with U zero   作:ゲーム最高

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今回も短いです。

後先に皆様にご報告ですが、現在活動報告欄に記載されているコテハン募集と属性募集についてですが、決定いたしましたので終了とさせていただきました。
これからリクエスト募集しようと思っていた皆様、大変申し訳ございません。

何卒ご了承ください。


聞き込みと経緯

「ん?リン…?」

 

零斗は儀玄との鍛錬が終わり、ポーセルメックスに関する情報の聞き込みをしていた。しかし誰一人としてポーセルメックスに恐怖していて話すことはなかった。

 

これでは何も手がかりは得られないと困っていた零斗であったが、ちょうどその時リンが見覚えある不良に絡まれているのが見えた。

 

 

「え、えっと…」

 

「わかってんだろうな?…一発入れたら、そっから正当防衛だぜ?」

 

 

「なら、俺が代わりに一発入れてやろうか?」

 

「あ?誰だ……って、

 

え!?零斗先生!?」

 

「よっ、元気そうだな。狛野君」

 

「あ、師範!」

 

「大丈夫か?うちの弟子が何かしたか?」

 

「えっ!?あ、もしかして…適当観の方ッスか?すんません!早とちりしちまって!」

 

 

犬のシリオン「狛野 真斗」はすぐさま謝罪する。

 

 

「この子はうちに入った新しい弟子でね。ポーセルメックスと作業員が何やら揉めてる話を聞いて事情聴取してくれたんだ」

 

「そうだったんスか」

 

「何があったか説明してもらってもいいかな?」

 

「はい、実は」

 

 

作業員の話を聞くと侵蝕事故に関するものだった。

 

ホロウ内の長時間による活動は基本的に防護服の耐侵食薬の服用という規定があるが、中にはホロウで働く事を厭わない人もおり、その殆どが侵蝕を患って侵蝕緩和剤による長期的な治療が必要だった。

 

だが、侵蝕緩和剤そのものが欠陥らしくで、薬を飲んだ途端、倒れたり侵蝕の発作が起きたと言った問題が発生した。

それをポーセルメックスに問い合わせた所向こうからの返事は「緘口令を敷き、他言無用」と言われたそうだ。

 

 

「つまり、薬そのものが問題になっているという事か。貴方達が世話になってる先生が言うには」

 

「はい、あの悪徳企業は僕たちの命なんてハナから眼中になかったんです!」

 

「なるほどな」

 

「そんな酷い事をポーセルメックスは平気でやってたって事?」

 

「あぁ、それにダミアンは事故の起きたエリアを封鎖したし、あそこは廃棄されたの一点張りでもはや近づくこともできません。」

 

「雲行きが怪しそうだな。けど、現場見ないと何も分からないから…師匠に報告して直接確かめた方が良さそうだな」

 

「うん!そうだね」

 

「本当に申し訳ありません。適当観の方々にはこれまで何度もお世話になっているというのに」

 

「気にすんな、それに今回の弟子は優秀で、なんと市長本人様から派遣された調査員なんだ。」

 

「そ、それは…」

 

「うん!実は市長さんにラマニアンホロウで何が起きてるか解明したがってるの。もし協力してくれたら、きっと私達も助けになる。それこそ、十分な補償を勝ち取る手伝いだってできるかもしれない」

 

「市長の、調査員だって?こりゃチャンスだぞ、パロ!ここで賠償金が勝ち取れりゃ、アンタの家族も侵蝕の治療ができるかもしれねぇ!」

 

「そうですね…!わかりました!」

 

 

その後、彼の計らいによって何とか明日ロープウェイで行くことが決定される事となり、零斗はリンと聞いた情報を全て師匠と先代に話した。

 

 

 

「なるほどな、話は大体わかった。その情報が嘘か否か明日確かめに行かないと分からんという事だな」

 

「そうだ」

 

「よし、では明日早朝に向かうとしよう。行くのは私と福福、潘とリンだ。

 

釈淵、お前さんはアキラを迎えに行ってやれ道中くれぐれも気をつけるんだぞ」

 

「お任せ下さい師匠」

 

 

「零斗、お前さんは姉様の側に付いてやれ。」

 

「わかった」

 

 

明日の予定を決め、各々は身体を休める為に就寝に入るのであった。

 

 

 

__________________________

 

 

 

 

皆が寝静まった深夜、リンは儀玄と儀降の元に訪れていた。

理由は彼女の術法を調査する為である。一通りやるべき事を終えるとリンは2人に聞きたいことがあり、2人に質問する。

 

 

「そういえば儀降さんと師匠ってどうやって零斗に出会ったの?」

 

「それは儀玄の方が詳しいわね。何せ零斗君を見つけたのは儀玄だから」

 

「あぁ、あいつと出会ったのは旧都陥落から少し経った後の事だ。

 

当時、ラマニアンホロウは活性化状態だった。

現場で作業していた者たちが遭難にしてしまい、救助員として私が派遣された。」

 

 

儀玄は懐かしむように語り始める。

 

 

「現場に辿り着く前に私はそこでとんでもない光景を目にしたんだ。」

 

「とんでもない光景?」

 

「辺り一面に怪獣の死骸が無数に転がっていた」

 

 

「怪獣の死骸が…」

 

「一体何が起きたのだろうと思い死骸が転がっているその先にあいつが…零斗がエーテリアスと戦っていたんだ」

 

「そこで零斗と出会ったんだね」

 

「あぁ。あいつの戦う姿を見て只者では無いと感じ、行く宛てのない彼奴を雲嶽山へ入門させた。

 

今でも思い出すだけで鳥肌が立つ」

 

 

儀玄は零斗との出会いを嬉しい微笑みで語り続けた。

 

 

「なんか師匠、零斗の事話すとやけに嬉しそうだね」

 

「自慢の1番弟子だからな」

 

「儀玄は零斗君の事大好きだものね~」

 

「ね、姉様!!」////

 

 

的中されてしまった事に対し、儀玄は顔を真っ赤に染めながら姉である儀降をポカポカ叩いていくのであった。

 




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