今回は初の戦闘描写です。下手くそかもしれませんがどうぞ!
Side 神矢
今、俺たちはアリーナの上空にいる。目の前にはかの有名なブリュンヒルデこと織斑先生。
「ああ、これはあくまでお前の実力を見るためのものだ。そんなに固まらなくていいぞ。」
いくら実力を見るものだとしても相手は世界最強だ。もしかしたら瞬殺かもしれないのだ、リラックス出来るわけがない。
(早く始まってくれ!マジで。)
こうしていると解る。彼女はマジだ。本気で来なくても、手加減はしてこない。危険だと勘がそう告げる。
(ほんと、なんで引退なんかしたんだよ。まだまだやって行けるぞ、これは。)
そう思っているとアナウンスがなった。
『それでは両者、規定の位置まで移動してください。』
二人しかいないアリーナに響き渡った。後で聞いたらアナウンスは俺の副担任になる山田 真耶先生だと知った。俺たちは規定の位置につくと
『それでは実技試験を開始してください。』
開始のブザー(小音)が鳴った。
「最初は譲ってやる。」
「いえいえ、ここはレディーファーストで。」
「そうか、ではこちらから!」
そして目の前まで突っ込んで来て、ブレードで斬りかかる。
(速ぇぇ!)
「くっ」
ギリギリで避けて距離をとりながらこちらもブレードを呼び出し今度はこちらから織斑先生に斬りかかる。
「はぁぁぁぁ!!」
「ふっ」
「ぐあ!」
だが簡単に躱されカウンターをくらってしまう。そして織斑先生が斬りかかってくる。が、なんとかブレードで防ぐことができた。
「ぐぐぐぐ」
「む・・」
鍔迫り合いが続く中
「竜崎、お前剣術でも習ってたのか?」
「え?なんで・・・?」
「フン、ド素人が初見で私の剣を受け止められるものか。・・・・だが熟練者ではないようだ。ほら集中が途切れているぞ!」
「!?しまっ・・」
カーン
俺のブレードが弾かれ粒子になって消えた。そして俺の首にブレードを突きつけ
「終わりだ。」
試験終了を告げる。
(終わり?いや終わりじゃない!SE(シールドエネルギー)はまだある。やれるさ!)
ニヤリ
「いや、まだだ!」
そのまま突っ込む。
「なッ!?」
不意を突かれ行動が遅れてしまう。
(武器がもうない?知るか!武器が無くても!戦える!)
「うおぉぉぉりゃゃゃゃゃあ!!」
渾身の力でぶん殴る!
「ぐぅぅぅ!」
ドゴーン!
最強は吹っ飛びアリーナの壁に激突した。
「武器が無くなったから負け?ふざけんな!まだ終わらねぇ!」
『だ、大丈夫ですか!織斑先生!』
山田先生がアナウンスで呼び掛ける。
「大丈夫だ山田先生。特に問題ない。」
そして砂煙の中から嬉しそう(?)に笑う織斑先生が出てくる。
「確かにお前のいうとおり、まだ終わりではなかったな。」
「ああ!続きをしようぜ」
「フッ、お前のような男と戦うのは何年ぶりだろう・・・なっ!」
先ほどよりも速いスピードで突っ込んで今度は何度も斬りかかる。
「はぁぁぁァァ!」
「くぅっ、さっきよりも速くないか!?」
「当たり前だ!お前とこうして戦うことが出来て嬉しいぞ!さぁ、もっとお前を見せてみろ!!」
(あれれぇーー、織斑先生ってこんな人だったの!?)
ちなみに管制室で見ていた山田 真耶も同じ事を思ったとかいないとか。
織斑先生がひたすら斬って、神矢がひたすら防ぐを繰り返し20分も続いていた。
(くそっ!さっき気づいたが、俺の速さに打鉄がついていけてねぇ!このままじゃ負ける!)
何か・・・何かないのか!
(!そうだ・・・逆に考えてみよう。ついてこないなら、ついてこさせればいい!)
すぐさま織斑先生から距離をとる。
「どうした!今さら臆病風に吹かれたか!」
「ちげーよ。アンタを・・・世界最強を潰すんだよ!!」
俺は両手の装甲を粒子化して消してキーボードを展開して叩く。
(まさかこんなに早く『困った時のハッキング講座』が役にたつなんて思ってもみなかったよ。)
今俺がやってるのは、打鉄の反応速度をハッキングによって上げている。えっ?無理じゃないかって?はは、あの人はもっと凄いことやってそうだよ。
「?お前何やっている?」
「打鉄が俺に合うようにしたんです。」
「は?まあいい、私をもっと楽しませろ!」
「言われなくても!」
織斑先生は斬りかかってくる。俺はそれを避けて再び両手の装甲を装着してお返しにカウンターをお見舞いするが惜しくもブレードで防がれた。
(よし、打鉄が俺についてきている。このまま押しきる!)
織斑先生めがけて拳を振るう。
ビーーーー
『竜崎 神矢のSEが0になったため織斑先生の勝利です。』
「は?・・・!?」
今放った拳を見るとその拳はブレードの刃で防がれていた。普通刀の刃の部分をぶん殴れば当然こっちが傷つくが、ISの場合は傷つきはしないがSEが削られる。結果それで神矢の打鉄のSEが0になったのだ。
(しまった!SEの事すっかり忘れてた。)
「む、まだ暴れ足りないが仕方ないな。」
(足りないんかい!)
「そ、そういえば結果ってどうなるんですか?」
心を読まれないように聞く。
「合格に決まっている。そもそもISを動かせる事が分かった時点で嫌でも入学させる気でいた。」
「へえーそうなんですかぁー」
「ふざけてるのか?」
「いえ、ただ疲れただけです。」
初めでこんなにキツイって酷いと思う。
「まぁ、そう言うな。そして行くぞ時間がない」
「えっ?」
「今すぐ制服に着替えろ。入学式には間に合わないからSHRの時にクラスに行く。」
「あのー、俺の荷物は?」
「授業に必要なのだけ持て。あとはこちらで預かる。」
「あ、はい。」
そして俺はダッシュで更衣室まで行き、パパっと着替えて、必要な物を学園から支給された通学カバンに入れて残りを織斑先生に預けて、教室に向かった。
長かった
疲れた
知ってるか?これIS学園に来てから一時間半位しか経ってないんだぜ?
ということで3話終わりました。
千冬さんをキャラ崩壊させてしまいすいませんでした!
書いてたらああなってしまいました。
さて次回は原作の初めのところとなります。
次回もよろしくお願いします。
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