疲れて数日前に書けませんでした。
今回、何時もの約倍の文字数!
さて今回は一回戦ですがその前に楯無さんが久しぶりに登場です。
そしてついに・・・
では、どうぞ!
Side 神矢
あの後一夏とシャルルと別れて簪が待つピットに向かった。その途中。
「やあ、神矢くん。」
楯無に声をかけられた。バッと拡げた扇子には『私、参上!』と書かれてた。
〈たてなしがあらわれた!〉
〈かみやはどうする?〉
→1.スルーする
2.襲う
3.話す
4.逃げ出す
5.口説く
(まともな選択肢が無い!?・・・それは置いといて)
〈かみやは3をえらんだ〉
「お久しぶりです楯無さん。屋上以来ですから8話ぶりですかね?」
「神矢くんそれメタ発言。今は神矢くんに激励でもっ、て思ってね。」
楯無は俺の左腕に抱きついて左腕に女の凶器を押し付けてくる。
(凄く・・・柔らかいです。じゃない!)
「どう?元気でた?」
クスクス笑いながら俺に聞いてくる。どうやらからかってるのだろう。
(特に下の方が元気になりそうですよ。・・さて、ではこちらもお礼をしないとな。)
決してからかわれたことに対する仕返しではない。ないったらない。
「では、僕の方からもお礼をしないといけませんね?」
「え?・・あ!?」
俺は左腕の拘束から抜け出し、楯無の顎に手を添えてクイッと上に上げる。
そのまま・・・・・・・・・
Side out
Side 楯無
私は顎に手を添えられたときにこれから何をされるか分かってしまった。私は逃げることが出来ずに目を瞑りその時を待った。が、何時まで経ってもそれはなかった。
(・・・・・・・あれれ?)
疑問に思ってると彼が囁いてくる。
「やっぱり楯無さんは押しに弱いですね。フゥ」
「ひゃあ!」
おまけの息を吹きつけられ私とは思えない悲鳴をあげてしまう。
「ハハハ、冗談ですよ。僕にからかうなんて10年早いですよ。では僕はこれで。あ、もし今度したときは襲うかもしれないんで。」
神矢くんは手を振りながら簪ちゃんがいるピットに向かって行った。
時間が経つにつれて混乱してた頭が冷静になっていく。それに比例するように顔が赤くなっていく。
心が締め付けられるように苦しい。彼のことを思うと心臓の鼓動が大きくなるような感覚。
「・・私、やっぱり彼のこと。」
(もう恋はしないと思ってたんだけどな。)
私はかつて好きになりそしてもうこの世にはいない彼のことを思う。
普通ではない、暗部として裏に関わってるから分かる突然目の前から居なくなる恐れ。
(神矢くんも居なくなってしまうかもしれない、彼のように。)
「どうしよう・・・。怖いよ
私はその場で泣き崩れてしまうのだった。
Side out
Side 一夏
Aブロック一回戦が始まろうとしている。
俺たちの前には完成させた打鉄弐式を纏った簪さんと神矢がいる。後は始まるのを待つだけだ。が、俺は神矢に言わなければいけないことがある。
「神矢。それは何だ?」
「ん?何を言ってるんだ一夏、見ての通り打鉄だ。」
「嘘だ!?打鉄はそんな形じゃないよ!」
シャルルがそれを否定する。神矢が纏ってるのは、スカート状の装甲を短くし露出した脚にバーニアが付けられ背中には某赤い彗星の再来さんが乗っていた機体のバックパックみたいなのが付いている。しかも灰色を中心としたカラーリングも赤に変わっている。
ハッキリ言おう、これは打鉄ではない。俺は自信を持って答えられる。
「フ、俺が望むなら私はシャア・アズナブルになろう。この機体はそのためのものだ。・・・・・というのは流石に冗談で、これは俺に合わせて俺(と母さん)が魔改造した言わば『竜崎 神矢専用打鉄改』だ。」
『それでは織斑 一夏、シャルル・デュノア対竜崎 神矢、更識 簪の試合を始めます。5・・』
(くそっ!突っ込む時間すらないのかよ!)
「一夏、本気で勝ちに行くからな。」
「!ああ、勿論だ。」
「僕も負けないよ!」
「私と神矢の未来を邪魔する奴は・・・・コロス!」
(簪さん怖!)
「簪、作戦通りに。」
「・・うん。」
「一夏!」
「ああ、勝つぞ!」
『2・・・・1・・・・始め!』
俺は雪片弐型をアヴァロンから抜いて零落白夜を発動し神矢に向けて斬り込む。一方、神矢も打鉄のブレードよりも細長い刀を出してこちらに突っ込んでくる。シャルルと簪さんは援護に回るようだ。
(一撃で決める!)
「うおぉぉぉぉぉ!!」
「・・・・・」
雪片で横に一閃した。神矢はそれを冷静に躱して俺の背中に両足をつける。そして
「何!・・ぐぅ!」
俺を踏み台にしシャルルに向けて加速する。
「俺を踏み台にした!?おい神矢!相手を踏み台にしていいのは俺なんだぞ!?」
踏み台にしたのは
(く、何だ?変な電波が・・・。)
「シャルル!」
急いでシャルルの元に向かおうとするが、俺に向けて飛来してきたものをもろに食らってしまう。その方向を見ると
「何処に行こうと言うの?」
目のハイライトが消えた簪さんが薙刀を構えていた。
「怖っ!!」
Side out
Side シャルロット
「ぼ、僕!?一夏じゃないの!?」
(あの会話からして一夏と戦うと思ってたよ!)
「当たり前だ!一夏とお前じゃ、危険なのはお前だからな!」
神矢は太刀で斬りかかるのを僕はシールドで防ぐ。
「くっ!」
(神矢の裸の想像で集中出来ない!)
※シャルロットは変態である。
「常日頃から人の裸を妄想してる変態がぁぁぁぁぁぁ!!」
「な、何故それを!?」
(顔に出てたのかな僕?)
「・・・・本当に妄想してたのか。かまは掛けてみるもんだな。」
「・・・・・・・あ。」
今更だがこの会話は観客に丸聞こえである。僕は全生徒、各国のお偉いさんに神矢の裸を想像していることを公言してしまった。
(僕の馬鹿ぁぁぁぁぁぁ!!!???)
ハイパーセンサーで観客の方を見る。僕をゴミを見るような目で見る人、かわいそうなものを見る目の人、目を輝かせて見る人。・・・最後のは腐女子と呼ばれる人だろう。
(僕が神矢のことが好きだってことが皆にバレたぁぁぁぁぁぁ!!)
※皆は同姓愛者だと勘違いしてます。
その時、僕の中の何かが切れた。
「・・・・フフフフ。」
「お、おい。大丈夫か?」
戦闘中にも関わらず神矢が心配してくれる。
「終わった・・・。僕の乙女の純情は無くなった。もう、失うのものはない。・・・・もう、何も怖くない!」
「それ死亡フラグ!?」
(何それ美味しいの?)
僕は神矢から距離をとり、シールドを戻してヴェントを二丁呼び出して神矢に向けて撃つ。
だが神矢はそれを一度も当たらずに接近してくる。
「まだまだだね。速さが足りない!」
(アサルトカノンがダメなら!)
ヴェントを投げ捨て、ガルムを両手に呼び出して神矢に向けて弾丸をばら蒔く。神矢はシールドを出してガルムの弾丸を防ぐ。
「・・・当たって!当たってよぉぉぉ!!」
「うお!シャルルが壊れたぁぁぁぁぁ!!」
五分後
(ダメだ!このままじゃ一夏がやられて簪さんも来てしまう。そうしたら確実に僕の負けだ。)
ガルムの全弾数を撃ち終えたことで冷静を取り戻した僕はこのままではまずいことに気づいた。一夏の方を見ると簪さんに大量のミサイルを浴びせられてるところだった。オーバーキルである。
(一夏はもうダメだ。なら僕がどうにかしなくちゃ。残された手は・・・アレだね。)
ガルムを戻して左腕に再びシールドを右手にはブレッド・スライサーを呼び出し神矢に接近する。この切り札は接近しないと使えないのだ。
「お?」
(瞬間加速。始めてやったけどやれるもんだね!)
僕が接近したので神矢は多少驚くが遅い。
(よし!これで。)
シールドをパージしてそこから姿を表す。第二世代最強の兵器。パイルバンカー通称盾殺し。『
「この間合いなら外さない!」
「生憎だが・・」
(え?)
神矢が持ってるのはさっきの太刀ではなかった。
「読めていた!」
僕が投げ捨てたヴェントだった。
(なんで!?僕は使用許可を出してないのに!銃身を持ってるし・・・・・・・まさか!)
「殴るんだよぉ!!」
バットスイングの要領でヴェントを灰色の鱗殻にぶつけ爆発した。
「斬り捨て・・・」
「ハッ!」
気づいたときには神矢は太刀を降り下ろしていた。
「御めぇぇぇぇぇぇん!!」
ビー
『シャルル・デュノアSEが0になったので続行不能。』
(ゴメンね一夏。僕、負けちゃったよ。)
Side out
Side 一夏
ビー
『シャルル・デュノアSEが0になったので続行不能。』
シャルルがやられたのか!?
「くそっ!」
白式のSEも残り少ない。大ピンチだ。
「よお、一夏。待たせたな。」
神矢がこちらに来た。大ピンチどころかムリゲーになりそうだ。
「ああ。待ちすぎてSEがヤベェよ。この野郎!」
(どのみち俺には斬るしかないんだ。ならがむしゃらにやってやる!)
俺と神矢が斬り結ぶ。
「へぇ、最初の頃よりずいぶん良くなったんじゃないか?・・・でもな。」
カッ!
「あっ!」
雪片弐型が弾き飛ばされて、地面に突き刺さる。
(取りに行ったら確実に殺られる!)
「くそっ!ゲイボルグ!」
(だが俺にはまだ武器がある。これで何とかするしかない。)
Side out
Side 千冬
一夏が出した赤い槍に山田先生が驚く。
「な、なんですかアレ!?白式には雪片弐型しかないはずじゃ!」
「落ち着いて下さい山田先生。アレについては後で織斑から聞きましょう。今言えるのはただひとつ。」
「何ですか?」
「この試合、織斑の負けだ。」
「何でですか?」
山田先生は画面から目を離してこちらを見る。
「剣すらまともに扱えない奴が慣れない槍で竜崎に勝つなど出来るわけないだろう。」
Side out
Side 神矢
(おいおいマジで使ったよあの馬鹿w)
「ありがとう一夏。」
「な、何だよ急に。」
「これで心置きなくお前を潰せる!」
俺は瞬間加速で一夏に接近して太刀で斬りかかる。
「瞬間加速!?なんで・・」
「使えないと誰が言った!」
俺の猛攻にゲイボルグでは捌ききれずに一撃を食らわせ一夏のSEは0になった。
ビー
『織斑 一夏SEが0になったので続行不能。よってこの試合竜崎、更識ペアの勝利です。』
(ついにこのときが来た。)
「
「この人でなし!」
(流石簪、俺のパートナーだぜ!)
「お前まさかそれだけのためにこんな大がかりなことしたのか?」
「当たり前だ!」
「肯定された!?」
「忘れたとは言わさんぞ一夏。俺が三途の川をさ迷ってる時、俺をランサーの如く扱いをしてくれたそうだな。簪から聞いたぞ。」
「お前、根に持ちすぎだろ!!」
最後は締まらないが、こうして一回戦は終わったのだった。
Side out
楯無「ちょっと!作者さん、どういうことよこれ!?」
作者「どうしたね?何か問題でも?」
神矢「色々ありすぎだ!」
楯無「私に普通に恋をさせなさいよ!」
作者「あれは元々そういう設定で考えてたから後悔も何もない!てなわけで楯無の初恋は既に終わってるのです、最悪の形で。これが原因で簪とも距離を置くようになってしまったと言うことです。」
簪「つまり、貴方が余計なことをしなければ私とお姉ちゃんの仲は良いままだったんだね。」
作者「あのー?簪さん?なぜこちらにスタンガンを向けるのでしょう?つーか何故持ってるし!?」
簪「これで神矢を気絶させる。・・・そして食べる(Rー18)ため。」
作者「いやいや、その設定が有ろうと無かろうと始めは仲は悪いままだよ?原作みたいに。」
神矢「楯無のことばかり言ってたが、シャルもやらかしてたな作者。」
シャル「そうだよ!ついに僕壊れたよ!?」
作者「それは~その~アレだよアレ。その場のノリ?気がついたらあんなことになってた?」
シャル「灰色の鱗殻で貴方を殺す!貴方は世界の歪みだ!!」
作者「(ピラッ)」
シャル「(!?)」バッ
神矢「おい!今作者から何を受け取った!言え!?」
シャル「べ、別に神矢の寝顔写真なんてもらってないよ?」
作者「あ、馬鹿っ!・・・・・・ぎゃぁぁぁぁぁぁぁ!!??」
神矢「悪は滅びた。さて次回はVSラウラと箒ペアだな。」
簪「うん。ボーデヴッヒさんは最強クラスだけど神矢が負けるのが想像つかない。」
楯無「次回もよろしくね!」
神矢「シャル、お前の恥ずかしい写真を全世界でばら蒔かれるのと、その写真を此方に渡すの、どっちがいい?」
シャル「グスン」