IS~もう1人の男~   作:平剣山

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ども!平 剣山です。
今回は無人機戦です。
今回、一夏と鈴出ません!
戦ってるのは一夏と鈴なのにカワイソー。
でもこういうのもありだと思います。
ではどうぞ!


侵入者

Side 神矢

 

プルルルル・・・

『神矢くん?』

「楯無さん!そちらの状況を教えてください!」

無人機(・・・)が侵入してすぐに楯無に連絡をいれた。

『みんなパニックになってるわ。扉がすべてロックされていて外に出られないの。このままじゃいつ怪我人がでてもおかしくないわ。』

「わかりました。では、どうにかして生徒たちを落ち着かせISを展開して扉をぶっ壊してください。もちろん生徒たちを安全なところまで下がらせてですよ?」

「待て、竜崎。勝手に決めるな。」

すると千冬さんが口をはさんできた。

「なにか問題でも?相手はアリーナのシールドを易々破壊する火力があるんですよ?それがいつ一般生徒に向くかわからない。だったらすぐに逃がすのが先だ。どんな手を使っても。たかが扉の一つや二つで多くの命が助かるんです。安いもんでしょ?」

(正論を言ったつもりだ。これで論破できたら本当に俺の女にすることを考えよう。そうしよう。ま、無理だろうがね。)

「む・・・確かにその通りだが。だが責任者は私だ、生徒のお前が決める事ではない。」

(あ?なんだと?)

俺は千冬さんのところまで歩いて掴みかかる。

「人の命がかかってんだぞ!今更そんな教師のプライドなんか捨ててしまえ!アンタの指示が遅くて誰かが怪我や死んだらどうする気だ!フゥ・・フゥ・・アンタ、自分のことを過信してるんじゃないだろうな?」

「なんだと?」

千冬さんが眉を顰める。

「神矢!」

「神矢さん!」

「竜崎くん!?」

箒、セシリア、山田先生が俺を止めに入る。

「今のアンタは弟も生徒も助けに行くことが出来ない無力な人間だ。俺も、俺たちも。だから俺たちは今できることしなければいけないんじゃないですか?」

千冬さんを放して俺はピットの出口に向かう。

「どこに行く気だ竜崎。」

「楯無の手伝いですよ。言ったでしょ?俺にできることをしに行きます。」

「でしたらわたくしも!」

ここでセシリアも申し出る。

(いや、お前の出番はここじゃない。)

「いや、セシリアはもしもの時のために待機しててくれ。一夏たちの援護ができるようになったらすぐに行けるようにな。」

「はぁぁ・・結局、待ってることしかできないのですね・・・。」

「では行きます。」

「竜崎、目上の人には敬語を使え。・・・・・・あと、ちゃんと帰ってこい。」

千冬さんを見ると顔を赤くしてそっぽを向いていた。

「フ、当たり前ですよ。」

そして俺はピットを出た。

(そう、ゴーレムを止められるのは一夏と鈴だけだ。だから止めてみろ一夏。お前が守りたい者のために。)

 

Side out

 

 

Side 箒

 

神矢が出ていってから。

「くくく」

いきなり織斑先生が笑いだした。神矢に怒鳴られて頭がおかしくなったんではないだろうな?

「篠ノ之、今変なことを考えなかったか?」

ギクゥ!

「そ、そんなことはありません。でも何で笑いだしたんですか?」

必死に誤魔化し聞いてみる。

「いや、さすが私が認めた男だと思ってな。惚れ直した。」

ただの惚気だった。

(私にできること・・・)

私にはISがない。そのため一夏を助けに行くことができない。

(私にISがあれば。)

自然と右手を握りしめる。

私は自分の無力さを知った。知って苛立ちを覚えた。

(私はこのまま黙って見ていることはできない!)

誰にも気付かれずピットを出た。

彼女もまた自分ができることをしに。

それがどうなるかも知らず。

 

Side out

 

 

Side 神矢

 

「はぁぁぁぁ!」

俺は打鉄を展開してブレードで扉を斬って生徒たちを逃がしている。

(だいたいの避難は終わったかな?)

すると楯無から連絡がきた。

『神矢くん。そっちの方は?』

「こっちはもう大丈夫です!」

ハイパーセンサーで確認しながら答える。

『こちらもよ。あとは・・・』

「一夏たちの援護ですね?」

『ええ、でもまだロックの解除に手こずっていてまだ突入部隊が援護に行けないみたいなの。』

(突入されては困る。これは一夏がやることなんだからな。)

「わかりました。俺はいつでも行けるようにしてます。」

『わかったわ。またなにかあったら連絡するわ。』

楯無の回線が切れる。

「さてとあとは・・・(ピーピー)何だよ?」

また回線が、今度はセシリアだ。

「セシリア?どうしたんだ?」

(なにかあったのか?)

『大変です!箒さんがピットから姿を消しました!』

「なんだと!?」

(この忙しい・・いや暇になったんだったな。とにかく!)

「わかった!それは俺が何とかする!生徒の避難は終わった。セシリアは一夏たちの援護に行ってくれ!」

『わかりましたわ!箒さんのことよろしくお願いします!』

セシリアの回線が切れてすぐに俺はこのアリーナの全カメラをハッキング(・・・・・)した。ハッキングすると確かに走ってる箒の映像が見つかった。

「あとは映像を辿っていけば。」

(ん?箒がどこかの部屋に入った?ここは・・・・中継室?・・・!?おい、まさか!)

「あんの馬鹿!」

俺は急いで中継室に向かった。

 

 

 

 

「一夏ぁっ!男なら・・・男なら、そのくらいの敵に勝てなくてなんとする!」

俺が中継室に着いたときにはもう箒が一夏に激を飛ばしていた。

するとゴーレムが声の発信源である箒に腕を向けチャージする。アリーナのシールドを破壊する威力のビームを生身の人間が受けたらどうなるか?100%死ぬ。

一夏がゴーレムに瞬間加速して近づくが、ゴーレムの腕からビームが発射された。

「馬鹿野郎が!」

急いで打鉄を展開して箒の前にでる。そして最近拡張領域(バススロット)に入れたシールドを展開してビームを防ぐ。が、ビームが強力で耐えきれるかはわからない。

「ぐぅぅぅぅ!!」

(さすがにキツいな。耐えてくれよ?打鉄。)

シールドが溶解しビームが打鉄に直撃した。

「ぐあぁぁぁぁ!?やれぇ!一夏ぁぁぁぁ!!」

SEがガリガリ削れ。治まったときには限界を迎えた打鉄が解除され、俺は倒れた。なんとか箒を助けることができた。

一夏の『零落白夜』でゴーレムを斬り裂いたところを見て俺は意識を失った。

 

 

Side out

 

 

 

 

 

 

 

 




いやー終わりました。
次回で原作一巻終わるのかな?
これからも頑張ります!
次回!「一度あることは二度ある」
お楽しみに!
感想などよろしくお願いします!
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