IS~もう1人の男~   作:平剣山

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今晩は!平 剣山です。
今回は少しオリジナルにしてしまったためそんなに進みませんでした。
さて一夏はビンタされるかな?
ではどうぞ。


シャルルの自己紹介 激突!ラウラと神矢 の二本立て(嘘)

Side 一夏

 

「シャルル・デュノアです。フランスから来ました。この国では不馴れなことも多いと思いますが、みなさんよろしくお願いします。」

金髪の方の転校生がにこやかな顔で自己紹介する。

(さて、俺の記憶だとシャルルというのは男の名前だったはずだ。)

もう一度その転校生を見る。中性的な顔立ち、少し華奢な体つき、そして男子の制服(・・・・・)

(ということはそういうことなのだろうか?)

「お、男?」

クラスの誰かが呟く。

「はい。こちらに僕と同じ境遇の方たちがいると聞いて本国より転入をー」

「きゃ・・・」

「はい?」

(ヤバイ!!)

俺はとっさに両耳を塞いだ。

「「「「「きゃぁぁぁぁぁ!!!???」」」」」

(ぐぁぁぁぁぁ!?何ッ!貫通しただと!?誰だクラスの女子に『一族の結束』と『団結の力』と『メテオストライク』使った奴は!危うく俺のライフは0になりかけたわ!)

俺は神矢の生存を確認するため、チラッと見ると苦笑いしている神矢がいた。

(なんでお前は無事なんだよ!?)

「男子!三人目の男子!」

「しかもうちのクラス!」

「しかも守ってあげたくなる系の!」

「我が人生に一切の悔いなし!」

「私、デュノア君とオーバーレイしたい!」

俺の苦労も知らず女子は騒ぐ。最後らへん危ないのはもう慣れた。そんな俺に涙する。

「あー騒ぐな。静かにしろ。あと最後の二人あとで職員室に来い。」

鬱陶しそうに千冬姉がぼやく。あと最後の二人、また生きて会えたらいいね!(合唱)

「み、みなさんお静かに。まだ自己紹介が終わってませんから~~」

(あ、一人目がインパクトありすぎて半分忘れてた。)

「・・・・・」

腰ぐらいまでおろしてる銀髪。左目には医療用ではないガチの眼帯。

(そしてつるペ・・・いや止めておこう。鈴が乱入してくる未来しか予測できない。)

印象は軍人。体は小さいが、全身から放たれる冷たく鋭いオーラみたいなのが感じられる。

「・・・・・」

その当の本人は未だに口を開かず、腕を組んだまま下らなそうに見ている。

「・・・挨拶をしろ、ラウラ。」

「はい、教官。」

今まで動かなかった少女、ラウラが千冬姉に敬礼をする。

それをめんどくさそうな顔をする千冬姉。

「ここではそう呼ぶな。私はもうお前の教官ではないし、ここではお前も一般生徒だ。私のことは織斑先生と呼べ。」

「了解しました。」

また、ピッと敬礼をする。

(マジで軍人かよ。)

そしてこちらに体を戻して

「ラウラ・ボーデヴィッヒだ。」

自分の名前を言った。

「「「「「・・・・・・」」」」」

沈黙。続きを待つクラスメートたちとまた黙るラウラ。

「あ、あの・・・以上、ですか?」

「以上だ。」

いたたまれなくなった山田先生が聞くが即答されて涙目になる。

(山田先生の涙目久しぶりに見たな。)

「!貴様が!!」

俺と目が合うとこっちにつかつかとやってくる。

右手を振り上げてそのままー

シュッ ドスッ

「なっ!」

いきなり何かが飛んできて、それをなんとか回避しそれは壁に刺さった。見てみるとシャーペンだった。

「貴様ぁ!なんのつもりだ!」

ラウラが飛ばした張本人を睨み付ける。その人物は

「ん?俺か?」

自分に指を指して聞き返す。神矢が。

「もう一度言う。なんのつもりだ?」

気のせいか殺気を感じる。

(え?なにこの展開?)

「スマンスマン。俺、個人的にドイツが嫌いでさ。つい邪魔したくなるんだよねー。だから君は悪くないよ?ただ運が悪かっただけ。だけど一般人に手を上げるのは誉められたことじゃないよねー?」

笑いながら答える神矢。正直笑顔が怖い。

「邪魔をするなら・・・」

するとラウラがどこからかナイフを取り出し構える。

「お、おい!」

俺は止めようと席をたった時

パァーン×2

「あだっ」

「あぅっ」

「そこまでだ。馬鹿者。」

神矢とラウラが千冬姉の出席簿の餌食になった。

「私の前で喧嘩とはいい度胸じゃないか?え?」

(いや、喧嘩じゃないだろあれ!?)

「ラウラ、このナイフはこちらで預からせてもらう。竜崎、お前はアレの反省文を10枚書け。」

壁のシャーペンの方にくいっと首を動かす。

「すいません。刺さるとは思いませんでした。」

「・・で織斑。いつまでそこに突っ立てるつもりだ?邪魔だ。」

「あ、すいません。」

慌てて席につくと、

「ではHRを終わる。各人は着替えて第二グランドに集合。二組と合同で模擬戦闘を行う。解散!」

ぱんぱんと手を叩きHRを終わらせた。

(色々と腑に落ちないが仕方ない。)

「あと織斑と竜崎。デュノアの面倒を見てやれ。同じ男子だろう。」

「い、いや織斑先って行っちまったか。」

「どうかしたのか神矢?」

「あ、ああ。別に大したことじゃない。」

「そうか?なら急ぐか。」

「ああ。」

シャルルが近づいてくる。

「君たちが織斑君と・・竜崎君?初めまして。僕はー」

(残念ながら自己紹介してる暇はないな。)

「あ、そういうのは後でな。まずは移動が先だ。女子が着替え初めるから。」

「ま、着替えを見るのも悪くないがね。」

(いやそんなことしたら確実に殺される!止めさせなければ!)

「そんなこと言って、簪さんに「さあ!早く行くぞ!」変わり身早いな。」

簪さんの名前を出した瞬間シャルルの手をとって移動を開始する神矢。

(簪さんと何かあったのだろうか?これからも脅しに使ってみよう。ん?シャルルの顔が赤いような・・・)

 

Side out

 

 

Side 神矢

 

デュノアの手を引いて更衣室に向かっている。ちなみにちゃんと一夏もついてきている。チラッと見ると顔が赤くなっているデュノア。

「男子は空いてるアリーナの更衣室で着替え。実習の度に移動だから早めに慣れてくれ。」

「う、うん・・。」

(この手の感触、そしてこの反応、体つき、声。間違いない、こいつ・・・・()だ。)

俺はデュノアの正体を確信した。

 

Side out

 

 

 

 

 

 

 

 

 




とくになにもしてない一夏。
一夏が心の中で言っていた『一族の結束』『団結の力』『メテオストライク』は遊戯王のカードです。
分からない人は攻撃力を上げるのと貫通を得る、とでも思ってくれればいいです。
つーか呆気なくバレたシャル。
隠す気無さすぎですよね?
なぜ気づかない原作メンバー。
ていうわけで次回はセシリア&鈴VSやまやがメインかな?
お楽しみに!
感想などよろしくお願いします!
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