そしてスンマセン!
前回投稿したあとに思い出しましたが夜のマッサージのシーンを忘れてました。
面目ない。
なので前回のあとがきに書いた両親がなんたらは次回かその次だと思います。
ではどうぞ!
Side セシリア
夜
(ついに・・・ついにこの時が来ましたわ!!)
夕食の時、一夏さんの隣の席を獲得するまでは良かった。だが問題が発生してしまった。正座で足が痺れてしまったのだ。それに気付いた一夏さんはなんとわたくしに食べさせてくれるとおっしゃいました。が、まわりにバレて大騒ぎ。それを織斑先生が静めて騒ぎは収まりましたが結局食べさせるのは無しになってしまいました。ですが!神はわたくしを見捨てはしませんでした。一夏さんが代わりにと一夏さんのお部屋に招待されましたわ。
つまり・・・・一夏さんとあんなことやこんなことがあるのですわ!!!
わたくしとしたことがつい向かいの奥に座っていた篠ノ之さんに『勝った !』という顔をしてしまいました。ですが何故篠ノ之さんはわたくしを残念な奴を見るような顔をしたのでしょうか?
「部屋では皆さんに揉みくちゃにされましたが、今のわたくしにあるのは勝利の二文字のみですわ!」
メイドのチェルシーに用意させた下着を着て一夏さんのお部屋に向かうと
「「・・・・・・・・・・・・」」
部屋の入り口に張り付いている不審な女子二名がいました。
「・・・・何をしていますの?お二人とも。」
「しっ!!」
不審な女子の一人の鈴さんがわたくしの口を塞ぐ。
「????」
状況が分からなくてもがいていると、ドアの向こうから声が聞こえてきました。
『千冬姉、久しぶりだからちょっと緊張してる?』
『そんな訳あるか馬鹿者。んっ!す、少しは加減しろ・・』
『はいはい、んじゃあここは・・・と。』
『くあっ!そ、そこは・・やめっ、つぅっ!』
『さて、俺も混ざるかねぇ。』
『神矢、お前するのか?』
『ああ、こういうのは慣れてるし。何より面白そうだ。・・・・そらっ』
『あぁぁぁっ!ま、待て竜崎。お前まですると、流石のわたしでも・・・はぁんっ!』
『お?ここか?ここがいいのか?』
『あ、ああ。そこぉ・・。』
『そこじゃわかりませんよ?ちゃんと名前で言わないと(にやにや)。』
『神矢やるな・・。俺も負けてられないな!』
『あぁぁぁぁぁっ!!』
「な、なな、なんですの、コレは?」
顔が引きつってることを自覚しながら二人に尋ねるが返ってきたのは沈黙。見てみると二人の目が死んでいました。
『よし、次は・・・』
『いや、待て一夏。』
「・・・?」
三人の声がきこえなくなり
バンッ!!
「「「へぶっ!!」」」
いきなりドアを開けられ顔面に直撃した。
「何をしているか、馬鹿者どもが。」
「は、はは・・・。」
「こ、こんばんは、織斑先生。」
「さ、さようなら!」
わたくしたちは逃走を開始するが、二人は首根っこを捕まれ、わたくしは浴衣の裾を踏まれて即終了。
「盗み聞きとは感心しないが、ちょうどいい入っていけ。」
「「「えっ!?」」」
(入っていけって、今ナニしてたのでは!?)
「ああ、そうだ。他のやつら・・ボーデヴィッヒとデュノア、更識姉妹。それに鷹月を呼んでこい。」
「は、はいっ!」
解放された篠ノ之さん、鈴さんが駆け足で呼びにいく。
わたくしは浴衣を離してもらい、ずれたところを直して部屋に入りました。
「おお、セシリア。遅かったじゃないか。じゃあ始めようぜ。」
そこには布団をポンポンと叩く一夏さんとこっちをニヤニヤして見てる神矢さんがいた。
「残念だがセシリア。お前が想像してるのとは違うぞ?」
「ど、どういうことですの?」
(何故わかりますの!?)
神矢さんはハァとため息をついて答えた。
「考えてみろ。ここは織斑先生の部屋でもあるんだぞ?そんな所でする訳ないだろ。常識的に考えて。」
(あ・・・・あぁぁぁ!?)
「ん?なんのことだ?」
「い、いえ!なんでもありませんわ!!ほ、ほほほほ。」
「やれやれ。教師の前で淫行を期待するなよ、十五歳。」
「い、い、いっ、インコっ・・・!?」
「プっ、ククク。反応がわかりやすすぎなんだよお前。」
神矢さんが吹き出した。
(そんなに分かりやすいですの?部屋でもバレましたし。)
その後一夏さんにマッサージしてもらいました。まさか一夏さんにこんな特技があるなんて思いませんでしたわ。ついでに神矢さんも。神矢さんはわざと誤解それそうな事を言ったそうですが。全く彼の性格はどうにかならないんですの?
「さて、そろそろ入ってきたらどうだ?」
ギクっ×7
ドアがゆっくりと開いて、篠ノ之さんと鈴さん、呼ばれた五人がぞろぞろと入ってきました。
「一夏、もう一度風呂にでも行ってこい。汗くさくてかなわん。・・・そういえば何故お前がいる竜崎。・・・まぁ、嬉しいが。」
「ん。そうする。」
「面白そうだったので。さて、俺も邪魔なようなので退散しますかね。・・・・あ、織斑先生の声録音しときましたけど・・学園に帰ったら全校に流しますか?」
(こういうちゃっかりしているところもどうにかしてほしいですわ。)
「お前は私を社会的に殺す気か!?・・・・・責任とらせてやるからな。」
「冗談です。しませんよ、面白そうだけど。んじゃ俺も風呂に行くかなー。」
一夏さんと神矢さんは部屋を出ていきました。
Side out
Side 一夏
「あ~。やっぱいいな風呂って。」
「ふーん。」
「学園でもこんな会話したっけか。」
部屋を出た俺は神矢と風呂に来ている。
当然だが俺たち以外誰もいない。前のようなシャルロットが入ってくるハプニングもない。素晴らしいの一言である。・・・本来それが普通なのだが。
「それで一夏。」
「なんだ?」
神矢の方に顔を向ける。
「好きな人・・・いるか?LikeではなくLoveで。」
「はあ!?何言ってんだお前!」
「いや、こういうときにこんな話題になるって前にテレビで。」
「なんだよそれ?・・いないよ。つーかどういうのが好きってやつなんだよ。」
「あ?んー。・・・何があっても、自分を犠牲にしてでもソイツだけは守りたい。ソイツの隣にいたい、いてほしい。って感じかなぁ?」
「ん~~~~~」
(隣にいてほしい・・・か。)
考えていると何故か想像したのは幼馴染みのアイツだった。
「・・・・・・・・箒?」
(あれ?なんで箒なんだ?)
「・・・・ほーう。」(ニヤニヤ)
「む。なんだよ。」
「いや、いい。何も言わなくていいから。」(ニヤニヤ)
神矢のニヤニヤにイラッときたので逆に聞いてみた。
「神矢は?いないのかよ好きな人。」
それを聞いた神矢の表情は真剣なものに変わった。
「・・・・いたよ、いや今でもそうか。だが決して叶うことがない、戻ることがないものだ・・・。先に上がるぞ。」
立ち上がり入り口に戻ろうとする神矢。その時に見てしまった、神矢の背中にあるキズを。
「神矢!お前・・そのキズ。」
それに気付いた神矢が説明する。
「ああ、コレか?昔怪我をしてな。今の技術を使えば消すことも出来るがな。・・消したくないんだ。じゃあな。」
今度こそ神矢は出ていった。
「神矢・・・お前に何があったって言うんだよ。」
アイツの顔を見れば何かあったんだと誰でも分かる。アイツの過去に何があったか、それは今の俺にはわからなかった。
そしてあのとき何故箒を想像したのかもわからなかった。・・・・いや気付いてなかっただけなのだ。俺の気持ちを。
Side out
各ヒロインたちによる女子トーク(笑)は次回です。
長くなりますから。
そしてなにより神矢と一夏のフラグバッキバキの風呂!
ついに一夏に春到来か!?
一夏の決着は臨海学校の最後に!
次回もお楽しみに!
感想などよろしくお願いします!