風の女神・萩原千速-神奈川県警察・第一交通機動隊-   作:新庄雄太郎

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そして、犯人が乗った車が判明。


第4章 盗難車

「そうか、犯人は4ドアセダンに乗って逃走したんだよね。」

 

と、千速は重吾に言った。

 

「ええ、総額に5000万円だ。」

 

「それで、犯人の特徴は?。」

 

「犯人は2人組の男で、銀行に押し入った、凶器は拳銃、現場に落ちていた薬きょうと弾丸からブローニングハイパワー9ミリ後継と判明しています。」

 

「ほう、なるほどね。」

 

「それから、強盗犯は車で逃走してパトカーの追跡を振り切るんだそうだ。」

 

「という事は、強盗して車で逃走してパトカーの追跡を振り切って逃走したって事か。」

 

「その通りだよ、千速。」

 

「つまり、犯人は元暴走族か走り屋かあるいは悪質無免許運転常習犯の可能性があるわね。」

 

「しかし小隊長、無免許運転常習犯とは限らないと思いますよ。」

 

と、猿渡は言った。

 

「えっ、猿渡それはどういう事なの?。」

 

「俺たち交機隊に恨みを持つ人物ではないかな、横溝警部殿。」

 

と、猿渡は重吾に言った。

 

「うーむ、猿渡の言う通りに恨みを持つ者かあるいは自動車窃盗犯の可能性が高いな。」

 

「それで、犯人が乗った車は分かったの?。」

 

「ああ、逃走車は日産・T12スタンザと判明した。」

 

「犯人が乗ったスタンザは、一昨日の日に東京都内で盗難されたものと判明しています。」

 

と、部下の虎田刑事は言った。

 

「なるほど。」

 

「何、スタンザ。」

 

と、その時だった。

 

「ちょっといいですか?。」

 

「知っているの、那智。」

 

「俺と水城と、速水たちでナンバー付け替え車両を追っていた車でもあります。」

 

「何だって。」

 

「おい、それは本当か。」

 

重吾は、千速と猿渡と那智に言った。

 

「発見したのは夜の22日頃でした、ナンバーを紹介したところ別の車に付け替えたものと判明した。そして、俺と水城と速水たちで追跡をしました、ちょうど俺と水城が市内でパトロールをしていた時に偶然スタンザを発見し追跡しました、そこへ応援の速水が駆けつけて追跡をしました。」

 

那智の話によると、那智は水城と一緒にマツダ・ルーチェサルーンパトカーに乗ってスタンザを発見し、追跡をした。そこへ、速水のフェアレディZのパトカーと合流してスタンザを追跡をしたのですが、その場で失尾したことが判明した。

 

「我々は、公務執行妨害と道路交通法違反と道路運送車両法違反(ナンバー付け替え)の疑いで捜査をしています。」

 

「そうか。」

 

「やはり、あの強盗はスタンザを盗難して強盗したのか。」

 

と、猿渡は言った。

 

「じゃあ重吾、我々はそのスタンザの行方を追跡をするわ。」

 

「そうか、でも千速無茶はするなよ。」

 

「わかってるよ、重吾。」

 

と、千速は言った。




そして、いよいよ元太が強盗犯に拉致されるのだ。

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