「うう………」
ウラメシイ……
「なんなんだ……」
クヤシイ……
ニクイ……
「ここは、プリキュア墓場!?」
カラダヲ、カシテ……カセ、カセカセカセカセカセカセカセカセェー!!
「うわ!?なにをするやめ……」
眠っている誠司に異変が起こる。そして………
ハイレタ。ハイレタハイレタハイレタ……
翌日。何者かが暴れていると連絡を受けた尊たちが駆けつけると、そこには鬼のような姿で暴れ回る誠司がいた。
ゼロ「よう誠司..随分と雰囲気変わっちまったなぁ...それが本当に正しいのか...俺が確かめてやるよ」
ナイト「おーおー、どーした?カに堕ちたか?」
誠司「..........」
ナイト「ケッケッケ、無視は酷いんじゃねぇか?誠司..いんや、少年A君よ!」
パラディオン「誠司...君に何があったか知らないけど..襲ってくるのなら遠慮はしない、本気でいくよ!」
健「話なら殴った後に聞いてやる。
貴様のようなガキには、口で説明しても伝わらんだろうからな」
真璃亜「いいぜ、Jitterbugでも、Folkでも、Waltzでも、テメエに合わせて踊ってやるよ」
灯「少しばかり遊んであげるわ、道を外れてまで…泡沫の強さにしがみついたアンタとね!!」
繭「年長者として、道を外れたならば引き戻さなければいけません」
Knightsが同時に構える。誠司はそれを見て完全に臨戦体制に入ったようでKnightsに襲いかかる。
「!!!」
誠司の攻撃を受け止めたのは尊だ。
尊「怒りは心を腐らせるって、誰かの師匠が言ってたぜ」
誠司「ナニガ………ワカル!ナニモデキナイクヤシサ!リカイデキルモノカ!」
尊「なにも、じゃねえだろ。……自分に出来ることを探す事を諦めんな。」
そこに、オウリュウとラブリーが駆けつける。
プリンセス、ハニー、フォーチュン、テンダーも少し遅れて駆けつけた。
「誠司!」
「鬼……!?」
「どーしよ秀夫さんん!?」
「怒りを止めるのは……深い愛だ」
ラブリーが飛び出し、誠司と打ち合う。
しばらく殴り合っていたが、ラブリーの攻撃がひたと止まる。
「誠司はブルーや幻影帝国への怒りで暴走したわけじゃない」
「ラブリー……」
「みんな!誠司を助けるの,手伝って!」
「「「うん!」」」
ハピネスチャージ組の浄化技、「イノセントプリフィケーション」にて正気を取り戻した誠司。
「うう,オレは……」
「誠司〜!!」
ラブリーが誠司に抱きついてきた。
「ちょ!みんなが見てるだろ!?」
誠司とラブリー……めぐみのイチャイチャを温かい目で見守る尊たち。その時、繭が何かに気づいたらしく、皆に警告する。
「皆さん!まだ終わってません!」
「レンアイ………許サヌ……ワタシタチハ禁止サレテイルノニ!」
そこには、プリキュアのようなナニカが立っていた。しかし、鬼か般若のような顔つきで、おどろおどろしい雰囲気を放っている。衣装もプリキュアらしからぬ不気味さだ。
秀夫「怒るポイントそこかよ!?……………って、怨霊!?」
鏡夜「怨念は滅びてねぇぞー」
尊「まだおんねん」
蒼真「言ってる場合ですか!」
朔弥「怨霊!?」
怨霊という言葉を聞き、朔弥はビクッとなってしまった……
健「……ふむ、どうやら、プリキュア墓場に閉じ込められていたプリキュアたちの絶望、怒り、憎しみ、怨念が一つにまとまったようだな」
陸「で、誠司を依代に選んだってわけだね」
秀夫「コイツをなんとかしない限り何度でも誠司を乗っ取るぞ。下手したら他の誰かも……」
尊「よし、オレが取り込む」
尊が前に出る。
「「「!?!?!?」」」
優「ちょ,何言ってるんですか兄さん!」
真璃亜「お前そう言ってダルイゼン取り込んでから調子崩してたろ!」
繭「そうです!体を張ることはありません!」
尊「……行き場のない怒りは誰かが受け止めなきゃなんねぇ。それなら、俺が全部受け止めるよ」
優と真璃亜、繭に止められるも、尊は意にも返さず、怨霊に挑むようだ。
尊「狂骨、招来」
「狂」の字が浮かぶと、尊の体は青い炎に包まれ、青い炎を持つゴーストライダーの姿に変化した。
優「ゴーストライダー!?」
朔弥「アイツいつの間に習得してたのか」
明「確か、石動の技だったか?」
尊「ヒデちゃん!」
秀夫「おう。………この始末は俺たちでつける」
尊と秀夫のコンビで怨念の集合体に挑むようだ。
怨念の集合体はプリキュアのような姿になり、2体に分裂して攻撃を仕掛けてきた。
「ふたりは怨霊ってか?」
「いいぜ,相手してやる」
4人がそれぞれ殴り合う。プリキュアたちの力と怨念を持って襲いかかる怨霊であるが、正しき心の持ち主である2人に少しずつ追い詰められていく。
一旦離れてマーブルスクリューのような破壊光線を繰り出すも、秀夫が攻撃をしっかり受け止め、その隙に尊が覇羽斬で怨霊を切り裂き、「オン」の掛け声で取りんだ。
攻撃を受け止めた代償に、獅子猿が変化した魔具「猿怒」が破損してしまい、消滅してしまった。
「無茶,させちまったかな」
その時、怨念の一部が残っており、腕を覆うように装備できる籠手型の魔具が現れた。
「これは………」
秀夫は新たな魔具「忍怨籠手(しおんごて)」を手に入れた。左腕に装着するタイプのようだ。
誠司は、右腕を覆うタイプの忍怨籠手を手に入れた。
「彼女等の無念、きちんと晴らしてやらないといけないな」
「その前に、誠司ちゃんにはやることがあるでしょ?」
「なんすか尊さん」
「めぐみちゃんと行って来なよ」
尊は2枚のチケットを渡す。
「「!?!?!?」」
「とっとと行ってこーい」
尊は、2人を強引にデートに行かせるのだった…