速すぎたSTONE!!~千空に従兄を投入した結果!! 作:石の上にも3泊
石神村(仮)の住民、千郷が選抜した有識者の皆様が復活したことで食料自給率も増えてきて、余裕が出てきたことで徐々にだが復興範囲も拡大してきた。だが、ライフラインの普及は目処が立たないし、なにより次に誰を復活させるかで有識者同士で揉めることも有るのだ。
「非常時だからこそ国を纏める国会議員を復活だ?却下だろ。復興が凄く進んで日本人が物凄く復活してきたら大有りだが、法律も関係ない現時点で要るかよ。それだったら、ライフラインを支えるエンジニア、農業の知識がある農家さんなどが必要じゃないか」
当然、非常時だからこそ国を纏めるリーダーとして国会議員を復活させる意見も出る。しかし、千郷は秒でその意見を却下した。確かに非常事態では内閣総理大臣が総責任者として指揮を取ることが有るのだが、この人類が石化した今では国際秩序は関係ない。幸いにも復活した人々が全員善良よりの日本人だからこそ、大きな問題は起きていないだけである。
「考えばわかるだろ。今の内閣は大半が2世、3世議員、そんで総理の金魚のフンだった取り巻きだ。自衛隊から叩き上げでなった防衛大臣以外アレ、市民の仕事を経験してねーよ。サバイバル丸出しの今に適応できっか。
とどめに俺は世界を飛び回ってるから知ってるが、政治家の何割とメディアのお偉いさんはスパイに骨抜きにされちゃってるから、最悪は日本後回しにされて俺達日本人は奴隷にされんぞ?」
「「「スパイに骨抜き!?」」」
「おう。日本には対スパイに関する組織や法は無いことになってるからな。やりたい放題だ…(たっく、俺達の苦労も知らないくせに他国にケツとしっぽと腰を降りまくる骨抜きジジイ議員め)」
しかし、考えてほしい。政治家の皆さんは父親や祖父の基盤を受け継いで議員さんになった方々が多い。そんな皆さんがこのディストピアなストーンワールドで戦力になるだろうか?絶対にならない。
「後はマンパワーの担い手となる日本の宝である若者か。後は有識者の先輩方、懸命な話し合いをお願いします」
千郷はそう言って、会議室を出ていった。有識者と言っても科学知識は有れど現代人。サバイバル能力はそこまで高くなく、ある程度の水準まで文明が回復しないと戦力にならないのかも知れない。
いや、違う。原作で地球人類の最高峰とも言える宇宙飛行士5人+歌姫1人が居ても、原始時代から文明進歩することが出来なかった。ゼロから文明を加速できる千空や千郷などの一部の若者がイレギュラー過ぎただけなのかもしれない。
「大変だろ?有識者会議!」
「全くですよ、マトモに畑を耕せない、自分で水路を作らない、提案だけで手伝わない専門家なんてね」
会議室の外では民俗学者だからとバカにされて会議から外された館長が外で千郷を待っていた。確かに一部の科学者と比べたら「民俗学者が復興の役に立つのか?」と思われて摘み出されるのも理解できる。民族の風習や伝統、その地域の生活の営みが復興に活かせるのかと言えばなんとも言えないのも事実。だが、有識者のお偉いさんは兎も角、石神村(仮)の住民や千空達はそうではない…彼らは復興に役立つし…力になってくれていると信じてくれているのだ。
事実、千郷は民俗学で得た様々な民族知識で衣類を量産してるし、トラクターを使わずに農家さんのお手伝い。館長なんて牛を取っ捕まえて軛(馬と牛に引っ張ってもらうトラクターの御先祖)を用いて耕したりしている。
「人選…間違えたかな」
「ハッハハ!!たとえ間違っていても過ぎたことはしょうがない!!ところで…リリアンちゃんとの結婚式いつやんの?君の父親席は私だよな?」
「その話、今やるんですか?」
「話題変えないと、
「良く言うぜ、館長…いえ。自衛隊国防情報別動班 通称別班 真田信繁隊長」
「なにかね?通称別班 隊員 石神千郷一尉」
館長に背中を叩かれて、千郷は会議室がある建物から千空達が待つ家に、歩いて帰っていった。
因みに通称 別班とは公に公開されていない存在である。どんな組織なのかは後日、明らかになるだろう。
「でも館長。俺の代わりに彼処に居たら絶対、アンタ…あのキメ台詞言いながらボコボコにしてますよ。有識者の中に議員を復活させようと言う人達居たので」
「えっ?美しい我が国を穢す者は何人たりとも赦さないってヤツ?やだな~石神くん。仮に例の議員が甦ったら……存在を消すさ。未来を作るのは老人ではない、千空くん達…未来を担う希望の若人だ」
館長の言葉を受けて千郷は決意する。そう、未来を作るのは老人ではない。これからの日本を…世界を担う希望の若者達なのだ。ならば、次に復活させるのは次を託せるような若者だ。
「別班の若手?」
「アリだが石神くん。私達は基本的に世界各地に散らばっている。日本に居るのは黒瀬くんぐらいだよ。
ほら、居るじゃないか…私達より、有力な若手に詳しそうなジャーナリストの女の子が!」
数ヵ月前。石神千郷、希少がん発覚のちょっとまえ。
中央アジア ウズベキスタン サマルカンド近辺の遺跡。
そこで千郷は館長、現地の日雇いスタッフと共に遺跡の発掘を行っていた。このサマルカンドはシルクロードと深い関わりがあり、ヨーロッパのローマ帝国はもちろんのこと中央アジアから中国最後に日本と繋がるシルクロードの起源でもあり、民俗学と考古学の観点から貴重な出土品が沢山見つかっており、世界遺産にも登録されている。
「はい。皆さん見てください…沢山の出土品が並べられています!!」
サマルカンド近辺からは大変貴重な出土品が見つかっており、シルクロードの繋がりはもちろんのこと、当時の暮らしや文化も知ることが出来る。そんな貴重な出土品の取材のために、1人の記者がテレビ局の撮影スタッフと共にやってきた。
彼女の名前は北東西南。NEWSの各々の文字の漢字になったような奇想天外な記者である。因みに北東西が名字で、南が下の名前である。
「今日は宜しくお願いします!真田館長、石神千郷さん」
「若いのに遠路遙々ようこそ!これを機に、是非とも民俗学に興味を持ってください」
館長は普通に挨拶を行い、一方の千郷は南から貰った名刺を見て…
「えーとこれはNEWSというキラキラネームですか?」
「違うわよ!!それで北東西南って言うんです!確かに名字がキラキラネームだけど!!」
「奇想天外目奇想天外科の奇想天外だったり、ゴリラ目ゴリラ科ゴリラゴリラマウンテンみたいな名字だなおい!!」
「誰が砂漠の植物とマウンテンゴリラよ!」
「おっ!知ってたのか!!スリザリンに1億点あげよう」
軽く調子にのっておちょくっていた。
しかし、ウズベキスタンは中央アジアの中では比較的治安が良いのは確かである。しかし、隣国はあのアフガニスタン。アフガニスタンと言えば渡航禁止レベルの危険地帯であり、イスラム過激派のテロ組織がぶいぶいと言わしているところである。当然、そのようなテロ組織が観光客の拉致も行う危険も有るのだ。
「大変だ!!南ちゃんが拉致されちゃった!!」
そして若い日本人の女性は標的になりやすい。身代金、人身売買、構成員の姓奴隷として強制結婚などなどだ。南ちゃんが馴れた手付きで武装組織に拉致されたことを、取材スタッフが教えてくれた。
「館長…いいえ、真田隊長」
「美しい我が国を穢す愚か者は何人たりとも赦さない…行くよ、石神くん。病み上がりだから無理はするなよ*1」
「「えっ?お二人さん!?」」
突如として千郷、館長の気配が一瞬で変わり…2人は人外染みた身のこなしでその場から消えて、30分後。
無事な南ちゃんを連れて、泥と硝煙の香りを纏った館長と千郷が何事もなく帰ってきた。その日、人知れず1つの武装組織は地上から消えた。
そして時は戻って現代。
「グッドモーニング!奇想天外目奇想天外科ゴリラゴリラマウンテン!NEWSちゃん!早速だが、優秀な若者の情報を教えてくれ!」
「だれが奇想天外とマウンテンゴリラよ!!この別班!!」
「別班は存在しない。国会でも言われたことだ。い・い・な?」
南ちゃん、優秀な若者の情報を多く持つため千郷の手で復活させられる。
遇か必然か…これを境に、原作√でも頼りになる若者が合流を始める。
次回…ツッコミ2号復活とバターを作る。
番外編はどれ?
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千郷&リリアンIN3700年後!
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逃げてゼノ!フル装備千郷が来るわ!
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この世界線の3700年後!
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スイカの7年間IN愉快なアニマルズ!?