with U zero   作:ゲーム最高

9 / 30
高評価してくださった
13FA様 狩り兎様 marutora1234様

以上の皆様ありがとうございます!


旅行先でもトラブル発生(シーズン1)
雲嶽山に入門(強制的) 前編 スレありその6


新エリー都にあるスロノス区

その中にある衛非地区を拠点とする陣営「雲嶽山」

 

術法を教える宗派のひとつでそれなりに歴史のある一門である。

 

雲嶽山が拠点として構える「適当観」にて朝の鍛錬を終えたタンクトップを着込む諸星零斗の姿が見える。

 

 

「ふぅ~、新世代の光の戦士達(ニュージェネレーションヒーローズ)*1の動きを再現しながらの鍛錬……1度やってみたかったんだよな」

 

少し子供っぽさが現れた零斗であったが、そんな彼に声をかける者がいた。

 

 

「毎朝、早く起きて鍛錬だなんて…精が出るわね、零斗君」

 

「あっ、儀降先生。おはようございます。お身体の方は大丈夫ですか?」

 

零斗に声をかけてきたのは現雲嶽山の宗主であった儀降、数年前の旧都陥落にて重傷を負ったものの大事には至ってない模様

 

 

「えぇ、もう十分ってくらい良くなってきたわ…"彼"のお陰ね」

 

「………」

 

儀降の言う"彼"を聞いて零斗は思い出す。

 

それは零斗がウルトラマンゼロとしてホロボロスと戦っていた際に助けた女性…それが目の前にいる儀降だ。

 

「(言っちゃったら大混乱だもんな)」

 

 

零斗は勿論、その事は知っている。

 

本来ならば「どういたしまして」など言うべきではあるが、言ってしまえば返って混乱してしまうので言わないことにしたのだ。

 

 

「姉様…!無理をしてはいけないとあれほど!」

 

「あっ、師匠。おはよう」

 

「む?零斗か、おはよう」

 

 

儀降を心配するよう現れたのは金色の切れ長の瞳に長い銀髪、黄色の道着、現在の雲嶽山を宗主を務める第十三代宗主「儀玄」

 

先代宗主であった儀降の妹でもあり、零斗を雲嶽山に入門させた師匠でもある。

 

 

「もう~儀玄ったら心配しすぎよ」

 

「当然だ、幾ら"恩人"の治療を受けたとはいえ無理はダメだ」

 

 

普段は威風堂々と表情や愛想に乏しいと言われる彼女ではあるが姉との会話になるとどうしても緩んでしまうのが見受けられる。

 

 

「儀玄?貴方は宗主であるけれど、私にとってまだまだ可愛い妹なんだからね」

 

「私はもう子供ではないと何度も言っているだろう?大体姉様は…」

 

「そんなにムッとしてちゃ可愛い顔が台無しよ?ね?零斗君」

 

「師匠が可愛いのは前々からですからn「フンッ!」…痛ぁ!?」

 

 

零斗は儀玄に頭を手刀を叩き込まれてしまうものの彼女の顔はどこか赤くなっているようにも見えた。

 

 

「世辞はよせ、阿呆」

 

「事実を言ったまでなんだけどな」

 

「ふふ、本当に仲良しね」

 

 

3人とも仲良く会話している中、これから朝ごはんができると儀玄から伝えられるとすぐさま零斗は

 

「俺、着替えてから食堂に向かうんで」

 

「余り弟子達を待たせるなよ」

 

 

零斗は一旦着替える為部屋に戻っていく。残った二人はこんな会話していた。

 

 

「それで?儀玄…零斗君とはどうなの?」

 

「別に、いつも通りだ」

 

「またまた~、私知ってるのよ?さっき朝練していた零斗君の姿をずっと見ていたことを」

 

「あれは毎日欠かさず鍛錬を行なっている師範に感心していただけだ…」

 

「にしては見惚れてたんじゃない?…零斗君顔も整ってるしスタイルもいいのよね~」

 

「ッ!?///」

 

的中された事に対し儀玄は少し頬を赤くしてしまい、

 

 

「あっ!赤くなってる~!儀玄もまだまだ恋する乙女ね~!」

 

「揶揄いはよせ!姉様!」

 

 

キャッキャッと子供のように追いかけっこする先代と現宗主であった。

 

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 

 

朝食をすませた零斗はすぐに弟子達をラマニアンホロウと呼ばれるホロウの中で組手修行をしていた。

 

 

「はぁ、はぁ、はぁ…」

 

「ふぅ、ふぅ、ふぅ…」

 

「ぜぇ、ぜぇ、ぜぇ…」

 

 

息が上がっている3人の弟子。

1人は虎のシリオンである橘福福、そしてその後ろには剣を握りしめている馬のシリオン兄妹「葉釈淵」と「葉瞬光」と依然とケロッとしている諸星零斗の姿があった。

 

 

「こ、これだけの攻撃の手数で攻めてきているのに一向に当たらない…!」

 

「どうする?…ここらでやめとくか?」

 

「まだまだです…!虎威(フーウェイ)!」

 

 

福福は長い鉤爪を構え、相棒である「機械虎・虎威」と連携を上手くとりそれに釈淵と瞬光は続いていく。

 

しかし、どれだけの連携技を繰り出そうにも零斗には一度も攻撃を当てることができなかった。それ故か掠りもしない。

 

それでも、自分達が1歩でも強くなれるように必死に食らいつく弟子達であった。

 

 

 

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

 

 

 

100:絆大好き

なるほど、イッチは雲嶽山に身を置いているのか

 

 

101:スパレジェ

宗主に次ぐ立場「師範」か…虚狩りにも匹敵する彼女にイッチが認められるとは本当に立派になったな

 

 

102:絆大好き

今は弟子達との模擬戦、中々いい動きをしている。

 

 

103:スパレジェ

宇宙拳法にコスモ幻獣拳、シラットその全てイッチに習得させた特訓が懐かしいよ

 

 

104:絆大好き

おっ、イッチの特訓が終わったか。

 

 

105:イッチ

あれ?2人とも見てたんですか?

 

 

106:神秘の勇者

>>105

おう

 

 

107:絆大好き

ライブ中継モードになってたからな。丁度やるべき事が終わったんで見てたんだ

 

 

108:イッチ

そうなんですね、いやぁ、恥ずかしいな

 

 

109:スパレジェ

別に恥ずかしがる事はないと思うよ?だって教え方も上手だったし

 

 

110:イッチ

いえ、お二人や他のニキ達に教えられた事をそのまま伝えただけなんですけど

 

 

111:絆大好き

丁寧に教えられたのは素晴らしい。俺はてっきりジープ特訓させるのかと思ってた。

 

 

112:イッチ

そんなのさせたら、スパルタだって師匠に怒られちゃいますから。そもそもやるつもりもありません

 

 

113:神秘の勇者

あれは封印案件だね

そういえば聞きたいことがあったんだけどイッチはどういう経緯で雲嶽山に入ったの?

 

 

114:イッチ

入ったというか強制させられたんですよね

 

 

 

 

後半へ続く

 

*1
ニュージェネレーションウルトラマンケープのPV




他のスレ民が登場するのはまだ先です。皆様何卒宜しくお願い致します。
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