IS~もう1人の男~   作:平剣山

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原作一巻完結!
今晩は平 剣山です。
やー今回で一巻終わりですよ。
まだまだ先は長いですがこれからも頑張ります!
ではどうぞ!


一度あることは二度ある

Side 神矢

 

 

「・・・・知らない天井だ。」

目が覚めたら見たことない天井が目に入った。いや、よく見たら保健室だな。気絶した一夏を運んで来たことがある。

体を起こそうとしたとき違和感を感じた。詳しく言うと、体が動かない。

(重い?何か乗ってるのか?)

ギギギ

目線を下に下にと下げると・・・

「すー・・すー・・」

簪の寝顔が目に入った。

(なにこの可愛い小動物。このままお持ち帰り・・・じゃない!!何で簪がいるんだ!?)

とにかく簪を起こそうと右手を出そうとするが・・・・・動かない。

(まさかぁぁぁ!)

首を右に曲げると・・・

「かんざしちゃん・・・グフフフフ・・・」

楯無の寝顔があった。

(お前もかぁ!つーか、どんな夢見てるんだよお前は!完全に危ないやつだったぞ!?)

どうやら楯無は変態のようだ。折角だから録音したかったと神矢は思う。もちろんそれを聞いた時の楯無の顔が面白そうだから。

「仕方ない。なら左手で!」

・・・・だが動かない。

(なん・・・だと!?そんな馬鹿なことが!)

首を左に曲げると・・・

「かみやくぅん・・しゅ・・きぃ・・」

こっちには鷹月さんの寝顔が。

(ドストレートだなおい!くそッ!早くここから脱出せねばこんなところを誰かに見られたら・・・)

「何をしてるんだ貴様らは?」

(・・殺される。あり?)

目線を元の上に戻すとそこには千冬さんがいた。背後にゴゴゴゴゴ・・・となってる幻覚が見える。

(この世界に神はいない。)

その後パァンという音が4回鳴った。

 

 

俺はベットに、三人は床に正座させられていた。

「貴様ら、ここが学校であることを忘れるな馬鹿者が。更識姉、お前はその生徒会長だろうが。・・・全くもって羨まけしからん。」

「「「すいませんでした。」」」

「俺は悪くない。ていうか、本音が出てますよ?織斑先生。」

「あぁ?」

「すいません。僕が悪かったです。」

本当のことと、思ったことを千冬さんに言ったらめっちゃ睨まれたので折れた。今の彼女はかーなーり怖い。

「そういえば一夏たちはどうなりました?」

話を変えてこの空気をどうにかしようとする。

(このままじゃ今度は精神的に倒れちまう。)

「ああ、あのガキどもなら・・」

シャーとベットまわりのカーテンを開くと

「そこで青春してるさ。・・・別に羨ましくはないんだからな!?」

眠ってる一夏にキスしようとしている鈴の姿が。なんか千冬さんがツンデレみたいなこと言ったが無視しよう。

「「「「「「・・・・・・・・」」」」」」

沈黙が続く。

ある女子は口をパクパクして顔が真っ赤。

三人の女子は口をあんぐりと開け。

ある教師は(やれやれだな)と心の中で言い。

そして俺は(あれ?なんかデジャヴ)と心の中で呟いた。

そんな沈黙を破ったのは

「ハルトォォォォォォ!!あだッ!」

「痛っ!」

ガバッと勢いよく起き上がった一夏の頭と鈴の頭がぶつかった。

(そこは普通キスとかじゃないのか?)

「痛ぅー。おい鈴、なんでこんな近くにいるんだよ。」

「そ、それは・・その。」

(おーおー鈴の頭から湯気が出てるじゃんか。)

「ま、いいや。千冬姉「織斑先生だ。」・・織斑先生あのあとどうなったんですか?」

「まず自分の体のことを心配しろ馬鹿者が。最大威力の衝撃砲を絶対防御をカットした状態で受けたんだからな。」

「は?」

「嘘よね?」

「・・・馬鹿じゃないの?」

「えええええぇぇぇ!?」

俺、楯無、簪、鷹月さんの順の反応をそれぞれする。

(いやいや、下手したら死んでたじゃんか一夏。)

「まあ、何にせよ無事でよかった。家族に死なれては目覚めが悪いからな。」

普段とは違い、柔らかい表情で千冬さんは一夏に言った。

「千冬姉。」

「なんだ?」

(あ、今度はいつもの『織斑先生だ。』がない。)

「心配かけて、ごめん。みんなも。」

千冬さんはキョトンとしたあと小さく笑い答える。

「心配なんてしてないさ。お前はそう簡単には死なん。なにせ、私の弟だからな。」

「まったくよ、馬鹿。これからはみんなに心配かけさせるんじゃないわよ?」

千冬さんと鈴がいいことを言う。だが、

「いや、俺気絶してて知らなかったし。」

「私は神矢くんが倒れてそれどころじゃなかったし。」

「「私も。」」

(おう、俺は仕方ないとして。楯無、簪、鷹月さんの一夏の扱いが酷くないか?)

「・・・・泣いてもいいかな、俺?」

「心の中で泣け。」

「なんだったら私のその・・・む、胸!を貸してあげる、わよ?」

(おおーっとここで鈴がさらに一夏にアプローチをするが!)

「いや、遠慮するよ鈴。」

「ガーン」

(さすが一夏。そこに痺れないし、憧れもしないがな。)

「では、私は説教があるので戻る。お前も少し休んだら部屋に戻ってもいいぞ。ああ、竜崎はもう大丈夫だろう、部屋に戻れ。更識姉妹と鷹月は一緒に来い。お前たちには楽しい楽しい説教があるからな?」

「「「はい・・・」」」

「わかりました。じゃーな一夏、鈴。」

「おう!」

「ええ。」

俺は保健室を出て、寮に帰った。

 

 

 

簪はまだ帰ってきてない。

俺は部屋のすべての隠しカメラと盗聴機(・・・・・・・・・)を見つけ、処分してからある人物に電話していた。

「おっ、久し振りです。そっちは・・・まあ、聞くだけ無駄ですかね。・・・長電話をする気はないので用件を言います。最後の箒への攻撃、なぜ外さなかったんですか(・・・・・・・・・・・・)?」

『ーーーーーーーーーーーーーーーーー。』

「ふーん、俺が盾になるのを見越してですか。そういうことにしときましょうか。」

『ーーーーーーーーーーーーーー。』

「へー、転校生ねえ。また面白くなりそうじゃん。」

『ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。』

「わかってますよ。俺がそんなミスしませんって。あ、そうだ今から送るやつを来月の学年別トーナメントまでに作って送ってまらえませんか?」

『ーーーーーー。』

「ええ、こっちにはあまり材料はありませんし。なにより他の人には見せたくありませんから。」

『ーーーーーーーーーーーーーー。』

「ありがとうございます。ではもうそろそろ切りますね?妹によろしく母さん(・・・)。」

ピッ

「ふー、にしても転校生か。あ、どういうやつか聞くの忘れた。ま、いいか。っとと、設計図はー・・・あったあった。これを送信。・・・・・OK。よし!あとは・・・・寝るか暇だし。」

 

 

Side out

 

 

Side 千冬

 

ほぼ同時刻

学園の地下五十メートルにある、レベル4権限を持つ関係者しか入れない空間がある。

そこで今回の無人機の解析を行っている。

「山田先生、解析の方はどうですか?」

担当の山田先生に聞く。

「はい。あれは・・・無人機でした。」

いつもと違いしっかりと答える山田先生。この時の状態は自分よりも仕事ができるのだ。

名付けて『覚醒した山田先生(SEEDを持つもの)

ゴホンッ

(そんなことより。)

「他には?」

「はい。どのような方法で動いてたかは不明です。織斑くんの最後の攻撃で機能中枢まで焼き切れて修復はおそらく無理かと。」

世界ではまだどこも完成させていない技術。それをこのISに使われていた。これは世界を揺るがすほどのことである。もちろん学園関係者全員には箝口令(かんこうれい)が敷かれてある。

「コアはどうだった?」

「それが・・・未登録のコアでした。」

「そうか・・・・やはりな。」

「何か心当たりでもあるんですか?」

「いや、ない。今はまだ・・・な。」

(とは言ったが犯人はだいたいわかった。どういうつもりだ束。)

千冬は天災が見てるだろう監視カメラを睨み付けた(・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・)

 

 

Side out

 

 

 

 




鈴の家族のことや、そのあとのことは神矢たちが出ていったあとにあったということで。
箒の告白もすべてカット
箒の扱いが酷い?
箒アンチなんてよくあることじゃないか。
でも作者はアンチとかは嫌いなのでこの作品の箒はちゃんとヒロインします。
喜べ!箒ファン
そして今回でましたよ神矢のお母さん。
つっても台詞はないけどね。
ま、台詞があろうとなかろうとだいたい相手がわかると思います。
決して手抜きじゃないんだからな!?
さて次回は彼女ら登場予定です。
お楽しみに!
感想などよろしくお願いします!

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