ここは、私立桜華学園。
小学校、中学校、高校が一つになった超巨大学園。
ここには4人の有名な生徒がいる。
女子生徒数人が1人の内気そうな子に絡んでいた。そこに赤髪の男子生徒が通りかかる。
「よう、ずいぶん楽しそうだな。俺も混ぜてくれや」
「うわ,庭瀬…」
「いこ……」
「うわってなによ、うわって……あ、大丈夫?」
「は、はい……ありがとうございます……」
2年1組 桃寮
庭瀬尊
食堂。本来食べる側のはずのある男子生徒が料理を振る舞っていた。
「お待ち。」
「美味しそう!ありがとう黒み……!?」
女子生徒は何かの視線を感じて慌てて移動した。朔弥は視線の正体に呆れまじりの声をかける
「……ゆり……白雪……なにしてんだよ」
「別に」
「サクちゃんの仕事ぶりの見学」
「さいで……」
2年2組 青寮
黒峰朔弥
武道場では1人の生徒が他の生徒に技を教えていた。
「ふう……皆,いい動きだな」
「ありがとうございます部長!」
「……尊さん、どうやって遠ざけてるんですか?」
「そりゃあ……ゆかりさんとかの協力得てだな」
2年2組 黄寮
大塚秀夫
校庭のとある木の上に黒の長髪をポニーテールにした青年が寝転がっていた。
「…………」
2年1組 紫寮
御剣明
そこに、黒い耳の妖精が飛んでくる。
「明!モンスターだ!組のものが見つけたそうだ!」
「ケッケッケ、祭りか」
明は得物の刀を手に取り、木の上から飛び降りて現場に急行した。明が駆けつけると、モンスターに対峙していた3人の男子生徒が。
「お,お前らも来てたんだな」
「明もか。」
「祭りの匂いを嗅ぎつけてきたってか?」
「さ,行こうぜ!」
尊の音頭により4人は同時に変身する。
「ナイトアラモード!デコレーション!」
「………パラディン・ウェイクアップ!」
「ブレイドナイト・オーバーリミット!」
「桜華、抜刀!」
4人はそれぞれの変身口上をあげ、衣装が学生服から、騎士の意匠を持つコスチュームへ変わる。
そこに、琴爪ゆかり、月影ゆり、来海ももか、白雪ひめが現れた。
「尊、一緒にロッジに戻る約束だったでしょ?」
「ごめんて……」
「帰りの邪魔をしたのはあいつね」
「そういうことだ」
「やっつけて明くんと放課後デートなんだから!」
「ケッケッケ、その為にもさっさと片付けないとな」
「こ,怖いけど,やるしかないっ!」
「ひめちゃん、来てくれてありがとな」
4人も変身する。
「キュアマカロン!できあがり♪」
「月光に冴える一輪の花!キュアムーンライト!」
「大海に薫る一輪の花!キュアオーシャン!」
「天空に舞う蒼き風!キュアプリンセス!」
モンスターがパンチを繰り出してくるが、エナジーナイトが受け止める。
「氷川丸の方がまだ重みあったぜ……?」
エナジーの目配せを受けたマカロンがクリームエネルギーを放出する。
「捕らえたわ」
「サンキュー!」
「ケッケッケ!ナイス囮だぜエナジー」
「タンク役ってことだな」
「エナジーの体力が尽きる前に決めましょう」
クリームエネルギーで拘束したモンスターをゼロ、ナイト、オウリュウ、ムーンライトが一斉攻撃を喰らわせる。
「オーシャンショット!」
「プリンセス弾丸マシンガン!」
「グオオオオオ!?」
「今だ!」
エナジーたちは怯んだモンスターを見て必殺技の構えをとった。
「エナジーフランベ!」
「ナイトゼロフォルテウェイブ!」
「ブレイドナイトフォルテウェイブ!」
「皇花・不死斬り!」
モンスターは断末魔の叫びを上げ消滅してしまった……。
「ようし、なんとか倒せたな」
「帰りましょう、尊。……汗かいちゃったわ」
「おう。」
4組のペアはそれぞれの居場所へと帰っていった。