風の女神・萩原千速-神奈川県警察・第一交通機動隊- 作:新庄雄太郎
そして、2輪のスピード違反の取り締まりを終えた、その時だった。
ピッピッピッ、ピッピッピッ。
と、千速と猿渡の130クラウンパトカーに無線が入った。
「こちら、横浜611ですどうぞ。」
至急、至急、神奈川本部各移動へ、各移動へ、現在強盗殺人犯が車で逃走、ナンバーは品川57たの65-91、車は日産・スタンザ、横浜方面に向かって逃走中。
と、無線で言った。
「こちら横浜611、先ほどの逃走車の件対応どうぞ。」
神奈川本部、了解
「ん、あれかな。」
「追うわよ。」
と、千速と猿渡が乗ったクラウンはスタンザを発見して追跡をした。
ウーウーウーウーウー
「横浜611から神奈川本部、現在手配中のスタンザを発見、現在追跡中。」
と、猿渡は無線で言った。
「こちら神奈川本部、了解。」
そして、猿渡はマイクで言った。
「そこのスタンザ、左に寄せて止まりなさい。」
「ちっ、パトカーだどうする。」
「じゃ、振り切るか。」
「ああ、そうだな。」
と、男は130クラウンを見て猛スピード上げて振り切って行った。
「くそー、何て凄い運転なんだ。」
「クラウンじゃ、とても追いつけないよ。」
そこへ、Z31フェアレディZとマツダ・ルーチェのパトカーが応援に駆けつけてきた。
「その車よ、追うわよ。」
「了解。」
ところが、スタンザは姿を消えてしまった。
そして、翌日。
「ほう、スタンザを追跡したが逃げられたのか。」
と、小野は萩原と猿渡に言った。
「ええ、2輪のスピード違反の取り締まりの後にスタンザを発見し追跡したんですが、その場て見失いました。」
「そうか。」
「でも、ナンバーは品川だから警視庁管内ですね。」
「とにかく、運転者の身元を割り出すんだ。」
「了解しました。」
その後の調べで、逃走車のスタンザは警視庁管内で盗難にあったものと判明した。
「やはり、盗難車か。」
と、那智は言った。
「そうか。」
「もしかしたら、例の強盗殺人犯じゃないでしょうか?。」
と、猿渡は言った。
「その可能性があるわね。」
「ええ。」
その頃。
「おいっ、打ち殺してよかったのか。」
「ああ、こいつはすごいモノたぜ。」
「えらく、いっぱい奪ってきたもんだな。」
「そりゃそうだろ。東洋銀行から奪ってきたんだからな。」
と、男は言った。
「ああ、そうだな。」
事件が起きたのは、東京の有楽町で現金輸送車が襲撃され現金10億円を奪って逃走した。2人の男は拳銃を所持していた、そして、横浜では宝石店を襲撃してついに警備員を射殺して逃走した。
そして、事件は意外な展開になってきた。