「ギシャァァァァァーーーッ!?」
零号ホロウにて怪獣にウルトラゼロキックで奇襲をしかけた。
蹴り飛ばされた怪獣の特徴は細長い首に長い顎、長い爪などの体の器官をメタリックブルーの頑丈な外骨格で覆っている怪獣だった。
「(ディノゾール…一体どうなってるんだ?)」
ここまで遭遇した怪獣達は嘗てゼロが倒してきた怪獣ばかりだった、それなのに違う形で復活している。
「(いや、考えるのは後にするか)」
何故復活したのか分からないが、目の前の敵に集中する。
「ギシャァァァァァーーーッ!!!」
ディノゾールは舌による切断攻撃を繰り出したが、ゼロは1000万分の1㎜という視認する事は不可能と言われるディノゾールの舌を精確に掴み取った。
ウルトラハリケーンッ!!」
インナースペースにてウルトライズアイのトリガーを押すことで「ストロングコロナゼロ」に変身し
ディノゾールごと空高く投げ飛ばしと同時に回転も加わる事で竜巻が発生し、身動きが取れなくなる。
ウルトライズブレスレットを叩くような仕草をして右拳から放つ、ストロングコロナゼロのオレンジ色の高熱光線「ガルネイトバスター」がディノゾールに炸裂し、断末魔をあげながら爆散していった。
エーテル怪獣を撃破すると建物に隠れていた狙撃銃を携えた女兵士が出てきて
「あ、ありがとう!助けてくれたんだな!」
お礼を言われたゼロはコクンと頷き、手を差し伸べる。
「えっと…」
「ここは危険だ。安全な場所まで運ぶ」
「ッ!?すまない…!助けてもらったばかりなのに」
狙撃手の女兵士はゼロの掌に乗ると優しく包み込むように握り締め、飛び上がった。
「シェッ!!」
ゼロは救助した兵士を一旦零号ホロウの外へ避難させるよう飛行していたが、
「ッ!?救難信号?」
掌に乗っていた兵士は持っていた無線機から信号を傍受し、まだ仲間が他にも戦っていることがわかった。
『こちらカロン小隊…!巨大なエーテリアスの襲撃を受けている!誰か近くにいないか!応答してくれ…!』
「他にもまだ戦ってる仲間がいるのか!?」
零号ホロウの外へと飛行していたゼロだが、急遽進路を変更し救難信号が発せられた場所へ向かう。
◆
「グオオォォォォォォォーーーッッッ!!」
「くそ!エーテリアスの群れがやっと引いたと思ったら今度はデカブツか!」
「あんなエーテリアス見た事ないぞ!」
零号ホロウの中にて怪獣がひとつの部隊を強襲していた。
鋭い歯の並ぶ大きな口や鋭角的なヒレ状の器官に身体の両側面と尻尾の付け根辺りには爪の生えた鰭があり、また鼻先には、包丁のような刃物型の角が一本生えている。
サメにどことなく似た容姿を持つ怪獣ゲネガーグは部隊の集中砲火を受けてもビクともしなかった。
「だめだ!ロケット弾撃っても効いてる気がしねぇ…!」
「グオオォォォォォォォーーーッッッ!!」
攻撃されるばかりで逆に刺激させてしまったのか口を開き、エネルギーを溜め始める。
それが何を意味するのかわかっていたもののカロン小隊は接近を許さず攻撃を続けた。
「(もはやこれまでか…ッ!!)」
エーテリアスの群れとの激闘で抵抗する術はなく、自分達の死を受け入れようとしたその時だった。
「グオオォォォォォォォーーーー!?」
空から奇襲をかけたウルトラマンゼロによる攻撃でゲネガーグの光線は阻止されたのだ。その光景を見ていたカロン小隊は唖然としていた。
「ッ!?なんだあれは…」
「巨人…?」
キックを繰り出した反動でカロン小隊の近くに着地して、掌に乗っていた1人の兵士を地面に下ろす。
「無事か!?」
「あ、あぁ…!負傷者はいるが、問題ない。それよりあの巨人は」
「私はネメシス小隊のヴァルチャー
安心して欲しい彼は味方だ。巨大なエーテリアスに襲われた所私も助けられてね、引き返そうとしたんだが他にも生存者がいることがわかってここに来たってわけさ」
「カロンだ。ここの隊長を務めている……そうか我々の救援要請は届いたんだな」
兵士達は生き残りが他にもいた事に安堵している一方でウルトラマンゼロは力強く右腕をまっすぐ前へと突き出し左手を曲げて腰に据えるというファイティングポーズを取る。
ゲネガーグは突進してくるが、ゼロはゲネガーグの角を掴み取り正拳突きを連続で繰り出しながら回し蹴りのウルトラゼロキックを浴びせる。
距離を離されたゲネガーグは側面に空いたエラ状の穴から弾幕のように乱射する追尾性の赤い拡散光弾「ゲネパラサイトボム」を放ちながら再び接近していく。
インナースペースにて零斗はウルトライズアイのトリガーを押した。
ミラクルゼロスラッガー!」
ルナミラクルゼロに移行し、光のゼロスラッガーをつくり、周りへの被害を抑えるため無数に分裂しながら発射させることで飛んでくる光弾を全て弾いた。
ゲネガーグはゼロに噛み付こうとするが、
角を抑えながら、衝撃波を放つとゲネガーグは再度吹き飛ばされてしまう。
その隙にウルトライズアイをコスモレコードにスキャンさせ、目元に翳してトリガーを引く
「ルナミラクルゼロ」から「ゼロコスモライズ」へ変身し、コスモレコードウォールを召喚してスキャンすることでウルトラ戦士を召喚する。
ジィアッ!!
ゼット!』
隣に現れたのは「ウルトラマンゼット」でありゼロと共に両腕を水平に構えて、「Z」を描くように手刀を切って大きく腕を振る溜めポーズをとり、腕を十字に組んで必殺光線を放つ。
2人同時に放つ「ゼスティウム光線」はゲネガーグの身体を貫き、崩壊と共に断末魔をあげながら爆散していった。
「す、すげぇ!あのデカブツを一瞬で…!」
召喚されたウルトラマンゼットは光と共に消え、ゼロは近くにいた兵士達の元へゆっくり近づきしゃがみこむと同時に手を差し出した。
「安全な場所まで送る」
「すまないッ!感謝する…!」
カロン小隊とヴァルチャーを掌の上に乗せたゼロはそのまま零号ホロウの外へ飛んでいった。
登場怪獣
宇宙斬鉄怪獣 ディノゾール
体長:77m
体重:5万t
出身地:宇宙
『ウルトラマンメビウス』*1に登場した始まりの怪獣
地球に突如襲来した、宇宙を生息域にする怪獣。
細長い首に長い顎、長い爪などの体の器官をメタリックブルーの頑丈な外骨格で覆っている。
自在に動く二本の尻尾や長い爪を用いた接近戦の他、発光器官から放つ凄まじい爆発力を持つ液体焼夷弾「融合ハイドロプロパルサー」など遠距離からも隙を見せない。
だが最も厄介なのは、人間の肉眼では確認できない非常に長い舌「断層スクープテイザー」である。
僅か1オングストローム(0.1ナノメートル)と可視光の波長よりも小さいという異常な細さにもかかわらず頑丈で、長さも1万メートルと非常に長い。
本来の生態ではこの非常に長い舌を使って宇宙空間にある微小な水素分子を集めるのだが、攻撃に使うと鉄でも何でも一瞬で切断する恐ろしい武器に変わってしまう。
また翼のような器官は持っていないが、背中にある推進器官で宇宙空間のみならず大気圏内も自由に飛行可能。
別名:凶暴宇宙鮫 ゲネガーグ
身長:67m
体重:6万t
出身地:不明
『ウルトラマンゼット』に登場する最初の怪獣。
「巨大な口であらゆるものを飲み込む」生態を持つ巨大な鮫のような宇宙怪獣。
凶暴な気質に加えて小惑星程度なら平気で丸飲みして捕食し、更にはかの四次元怪獣ブルトンすら飲み込むとんでもない悪食である。
この身体サイズで小惑星やブルトンを飲み込み平然としているなど、胃袋や内臓は並外れて強靭な様子。もしくは胃袋内の空間は常識とは異なるのかもしれない。
以上の二体も数百年前にこの星に襲来したが、ウルトラマンゼロによって撃破
今回出現した個体は同じく体のあちこちに結晶が生えている。
ゼロコスモライズをエージェント化させたら何タイプになると思いますか?
-
強攻
-
撃破
-
異常
-
命破
-
支援
-
防護