さてさて、第五話目ですね。なんとキリが良い数値なのでしょう。そろそろこのクソほどくだらない話も転機を迎えるのでしょうか 話すことがなくなってきたわよ まだ第五話なのに
ああ、そうだ!指って五本ありますよね。あれって何でか知ってます?、実は約3億7000万年以上前に魚類から四肢動物へと進化する過程で、初期の四肢動物には6本以上や8本の指を持つ種も存在していたものの、その後の進化の中で5本指という構造が、物をつかむ・歩く・走る・登る・道具を扱うといった多様な動作を効率よくこなせるうえ、発生を制御する遺伝子群(特にHox遺伝子など)の働きとも安定して適合し、その形質を持つ系統が哺乳類を含む多くの陸上脊椎動物の共通祖先として繁栄した結果、5本指が進化的に「最適だから決まった」というよりも、「十分に機能的で、遺伝的にも安定しており、そのまま子孫へ受け継がれ続けたため、現在の人間もその特徴を受け継いでいる」という長い進化の歴史の積み重ねのせいなのです!
チャッピーってすげえな!
はい、バレバレな博識なフリをしたので読む前の注意!
この作品には
1:私のオリキャラ
2:クソ雑エミュ
3:拙い文章
4:ロボトミストーリーの勝手な解釈
5:ゴミ
6:夢と希望
が含まれます
なにはともあれ、そろそろ6が消える頃合いですかね。次回辺りでしょうか
それと、急に職員の一人称になったり、神視点の3人称になったりするから気をつけてな!
そんなの関係ねぇ!って方は最後まで読んでいただけるとありがたいです
それではどうか、あなたの本が見つかりますように
「職員グスタフソン、O-03-03に愛着作業を行ってくれ。」
その声を脳内で何度も反復する。
もうすでにO-03-03とやらの収容室に向かって歩き始めているのだが、一歩ごとに足取りが重くなっていく気がしてならない。
幻想体。L社の特異点の産物で拳銃が必要なレベルの危険性を持った存在。
そんなモノに、これから私は作業をするのだ。
スーザンとロンドンは激励の言葉で送り出してくれたが、それでも怖いものは怖い。
物思いに耽りつつ歩いていると、いつの間にか私は例の収容室の扉の前に立っていた。
その扉は、今までの人生で見てきたどの扉よりも厳重だった。
見ただけでわかるとてつもない厚さにバルブのような巨大ロック。そう簡単に破れるものではないだろう。
しかし、一番目を惹いたのはその厚さでも、バルブのような巨大なロックでもなかった。最も異彩を放っていたのは、その上部の丸窓から見える光景。
「…何、あれ…?」
そう声が漏れる。
その収容室にいたのは、骸骨であった。
しかもただの骸骨ではない。宙に浮き、十字架のようなものに貫かれている。
そして、淡く金色に光っているような気がした。
到底現実とは思えない光景に体が固まってしまう。
確かに、幻想体はおそらく碌でもない存在なのであろう、ということはわかっていた。
しかし、まさかここまであからさまに異常な存在だったとは。
「…」
収容室に入るのが躊躇われる。
そもそも安全なのか?
急にこちらを襲ってきてもおかしくない見た目をしている。
いくら私にも強化警棒が支給されているとはいえ、こちらは戦闘などしたことがない。
相手が宙に浮く骸骨ともなれば尚更だ。
「職員グスタフソン」
逡巡している間に、急に後ろのスピーカーから聞こえてきた声に驚き少し肩が跳ねる。
「何している、O-03-03に作業を開始しろ。」
「…これ本当に安全なんですか?」
「さぁな。私も知らん。それを明らかにするのも、君の仕事だろう?」
「…」
そう言い残して、スピーカーは再度沈黙した。
もはや私に退路などない。
そう考え、深呼吸を一つ。
そして、そっとバルブに手をかけ回してゆく。
ゆっくりと、しかし着実に。
こうして、扉が完全に解錠されてしまった。
解錠した扉の前で突っ立っていて、脱走でもされたらたまったものじゃない。
そう考えさっさと収容室の中に入る。
しかし、私が入室しても目の前の骸骨は微動だにしない。
そもそも動けるのだろうか?
考えているうちに、少しだけソレから放たれる光が強くなった気がした。
…暖かい。
化け物のような見た目と裏腹に、その光は私を落ち着かせてくれた。
「ふう…」
最後にもう一度だけ深呼吸をして作業を開始する。
存外それに対する作業は問題なく終了した。
動くこともなければ、何か私に対して反応を見せることもない。
そしてちょうど作業が完了し、何事もない内に退出しようとしたその時
「うっ…」
それから放たれる光が強くなった。
気がした、という次元ではない。確実に、明度が上がった。
そして、脳内に声が響いてくる。
『汝の罪を懺悔せよ』
…私の罪?
懺悔するほどの悪行をした覚えはない。
考えている間にも、それは語りかけ続ける。
『汝の罪を懺悔せよ』
「えっと…私は昨日、二時間も早くこの会社に押し掛けてしまいました…」
本当にこんな内容でいいのだろうか?
もはや罪と呼べるか怪しい。どちらかというと、ただ失敗ではないのだろうか?
しかし、どうやらこの程度でも問題はなかったようだ。
『汝の罪、聞き届けたり。』
その言葉を最後に、光は静かに収まっていった。
そして全てが平常に戻った時、私は気分が少し軽くなったのを感じた。
全ての手順を終え、扉を開けて外に出たところで肩が軽くなった。
無事に初めて幻想体の作業を終わらせることができたのだ!
案外、この仕事も、そこまで難しいものではないのかもしれない。
そう考えつつ、一度メインルームに戻ると、そこには不安そうな表情で巡回していたスーザンとロンドンの姿があった。
「グスタフソンさん!よかった、無事だったんですね!」
私の存在を認知するなり、スーザンの顔がパッと明るくなる。
「そんな、戦地に行ったわけじゃないんだから…大袈裟よ。」
「いえ、大袈裟ではございません。幻想体への作業を行うなど、我々からは想像もつきませんから。」
「そうですよ。大丈夫でしたか?幻想体って危なそうでしたか?」
一度の作業で何がわかるわけでもない。
それでも、私は感じたままを答えるしかなかった。
「全然、そんなことなかった。」
「よかった…それで、O-13-13…だっけ?」
「O-03-03だ。」
「ありがとう。O-03-03ってどんな感じでしたか?」
そう聞かれるも、説明が難しい。
説明しようとしても、まるで現実味がない話になってしまう。
「えっとね、笑わずに聞いてくれる?」
「もちろんです。」
「当然!」
そう前置きしてから、私は語り始めた。
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「──っていう感じだったの。」
説明を終える。
二人は真面目な顔で最後まで聞いていたが、果たして信じてもらえているだろうか?
無理もない話だ。
宙に浮く骸骨に罪の告白を求められた、だなんて言われたら、私だって相手の正気を疑ってしまう。
二人は黙り込み、顔を見合わせた。
「嘘じゃないんだって!本当に今言った通りだったんだから!」
「いえいえ、グスタフソンさんの話は信じてますよ!ただ…」
「本当にその程度の相手なら、なぜ我々に武器が支給されたのだろう、ということが気になりまして。」
それもそうだ。
私も少し疑問に思っていた。
「そう、一体なんであなた達や私に武器が…?」
「…もしかしたら、『幻想体』というのは特定の一個体を指した単語ではないのでは?」
「まあ、翼がわざわざ管理している対象が一つだけ、って逆に不自然だからね。」
「…しかし、この会社はそもそもエネルギーを生産し販売している会社のはず。一体どこからそのエネルギーは出てきているのでしょうか…今のところ、そんなもの生み出すような作業はしていないと思うのですが。」
「そこじゃない?それこそグスタフソンさんが『幻想体』に作業をするとエネルギーが作れるとか?」
スーザンが身を乗り出す。
「…荒唐無稽に思えますが、翼の特異点ですからね…その可能性も十分あるでしょう。」
「だとしたら、やっぱり幻想体って何体もいるんじゃない?あの骸骨一体で翼になれるほどのエネルギーを生み出せるとは思えないし。」
「で、武器が配られたのはそのうち何種類かはこちらに危害を及ぼしてくるからじゃない?」
「大いにあり得ますね。デメリットがない技術など、存在しませんから。」
「それなら、僕たちオフィサーが何十人も雇われていることも説明がつく。何かを鎮圧するなら、人手は多い方がいいから。」
「こう考えると辻褄が合う気がしますが…全て仮説の上に成り立っているだけ。まだ我々の空論に過ぎません。」
そこで、ロンドンがこちらに視線を向ける
「グスタフソンさん、どう思いますか?」
「えっ?」
口を挟む間もなく、聞き役に回っていたせいで反応が遅れる。
「えっと。ごめん、私こういうのは苦手で…」
「いえ、大丈夫です。急に聞いて申し訳ありません。」
「そうですよ!大丈夫大丈夫!」
「そう言ってくれるとありがたいな…」
やはり、今の会話を聞いていても、私よりロンドンやスーザンの方がエージェントに相応しく思える。
どう考えても、洞察力は彼らの方が優れている。
…今日の業務が終わったら、アンジェラさんに聞いてみよう。
そんなことを考えていると、再度スピーカーから音声が流れた。
「職員グスタフソン、O-03-03に洞察作業を行うように」
それは私のさらなる追加作業を知らせるものであった。
「あ、じゃあ私行かなきゃ!二人も頑張ってね!」
「ええ。グスタフソンさんも頑張ってください。」
「なんかあったらすぐに言ってね〜!」
そう言い残し、私はその場を後にした。
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その後は、特筆すべきことは起こらなかった。
ただ、途中で名前が判明したたった一つの罪と何百もの善に何度か作業をし、その度にどうでもいいような罪を告白し続けた。
そして、一日の業務時間の終了に近づいた頃だった。
「喜ばしいな、職員グスタフソン。君のおかげで懺悔の抽出に成功したようだ。」
「…?」
懺悔を抽出するという到底理解できない文章を聞かされ、脳がフリーズする。
概念を抽出する?どういうこと?
そんな私の様子を気にも留めないかのように管理人さんは話を続ける。
「業務終了時刻ギリギリだがな。明日からはさらなる効率を期待する。」
「あ、あの、すみません、管理人。懺悔を抽出するとは…?」
「なんだ、アンジェラから説明を受けていないのか。」
「…はい」
スピーカーの向こうの管理人の後ろから声が聞こえてくる。
「エージェント用勤務マニュアルの3ページ目に書かれていますが」
「…読み忘れました。」
…アンジェラさんのため息も。
「面倒臭い…私は時間外労働はしない主義だ。自分でマニュアルを読むように。」
「はい…」
「さて、何はともあれ『懺悔』は明日、業務終了前にEGO保管庫で回収してくれ。」
「把握しました。」
「よろしい。」
実を言うと、EGOがなんなのかすら理解できていなかったが、EGO保管庫に向かう途中でマニュアルを読めば良いだろう。
そう考えたところで、スピーカーが廊下に取り付けられたものから、全体放送用のものへと切り替わる。
「あー、現在時刻PM8:00。業務終了時刻だ。各自、速やかに退社するように。」
こうして、私の初出勤は終わった。
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業務終了後、私はスーザンとロンドンを待たせつつアンジェラさんに話を聞きに行くことにした。
待っていてくれと伝えるのは気が引けたが、二人とも快く了承してくれた。
「アンジェラさん、夜分にすみません。」
「ああ、グスタフソンさん。どうしたの?」
「いえ、少しだけ聞きたいことがあって…」
そんな少し直球すぎる話し始めだったが、アンジェラさんは私の話を聞いていてくれた。
「なぜ私がエージェントで、スーザンやロンドンのような人がオフィサーなのですか?」
「…どういう意味?」
「単純に、私よりも彼らの方が優れている気がしてならないのです。」
「それはもう昨日言ったでしょう。あなたが入社試験の心理テストで基準の3倍の点数を記録したからよ。」
「ですが、彼らは私よりも卓越した洞察力を持っています。それに、失礼を承知で言いますが、あの心理テストがなんの基準になるのか、私にはわかりません。」
黙っているアンジェラさんを前に私は続けた。
「私に優秀な装備を支給するのではなく、彼らに与えた方がこの会社のためになると思うのです。なのになぜ──」
「グスタフソン。」
私の言葉は途中で遮られてしまった。
「私は、これでも翼のいわば幹部です。そんな私が、あなたが気づく程度のことに気づかないと思いますか?」
「…」
「知らない方がいいこと、知らなくていいこと。そんなことも世の中にはたくさんあるのですよ。」
「ですが──」
「何度も言わせないでください。これには理由があります。あの心理テストにも意味がありますし、あなたがエージェントになったことにも意味があります。」
「…はい。」
「理解したなら、速やかに寮に帰ってください。私には、まだやるべき仕事が残っているのです。」
そう言うアンジェラさんの口調は、まるでアンドロイドのような冷たさだった。
AIであるマルクトよりも、ずっとそう見えた。
そうして、何一つ答えを得られないまま、私は二人の元へと戻った。
「あ、グスタフソンさん!」
私に気がつくなり、ロンドンと談笑していたスーザンが手を振る。
「ごめんね、待たせちゃって。」
「いいんですよ!」
「ええ。気に留めなくて結構です。」
「ありがとう。それじゃあ行きましょう。」
こうして私は彼らと寮への歩みを進めた。
しかし、道中いくらくだらない話をして笑っても、アンジェラさんの言葉が心の中に残っていた。
「ねえ、スーザン、ロンドン。変なこと聞いていい?」
「急にかしこまってどうしたんですか?いいですよ!」
「構いません。」
私は心を決めて聞いてみた。
「二人は入社試験の時の心理テスト、なんて答えた?」
「あれ、何問かありませんでした?どれです?」
「じゃあ、『同僚が突然いなくなったら、あなたはどうしますか?』って質問。」
「ああ、あれですか。変な質問ですよね。僕は『心配しつつ、なんとか前に進もうとします』って書きました。今考えると、言葉足らずすぎたかな…」
そう言って首を傾げるスーザンに対し、ロンドンは少しだけ表情を曇らせていた。
「私は…」
そう言ったところで言葉を濁してしまう。
「いいの、無理しないで。言いたくないなら言わなくていいの。」
「いえ、大丈夫です。」
そう言いつつも、ロンドンの目は遠くを見ているようだった。
「私は…『悲しみます』とだけ。」
「…そう。」
「えー、ロンドンそんなに短かったの?僕のはそれと比べたらまだ長かったな!」
「うるさい。」
二人はすぐに普段通りの軽口に戻ったが 私は密かに安堵していた。
もし、「グスタフソンさんはなんて答えたんですか?」と聞かれていたら、正直に答えられなかっただろう。
二人の答えを聞いた後で、自分は『何も』と書いたなんて、言えない。
その後、10分ほどして寮の扉の前に到着した。
「では、我々はここで。」
「ええ。送ってくれてありがとう」
「こちらこそ!また明日も会いましょうね!」
「そうね。それじゃあおやすみなさい。」
「おやすみなさい。」
「おやすみ!」
歩き去っていく二人の背中が曲がり角の先に消えるまで見送ってから 私は扉を開いた。
気分を切り替えようと すぐに風呂に入る。
しかしシャワーを浴びている間も 浴槽に浸かっている間も アンジェラさんの言葉と自分の書いた『何も』という文字の二つが脳裏を離れることはなかった。
もはや、私には管理人から伝えられたエージェント用マニュアルを読む元気も、それ以上何か考える気力も残っていなかった。
そうして、瞼は落ち、意識は深い、深い場所へと沈んでゆく。
心地よい、夢の淵へ…
これにて第五話完!…なんか文字数が話を重ねるごとにちょっとずつ増えてる気がするわね
まあええか
さて、おい読者 今、罪善さんの作業の描写がほぼないじゃないかって思っているな しょうがないだろ、ゲーム内で何やってるかほぼ説明がないんだから
───許して?
まあ実際今後も作業パートは大体カットです。職員が何やってるか具体的にわからないし、かと言って妄想して作り出すのも無理があるし。ここは本当にご容赦ください。
これは完全に管理人の自語りになってしまうんですが、過去の写真を漁って確認までしたんですけど、やっぱり1週目のグスタフソンの肩書きが「友好的な新入社員」だったんですよね。
そこから未来の夫、現恋愛相手の死体を見て「ここでは誰だって死ぬよ」と発言するように至るまで、どれほどの地獄を見たのか…
夢と希望。そんなもの無いんだよ、この会社にはね。
人は死ぬぞ。
次回も読んでくれるとありがたいです。それでは。