あそみな様
ありがとうございます!
近いうちに主人公のプロフィールを出す予定です。
「大体の土産はこれだけ買えばいいか。
福福は……ジャーキーでいいだろ」
ルミナススクエアにあるルミナホールにて雲嶽山のお土産を買うのを忘れていた零斗は外へ出ると
「そろそろお昼…近くのラーメン屋で腹ごしらえでもするか」
「ふぅ~、食った食った」
お昼を済ませホテルに戻り、部屋で寝っ転がる零斗は次はどこへ行こうかとスマホで検索すると、情報掲示板にてある事が記載されていた。
「郊外…へぇ〜近い内にレース開催するんだな。面白そう、日程とかって書いてないのか……ん?」
スマホをいじっている最中、零斗はまた何処かのホロウで異変が発生しているのを探知した。
「バレエツインズ…あの心霊スポットになっているところか。
怪獣の反応ありか」
ホテルの外へ出た零斗はすぐさまバレエツインズまで飛んで行った。
バレエツインズの最上階にて
「くっ!」
「キリキリ~!ジョアッ!」
暴走する飛行船を止めるために最上階へやってきたパエトーンと家事代行派遣会社「ヴィクトリア家政」はとある異形の怪人と退治していた。
そのホールにて待ち伏せしていた「マリオネット・ツインズ」を撃破し、漸く外へ出られると思った矢先、新たな乱入者が現れた。
泣いているような顔が特徴的であり「キリキリ~」と不気味な掛け声をしている「炎魔戦士キリエロイド」*1
人数的にはヴィクトリア家政の方が上だが、それでもキリエロイドの卓越した戦闘力で上回っていた。
「くっ、足技を極めた私を上回っているとは…中々の手練!」
「関心している場合ではありませんわライカン、早く決着をつけなければ時間がありません」
「全然攻撃が当たらないし、熱いし、まじむかつくんだけど!」
「うぅ~さっきのエーテリアスよりみ、見た目が怖いです」
ヴィクトリア家政は長年培ってきた連携でキリエロイドを倒す為行動に出る。
メイド長の「アレクサンドリナ・セバスチャン」が使役する「ドリシラ」「アナステラ」で牽制させる。
その隙に執事である狼のシリオン「ライカン」メイドである鮫のシリオン「エレン」同じくメイドの「カリン」以上の3人がキリエロイドに攻撃を仕掛ける。
対してキリエロイドは華麗なる足技でアナステラとドリシラを振り払い、連携技を仕掛けてきたヴィクトリア家政の猛攻に対処した。
それでも引かず彼女達はキリエロイドを追い詰めるが、
「キリキリ~ッ!!ジョアッ!!!」
「皆!回避を!」
攻撃を食らったキリエロイドは怒り狂い、両手から超高音の巨大な炎を生成させ、それを爆発させると散弾の如く「獄炎弾」が発射された。
ヴィクトリア家政の皆は回避に専念するが、その後ろに隠れていたパエトーンはそうはいかず、幾つかの獄炎弾がパエトーンに向かっていった。
『や、やばい!?』
「しまった…!?プロキシ様!!!」
「ガイド様!」
回避に専念していたヴィクトリア家政はプロキシを守りに向かうが、間に合わない
そんな時───
「シェッ!!
ウルトラゼロディフェンサー!!」
キリエロイドが放った獄炎弾は突如現れた何者によって張られるバリアで全て防がれてしまいプロキシには当たらず、それらを守ってくれたのは
『あっ!ウルトラマン!』
ゼロコスモライズに変身した零斗はバレエツインズの最上階までやってきた。
既に戦闘は始まっており、キリエロイドによる攻撃がパエトーンにまで迫っていた所をウルトラゼロディフェンサーで救援する。
「あれが…噂のウルトラマンですか」
「わわわ!本物です!」
「何と神秘的…」
「でも、なんかサイズ違くない?インターノットで見た奴より小さい気がするんだけど」
エレンが言うように世間では巨人と呼ばれている彼ではあるが、
「こうやって身体を小さくする事も出来るんだ。」
『は、初めて知った…』
人間サイズになることもできると簡単な説明をして空に向かって指を指し
「こいつの相手は俺が…アンタらは飛行船を」
「ッ!!感謝します!さぁ、皆様、急ぎましょう!」
ヴィクトリア家政が先を急ごうするがキリエロイドがそれを許す筈がなく獄炎弾を放ったが、超スピードでヴィクトリア家政を守るよう放った獄炎弾を片手で弾いた。
「お前の相手は……この俺だ」
「ジョアッ!!」
キリエロイドは自慢の蹴り技を繰り出してくるがゼロは受け技で対処する。
その途中でキリエロイドは両足に獄炎を纏わせる事で威力を上げ、キックを繰り出し続けるが、難なく引き続き対処していった。
「キリキリ〜キリキリ〜ジョアッ!!」
キックを続けたキリエロイドは飛び回し蹴りを繰り出したが、ゼロは片手で防ぎ両手で掴み抱えると自分の体をコマのように連続して回転させる「ジャイアントスイング」でキリエロイドをホールの壁まで叩きつける。
「ジョアァッ!?」
身体を思い切り壁に叩きつけられたキリエロイドはフラフラとゆっくり立ち上がるが、接近するゼロはキリエロイドの胸元目掛けて逆水平チョップ、空手チョップといったプロレス技のコンボで追い詰めていく。
「キリキリ~~~!!ジョアッ!」
追い詰められた怒り狂いキリエロイドは反撃するも、カウンターを取られてしまいゼロに背負い落としされ地面に叩きつけられる。
「キリキリ~キリ…キリ…キリ…ジョアァ……」
頭を強く打ってしまったキリエロイドよろよろしながらゆっくり立ち上がろうとしているが、その隙を逃さず
『『ティガ!』』
コスモレコードウォールをスキャンしてウルトライズアイのトリガーを弾くと隣に赤い球体が現れる。
チャァァッ!
ティガ!』』
割れるように召喚された超古代の巨人ウルトラマンティガ。
ゼロと一緒に両腕を腰の位置までグッと引き、すぐに両腕を胸の前に突き出し交差させ、ピンと伸ばした両腕をそのまままっすぐ左右に開き、エネルギーを中心に集約させ腕をL字に組むことで放つ必殺光線。
2体同時の白色の超高熱光線がキリエロイドに命中すると断末魔をあげながら爆散していった。
ヴィクトリア家政の活躍によって飛行船は安全な場所に着陸しており、ゼロもその現場に居合わせていた。
「なぁなぁなぁウルトラマン!アンタのサイン貰ってもいいか!?」
「えっ?」
すぐに帰ろうとするが邪兎屋のビリーに呼び止められ
「俺はスターライトナイトをこよなく愛するガンマンだが、そのモデルになったアンタのサインも欲しくなっちまって…駄目か?」
「ハハハ、なるほどな、いいぜ」
「ほ、本当かぁぁ!?よっしゃーーー!!」
ぴょんぴょんとうさぎのように跳ね上がりながらテンション上げ上げのビリーを見ていたプロキシは呆れながら
『もうビリーったらさっきまであんなに慌ててたのに……』
ゼロはビリーのお願いを聞いて色紙にサインを書くと
「うひょぉぉぉ!これは俺にとって秘宝になりそうだぜ!」
「気に入ってくれて何よりだ。それじゃあな」
『うん!助けてくれてありがとうウルトラマン!』
「私共からも改めて感謝申し上げます」
ヴィクトリア家政がお辞儀をするとゼロは彼女達に向けて親指と人差し指と小指を立てたハンドサインで返しそのまま空の彼方へ飛び去って行った。
今回登場した元となった怪獣
炎魔戦士 キリエロイド
身長:52メートル
体重:4万2000トン
「ウルトラマンティガ」より登場
キリエルの預言者がティガに対抗するため、自身の体内にある巨大化細胞で変身した姿。その顔は心なしか「泣顔」のようにも見える。
曰く、「キリエル人の怒りの姿」であり、いわばキリエル人の戦闘用モードと言ったところ。
武器は手から放つ超高温の「獄炎弾」や素早い身のこなしから繰り出す格闘能力。
ティガとの戦闘では自慢の素早い格闘でマルチタイプと互角の戦闘を繰り広げた
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