IS~もう1人の男~   作:平剣山

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やあ、平 剣山です。
オリジナル編だけどあまりストーリーを考えてなくて時間がかかってしまいました。
今回は神矢がデュノア社に行きます。
そこでデュノア夫妻登場!
名前は調べて適当につけさせてもらいました。
他の小説ではデュノア夫人がけっこう悪人パターンが多いですが、この作品では良い人からグレーの間ぐらいにしました。
ではどうぞ!


フランス編
真実


Side 神矢

 

「というわけでフランス到着!」

フランスからこんにちは。神矢だぜ!

あの日の翌日、母さんをタクシー代わりに・・いや、飛行機代わりにしてフランスに来たぜ。不法入国?バレなければ犯罪じゃないんですよ。ってニャルラトホテプ星人が言ってたよ。当然、母さんは文句を言ってきたがある写真(エサ)を与えて黙らせた。

 

少し歩くとお目当てのビルが見えてきた。デュノア社の本社である。ここにシャルルの父、デュノア社長がいる・・・・だろう。

「・・・不安になってきた。電話して確認してみよう。」

俺はいつも使ってるスマホではなく別のスマホを取り出す。これは母さん特製の『見た目はスマホ頭脳はスーパーコンピューターその名はスーパースマホ』とかいう名前だったような。名前はスルーして主にハッキングなどするときに使う。それを使い社長室の内線に電話する。

プルルルル・・・・・ガチャ

『私だ。』

出たのは渋い男性の声。

「あ、デュノア社長ですか?」

『・・・何者だ。』

当然、相手は警戒してくる。そして相手はデュノア社長であるということがわかった。

「今本社の前にいるのですが、シャルル・デュノアについて話を聞かせてもらいたいのですが?」

『!?・・・わかった。下の受付には私から話を通しておく、盗聴を避けるため話はここでいいかね?』

デュノア社長は了承し、話は社長室でとのことだ。

(盗聴防止のためって、ハッキングされてる時点であまり期待はしないがね。)

「わかりました。今からそちらに伺います。」

ピッ

電話を切り、俺は本社に入った。

 

 

 

受付嬢に案内されある部屋の前まで連れてこられた。受付嬢はドアをノックし

「社長。お話になられた方をお連れしました。」

「どうぞ。」

入るとそこには40ぐらいの薄い金髪のオッサンがいた。

「ありがとう。君は戻っていいよ。」

受付嬢は部屋から出ていく。

「君が電話の子かな?社長のアラン・デュノアだ。」

そう言ってアラン社長は右手を出してきた。俺はその手を握り自己紹介する。

「IS学園一年、竜崎 神矢です。世界で二番目の男性操縦者と言われてます。」

自分の正体を知って驚くアラン社長。

「まさか本人が直接ここに来るとは予想してなかったよ。・・・・やはり(・・・)バレたのかね?」

(『やはり』と言ったなこの人は。)

「ええ、俺の他に織斑 一夏が。他の生徒はまだ気づいてませんが、時間の問題でしょう。・・・何故こんなことをしたんですか?」

「あの娘から聞いてないのかい?」

「聞きました。ですが気になる点がいくつかあったので知ってそうなアラン社長に直接聞きに来ました。」

(あの話はおかしいのだ。)

「気になる点?」

「はい。まず一つ目シャルルのことです。愛人の子だと彼女から聞きました。そんなスキャンダルな存在をわざわざ人の集まるIS学園に転入させるなんておかしい。ましてや彼女は演技が下手すぎる。アレじゃ気づいてくださいと言ってるようなものだ。二つ目男性操縦者としたこと。確かに広告塔や俺たちに近づきやすいはあるかもしれませんが、それだけバレるリスクが増える。バレたら会社を立て直すどころか倒産ですから。」

「・・・・・」

静かに聞くアラン社長。

「ぶっちゃけて言えば、別に俺達と同い年のデュノア社所属のテストパイロットでいいわけですから。ま、時間も無かったみたいですし俺の考えすぎかも知れませんが。」

「・・・すごいな君は。確かに彼女に話した理由はほんの一部でしかない。」

「話してくれますか?」

俺はアラン社長に真実を聞く。そしてそれ次第でどうするかを決めさせてもらう。

「ああ。実は「貴方!」来たか。」

アラン社長が話そうとしたとき社長室のドアを開けてアラン社長と同じ年ぐらいの女性が慌てて入ってきた。

「貴方、あの娘の事がバレたって本当なの!?」

「まず落ち着くんだフローラ。神矢君、妻のフローラだ。」

「初めまして竜崎 神矢です。」

フローラさんにお辞儀する。

「な、なんでここに男性操縦者がいるの!?」

「バレたのは本当だ。これからの事を話すため君をここに呼んだ。では、妻も来たことだし本当の理由を話そう。あの娘の母親、エミリーが病で亡くなりシャルロットを引き取ったときにシャルロットのことが女性権利団体に知られてしまった。それをネタに脅され一番酷いときはラファールをコアごと寄越せと言われたよ。」

「まさか女性権利団体が関わってるとはね。」

女性権利団体とは名前の通り女尊男卑の女性の集まりで政府のメンバーもいたりとやりたい放題している団体だ。

「このままではシャルロットにも危害が出ると考えた私はIS学園の特記事項『本学園における生徒はその在学中においてありとあらゆる国家、組織、団体に帰属しない。本人の同意がない場合、それらの外的介入は原則として許可されないものとする。』に目をつけた。IS学園にシャルロットを転入させあいつらから守ろうとした。がこのままでは怪しまれてしまうため、男性操縦者とその専用機のデータを取るという理由を作った。さらにデータを取りやすくするためと言って男装までさせた。結果、あいつらは疑うことはなかったよ。」

「それが真実、ですか。」

「ああ。神に誓ってもいい。」

フローラさんも首を縦に振って肯定する。

「あ、でもフローラさん。シャルロットを叩いたって・・・。」

「う、あれは私が悪かったの。」

汗をダラダラ流しながらシュンとなってしまった。

「私とあの娘の母親エミリーとは親友だったの。私たちは同じ大学に入ってこの人と出逢い、そして恋をした。けど、この人はエミリーと付き合いそしてエミリーのお腹に子ができた。それがシャルロットよ。そらに嫉妬してしまった私は元々金持ちだった家の力を使い無理矢理この人と縁談を持ちかけそのまま結婚。エミリーは私たちの前から消えたわ。エミリーの所在がわかったときにはもう亡くなった後だったわ。シャルロットを引き取って顔を見たときあまりにもエミリーに似ててついカッとなって叩いちゃって、それからどうすればいいかわからずそのままよ。・・・あの娘はなにも悪くないのに、悪いのは嫉妬深い私なのに・・・。」

途中から泣きながら話すフローラさん。

シャルロットにたいする不器用さは楯無に似ていると思った。

この夫妻はただの不器用なだけだったのかもしれない。

 

Side out

 

 




今回はここで切ります。
次回は問題を解決して帰る感じにしようと思ってます。
相変わらずの文才の無さにより変かもしれませんが許してください。
次回もお楽しみに!
感想などよろしくお願いします!
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