蝸牛様
ありがとうございます!!
165:イッチ
さて、そろそろ始まりそうだな。
166:輝けるトレーナー
何か始まるの?
167:イッチ
今、郊外に出てツール・ド・インフェルノでレース観戦してるんですよ。ニトロフューエル片手に
168:ダイナミックトレーナー
おぉ、どういったレース?
169:投げの鬼トレーナー
んん?ニトロフューエル?
170:イッチ
>>168覇者の座を掛けたレースですね。勝てばその人が郊外のトップになれます。
>>169あとニトロフューエルはお酒です。
171:ダイナミックトレーナー
俺らが担当している子達のレースと似たようなもんか
172:投げの鬼トレーナー
レースか…担当しているファル子のデビュー戦を思い出すな
173:キヴォトスの無限の勇者
皆さん、とても盛り上がってそうですね。
174:イッチ
>>173
メビウスニキ!
175:輝けるトレーナー
おぉー、メビウスニキ!
176:ダイナミックトレーナー
久しぶりだな
177:キヴォトスの無限の勇者
お久しぶりです、ティガニキ、ダイナニキ、ガイアニキそれにイッチも久しぶり
178:イッチ
元気そうで何よりだ。今は大丈夫なの?
179:キヴォトスの無限の勇者
やっと、落ち着いた所でね。折角だからこのスレに見に来たんだ。イッチも今は旅行中なんだっけ?
180:イッチ
>>179
あぁ、暫くは休んでって言われてさ、こうして息抜きしてるよ
181:キヴォトスの無限の勇者
確か、雲嶽山に所属しているんだっけ?
182:イッチ
そうそう、いや皆良い人ばかりでs『ツール・ド・インフェルノ、レーススタート!』…って、もう始まるんかい!?
183:投げの鬼トレーナー
まだ時間あるから少し見ていこうかな
184:イッチ
どうぞどうぞ、先輩方もメビウスニキ見てってくだs……ッ!?
185:キヴォトスの無限の勇者
>>184
イッチ?どうかしたの?
186:輝けるトレーナー
なんかトラブル?
187:イッチ
すみません、怪獣が出現したらしいので席外しますッ!!
188:ダイナミックトレーナー
おぉ、またか気をつけてな
189:イッチ
すみません!
――――ログアウトしました――――――
190:キヴォトスの無限の勇者
イッチのいる星って怪獣がよく出るんですね。
191:投げの鬼トレーナー
うん、何でもマイナスエネルギーやら怨念やらがホロウを循環させるエネルギーが融合した怪獣と戦ってるらしいよ
192:ダイナミックトレーナー
俺らの方にも怪獣は来るけどな
193:絆大好き
イッチいるか!?
194:スパレジェ
話さなきゃならないことがあって…!!
195:輝けるトレーナー
あ、レジェニキにノアニキ。
196:投げの鬼トレーナー
イッチなら先程、怪獣出現した為ログアウトされたよ
197:絆大好き
まじか、ちょっとやばめの緊急事態が発生したから
198:キヴォトスの無限の勇者
それはイッチとなにか関係があるということですか?
199:スパレジェ
実はな…
「てか、怪獣ってどこにいんの?俺の見間違いだったかな?」
ツール・ド・インフェルノレースが開催されてからやや数分、零斗は怪獣が出現したと思われるホロウの中を探索していた。
宇宙最強たる超人の視力でも怪獣の姿は確認できなかった。
「まぁ、いないならいないでいいか。戻ってレース観戦と行…ッ!?
あれは」
戻ろうとした矢先零斗は何かを見つけそこへ向かって走り出した。
一方その頃、シンダーグロー・レイクにて先に着いていたトライアンフのチームにて事態は起きていた。
「ひ、ひぃ…ッ!?」
「どうした?何を怯えている?全てはお前が始めた事だろう?」
狼のシリオンは目の前にいる骸骨を模した鎧を纏ったような禍々しい異形の人に対し腰を抜かして怯えていた。
「待て、どういう事だ!?」
異形の隣には郊外の覇者であるボンペイが何やら質問していた。
「先程話していた通りですよ。ボンペイさん…こいつはずっと前から貴方の首を狙っていたんです」
「こいつが…?俺の首を?」
「えぇ、この男は最初から企業の人間と繋がっていてツール・ド・インフェルノにあるエーテル結晶を売りつけて自分だけ莫大な利益を得る……それをなす為にも貴方の存在が邪魔だったんです」
「そうなのか…?ルシウス…?」
「あぁぁぁ…ぁぁぁぁ」
当の本人は目の前の現状を思考が追いつかず、何も答えられない。
「沈黙は肯定とみなす…安心してください。ボンペイさん、そんなこの地を売るような奴は俺がこの手で終わらせますから」
「待てッ!そもそも貴様は何者だ!?何故ルシウスが犯人だと言い切れる…!?」
「前者は答えられませんが、そうですね…強いていえば定められた未来を見た…と言えばいいでしょう。どの道コイツを生かして置いても仕方ないので俺が始末をつけます」
異形の超人『トリガーダーク」はそう言うと丸い輪に鋭い刃が生えた形状の武器を取り出すとルシウスを殺さんと刃を向けるが、それを守るようにボンペイが立ちはだかった。
「何のおつもりで?」
「いきなり、ルシウスが犯人だと言われてそう易々と信じられんな。仮に此奴が犯人だとしても始末は私がつける」
「話を聞いていましたか?こいつは貴方を殺しこの地を企業に売り渡そうとしているんですよ?なのに救いたいと仰るんですか?」
「そうなった場合、こいつの真意を見抜けなかった私にも非はあったという事だ」
ボンペイは怯えているルシウスを守るべく剣と盾を構えるとトリガーダークはため息を吐きながら
「そんな奴救っても何も意味はないだろ」
「ガァッ!?」
呟いた瞬間、目には見えないほどの平手打ちをボンペイかました。
反応できずボンペイは端まで吹っ飛ばされてしまい、気絶してしまう。
「あぁ…ぁぁ…ボンペイのおやb『おいおい、他人の心配か?』…ガアァッ!?」
ルシウスは頬をトリガーダークに殴られ数メートル吹っ飛ばされてしまう。立ち上がる事ができず胸ぐらを掴まれ、彼はこう囁く
「色々と問題を引き起こしておいて最後は善人気取りか?お前の罪は決して消えねぇんだよ」
「ゴベェッ!?」
「そもそも、お前やモルスは何かと都合が悪ければ逃げてたよな?責任も取れねぇくせに…ふざけんなよッ!!」
トリガーダークは怒りを顕にしながらもルシウスを殴り続ける。
ルシウスはやめてやめてと泣きながら懇願するが彼は聞き入れようとせず、
「やめろだ?…自分のしてきたこと思い返しながら言えよ!ここのエーテルを高値で売れば自分だけの王国を作れる?寝言は寝て言え!」
ひたすら、殴り続けていくとルシウスの顔は原型が分からなくなるぐらい腫れてしまっているがそんな事気にせず、トドメを刺さんと拳を握りしめる。
「仕掛けた爆弾全て俺が処理しておいた、直にカリュドーンもここに来る。そうすれば彼女達の勝利、お前の悪巧みも人生もここで終わりだ」
心臓に狙いを定め、貫こうとしたその時だった。
「ッ!?」
1人の男性…諸星零斗がトリガーダークの腕を掴んでいた。
遡る事数時間前…
「せっかくの休みでのんびりレース観戦して怪獣出現と思いきやまさかこれとはな……おい大丈夫か?」
「うぅぅ…ぐっ」
ツール・ド・インフェルノの覇者の座をかけたレース観戦をしていた零斗は、怪獣出現を察知し現場に駆けつけたが、怪獣の姿はなかった。
しかしバイクが走るコースにてあるものを目にする、重傷を負っていた狼のシリオンが倒れ込んでいたのだ。
マスクのつけていた狼のシリオンに対し零斗はフルムーンウェーブで応急処置を施した。
「ば、化け物が…黒い化け物が現れて…」
「化け物?」
それだけ言うとマスクの狼シリオン「モルス」は目を瞑り気を失った。
零斗は安全に休める場所まで運びブレスレットが示す場所まで向かった。
辿り着いた場所はレースのゴール地点でありそこで彼が目にしたものは
「ッ!?おいおい…まじかよッ!?」
等身大のトリガーダークが瀕死状態の狼シリオンの首根っこを掴みトドメを刺そうとする光景だった。
「(間に合えッ!!)」
常人では認識出来ない程の超スピードで接近し、トリガーダークの腕を掴んだ。
「なんだお前はッ!?」
「こっちのセリフだよ!何してるんだよッ!?」
零斗はトリガーダークの腕を抑えながら腹部に蹴りこみを入れる。
「ぐっ!?」
怯んだ反動で掴んでいたルシウスが手放されキャッチして彼の安否を確認する。
「(気絶しているだけだな…けど重傷だ)」
零斗は応急処置を試みようとしたが
「邪魔をするなぁぁッ!!!」
怯んだトリガーダークは零斗に襲いかかってくる。
対し、零斗はトリガーダークの両腕を抑えながらルシウスには手出しさせまいと押し合いに入る。
「そんな奴を助けて何になるッ!?」
「別に…!ただ、弱いものイジメをするのはどうかなと思っただけさッ!」
零斗はウルトラマンゼロに変身していないのにも関わらず力でトリガーダークを押し返していた。
「(何だ此奴…!?いきなり現れて…しかも"人間"の癖にどこからこんな力が…!)」
押し返していくと双方一旦手を離し距離を取る。
「お前は何者だ?どうしてこの人を殺そうとする?」
「ふっ…知りたいか?俺の名前はトリガーダーク。この世界を蝕む悪党共を消す為にやってきた」
「悪党共?」
「そこのシリオンを含めこの世界には様々な悪党が存在している。そいつらがいる限りこの世界はハッピーエンドにはならない」
「ハッピーエンド?……何の話だ?」
意味不明な言葉に首を傾げる零斗だったが、トリガーダークは
「俺の邪魔をするお前にこれ以上話しても意味はない……通告だ、死にたくなければそこをどけ」
「やだね、退いたらこの人を殺すだろ?」
「当たり前だ。そんな奴生きていてもこのツール・ド・インフェルノの邪魔になるだけだ」
「何故この人にそれ程の殺意を抱いている?此奴がお前になにかしたのか?」
「いや……だが、こいつの悪行を許せなくてね、此奴はあそこで気絶しているボンペイを殺してこの地に眠るエーテルを企業を売ろうとしてるんだよ。しかも理由は"時代が古いだの"と巫山戯た事を抜かしてる……そんな奴を許せると思うか?」
零斗は後ろで気絶しているシリオンがそんな悪巧みをしていたのかと疑問に思っていたが
「こいつが悪行したっていう証拠はあるのか?」
「証拠なんて必要ない……何故なら、痛めつけてやったら丁寧に説明してくれたよ。「自分がやりました、全て自分が計画を立てました。だから殺さないでください」って泣き喚いていたよ」
「だったら…殺す必要なんか「あるんだよ。此奴はどの道反省した所でまた同じ過ちを繰り返す。そうならない為にもここで処分しておいた方が郊外で生活する人々の為になる」……お前」
「もういいか?俺はさっさと其奴を殺して次の正義を実行しなくちゃならないんでね、それにこのレースはカリュドーンの勝利となる。
…ってな訳でそこを退いてもらおうか?」
「(この人を守りながら戦うしかない)」
トリガーダークはゆっくり近づいて来ており、零斗はファイティングポーズを取ろうとしたが、その時
「ギィィィィヤァァグアァァァァァーーーンッッ!!」
シンダーグロー・レイクの溶岩から巨大な何かが出てきた。
オーソドックスな恐竜タイプの頭部の黄色く発光する角と、縦に並んだ刃のような背鰭が特徴を持つ熔鉄怪獣「デマーガ」が雄叫びをあげていた。
「(デマーガ?…エーテル結晶が生えてない。という事は)」
『はぁっ!?何でここにデマーガいんだよ!?原作じゃあ怪獣なんて存在しない筈だ!』
「(…?何の話だ?)」
零斗は気になるワードを聞き、疑問を抱くがトリガーダークは構わず
「チッ…予定が変わった。所詮は最初の怪獣だ、一瞬で片付けてやるよ」
等身大から一気に元のサイズへと戻っていき、デマーガと戦闘を開始する。
「ギィィィィヤァァグアァァァァァーーーンッッ!!」
「デビュー怪獣如き、この俺を倒す事なんざ出来やしない!」
トリガーダークとデマーガは取っ組み合いを始めた。
その隙に零斗は気絶しているルシウスとボンペイを被害が来ない場所まで移動させ、フルムーンウェーブで応急処置を施した。
「これで時間が経てば目覚めるだろう…あとはあのトリガーダークを何とかしないと」
「ギィィィィヤァァグアァァァァァーーーンッッ!?」
後ろからデマーガの悲鳴が聞こえ、零斗はすぐ現場に戻ると勝負は既に決していた。
倒れているデマーガに勝利したトリガーダーク。しかしその様子はどこか疲弊しきっているように見えた。
「はぁ…はぁ…はぁ…クソ、モブ怪獣の分際で手こずらせやがって!」
「ギィィィィヤァァグアァァ……」
「まぁいい…さっさと片付けてあの邪魔者とクズを排除するか……ん?」
トドメを刺そうとするトリガーダーク、瀕死状態になっているデマーガの前に数匹の怪獣が立ち塞がった。
「キュルルっ!キュルルルッ……」
小さなデマーガ「ベビーデマーガ」達が親のデマーガを守る為に出てきたのだ。それを見たトリガーダークはため息を吐き、
「纏めて潰すか…どの道このチビ達もでかくなったら脅威になるだけだし」
一切戸惑うことなく、両腕を前に突き出し交差させてから大きく横に広げて「ダークゼペリオン光線」を繰り出そうとしている。
その光景を見ていた零斗は
「ジュアッ!!」
ウルトライズアイを装着し、ウルトラマンゼロへ変身し、デマーガ達の前に立ちトリガーダークに背を向け自ら盾となり「ダークゼペリオン」を防ぐ。
「なぁッ!?う、ウルトラマンゼロッ!?」
トリガーダークはゼロの出現で驚愕し、ゼロはトリガーダークの光線を背中で耐えながらデマーガ達を守り続けた。
「くそっ!何故邪魔をする!?」
光線を撃ち続けたせいか徐々に威力が弱まりやがて全てのエネルギーを使い果たしたトリガーダークは光線を撃つのをやめた。
撃ち終わると、ゼロは光線によるダメージをものともせず普通に立ち上がりトリガーダークを相見える。
「なんで…この世界にウルトラマンゼロがいるんだよ!?可笑しいだろ!ウルトラマンは俺一人の筈だ!」
トリガーダークは予想外の事態に苛立ちを隠せずにはいられなかった。
「…お前のような奴がウルトラマンを名乗るなんざ2万年早ぇよ」
「ッ!?なんだとッ!!」
「ウルトラマンは誰かを傷つける為でも、力を見せつける為に存在しているんじゃない。命を、心を、平和を、未来を、全てをかけて守るために存在しているんだ」
「綺麗事述べやがって…!そんな甘っちょろい考えで…!」
「現にお前は自分の私利私欲の為に力を振るってる。お前にウルトラマンを名乗る資格なんてないのさ」
「だぁまぁれぇぇぇッ!!!力をどう使おうが俺の勝手ダァァァァ!!!」
トリガーダークはゼロに自分のしてきた事に否定されてしまったせいか、怒り狂いサークルアームズを手に取り斬り掛かろうとしたが
「ぐっ!?…な、なんだ!?か、身体が思うように動かねぇ」
突如、トリガーダークの動きが止まり膝を着く。それを見ていたゼロは説明した
「さっきの光線で殆どエネルギーを使い果たしただろ?それが原因じゃないのか?」
「ッ!?…くそぉぉッ!!」
苛立ちながら地面を叩くがすぐに冷静を取り戻し
「ふっ…まぁいい。ルシウスは始末したかったがまだ悪党はこの世に沢山いる。…そいつらを全員殺せばみんなハッピーエンドを迎えられる」
「なんだと?」
「今日の所は引こう…だが、ウルトラマンゼロ、俺の邪魔をするなよ?次また邪魔をすれば今度こそお前を殺す」
そう言ってトリガーダークは両腕を組み黒い霧に包まれながら姿を消した。
その後、「ルナミラクルゼロ」に変身したゼロは瀕死状態だったデマーガにフルムーンウェーブを放ち治療していくと
「ギィィィィヤァァグアァァァァァーーーンッッ!!」
「キュルルッ!キュルルル!!」
デマーガはすっかり元気になり、ベビーデマーガ達も喜んでいた。
「…無事で良かった」
「ギィィィィヤァァグアァァァァァーーーンッッ」
デマーガは「ありがとう」と言わんばかりの叫びながらベビーデマーガ達と共に溶岩へ潜り地底まで帰っていった。
見送ったゼロは観客席まで飛んで戻った。
「おいおい、こりゃあ一体どういう事だ?」
ウルトラマンゼロが去った後、シンダーグロー・レイクの前に辿り着いたカリュドーン一行。
そこには気絶して倒れているルシウスと1人突っ立ているボンペイの姿が見えた。
「カリュドーン…来ていたのか」
「くっそぉ、負けちまったな。その様子だと先に火打ち石を入れたんだろ」
「いや…入れてはいない」
「はぁ?どういうことですの?」
カリュドーンのルーシーが質問するとボンペイは
「予期せぬ出来事が起きてしまってな。火打ち石を投げる事が出来なかった」
「…何があったんだ?」
黒いサングラスをかけるライトが問うと、ボンペイは静かに腰を下ろして語る。
「突如、黒い化け物が現れてルシウスを襲った」
「ルシウスが?通りで間抜け面で倒れ込んでると思いましたわ」
「おいルーシー」
『えっと、ボンペイさん…その黒い化け物ってどんな姿だったの?』
ボンペイは知ってる限りの事をカリュドーンに話す。
「骸骨を模した鎧を纏ったような禍々しい姿だった。あれはまるで…ウルトラマンのように見えた」
「う、ウルトラマン!?」
「確か、ホロウで怪獣と戦う巨人だったな。そいつがルシウスを襲ったのか?」
「あぁ。だが、姿はニュースでよく見るウルトラマンとは違っていた。それに大きさも我々と対して変わらない。
そいつはこう言った"ルシウスとモルス"こそが裏切り者だと…」
「どういう事だよ?」
ボンペイは事の全てをカリュドーンに話す。事情はこうだルシウスとモルスはここのエーテル結晶を高値で売るつもりだったらしい。その為にボンペイの存在が邪魔で殺そうとしていた。
「やはり、マヌケは見つかりましたわね」
「だが、本当なのか?何も証拠は無いんだろう?」
「私もそう思った。けどそれを否定した途端私は化け物に頬を殴られ意識を失った。目が覚めた時にはデマーガが溶岩の中へ戻っていくのが見えた」
「で、デマーガが!?」
『シーザー…?そのデマーガって言うのは一体?』
デマーガという言葉を初めて耳にしたプロキシだが、それを皆が説明してくれた。
「大昔からこのシンダーグロー・レイクに住み着いている怪獣の事ですわ」
『怪獣!?怪獣がこの地に住み着いてるの!?』
「あぁ、だが他の怪獣とは違って無闇に人は襲う事は無いんだ。…ここは元々奴の住処だからな」
『そんな場所をゴールにして大丈夫なの?』
「普段は溶岩の地底深くで生活しているから基本的に出てくることは無い。
けど、そのデマーガが出てきたって事は」
「黒い化け物と何か関係があるのかもしれねぇって事だ。
おっさん、その黒い化け物はどこへ?」
「分からない、目が覚めた時に奴の姿はなかった」
「逃げてったって事か?」
「色々と調べる必要があるけれど、それよりこのレースの勝負はどうなさるおつもりですの?ボンペイおじ様」
この場で起きたことを調査する必要があるが、それよりツール・ド・インフェルノの勝者をどうするか
「私の敗北として終わらせるつもりだ」
「はぁ!?何言ってやがるオッサン!?」
自分の負けにするという決定に怒るシーザーだったが、それでもボンペイは
「いや、これは私なりのケジメだ」
「アンタは何も悪い事していないはずだ。」
「こいつらの悪業を見抜けなかった私にも責任がある」
『だ、だけど…ルシウスが裏切ったっていう証拠がないんでしょ?それなら』
「いや、証拠ならある」
ボンペイはポケットからあるものを取り出す。それは一見火打ち石のように見えるが
「それは」
「ルシウスが私によこした火打ち石…ではなくエーテル重合触媒。溶岩に投げ込めばエーテル粒子を結晶化させる代物だ」
『それじゃあッ!?』
「あぁ、ルシウスはクロという事だ。それに部下のモルスも同業者だった」
「モルスならここに来る途中倒れ込んでましたわね。しかし"既に手当てされていた"状態だったので誰かが来たのでしょう」
「この事は郊外全体に伝えるつもりだ。今回の騒動の一件、覇者の座から降りる。よって勝者h「いや、オレ様は認めねぇ」…シーザー?」
覇者の座から降りると宣言するボンペイだがシーザーはそれを拒否した。
「何を言ってますの!?シーザー、漸く覇者n「こんなんで覇者になっても何も嬉しくねぇよ!!」シーザー…」
「オレ様は覇者になる為にもまだまだ足りねぇモンが沢山ある。
ここで覇者になるつもりはねぇ、けどボンペイのおっさんの意思も無視にはできねぇ
だから…代理になるって言うのはどうだ?」
今回登場した怪獣
熔鉄怪獣 デマーガ
身長:50メートル
体重:5万5千トン
初登場は「ウルトラマンエックス」
体の79%が溶けた鉄でできており、そのためか高い熱を持ち出現した際には周辺の川の水を熱湯に変えてしまったほど。
武器は口から吐く高熱の熔鉄熱線、背中から放つ火炎弾。
今回登場した個体は侵蝕されてはおらず原典に登場したものと同じ個体
スレ民紹介
キヴォトスの無限の勇者
ウルトラマンメビウスに転生し、教師として活動している。
メビウスブレスとナイトブレスを常時つけており、フェニックスブレイブに変身可能。思いに応じてメビウスインフィニティにも変身可能。
多くの生徒から慕われているが、その殆どが異常な程の好意を抱かれている事に気づいていない
今回登場した転生者は次回紹介予定
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=343960&uid=323354
↑こちらの募集もやっていますので気になる方は是非