突如として学園に現れた、凶悪な存在、悪魔。
ナイツやプリキュアたちが、まともなダメージを与えられず苦戦する中、8人の男女が姿を現した。
「…本事案は我々に権限が委譲された。これより作戦を開始する。」
巌のような男の号令で8人の男女が駆け出した。
ナイトゼロ、ムーンライト、ブラック、ホワイト、合流したベリー、ブロッサムの元には、白と水色のツインテールが特徴の小柄な女の子が現れた。
「あとはぼくにまかせてなの!」
「お,おいあぶな……」
小柄な女の子はゼロが言い終わる前に高速で駆け抜けて悪魔たちを凍らせてしまった。
「大量の悪魔を一瞬で!?」
「ありえなーい!?」
「えへへ」
女の子はゼロに対して屈託ない笑顔を浮かべた。
オーシャン、パイン、ルミナス、イーグレット、テンダー、トゥインクルの元には銀髪で眼帯をつけ、白衣を肩にかけた美女が現れた。
「怪我してねぇか?」
「え、ええ……」
「うしろ!」
「下級如きがアタシたちを殺(ト)ろうなんざ、20000年早いんだよ!」
トゥインクルが言い終わるよりも前に、美女は振り向きざまに悪魔を銃撃した。
そして,どこからともなく取り出したマシンガンで蜂の巣にする。オーシャンたちはポカンと見つめるのだった。
パラディオン、アンジュ、エトワール、サニー、マーチ、ビューティ、ブルームの元には白いメッシュの入った黒ロングをポニテにし、メガネをかけた美女が現れた。
「よく堪えたわね」
「あ、あなたは…」
「悪魔狩りのプロ……と言ったところかしら。」
美女はそのスラリとした足を巧みに振るい、悪魔たちを一掃していった。
パラディオンは蹴り技を見入っていた………
ブロン、カスタード、パパイヤの元には、茶色のショートカットの、蛇腹剣を持った青年が現れた。
「よく頑張ったね、あとは任せて」
「………」
青年は緑色の竜巻を発生させ、その竜巻は悪魔たちを飲み込んだ。悪魔たちは台風の中でバラバラに引き裂かれて、台風が赤くなった……?
「い,今の攻撃……」
「凄い威力」
フォースとマーメイドの元には、ツナギを着、碇のような槍を持った暴走族風の男が現れた。
「ケッケッケ、随分ボロボロだなァ。」
「まだ……やれます」
片手剣と盾を拾い直そうとするフォースを気遣うマーメイド。
「ボロボロの王子様のそばについてやんなぁ」
「は、はい…」
暴走族風の男は槍を振り回し、悪魔たちに攻撃を仕掛けた。
オウリュウとプリンセスの元には巨漢が現れた。
「ガハハ!あとで美味い飯食わせちゃる!少し我慢しんしゃい!」
「お、おう……」
巨漢は棍を振るって電撃を発生させ悪魔たちに浴びせる。
「あっという間に……」
「すごごごーい……」
グレース、ピーチ、ロゼッタ、ショコラ、フェリーチェの元には先ほど尊を助けた女の子が現れた。
「みなさん、大丈夫ですか?」
「尊さんを助けてくれた人!?」
「尊くんは無事なのかい?」
「ええ。今は後ろに下げさせましたよ」
女の子は華奢な体格らしからぬ重い一撃を叩き込んでいた。
ブレイドナイトの元には巌のような男が駆けつけ、強力な火炎を噴射して悪魔たちを葬っていった。
巌のような男は、ブレイドナイトに声をかける。
「御剣、貴様の実力を示してやれ」
「ケッケッケ、任せロリ」
敵のボスと思われる悪魔に対し、ブレイドナイトはハートフルブレイドではない武器を構える。
「ボスって、あのデブじゃねえのかよ……」
ボスと対峙する明を見た尊は無理やり立ち上がった。マカロンは心配そうに声を上げる。
「尊!無理しちゃダメよ」
「見学くらいならいいだろ……?」
尊はマカロンに支えてもらいながらどうにか立ち上がり、明の悪魔との戦いを見ていた。
「祭りだぜ、修羅刃!」
修羅刃と呼ばれた日本刀が妖しく光る。刹那、明はオオカミの怪人のような姿に変身する。
「な、なんだぁ!?あの姿!」
明魔人態
明魔人態は悪魔リーダーに一気に接近し、修羅刃で一閃する。
「ぐはぁぁぁぁ!?」
「ケッケッケ、………ん?」
悪魔はいつの間にか明の背後に回っており、攻撃を仕掛けてきたのだが、上手く決まらなかった。
「キラキラルショット!………悪魔には戦いの美学ってのはねぇらしいな」
無理矢理体を動かし、セイバーを構えてキラキラルを凝縮した弾を放ったのだ。
「なにをする……!むう!?」
「閃け、鮮烈なる刃!無辺の闇を鋭く切り裂き、仇名す者を微塵に砕く!漸毅狼影陣!!」
高速で移動しつつ、四方八方から悪魔を切り刻んだ。
悪魔は断末魔の悲鳴を上げながら消滅していった……
「ケッケッケ、ナイスサポートだ、尊」
「……」
明の礼は尊には届かず、尊は眠るように気を失ってしまっていた。
「おーおー、今ので力使い果たしたか」
「………校庭がボロボロだ。整備しなければな」
「そうですね」
「怪我してる奴は連れてこい。アタシが治療しといてやるよ」
Rosetta†8の面々はそれぞれ事後処理に動き出した…。