IS~もう1人の男~   作:平剣山

19 / 65
今晩は平 剣山です。
まず謝らせてください。
今回は前半原作通りで、後半らへんからおかしくなります。
はっきり言ってなぜこうなってしまったのか、なぜノリでこんなストーリーにしてしまったのかと、とても反省しています。
最初は千冬さんをデレさせたかっただけなんです!本当です!信じてください!
ではどうぞ!


クラス対抗戦編
その名は凰 鈴音


Side 神矢

 

次の日

「織斑君、竜崎君おはよー。ねえ、転校生の噂聞いた?」

偶々廊下で一夏に会い、そのまま一緒に登校した俺達にクラスの女子に話しかけられた。ちなみにいつも一夏の隣にいる(イメージがある)箒は剣道部の朝練で一夏より先に出たらしい。

「転校生?こんな時期にか?」

「4月なのに珍しいな。」

一夏、俺の順で答える。

(おかしい、なぜ入学じゃなくて転校なんだ?たしか転入の条件は結構厳しいはずだ。ということはそれなりの実力者なのだろうか?)

「なんでも中国の代表候補生なんだってさ。」

「・・・・・」

中国と聞いて一夏が何かを考え始めた。

(ん?思い当たることでもあるのか?)

「あら、わたくしの存在を今更ながらに危ぶんでの転入かしら。」

するとセシリアが腰に手を当て交ざってくる。

(たしかにそれは一理あるかもしれない。つーかセシリア、俺が教室に入ったとき席についてなかったっけ?)

「このクラスに転入してくるわけではないのだろう?そう騒ぐほどでもあるまい。」

今度は箒が交ざってくる。

(箒、お前は窓の外眺めてたはずだ。まったく昨日のパーティーといい、女子の行動力というのは凄いな。)

「どんなやつなんだろうな。」

まだ考えながら一夏が呟く。

「む・・・気になるのか?」

「ん?ああ、少しは。」

「フン・・・・」

「いや箒、普通は気になるぞ?」

一夏の回答に不機嫌になる箒。そしてこんなことでいちいち不機嫌になられても困る俺は一夏のフォローをする。

「来月にはクラス対抗戦があるというのに、お前は転校生を気にしてる余裕があるのか?」

「そう!そうですわ一夏さん。クラス対抗戦に向けてより実践的な訓練をしましょう。ああ、相手なら勿論このわたくしセシリア・オルコットが務めさせていただきますわ。なにせ、クラスで専用機を持っているのはわたくしと一夏さんだけですもの。あ、神矢さんもですが、訓練機ですもの。」

(要するに一夏とふたりきりになりたいと言うことですねわかります。)

あ、説明しよう!

クラス対抗戦とは各クラスの代表者(1組では一夏、4組では簪)がトーナメント形式で対戦する、1年の最初の大きな行事である。優勝したクラスには半年間のデザートフリーパスが手に入るのである。

「まぁ、やれるだけやってみるか。」

一夏がやる気がないような返事をする。本当にやる気あるの?

「やれるだけでは困りますわ!」

「そうだぞ一夏!男たるものそのような弱気でどうする。」

「おりむーが勝つとクラスみんなが幸せだよー」

(まあ、簪もいるし一夏が優勝するのは難しいな。どうせなら簪にボコボコにされないかな。)

セシリア、箒、・・・・本音、いつの間に。そして俺の順で思ったことを言う。当然俺のは言えないので心の中で言った。後の方は決していつも通り一夏の鈍感ぶりにイラっときたからではない。違うったら違う。

「今のところ専用機を持ってるクラス代表って1組と4組だけだから、余裕だよ。」

(いや、簪の専用機は完成してないから実際は一夏だけだがな。)

「ーーその情報、古いよ。」

「ん?」

入り口の方から声が聞こえたのでそっちに向くと

「2組も専用機持ちがクラス代表になったの。そう簡単には優勝できないから。」

腕を組んで、ドアにもたれながら此方に顔を向けて言った。

「どなた?」

茶髪のツインテールで、金色の髪留めをつけている。制服は肩の部分が無い改造制服。

(うん、見たことないな。)

あ、この学園のは改造制服が許されている。変わっている学校だ。身近にはセシリアがいる。あと、改造制服かは分からないがダボダボの制服を着ている本音がいる。ちなみに俺は改造はしないで普通のままだ。シンプル イズ ザ ベストという言葉は知ってるか?それだ。

「鈴・・?お前、鈴か?」

するとずっと黙ったままだった一夏が喋った。

(やっぱり知り合いか?また、騒がしくなるな。)

「そうよ。中国代表候補生、凰 鈴音(ファン リンイン)。今日は宣戦布告に来たってわけ!」

ビシッと一夏に指を指し言った。

(宣戦布告ねえ。そんなのは別にいいんだけどさ。)

「何カッコつけてるんだ?すげぇ似合わないぞ。」

その時教室の空気が凍った。正確には俺達と凰の周りの空気がだが。

「んなぁ!?なんてこというのよ、アンタは!」

(どうやらこっちの方が素のようだ。からかうのもよし、突っ込みさせるのもよさそうだな。って危ない!)

「おい」

「なによ!?」

出席簿の叩く音が鳴り響かなかった(・・・・・)

「何をしている、竜崎。」

「何ってそりゃあこの転校生を守っただけですよ。」

なぜなら降り下ろした出席簿を左手で受け止めたからだ。

「ち、千冬さん。」

(織斑先生とも知り合いなのか。つーかガタガタ震えてないか?大丈夫か?)

「織斑先生と呼べ。」ぐぐぐ・・

「ちょっ!織斑先生、力を強めないでください!」

「ではどけ。そして凰を叩かせろ。」

「いやいや、なんでも叩けばいいって訳ではないんですよ!」

ぐぐぐぐ・・・・

(やばい!持たない。よし、最終手段だ。)

「お、織斑先生。」

「・・・なんだ。」

「転校生を叩くのと俺に抱かれるの。どっちがいいですか?」

ぱっ

すると織斑先生は直ぐに出席簿を引いた。

(欲望に素直だなこの人。)

「それでだ竜崎。その・・抱いて・・・くれるのか?」

顔を真っ赤にして聞いてくる。

(あ、そういえばこの人。乙女だったな。)

「抱かれたいんですか?」ニヤニヤ

「そ・・・それは・・だな。」

織斑先生の豹変したことにクラスの女子はなにも言えなかった。二回目なので、まだなにも言えないだけだが。凰は口をあんぐり開けて、右手で頬をつねっている。

(ギャップが凄いもんな。分からなくはない。)

「って!千冬姉に何してるんだ、かm」グチャっ チーン

織斑先生が投げた出席簿が頭に直撃してそのまま机に倒れる一夏。

「一夏、貴様ぁ~~!なんてことしてくれたんだお前はァァァ~~~~!!」

「「「「「ひぃ!!」」」」」

クラス全員と凰が悲鳴をあげる。

「おい!今明らかに頭が潰れる音がしたぞ!?」

一人だけ冷静な俺が一夏の生存を確認する。

「これは・・・」

そこには頭からプスプスと煙を上げ、白目を向いていた。

(おいおい!マジでやべーぞ!)

急いで脈を確認。

 

 

 

 

 

「脈・・・・なし、だと!?」

「「「一夏ァァァ(さん)!!??」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

織斑 一夏 死亡

 

 

Side out

 

 

 

 

 

 




まさかの一夏 死亡!?





一夏「俺は・・・人間を辞めるぞ!神矢ァァァァ!!!」

神矢「一夏は・・何者になってしまったんだぁぁぁ!?」


次回!
『石仮面』


承太郎「お呼びじゃぁねえぜ。」











  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。