──あの日、突如ソレはやってきた。真っ黒で闇に包まれた三体の巨人が街を破壊し始めた。
──皆が住んでた家も壊された。住んでた人も死んでしまった。
──私とベリはできるだけ遠くへ逃げた。それでも"ヤツら"は追ってきた。
──逃げ場なんてどこにもなかった。ベリは怖くて泣いていた。
──当然、私も怖かった、誰も助けに来てくれない。助けてくれる人なんていない筈なのに…私は叫んだ
──"お願い、誰か助けて"
──その瞬間、私達の前にもう一体の巨人が現れた。
──他の黒い巨人とは違う、赤と青の巨人。
──その人が黒い巨人達を倒すと今度は光り輝く姿になって、壊れた街と死んでしまった人達が元通りになった
──皆を元通りにしてくれた巨人さんは戦いで傷を負ってしまいどこかへ飛び去って行った。
──お礼を言いそびれた私とベリは巨人さんが向かった方角を頼りに進んだ。
──進んだ先に巨人さんはいた。痛みに堪えながら休んでいた。
──私達は彼に聞いた。"どうして助けてくれたの?"
──すると彼はこう答えた
──"助けを呼ぶ声が聞こえたから"
──これが私とベリ、そして彼との出会いの始まりだった。
初代虚狩りレミエール・ダンより語られる伝説の一部
ホロウ内で戦っていた部隊を外へ送ったゼロは引き続き救助活動を行なっていた。
「シェッ!!」
ナメクジやウミウシに似た姿をしたゲル状の姿をした怪獣ぺドレオン(クライン)がステッキを握る少女を捕食しようとしていた所をウルトラマンゼロはパンチ一発で潰す。
「巨人…?」
少女の他にも救助隊がぺドレオンに襲われていたが巧みな精密操作でゼロスラッガーを駆使し、全てのぺドレオンが切り裂かれ、全滅した。
「スッ…!」
ゼロは両腕をクロスさせ「ウルトラ念力」を発動させ取り残されていた人々を救出する事に成功する。
「助けて…くれたのか?」
今起きた出来事に理解が追いつかない彼らであったが、
「キイィィィィィィィーーーーッッ!!」
金属を引きずるような獣の鳴き声が響き渡り、その方向へ向けると先程、少女を含めた救助隊を襲った無数のぺドレオン(クライン)が一箇所に集まっていき、通常より大きく上回るグロースと呼ばれる個体に変貌した。
「な…なんだありゃあッ…!?さっきの奴より大きいぞ!」
他の皆はグロースの醜い姿を見て恐怖したが、ゼロは彼等を守るように前へ立ち、コスモレコードウォールを読み取る。
シェアッ!
ネクサス!』
隣にはウルトラマンネクサス(ジュネッス)が召喚され、ゼロと共に下に伸ばした左腕に右腕を重ねる形でクロスさせる。
その後ゆっくり上げつつエネルギーを溜めていき、肘を腕の外側を向けるように曲げて、最後に両腕を斜め上にばっと広げてからL字に組んで必殺光線を放つ。
2人が放つ「オーバーレイ・シュトローム」がぺドレオン(グロース)に直撃し、内部から分子分解することで直接内部に大ダメージを与え内側から分解を表す青い粒子光が溢れ、断末魔をあげながら消滅していった。
「き、消えた…!?」
「や、やったー!俺達助かったんだ!」
後ろからは歓喜の声が巻き起こる。人々が助かったと喜ぶ中、ステッキを握り締めていた少女は此方に小走りで近づいてきた。
「あ、あの…!ありがとう!私や皆を助けてくれて…!」
「……(コクン)」
少女に感謝を伝えられたウルトラマンゼロはUSゼロに変身し、飛び去っていった。
彼が飛び去ったその空を見つめていた少女…後の"歌姫"と呼ばれるアストラ・ヤオは願った。
「あの巨人は私達を助けてくれた。いつか私も歌で世界中の人々に希望を届けられるような歌手になりたい!」
そんな夢を描きながら救助隊の人々と共に避難所へ向かったのであった。
今回短くてすみません熱中症になりかけて漸く治ったので勢いだけでこれしか書けませんでした。
登場怪獣
ブロブタイプビースト ペドレオン
体長:2~10メートル/40メートル/20~50メートル
体重:個体差により不定/3万トン/2万5000~4万5000トン
『ウルトラマンネクサス』に登場した最初のスペースビースト
ナメクジやウミウシに似た姿をしたゲル状のビースト。
体内の95%が水分で構成されており、餌となる人間やエタノールを求め活動する。
ガソリンスタンドや工場に現れる事が多い。
体にある触手で人間を捕まえ、大きな口で喰らうのが特徴。
小型の「クライン」、集合体の「グロース」、飛翔体の「フリーゲン」と複数の形態に変身が可能。
因みにネクサス世代である作者は初見発狂しました。
これから主人公のちょっとした過去編、今回のように前書きでちょくちょく書いていこうかなと思います。
あと、皆さん熱中症には気を付けてください。よい夏休みを!
レミエールはどこまで引きました?
-
無凸餅
-
一凸餅
-
二凸餅
-
完凸餅
-
まだ引けてない