦いにはさほど興味をもたない彫刻鬼のようなものもいるけれど、概ね杏寿郎と小芭内の戦いは皆の目を楽しませてくれていた。
もっとも、死闘を繰り広げている本人たちにしてみれば、周囲でガヤガヤ盛り上がられるのは、なかなかにいい迷惑である。
◇ ◇ ◇
そもそもだが、どうして杏寿郎と小芭内が隠れ里内で手鬼と戦っているのか。
それは、今回の最終選別を眺めていた花枝と手鬼の二人が、夜の森の中で黄色に赤という燃え上がるような髪色の少年――煉獄杏寿郎を発見したところから始まった。
「わあ。杏寿郎じゃないですか」
「伯母上?! お久しぶりです、ずっと、ずっとお会いしたかった!」
夜の森の中。手鬼と共に杏寿郎の前に出てきた花枝は、煉獄家に滞在していた頃とまったく変わらぬ七歳の姿のままで、杏寿郎の名を呼んだ。
鬼の襲撃を警戒してか日輪刀を構えていた杏寿郎だが、どうやら今でも花枝のことはしっかりと覚えてくれていたようだ。当時と変わらず花枝を『伯母上』と呼び、すぐに日輪刀を鞘へと戻して敵意がないことを示してくれた。
「チッ、さすがにこれだけ似てると不気味だな。どういう血筋なんだよこいつらは」
「そちらの少年が手鬼か! 父上や錆兎から話は聞いているぞ、非常に強いらしいな! 是非とも手合わせをお願いしたいと思っていた!」
「話が早くて助かるぜ、槇寿郎の息子。最近はアイツが来なくなって、ちょうど暇をしていたところだ」
月夜に照らされた森の中、手鬼も杏寿郎も、手合わせをする気は満々だ。
手鬼は両の手をポキポキと鳴らす。それどころか、頸から巻いている腕や胴体のあちこちから生えている手までもをポキポキと鳴らし始めたので、花枝は「わあ、うるさい」と心の中で仰天した。
そんな花枝の心情など知る由もなく、手鬼は待ってましたとばかりに杏寿郎の前に立ち塞がる。
が。
「いざ尋常に! ……と言いたいところだが、少しまってくれ!」
今にも戦いの火蓋が切られるか――と、言ったところで唐突に杏寿郎が待ったをかけた。
急な停止に勢い余って手鬼はその場でつんのめり、ひとりでずっこけていたが、花枝はなにも見ていないふりをした。ここで茶化そうものなら花枝の頭にたんこぶが増えるのは確実だ。
「すまない! 実はこの山には今、小芭内もいるはずなんだ!」
「あら、小芭内も本当に鬼殺隊を目指しているんですね」
「アァ? 誰だ、そりゃあ」
杏寿郎に続き、懐かしい名前に花枝は驚き半分、喜び半分の声をあげる。手鬼は聞き覚えのない名前に対し、訝しげな顔だ。
花枝の脳裏に、あの日、呪いの怨嗟の中で蹲っていた少年――伊黒小芭内の記憶がよぎる。
彼は長い間座敷牢で閉じ込められていたため、人を怖がり、随分と線の細い体つきだった。花枝は正直、彼では鬼殺隊の修行には耐えきれないのではないかと危惧をしていたのだが、どうやらそれは杞憂だったようだ。
「小芭内という子なんですけど、とても頑張り屋で、可愛らしい男の子ですよ。風見鬼に頼んでそれらしい居場所を探してもらいましょうか」
杏寿郎と共に自分に懐いてくれていた、懐かしい子供のことを思い返しながら。
花枝は、周囲に絶えず吹いているそよ風に向かって、小芭内の特徴を伝えていくのだった。
◇ ◇ ◇
「花枝。この化け物はなんだ。俺は化け物が嫌いだ。さっさと頸を斬った方がいい」
「わあ。小芭内が想像と全然違う」
口元の大きな裂傷痕を包帯で隠し、その左右色違いの絡みつくような視線で手鬼を睨み付けている剣士こそは、過去に花枝が一族の呪いから救い出した少年、伊黒小芭内だ。
彼は成長した今も、当時の面影を十分に残していたのだが――。
「ああ、嫌だ嫌だ。この山は鬼どもの臭いが強すぎる。鼻が曲がる」
それはもう、びっくりする程にねちっこく、ひねくれていた。
花枝とて、小芭内が鬼に対して強い憎しみを抱いていたのは知っている。その切り裂かれた口の傷のせいで、常に顔の半分を隠し、他者と距離を置いていることも知っている。それは彼の経歴を考えれば当然のことであり、当たり前の感情だ。
だからこそ「少しばかり人当たりの悪い子に育ってしまうかもしれないな」とは危惧していたのだが、残念ながらそれは「少しばかり」ではなかった。
一族の呪いを解いたからといって、杏寿郎のように真っ直ぐに育つわけではない。
成長した小芭内は、最終選別に訪れる他の子供たちとは比較にならぬほどに研ぎ澄まされた警戒心と敵意を纏っていた。花枝の目に映るその背には憎しみと殺意による黒い闇が燃え盛り、危うさ抜群の小芭内が誕生していた。
だが、それでも。花枝には心を開いてくれているようで、小芭内は気付けば手鬼から花枝を庇うような位置取りにつき、油断なく手鬼に向けて日輪刀を構えている。
花枝に近づく化け物扱いされている手鬼はもはや怒るでもなく、呆れ顔だ。
「テメェ、巫女鬼。これが『頑張り屋で可愛い男の子』かよ」
「ええと、まあ……はい」
「伯母上の言う通り、小芭内は努力家なことは間違いないぞ! だいぶ性格が悪くなってしまったが、可愛いところもあると思う!」
「そっ、そうですよ! 小芭内は可愛いじゃないですか。髪も綺麗ですし、目元も整っていますし。少しばかりひねくれていますけど、それも裏を返せば可愛いところかもしれません!」
「……やめろ、本気でやめろ。お前たちはその口を閉じろ」
小芭内にギンと睨み付けられ、花枝は口を閉じた。
時の流れは残酷だと花枝はしみじみ思う。あの日の小芭内は、花枝の胸に顔を埋めて泣いていたというのに。
だが、今ここでそのことを口にしたら絶対にろくなことにならない確信があったので、花枝は口を閉ざした。見れば杏寿郎もしっかりと口を閉ざしている。
なんにせよ、だ。
今の小芭内が背負っている呪いの量では確実に明神鳥居を見つけられないので、花枝はそっと小芭内の手を取った。小芭内は嫌がるそぶりもなく、素直に握り返してきた。
そうして花枝は、手鬼や杏寿郎とともに、小芭内には見えていないであろう鳥居まで。手をとり、直接案内するのだった。
◆ ◆ ◆
そうして今は、存分に戦える場所として隠れ里に作られた修練場で、彼ら二人と手鬼との力試しが行われていたというわけだ。
そして、結果として。
やはり二人とも最終的には手鬼にいいようにいたぶられていたものの、どうにか『合格』をもぎ取ることができた。
手合わせ後は、杏寿郎はもとより、小芭内もどうにか『あやかし』たちへの理解を示してくれたようで、へとへとになりながらも、周囲に集まった里の住民たちと共に、やれあそこが良かった、あれは悪手だったと、皆で感想戦のようなことを続けていた。
「小芭内の剣筋は、なんだか不思議な揺れ方をしていましたね」
「伯母上もわかるか! 錆兎も言っていたが、小芭内は水の呼吸よりも、そこから派生させた別種の動きの方が合っているはずだ、と!」
「ああ、その通りだ。俺は水の呼吸を覚えたが、更に改良をしていこうと思っている。これは俺には合っていない」
呼吸の改良。それは鬼殺隊士では稀に見ることである。場合によっては完全に自分だけの呼吸を編み出し、唯一無二の技を使いこなす剣士も少なくはない。
その話を聞いた里の住民たちは、しばし各々で顔を見合わせてから、頼まれてもいないというのに我先にと案を出していく。
「ミミズみたいな動きだったから、ミミズの呼吸がいいっすよお」
「いや、あの動きは……百足だ。百足の呼吸だ……」
「麺。麺ノ呼吸ハ、ドウダ」
「なんなんだここの連中は。どうして俺の呼吸を勝手に決めようとするんだ、頭がおかしいのか?」
小芭内は、好き勝手に物を言う『あやかし』たちを睨み付けた。
「日の呼吸、日の呼吸を覚えましょう、小芭内」
「……」
あげく、わけのわからないことを言い出す花枝のことはもはや睨みもせず、無視に徹することにした。
完全に無視をされ、「あの可愛かった小芭内はどこに消えてしまったのか、時の流れは無情だな」と。花枝は改めて心の底から感じるのだった。
◇ ◇ ◇
槇寿郎とほぼ行動パターンが似通っている杏寿郎と、口は悪いが意外と花枝の言うことは素直に聞く小芭内の二人は、なんだかんだで里の住民たちからはしっかりと受け入れられていた。
杏寿郎はもとより、小芭内も『あやかし』相手だと張り詰めた糸を緩ませ、共に食事を取るに至っていた。
小芭内は自分のことを化け物だと考えているが、なにせ、この場所には包丁を手にした獣染みた外見の鬼、身体中から手が生える不気味な鬼、眼窩から花を咲かせた鬼、河童にしか見えない鬼、自分以上に包帯まみれの鬼、というように、本物の化け物だらけなのだ。
こんな場所で、裂けた口を気にし続けるのが、小芭内もなんだか馬鹿らしくなったのかもしれない。
「では伯母上! さすがに父上のように頻繁に訪れることは難しいと思うが、またいずれあなたに出会える日を楽しみにしている!」
「花枝。俺はお前に感謝しているが、お前はあまりに弱すぎる上に、お前の周囲の連中はおかしい奴らだらけだ。注意しろ」
「わあ、最後までねちっこい」
そうして。
片方はとくに最後まで円滑な会話は難しかったが、それでも、手鬼から合格をもぎ取ったふたりの剣士たちは。最後の日には、里の住民たち一人一人と挨拶を交わし。
過去にこの地を訪れた剣士たち同様に、隠れ里の出入り口である明神鳥居を潜り抜けて。
「あなた方は、悔いのない人生を送ってくださいね、杏寿郎、小芭内」
最後に花枝にかけられた言葉には、どちらも振り返ることなく。
朝日の差し込む
◆ ◆ ◆
一方、藤襲山から遠く離れた地。
蝶屋敷と呼ばれる、鬼殺隊の医療を担う屋敷にて、少女がひとり、自分宛に届けられた手紙に目を通していた。
『姉さん、甲への昇進おめでとう! 姉さんなら柱にもなれるだろうし、これで姉さんを舐めてかかる隊士も減りそうね』
「ありがとう、しのぶ。でも、私は別に、人を威圧するために柱を目指したわけじゃないのよ?」
その少女は胡蝶カナエ。その昇進を祝う手紙は、まもなく最終選別を控えている妹、胡蝶しのぶからのものだった。
別々の育手のもとに送られ、隊士となるまで交流も禁止されていた二人ではあったが、カナエが正式な隊士になって以降は、たまにしのぶから一方的にこのような手紙が届くことがある。
しのぶの強気な性格は相変わらずで、手紙を読むカナエの顔には苦笑がこぼれる。
『私もすぐに隊士になって、姉さんのところに行くわね。姉さんを舐めてかかる隊士がいたらしばき倒してやるわ』
「もう、相変わらず乱暴なんだから。頑張って、しのぶなら絶対に合格できるから」
少し前までは、カナエの育手でもある先代の花の呼吸の使い手が、この屋敷の主として蝶屋敷をとりまとめていた。
だが、残念ながらその師はもう引退し、今は胡蝶カナエがこの屋敷の新たな主として運営を任されている。甲となった今では、幾人かの継子の少女たちを屋敷に迎えており、全員が鬼狩りの任務の合間に蝶屋敷を手伝ってくれている。
しのぶが隊士になった暁には、この屋敷にしのぶを呼び、皆で暮らせるはずだ。カナエは妹の合格を願うように、数秒の間だけ瞳を伏せ。
そしてまた、便箋に綴られた文面へと視線を戻す。
『ねえ。姉さんは、まだ鬼を救いたいなんて考えを捨てていないの?』
「しのぶ……」
『私は姉さんが心配よ。柱への昇進が目前なんだから、余計な考えに足を掬われないよう、気をつけて』
「ごめんなさい。それだけは譲れないのよ。それに――」
順調にいけば、カナエの実力ならばまもなく柱となれるだろう。柱が不足している今、産屋敷家もそれを望んでいるはずだ。
だが、カナエの目的はただ柱になることだけではない。
――カナエが柱になれたならば、譲っても構いませんよ。
巫女鬼が口にしたその約束を、カナエは忘れていなかった。
手鬼に『頭に花が咲いている』と言われようと。妹に『そんなのは無理だ』と何度言われようと、胡蝶カナエは、鬼を救済する夢を諦めていない。その夢だけは、曲げられない。
けれど、今はそれはいい。今はただ、カナエは愛する妹からの手紙を反芻し。
妹が隊士となり、共に過ごせるようになるその日が来るのを、待ち望んでいるのだった。
いつの日か、彼女の『鬼を救済したい』というその夢が、多くの命を救う未来に繋がるのだが。
それはまだ、先の話。