楽しみです!!
「参ったな~、営業中かと思ったらまさか治安局の抜き打ち中とはな、しかもあの青衣さんがいたし」
六分街にて零斗はレンタルしていたビデオを返却しようとしたが治安局が抜き打ち中との事でビデオ返却はまたにして欲しいと言われた。
「どーっすかな…まぁ、すぐに終わるだろうしそこのカフェでのんびりしようか……ん?」
カフェで寛ごうとした時、零斗は何かを探知する。
「怪獣か?」
異変らしき自体が起きている場所へ零斗はすぐに現場へ駆けつけた。
一方その頃、デッドエンドホロウの外にて
「もうすぐだな」
「えぇ」
ホロウの裂け目にて待機しているのは治安局のブリンガー長官と嘗てヴィジョンコーポレーションの秘書を務めていたサラだった。
現在逃亡中のパールマンに発信機をつけ、その本人がこちらに向かっている事を把握していた。
「千面相が何者かに殺されたのは計算外…お陰で無尾の指紋認証のデータ入手は失敗した」
「最悪、無尾を手中に収められれば首の皮1枚は繋がる…星見雅を拘束さえすれば或いは…」
周りに重装備の傭兵を携え、ホロウの裂け目に誰かがやってくるのが見えた。
そして裂け目から出てきたのは発信機をつけていたパールマンではなく…
パールマンにつけていた筈の発信機を見せつけている黒い骸骨を模した鎧を纏ったような禍々しい姿を持つトリガーダークだった。
「パールマンかと思ったか?残念でし、たぁッ!!!」
「なっ!?」
トリガーダークは瞬時に両腕から放つハンドスラッシュで周りにいる傭兵達を蹴散らす。
「ぐわぁっ!?」「ぎゃあッ!?」「うわぁッ!?」
「ッ!?どういう事ッ!?予定ではパールマンが出てくる筈よ!!」
「そのパールマン及び対ホロウ六課は今頃別の出口にいるだろうよ。何せ仕組んだのは俺なんだからなっ!!」
「貴様は何者だ!?」
「これから死ぬ奴に名乗る必要あるのか?ブリンガー、サラ…いや、讃頌会!!」
ホロボロスのハイパーキーをブラックスパークレンスに差し込むことでトリガーダークの口が裂け、両目は青く発光し、両肩の突起をブースターとして使うことで超高速移動が可能。
目に止まらぬ速さでブリンガーとサラの首を掴む。
「ぐっ!?」
「がっ!?…は、離せ…!!」
「離す…?悪であるお前らが俺に指図できるのか?存在するかも分からない神なんかの為に多くの人を殺そうとしやがって…!!」
トリガーダークは怒りを顕にしながら、2人を地面に投げつけた。
「ガァッ!?」
「うっ!?」
身体を強く叩きつけられてしまったせいか思うように動かない2人、
「う、撃てェ!サラ長官とブリンガー長官をお守りしろ!!」
「こいつら守った所でなんも意味ねぇだろうが!!!」
叫びながらまだ残っていた傭兵達に向けハンドスラッシュを繰り出し、全滅させる。
「ふぅ~、漸くお前らを殺す事ができるぞ」
「何…が目的だ…?」
「さっきも言ったろ?お前らを殺す事だ。そうすればこの先より多くの人間が救えるんだよ」
「意味の…分からないことを…!!」
「フンッ、その台詞そっくりそのまま返してやるよ。誰にも助けて貰えず挙句の果てには存在すら消された哀れな女」
「なんで…ッ!?貴方がそれを…ッ!?」
「色々知ってるぜ。結局訳の分からない宗教に入って人類を救済するだのほざき関係もない人を犠牲にする……そんな奴許せるわけねぇだろ?」
トリガーダークはサークルアームズと呼ばれる丸い輪に鋭い刃が付いている武器を召喚し手に取る。
「俺は今、感動してるよ…!散々鬱な展開にさせてきた元凶がこうも簡単に殺せるんだからな…!
じゃあな悪党共、来世では良い奴に生まれ変われよ…!」
そう言い残しサークルアームズを振り下ろそうとしたその時──
振り下ろされる筈のサークルアームズが止まった。
不審に思ったトリガーダークは武器を持つ腕の方へ目を向けると
「なっ!?てめぇは!!」
諸星零斗がトリガーダークの腕を抑えていたのだ。
現場へ駆けつけていた零斗はトリガーダークの腕を抑えていた。
「(まさか…此奴がここにいるなんて、それにこの人達確か治安局のブリンガーさんとヴィジョンの秘書やってた人だよな)」
倒れ込んでいる2人に息があると確認した零斗は
「離しやがれ!この野郎!」
「離すわけねぇだろッ!!
早く逃げてくださいッ!!」
「ッ!!…」
零斗が叫ぶとすぐさま2人は立ち上がり、その場から離れて行った。
「この野郎ォォォォォ!!!」
暴れ狂うトリガーダークを抑えながら、腹部にキックを繰り出し、トリガーダークとの距離を取る
「てめぇやってくれたな…お陰で逃げられたじゃねぇか!!」
「何故、あの人達を殺そうとした?1人は治安局の人で、もう1人は企業の秘書だぞ!」
「分かってねぇんだなお前は…それは表向きの話だ。あいつらの本職は"讃頌会"という宗教団体だ平気で人を犠牲に存在しない神の為に生贄を注ぐクソ野郎共だ」
「そんな証拠がどこに…」
「証拠なんて必要ない。これは決められた運命だ。この先、あいつらは多くの犠牲者を出す。その前に俺が始末しようとしたのにお前が邪魔したせいで…!」
トリガーダークはサークルアームズを構え零斗もファイティングポーズを取ろうとしたが、先にトリガーダークがやめて
「チッ…予定が狂っちまった。まぁいい、あいつらを殺せるチャンスは幾らでもある。」
「何だと…?」
「お前の相手をする暇はないんでな。じゃあな」
トリガーダークは両腕をクロスさせて黒い霧に包まれるとその場から消えた。
「逃げたか…」
1人取り残されていた零斗は周囲に倒れていた傭兵達の介抱した。
倒れていた傭兵達の応急処置を終え、この場から去ろうとした時
──斬れ…斬れ…斬れ…
「声?…それも違うホロウの方からだな」
物騒な囁きが聞こえた零斗は誰もいない所で変身する。
ウルティメイトゼロになり、声のする方まで飛んで行った。
バレエツインズの爆発から逃げ延び別のホロウへ移動していた六課とプロキシ、パールマン
そこでは思いもよらない異変が起きていた。
「ひ、ひぃッ!?」
「課長…!しっかりしてくださいッ!」
「こんな課長初めて見たんだけどッ!!うわ危なッ!!」
「ボスどうしちゃったのー!?」
それは星見雅が仲間であるホロウ六課の隊員に刃を向けていたのだ。
「斬る…斬る…斬る…」
雅の目には奇妙な炎が宿っており、無差別にも刃を振り回していた。
『もしかして…』
リンはこうなった原因を推測した。前に郊外ホロウエリアで無尾が制御不能になった事があり、それと関係しているのではないかと推測した。
『皆、聞いて!郊外ホロウで雅さんと行動してた時、無尾が制御出来なかった事があったの!』
「まさか…無尾による暴走ですか!そうと分かれば早く止めないとッ!!」
「中々骨が折れますねッ!相手は虚狩りですよ!」
悠真の言う通り、相手はアルゴスを単独で沈めた若き虚狩り、しかも暴走状態に陥っていざ敵に回ればどれほど恐ろしい事やら
「斬れ…斬れ…斬れ…ッ!!!」
無尾から放つ斬撃が四方八方に飛んでいく。
「(これは受け切れないッ!!)」
鬼の混血である柳の実力を持ってしても、回避する事は至難。
確実に仲間達にも被害が及んでしまう…そう思った時
どこからともなく飛んできた複数の光輪が雅の放つ斬撃を全て相殺させ、柳達の前に姿を現す
「シェッ!!」
「あっ!」
「ウルトラマン!」
『よ、良かった~ナイスタイミング過ぎる』
「で、でも前見た時より何か小さくない!?」
赤をメインカラーに全身を水色のラインやクリスタルで覆われており、斬撃技を得意とする形態「グランセイバードゼロ」が現れた。
「斬る…斬る…斬るッ!!!」
「シェッ!」
ファイティングポーズを取り応戦するゼロ。目には見えないほどの剣術が炸裂するが、宇宙最強の超人である彼は難なく対処する。
「(暴走状態…なら)」
刃と刃のぶつかり合いをした後、互いに距離を取りゼロはウルトライズアイでブレスレットにあるコスモレコードをスキャンする。
バラージの盾と呼ばれる鎧をその身に纏い「ウルティメイトゼロ」へ形態変化させると雅に接近する。
「斬るッ!!」
雅が繰り出す剣術をウルティメイトゼロソードで対処していきながら、上手く雅の両肩を抑えることに成功した。
そして次元のゲートを開き
「ぐっ…離せっ!!」
「場所が狭くて窮屈だろ?広い場所に連れてってやるよ!
皆…こいつは任せろッ!!」
絶対に雅を正気に戻すという意志を伝え、ゼロは暴走する雅を抑えながら、そのゲートへ連れていくとゲートは閉じる。
『雅さん!?』
「プロキシさん!ここは彼に任せましょう!」
「そうだよプロキシ!ウルトラマンを信じよう!」
残された六課とプロキシはパールマンを連れその場から離れて行った。
主人公のコテハン名を何にするか考え中
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=343960&uid=323354
↑こちらの募集もやっていますので気になる方は是非
もし、難しいければメッセ-ジ送信でもOKです。