第七話ですね。ラッキーセブン!ま、ストーリー的にはラッキーから程遠いがな!
という事であなたはウルトラセブンを知っています(唐突)。ウルトラセブンとは1967から1968年にかけて放映されたテレビ番組です。ウルトラセブンであって、ウルトラマンセブンじゃない。間違ったものは今日中に粛清するように。何はともあれ、ウルトラセブンってすっごい面白いんですよね。それまではただ敵役の宇宙人を倒してハッピーエンドだったウルトラマンシリーズが、鋭い社会批判を携えて戻ってきた。こういったところがウルトラセブンが『大人の』ウルトラマンって呼ばれることもある理由ですね。実を言うと、一つ前の作品であるウルトラQからこの社会批判の面は見え隠れしていたんです。たとえば、ウルトラQのカネゴンが登場する回が露骨ですかね。ま、その話は一旦置いておくとして。ウルトラセブンが社会批判をすることに躊躇いがないことは超序盤である第八話に違法薬物を流通させて地球を内部から壊そうとする宇宙人が登場する時点でこれは明らかでしょう。他にも、二十六話では『R1号』という架空の対侵略者用兵器をテーマとして扱うことで放映当時の軍拡競争を暗喩し批判したり、四十二話ではそもそも人類が侵略者である可能性を提示したりといったように、ウルトラセブンはそれ以降のウルトラマンシリーズにおける社会批判の基盤となったとも言える作品なのです。本当、すっごい奥深いから興味を持った人はTSUBURAYA IMAGINATIONで見れるから見てみような!
ま、ここまで長々とウルトラセブンについて語ったわけですが、実は私ウルトラセブンを見たことがありません。
騙されたな!俺はエアプだ!
さて、ネタ切れしたから入れたウルトラセブンはどうでもいいとして。
この作品には
1:私のオリキャラ
2:雑な原作キャラクター再現
3:拙い文章
4:ロボトミーコーポレーションストーリーの勝手な解釈
5:死体、殺害描写
が含まれます
気をつけてくれよな!
そんなの関係ねぇ!という方は最後まで読んでいただけるとありがたいです
それではどうか、あなたの本が見つかりますように
AM5:00。
医務室に、アラームの音が鳴り響く。
少しずつ、眠りから意識が戻ってくる。
しかし、体は重いまま。
起き上がる気力などあるはずもない。
一晩寝た程度では、あの日を乗り越えるには足りなかった。
地の底に沈んでしまいたい気分だった。
私はベッドに横たわったまま、動かなかった。
5:10。
5:30。
6:00。
時間だけが過ぎていく。
…あの二人は、こんな私の姿を見たらどう思うだろうか。
きっと、失望する。
もはや涙を流すこともできず、ただここに存在するだけの私。
これでは、まるで生きている意味がない。
夢の中に逃げることすらできない。
終わってしまいたい。
消えてしまいたい。
…沈みかけた思考を現実に引き戻したのは、扉の向こうから聞こえてきた物音だった。
最初は、オフィサーが歩いている音だと思っていた。
しかし、その音はどうやらこちらに近づいてきているようだ。
…マルクトの駆動音とも、アンジェラの足音とも違う。
ドンドンという荒々しい足音と…もう一つ、別の足音?
そして、扉の目の前にその足音がつき、ドアが勢いよく開けられる。
そこにいたのは──
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XXX年XX月XX日。
とある裏路地。
グスタフソンがL社でたった一つの罪と何百もの善に作業をしていた頃。
男3人組に、封筒が届いた。
それは、グスタフソンが受け取ったものと全く同じものであった。
「グリフィンさん、フィンさん、ヨンキーさん。お届け物です。」
ヂェーヴィチ協会所属のフィクサーがポルードニツァから取り出した3つの封筒を、一人の男に差し出す。
「ありがとうございます。」
「いえ、滅相もない。それでは、失礼。」
それだけ言い残すと、フィクサーは風のようにその場を後にした。
封筒を受け取った男が、自分の名前の書かれた一通を開け、中身を一瞥する。
そして、その場で驚愕のあまり固まった。
「…嘘だろ、おい」
思わず、言葉を漏れる。
「お?どうしたヨンキー?」
「ヨンキーさんどうかしたの?」
平然と、そう尋ねる二人。
まるで、自分たちが殺した、目の前にある死体の山がなんでもないかのように。
「一応聞くが、お前らL社の入社試験とか受けた覚えあるか?俺は無いんだが。」
「あ?なんでそんなこと聞くんだ?」
「ただの確認。」
「あるわけねーだろ。な、フィン?」
「もちろん。どうせ、兄ちゃんが受けたところで最初のテストで落ちて終わりだからね。時間の無駄だよ。」
「言ったな、お前!」
グリフィンと呼ばれた大柄な男がフィンを追い回す。
「わっ!やめて兄ちゃん!それに嘘じゃ無いでしょ!」
「うっ…」
グリフィンが言葉に詰まる。否定できなかった。
「ま、まあそれもそうだけどよ…」
「でしょ?それで、ヨンキーさん。それがどうかしたの?」
「…L社からの入社許可証が入ってる。俺たち3人分だ。」
その言葉に、今度はグリフィンとフィンが固まる番だった。
「なんの冗談だ、オメー。」
「冗談じゃない。自分の目で──」
その言葉を待たずに、グリフィンが自分とフィンの名前が書かれた封筒をヨンキーからひったくる。
そして、自分の名前の書かれた封筒を乱暴に開けて中身を確認した。
「…悪ぃ、読めねえ。ヨンキー、なんて書いてある?」
「『厳正なる選考の結果、あなたをXXX年度採用社員として内定しました。』って書いてあるな。」
「でもさ、おかしいよ。ヨンキーさん。僕たちL社の試験なんて受けてないよ?」
「だからさっき聞いたんだ。」
「なるほど…」
フィンは納得した様子だったが、グリフィンとヨンキーは、何かを考えこんでいるようだ。
「なあ、ヨンキー、これって…」
「ああ…」
「どういうことだ…?」
「お前のことだから期待はしてなかったよ…」
そう言い、ため息をつくヨンキー。
「要するに、なぜか俺たちは翼に入社する権利を得たわけだ。」
「…翼っつーと、あの翼?」
「そうだ。あの翼だ。」
グリフィンは黙りこくってしまった。
「どうする?グリフィン。罠の可能性も十分考えられるぞ。罠を仕掛けてきそうな奴の見当くらい、いくらでもつく。」
「…なあ、もしそれが本当なら、そこに行けばこのクソみてえな暮らしはなんとかなるのか?」
「間違いない。」
「──ならよ、考えることねえんじゃねえか?」
グリフィンの考えは、あまりにも単純明快だった。
「そうだよ、ヨンキーさん!もし罠でも、今までだって僕たち3人でなんとかしてきたじゃん!大丈夫だよ!」
「おう!フィンの言うとおりだ!行こうぜ!」
ヨンキーは苦笑した。
「お前ら、自分たちを過信しすぎじゃないか?」
「なんだ、お前は俺を信じられないのか?」
「いや、お前の判断なら信じるよ。」
「じゃあ今すぐ行こうぜ!」
「だな。」
こうして、彼らは歩き出した。
だが、その足をヨンキーが不意に止めた
何かに気がついたようだ。
「おい、グリフィン。あいつまだ息があるぞ。」
「ああ、悪いな。気づかなかった。」
死体の山の中で息を潜め、死んだふりをしていた男の肩が跳ねた。
そして、叫び出した。
「お、お前らは悪魔だ!クソッタレども!ふざけんな!俺はこんなところで死にたくねえ!」
喚きながら、這って逃げようとする。
「俺たちを襲ってきたおめえらが悪いんじゃねえのか?」
「うるせえ!畜生め!クソッ、お前らなんて俺たちの仲間がすぐに殺してやる!」
「そのセリフは、もう何回聞いたかわかんねえな。」
「まずはあのチビからだ!あいつから──」
グリフィンの雰囲気が変わる。
「テメェ、今なんつった?」
「ああ、そうだ!あのチビから順番に殺してやる!後悔しても遅──」
「黙れ」
グシャッ
男の頭が踏み潰される。
「兄ちゃーん、早くしてー。置いてっちゃうよー。」
「ああ、今行く!」
そう返しつつ、最後にもう一度死体を蹴りつけ、グリフィンは二人の後を追う。
L社に向かって。
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封筒を受け取ってからどれくらい時間が経った?
3時間か、4時間か。もうわからねえ。
ま、何はともあれ俺たちはL社とやらに着いた。
着いたはずだった…
「ひゃあ…こりゃまたなんもねえ更地だな…」
言いたくもなる。事実、なんもねえんだから。
「ヨンキーさん、道間違えた?」
「そんなはず…」
ヨンキーが書類を確認してる。俺はなんて書いてあるか読めねえが、ヨンキーの反応を見るにどうやらここで合ってるようだ。
「いや、間違いなくここだ。」
「嘘、なんもないじゃん。」
「なあ、やっぱりこれ罠だったって流れか?」
バカな俺でも流石に何かがおかしいことくらいはわかる。
「なんだ、罠でもいいって言ったのはお前だと思ったが?」
「いや、それは俺じゃねえ。フィンだ。」
「えっ?」
ヨンキーは相変わらず書類と目の前の光景を見比べている。
…意味あんのか?
時間が経つにつれ、ここにいることがバカらしくなってくる。
「なあ、帰らねえか?」
「帰るっつっても、どこに?」
「そりゃ、昨日までいたところに。」
「ここまで来てか?」
「そうだよ、兄ちゃん。もうちょっと、なんかないか探してみようよ。」
「…お前が言うならしょうがねえな。」
つっても、探すもクソもなんもねえからこうなってるんだ。
途方に暮れちまうな。
その時だった。
何かの音が聞こえてくる。
「なあ、なんか聞こえねえか?」
「…そうか?」
「いや、確かにちょっと聞こえる気がするよ!」
「お前ら一旦黙ってみてくれ。」
ヨンキーの言う通りに黙る。
すると、もっと鮮明になった。
明らかに何か機械の駆動音だ。
突如、俺の近くに地面が割れた。
「うおっ!」
驚きのあまり飛び退く。
そして、地面の割れ目の中からゆっくりと何かがせり上がってくる。
「なんだこりゃ…エレベーター?」
「に、見えるな。」
「何?どうなってるの?」
戸惑っているとスピーカーから音声が流れてきた。
「お待ちしていましたよ、グリフィンさん、ヨンキーさん、フィンさん。エレベーターにお乗りください。」
「待ってくれ、お前は誰だ?」
そう聞くヨンキーの声に返答はない。
「あー、これ乗っていい奴か?」
「まあ、乗る以外に選択肢ないんじゃない?」
「それもそうだな。」
納得した俺とフィンはエレベーターに向かって歩き出す。
「おい!俺を置いていくな!」
「わーってるよ。さっさと来い。」
軽口を叩きつつ、俺たちはエレベーターに乗った。
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そこからは激動の2時間だった。
アンジェラとかいう奴に会って、この会社での仕事を説明された。
どうやら、俺たちはエージェントとして『幻想体』とやらに作業をすればいいらしい。
「あー、ちょっと待ってくれ。俺は頭を使う作業は苦手なんだが?」
「問題ありません。あなたは脱走した幻想体や試練の鎮圧に従事していればいい。」
「じゃあ僕は?」
「あなたはグリフィンさんのサポートをしてください。」
「なるほど。兄ちゃんの手伝いをすればいいんですね!」
「はい。その通りです。」
なんだ、単純じゃねえか。
だが、俺の隣のヨンキーは浮かない顔をしていた。
「なあ、アンジェラさん。」
「どうしましたか?」
「…そもそも何で俺たちはこの会社にスカウトされたんだ?」
確かに。
すっかり忘れてたが、そういえばなんでだ?
「…お教えすることはできません。」
アンジェラはそう答えた。
「ただ、これは事前に決まっていたことなのです。」
「どういうことか、もっと詳しく教えてくれ。」
「そうだそうだ。この会社は働いてる奴になんで採用されたかも教えてくれねえのか?」
「…全ては、シナリオ通りに。」
「あ?なんか言ったか?」
アンジェラが何かを呟いた気がしたが、聞き取れなかった。
「いいえ、なんでもございません。しかし、理由はいずれわかることでしょう。今あなたたちが知っておくべきなのは、翼であるこの会社に就職できたことは非常に喜ばしいことである、ということだけです。」
「なんだよ、そりゃ…」
「まあまあ、兄ちゃん。この会社、間違いなくL社っぽいし、少なくとも前までの暮らしよりはいいでしょ!」
「ま、それもそうだな。」
隣で、ヨンキーが苦笑する気配がした。
「何はともあれお前たちが満足なら俺はいいよ。それで、俺は何をすればいいんです?」
「ヨンキーさんに業務へ参加いたしていただくのは、来週からです。」
「は?」
当然の困惑だった。
「…どういうことだ?」
「単純に、来週まではグリフィンさんとフィンさん、そしてもう一人のエージェントの3名で業務を行っていただきます。」
「いや、そういうことじゃなくて。意図が知りたいんです。」
「…それも、言えません。」
「はあ…またか。」
聞いてるこっちまで腹が立ってくる。
「おい、アンジェラ。お前さっきから『言えません』ばっかじゃねえか?ちゃんと説明しやがれ。」
俺の言葉にも動じることなく、アンジェラは淡々と続けた。
「翼の企業秘密です。」
そう言われると、こちらからは何も言えなくなってしまう。
「翼の中間管理職というポジションを失いたくなかったら、あなた方は働いてさえいればでいいんです。単純でしょう?グリフィンさん。」
俺は、こいつが苦手かもしれねえ。
「…もういい。ヨンキー、行こうぜ。」
そうヨンキーに言うも、ヨンキーは動かない。
「悪い、先に行っててくれ。俺はアンジェラさんにもう少し話を聞いてから行く。」
「ま、お前がそうしたいなら。」
「じゃあ僕たちは先に行ってるからねー!」
「おう、また後で会おうな。」
そして、ヨンキーに背を向けて俺たちは管理室を出た。
「ねえねえ、兄ちゃん。」
「ん?どうした?」
「僕たちと明日から一緒に働くことになる人ってどんな人なんだろうね。」
「さあ?今はまだ業務の途中だから会いに行けねえとか言ってたよな。」
「明日に会えるかな?」
「そうだな。明日、顔を拝みに行ってやろう。」
くだらねえ会話をしながら廊下を歩く。
そして、少し歩くと、妙な記号が書かれた扉を見つけた。
「…そういえば俺たちヨンキーを置いてきちまったけどよ、どうやってその『社員寮』とやらを見つけるんだ?」
「まあ、地図と見比べればいいんじゃない?ヨンキーさんに丸で囲んでもらったここのはずだよ。」
「それならこの扉じゃねえか?」
俺は目の前にある扉を指差す。
フィンは扉の文字と地図の文字を少しの間見比べていたが、どうやら確信に至ったようだ。
「間違いなくここだね。」
「じゃ、さっさと入っちまおうぜ。」
「うん!」
扉の先には、いくつもの小部屋が並ぶ廊下が続いていた。
そして、アンジェラに渡された鍵と同じ番号が刻まれた扉を見つける。
数字くらいはわかるからな。
「兄ちゃん!すごいよ!」
「…確かにすげえな。」
その部屋には、ベッドと小さな机が一つ、それに本棚とトイレがあった。
俺は人生この方まともなベッドで寝たことなんてなかった。
「やっぱ翼っつーのは部屋からしてちげえんだな…」
そう呟いて、ベッドに倒れ込む。
「あー、これやっべえな。」
「兄ちゃん、どうしたの?」
「フィン、俺もう寝るわ。」
「え!?まだ20:00だよ、兄ちゃん!」
「いいじゃねえか、早めに寝たって。お前も寝ればいいじゃねえか。」
「そんなこと言ったって!」
最後に聞いたのはその一言だった。
頭は悪いかもしれねえが、寝つきはいいからな…
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「────」
「────ちゃ〜ん」
「────兄ちゃ〜ん」
「うう…俺はまだ眠いんだ…放っておいてくれ…」
「何言ってんの兄ちゃん、早く起きて。」
朝。
電灯の光の下で目を覚ます。
「ヨンキーさんはもう食堂行っちゃったよ。僕たちも早く行こう!」
「わかったよ…だからあと5分だけ…」
「わかってないじゃん!ほら、行くよ!」
「はいはい…」
渋々ゆっくりとベッドから起き上がる。
「あーーーーー、よく寝た。よし、じゃあ行くか!」
「行こう行こう!」
着替え、歯を磨き、支度を整える。
「…このスーツ着づれえな。」
「多分そんなことないんだよ、僕たちが着慣れてないだけ。」
「それもそうだな。」
軽口を叩きつつ、寮を出る。
「なあ、フィン。それで俺たちはどこに行けばいいんだ?」
「えっと、多分こっち。」
「お前を信じてるからな。」
「まかせてよ!」
胸を張るフィンの後ろを歩き続ける。
あいつは道を間違えたりしないはずだ。
だが…
「本当にこっちで合ってんのか?」
「僕を信じてよ!」
「お前、最初にそう言ってからもう30分は経つぞ。」
「う…」
とはいえ、今更どうこう言ってももう遅い。
ここはどこだ?
「た、多分あの扉だよ!」
「本当か?」
「本当!」
「じゃあ信じるからな。」
俺は荒々しく歩き続ける。
後ろからついてくるフィンを置き去りにし、扉を勢いよく開け放った。
そしてその先にいたのは──
「なんだ、お前?」
「…誰?」
いやー、ここでやっと二、三人目の登場ですね!グリフィン、ヨンキー、フィンちっす。
…勘のいい人なら、気がついたでしょうね。
誰でしょう。
さて、私一つ聞いてみたいことがあるんです。
この小説最新まで追ってる人おるん?
情報の部分から『UA』っていうのはわかるんだけど、それがどういう意味なのかわからない。
最新話を投稿すると一瞬ブーストがかかるのは、この小説が『最新の投稿』的なのに載ってるから?
それともこんな小説を追ってる人がいるから?
ま、どっちでもええか…
何はともあれ、ここまで読んでいただきありがとうございます。また次回も会いましょう。
それではまた。