IS~もう1人の男~   作:平剣山

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ども!平 剣山です。
今回は早めに投稿できてよかったです。
今回は一夏VS鈴です。
もうすぐ原作一巻が終わります。
ばんざーい!
そしてようやくあの二人が。
ばんざーい!


ゴホンッ
ではどうぞ!


一夏VS鈴 そして・・

Side 一夏

 

俺は今、白式を展開して試合が開始するのを待っている。当然鈴もISを展開している。

さて、ここで鈴の専用機について復習してみよう。

 

中国第三世代型IS 『甲龍』(シェンロン)

 

決して七つの玉を集めて呼び出す龍でも、最後まで『ナタク』と呼ばれたガンダムでもない。

 

ブルーティアーズ同様非固定浮遊部位(アンロック・ユニット )が特徴的で、肩に付いている棘で殴られたらすげー痛いんだろな。

『それでは両者、規定の位置まで移動してください。』

(おっと、そろそろ始まるな。気を引き締めないとな。)

すると鈴が個別回線で話しかけてきた。

「一夏、今謝るんだったら痛め付けるレベルを下げてあげるわよ。」

「いらねぇよそんなの。全力で来い。」

(そう、手を抜かなくていい。本気でぶつかって勝つ!そしてちゃんとあの約束のことを説明してもらう。)

「一応言っとくけどISの絶対防御も完璧じゃない。SEを突破する攻撃力があれば本体にダメージを与えられるのよ。」

その通りだ。そんなの箒とセシリアのリンチ(日頃の訓練)で経験済みだ。しかも鈴のISはパワー型、間違いなくSEを貫通してくるだろう。

『それでは両者、試合を開始してください。』

ビーとブザーが鳴ると同時に俺たちは飛び出した。そして俺は『雪片弐型』、鈴は大型の青竜刀『双天牙月』を展開し、鍔迫り合うがパワー負けして弾き返されてしまう。なんとか体制を整える。

「へぇー、初撃を防ぐなんてやるじゃない。でも・・・まだまだこれからよ!」

もう一本の双天牙月を展開して繋げる。そしてまるでバトンを扱うかのように縦、横、斜めと高速回転させながら切りつけてくる。

(くっ!全部さばききれない。このままじゃ消耗戦になっちまう!一度距離をとって・・)

「(ニヤリ)甘い!」

甲龍の非固定浮遊部位がスライドし、中心の球体が光った。

ドンッ

「ぐっ!」

いきなり見えないなにかに殴られた。

「今のはジャブだから・・っね!」

ドンッ!!

「ぐあぁっ!」

またなにかに殴られ地面に打ち付けられた。

(ぐっ!バリアを貫通してダメージが。やべぇな。)

 

Side out

 

 

Side 神矢

 

俺は今ピットで一夏の試合をモニターで見ている。この場には箒、セシリア、千冬さん、山田先生がいる。

「なんだあれは・・?」

一夏がいきなり吹っ飛ばされるところを見た箒が呟く。

「「衝撃砲だな(ですわね)。」」

それに答えたのは俺とセシリア。

衝撃砲

それは空間自体に圧力をかけて砲身を生成し、余剰で生じる衝撃を砲弾にして撃ち出す第三世代型兵器である。

砲弾だけでなく砲身も見えないことと360°どこにでも撃てるのが特徴。

 

「あら?神矢さんよくご存知ですのね?」

俺が知ってることに驚いたセシリアが聞いてきた。

「鈴のISを調べたら出てきた。ま、代表候補生だけあって情報はわんさかあったよ。」

「そうなんですの?」

「ああ。」

そんな会話をしている間にまた衝撃砲を喰らっていた。

「一夏・・・」

そんななか箒は心配そうにモニターを見つめていた。

「心配か?」

「当たり前だ!何も見えないんだぞ。あのままでは一夏がやられてしまう!」

箒はそう答える。

(普段からその素直さがあればいいんだがな。残念な子。)

「確かに衝撃砲は脅威に見えるが実はそうでもないんだよ。」

そう、調べた時に思い付いた弱点。

(それさえ気が付けば一夏にも勝機はある。だが、決めるなら早くしろよ一夏?じゃないと試合どころじゃなくなるからな(・・・・・・・・・・・・・・) 。)

「どういうことですの神矢さん。」

「そうだ!見えないのにどうすると言うのだ!」

俺の呟きに箒、セシリアが食いついてくる。あと千冬さんと山田先生はこちらに耳を傾ける。

「おいおいもう答えを言ってるじゃないか箒。見えないならどうするか?見えるようにすればいい。常識だぜ?」

ニヤリとしてモニターを見る。

だが、その笑いの中に狂気が少々混ざってることにこの中の一人以外誰も気付かなかった。

 

Side out

 

 

Side 千冬

 

神矢がニヤリと笑った時その顔が親友と重なって見えた。見えてしまった。

故にほぼ確信してしまった。神矢という人物を。

(やはりそうなのか?やはりお前はアイツと同じ天災(・・)なのか?)

誰にも気付かれずに神矢を睨み、そしてすぐに目線をモニターに移した。

 

Side out

 

 

Side 一夏

 

あの後も何度もあの攻撃を喰らい残りのSEも少なくなってしまった。

(このままじゃ負ちまうな。この状況をひっくり返す一手はアレしかない。やってやるさ。)

「鈴。」

「何よ?」

「本気で行くからな?」

真剣に鈴を見つめる。するとどんどん鈴の顔が赤くなっていく。何でだ?

「な、なによ。・・・・そんなこと、当たり前じゃない・・・。と、とにかく!格の違いってのを見せてあげるわよ!」

鈴は繋げた双天牙月を回して構える。

俺は攻撃が来る前に加速姿勢に入った。

『瞬間加速』(イグニッション・ブースト)

千冬姉に教えてもらったそれは。後部スラスターからエネルギーを放出し、それを一度内部に取り込んで圧縮して放出する。それによって爆発的に加速する。

打しどころさえ間違えなければ代表候補生クラスとも渡り合える。

「うおおおおお!」

急激なGに耐えながら鈴に接近する。そして『零落白夜』を発動する。俺がするのは奇襲して一撃必殺で叩く。それだけだ。だが、それが決まらなければ俺は負けるだろう。

一夏の爆発的な加速に鈴は反応できない。

(これで決める!)

ズドオオオオオンッ!!!

「「なっ!?」」

鈴に刃が届く前に突然大きな衝撃がアリーナ全体に走った。

 

Side out

 

 

Side 神矢

 

「あーあ、時間切れだな。」

この呟きを聞いた者は誰一人いなかった。

 

Side out

 




ま、ほとんど原作通りでしたね。
さてさて神矢が天災!?
とても二話前に黒歴史を作った男とは思えませんw



神矢が天災かどうかはおいといて。
今回神矢は重要なことをかなり言いました。
彼の正体がわかってきましたね。
次回!無人機戦一夏、鈴、箒の運命は?
そして神矢はどう動く?
お楽しみに!
感想などよろしくお願いします!
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