with U zero   作:ゲーム最高

15 / 30
高評価してくださった akira624さん

ありがとうございます!


治安官、透明怪獣に遭遇す

 

ホロウの中にて

 

「ギャオォォォォォォーーーーンッ!!!」

 

「朱鳶、避けよッ!!」

 

 

ホロウにある工事現場にて治安局の「特務捜査班」である「朱鳶」、その相棒である「青衣」はとある事件の犯人達を追っている最中に遭遇した怪獣と対峙していた。

 

 

リレー発光する鼻先の一本角と、目の上の後頭部寄りの位置に生えたクワガタムシの大アゴのような二本角の、計3本のツノを備え、大きく発達した奥キバと大きく裂けた口、そして皿のように見開き、焦点の若干合わないつぶらな目が大変目を引く、般若か獅子舞のような面構えが特徴の「透明怪獣 ネロンガ」*1

 

 

「よりによって怪獣と遭遇するだなんて!」

 

「うむ、しかも相手は透明になれるが故、我の赤外線機能でも探知できぬ」

 

 

ネロンガから繰り出される電撃を回避しながら接近していき、朱鳶は『サプレッサーK22』の引き金を弾き、ネロンガの頭部に命中した。

 

 

「ギャオオォォォォォーーーンッ!?」

 

 

怯ませる事で電撃を中断させる事に成功したが、ネロンガはすぐさま透明になり姿を消す。

 

 

「また、消えた!」

 

「焦るでない朱鳶よ。奴の足音に良く耳を済ませるのだ」

 

 

赤外線機能でも探知できないステルス性を持つネロンガだが、足音は確かに聞こえる。

後は相手との距離が分かればまだ勝機はある。そう考えた2人は警戒を怠らない

 

 

よく耳を済ませる朱鳶……その音が徐々に近づいてきているのがはっきりわかる。

 

 

ガコン…

 

近くにあった木箱が倒れたのが確認されると朱鳶はすぐ銃口を向けたが、青衣は何かに気づく。

 

 

「む!?朱鳶、罠じゃ!」

 

「ッ!?」

 

 

既に引き金は弾かれ飛んでいったエーテル弾丸は外れた。

 

 

「ギャオオォォォォォォォォォッ!!!」

 

「先程のあれは囮!?」

 

「尻尾を巧みに使うとは」

 

 

2人に急接近していたネロンガは既に電気エネルギーをチャージし角から発せられるスパーク光線との距離は近く、避けられる余裕がない。

 

 

「くっ!」

 

「もはや、これまでか!」

 

二人の視界がスパークに包み込もうとしたその時…

 

 

 

『『ゼロ・コスモライズ!』』

 

 

「ギャオオォォォォォッ!?」

 

 

空から飛来する2枚の刃がネロンガに炸裂し、ネロンガは地面に倒れ込んだ。

 

 

「む?一体何が…」

 

「先輩、あれを!」

 

 

朱鳶が指さした方向を見るとそこには赤と銀の光の巨人が地面に着地していた。

 

 

 

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 

「シェッ!!」

 

「ギャオオォォォォォォォォッ!!!」

 

 

ファイティングポーズを取りながらゼロは相手の出方を見ていた。

ネロンガは角に電気エネルギーを集中させ、スパーク光線を放つ。

 

 

「シェッ!」

 

 

対してゼロは胸を張り顔を少し上に向けるポーズ「大胸筋バリア」を取って堂々と受ける。

 

ネロンガは出力を上げつつ電撃を食らわせて来るが

 

 

「嘘…効いてないの!?」

 

「何と強固な肉体…あの電撃は10万ボルトの筈、それに動じぬとは」

 

 

ゼロコスモライズの「大胸筋バリア」で防ぎ終わると、「ピンピンしてるぞ!」とばかり胸を叩き挑発する。

 

 

「ギャオオォォォォォッーーー!!!」

 

 

挑発に乗ってしまったネロンガは怒り狂い電撃を纏いながら突撃してきたが、ゼロは体捌きでネロンガの突進を回避する。

 

再びネロンガは突進を繰り出してくる。

ゼロの次の行動は突進してくるネロンガに対し、素早く回避しながらネロンガの首を腕で巻き付け拘束しながらもう片方の腕でチョップを数発打ち込む。

 

 

「ギャオォォォォォォッ!?ギャオォォォォォォッ!?」

 

 

頭を打ち込まれたネロンガは悲鳴を上げるが、ゼロはチョップが終わると後頭部の2本の角を掴み取り

 

 

「デェリャッ!!」

 

 

思い切り引きちぎった。

続けて鼻先にある1本の角に狙いを定め再び手刀で振り下ろすと

 

 

「ギャオォォォォォォォォォォォォンッ!?」

 

 

自慢の角が全部やられてしまい悲鳴を上げるネロンガ

その隙にゼロはネロンガの尻尾まで移動してその尻尾を掴み抱えると自分の体をコマのように連続して回転させる「ジャイアントスイング」を繰り出し、ネロンガを空高く投げつける。

 

宙に飛んで行ったネロンガに対し、

 

 

「ライズコスモスキャニング!」

 

『『ウルトラマン』』

 

 

コスモレコードウォールを召喚してスキャンし、ウルトライズアイのトリガーを弾くと隣に赤い球体が現れ、割れると始まりの巨人「初代ウルトラマン」が召喚される。

 

 

『『ウルトライズ!

 

シェアッ!

 

ウルトラマン!』』

 

 

「スペシウム光線!」

 

 

右手にマイナス、左手にプラスのエネルギーを集積させ、両手を交差させてスパークさせる事で繰り出される必殺光線が空に飛んでいっているネロンガに命中し、断末魔をあげながら爆散していった。

 

 

「凄い…」

 

「実に見事、歴戦の戦士を彷彿とさせる戦いであったな」

 

 

戦いが終わるとゼロは治安局の二人の安否を確認すると、当の二人は怪我はしておらず

 

 

「あ、ありがとうございます!救援に来ていただき治安局として感謝申し上げます!」

 

「お主が来なかったら我らはどうなっていたか…治安局として礼を言わせてもらう」

 

 

敬礼しながら感謝を伝えられるとゼロは「どういたしまして」と言わんばかり頷き、

 

 

「シェッ!!」

 

空の彼方へ飛びさっていった。

 

 

「行ってしまわれましたね」

 

「うむ、では我らも帰還しようぞ」

 

*1
別名侵蝕透明怪獣




今回元となった怪獣の紹介
透明怪獣 ネロンガ
体長:45m
体重:4万t
武器:暴君電撃

鼻先の角を避雷針代わりに、電気を喰らう習性を持つ怪獣。トリケラトプスのような姿をしており、普段はノソノソと4足で歩き回るが、後ろ足だけで立ち上がることも可能。
全身の細胞がガラス質であり、体を透明にして姿を消すこともできる。
普段は地中に潜み、餌となる電気を食う時には地上に姿を現す。
クワガタのような角と鼻先の角を合わせることで高圧電流「暴君電撃」を放つ力を持ち、
戦車すら簡単に潰せる


他のスレ民の登場はまだ先になりますので何卒ご了承ください。

皆さんのお気に入り登録・感想お待ちしております!

https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=343960&uid=323354
↑こちらの募集もやっていますので気になる方は是非

ウルトライズアイを購入した方

  • 買いました
  • まだ買ってない
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。