平 剣山です。
あ、危なかった。
数日前まで大浴場のシーン完全に忘れてた。
シャルマジゴメン。
だが安心しろ!
シャルの見せ場?の方がラウラより多いぞ!
てな訳でどうぞ!
Side ラウラ
「う、ぁ・・・・」
目が覚めると知らない天井が見えた。
「知らない天井だ・・・」
前に同じ隊のクラリッサに必ず言えと言われたので言ってみた。
「気が付いたか。」
シャーと開けて入ってきたのは教官だった。
「教官?」
「教官ではない先生だ。全く、お前といい一夏といい私を先生と呼べんのか。」
(教官も名前で言ってますよ。)
「私・・・は?」
「全身に無理な負荷がかかったことで筋肉疲労と打撲がある。しばらくはそのままだな。無理をするな。」
はぐらかそうとしているが、かつての教え子の私にはそれが分かってしまう。
「何が・・起きたのですか?」
「ふぅ・・・・。一応、重要案件である上に機密事項なのだがな。VTシステムは知っているな?」
「はい、正式名称はヴァルキリー・トレース・システム。過去のモンド・グロッソの
「そう、IS条約で現在どの国家、組織、企業においてもすべてが禁止されている。それがどういうわけかお前のISに積まれていた。」
「・・・・・」
「巧妙に隠されてはいたがな。操縦者の精神状態、機体の蓄積ダメージ、そして何より操縦者の意志、いや願望か。それらが揃うと発動ようになってたらしい。現在、学園はドイツ軍に問い合わせている。近くに委員会からの強制捜査が入るだろう。」
教官の言葉を聞きながら、私はうつむき、シーツを握りしめていた。
「教官、その事なのですが。」
「何だ?」
私は教官に頭を下げる。
「すみませんでした。私が間違ってました。」
「・・・・・ほぅ。」
ポカーンとしたと思ったら、直ぐに戻り私の話の続きを聞いてくる。
「教官は教官で、私は私。それを理解せずに貴女になろうと、VTシステムを起動させてしまいました。」
「では問おう。お前は誰だ?」
(私、私は・・)
「私は、ラウラ・ボーデヴッヒです!」
「フ・・。よろしい。私が言う手間が省けたな。それにしても驚いたな、お前は分かってないと思ってたのでな。」
「それは・・・あいつが教えてくれましたから。」
あいつの事を思うと顔が赤くなる気がする。
「あいつ?」
「竜崎 神矢です。」
「ハァー。またあいつか。一夏ほど女を刺激する奴はいないと思っていたがな、竜崎はそれと同じかそれ以上だな。」
そこで、気になってた事を教官に聞いてみた。
「教官も惚れているのですか?」
「ブフゥゥゥゥゥ!!??な、なな、何を、言ってるのか、わ、訳が分からんな!私が惚れてるわけな、ないだろう!!」
顔を真っ赤にしながら否定する教官。
(そうか違うのか。良かったな、これで教官とあいつを巡って、争わなくていいのか。)
純粋なラウラは千冬の照れ隠しだと気づくことはなかった。
これが後に悲劇を呼ぶ。
Side out
Side 神矢
夜
ガラララ~
「お、広いなこりゃあ。」
今いるのは大浴場。決して覗きだとかそんなやましい理由できたのではない。なんと今日から男子もOKになったのだ!あ、勿論女子とは別でだぞ?
先ずは体を洗う。
「お~神矢も来たのか!」
湯船に浸かっていた一夏が声をかけてくる。
「よお。来てたのか。」
「おう!久方ぶりだし、何より風呂好きだからな~。やっぱ、風呂は日本の文化だよな~。お前は?」
「まあ、嫌いではないな。けど、お前ほどではないかな?」
(昔は風呂どころではなかったからな。)
「そうなのか?ま、人それぞれだしいいか。さてと、俺はもうそろそろ上がるかな。」
「ああ。そういえばシャルルは?」
「部屋のシャワーにするってさ。何か俺に気を使ってくれたみたいでな。悪いことをした。」
「ふーん。じゃ、また明日な。」
「ああ!」
一夏が出ていった。
体を洗い終わった為、俺も湯船に浸かる。
「お~。ホント久しぶりだな~これ。」
『うわぁぁぁぁぁぁぁ!?』
「何だ!?」
脱衣場から一夏の悲鳴が聞こえてくる。
「あいつに何かあったのか?」
ザバァー ガララ
「お、お邪魔します・・・」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
(い、今起きた事を話すぜ!一夏の悲鳴が聞こえて何事かと湯船から立ったら、タオル一枚のシャルルが入って来やがった!何を言ってるのか分からないが俺にも訳が分からない。俺が言えるのはただ1つ)
「いつから此処はエロゲーの世界になったァァァァァァ!!」
シャルルに見られた。男の象徴ユニコーン(笑)を見られた。
「よし、死のう。じゃあ、シャルル。大浴場を堪能してくれ。」
「いや逝かせないからね!?」
腕を掴まれ死にに行くことが出来ない。
「一緒にお風呂に入ろ?」
(やはり、エロゲーの世界だ。)
結局、俺はシャルルと湯船に浸かるのだった。
「あの後、父さんとフローラさんと話したよ。」
「・・・・」
話しが真剣なことになったので、俺もそれなりにふざけないようにする。
「本当の事を聞いたよ。後、神矢がフランスでしたことも。まさか神矢がそんなことするとはね。」
「ま、俺はあまり手段を選ばない方だからな。それで救われたならいいじゃないか。」
(相手は女性権利団体だしな。消えてもなんの問題もない。)
「やり方には問題あるけど、僕の為にフランスまで行って助けてくれてありがとう。」
「よせよ。お前に誉められるような事をしてないし、俺は事実を聞きに行ったんだ。助かったのは俺の自己満足だ。お前がお礼を言わなくていい。」
「もう、神矢って妙に頑固だね。」
「うるせー」
「でもそういうところも含めて僕は神矢が好きだな。」
背中にシャルルの手が触れたと思ったら、抱き締められた。
(・・・・・へ?)
「自己満足だとしても神矢のお陰で僕はここにいる。それを僕はお礼をしちゃダメなの?」
「うっ。」
「神矢のお陰で、僕は僕でいられるんだよ?」
「ん?どういうとこだ?」
「それはお楽しみに♪あと僕の事はシャルロットって呼んでくれる?」
「え?本名でか?」
「知ってたの?」
「まあ、アラン社長が普通に言ったしな。」
「なら言ってくれても良いのに。二人だけの時でも。」
「いやめんどいし。」
「むー」ギュウウ
(ぎゃあぁぁぁ。当たってる!つぶれてる!)
「あ、あのーシャルロットさん?何時までこの体制なのでしょうか?」
「んー?神矢の理性がプッツンするまで♪」
その後俺は隙をついてシャルロットの拘束を抜け出しダッシュで大浴場を出て、パパっと着替えて逃げた。
はっきり言おう、危なく理性がプッツンしそうだった。
部屋に戻ったとき目のハイライトが消えた簪に『他の女の臭いがする。』と言われた時は心臓が止まるかと思った。
Side out
てか普通に告ってるなシャル
神矢「ああ。マジであの場面はヤバかった。」
シャル「ムムム、もう少しだったのに。」
ラウラ「それより何か私がフラグを建てなかったか?」
建てたね。
神矢「建ててたな。」
シャル「やっぱりそうなの?」
うん。
次回、ラウラ殺されかけるもん。
ラウラ「なっ!何だと!私がいったい何をしたのだ!」
それは胸に手を当てて考えてみてね。
ヒント、いやネタバレすると前回後書きに書いてるよ。
原作とは違い、この作品は恐怖の魔王が数名いるからね。
ちなみに原作ではまだ出てないあの人が登場し、即犠牲になる予定です。
ではまた今度。
感想などよろしくお願いします!
神矢「あ、ズキュゥゥゥン!!か。」