IS~もう1人の男~   作:平剣山

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こんばんは、平 剣山です。
今回、タイトルのとおりシンフォギアばかりです。
これから本編で「バァン♪」出来るかは定かではないですがどうぞ!


『愛』があれば『魔弓』も使える

Side 静寢

 

 

部屋で待機していた私は何が起きているのかも分からず、この騒動が終わるのをただ待っていた。するとドアをノックする音が聞こえた。警戒しつつドアを開けるとそこにはデュノアさんの父でデュノア社の社長のアラン・デュノアさんがそこにいた。

 

「僕と契約して専用機持ちになってよ。」

書類とペン持ちながらぶっ飛んだことを言ってきた。あの登場でぶっ飛んでるんだなぁ、とは思ったがこんなこと言われるとは思っても見なかった。

曰く、私以上の適任の人はいないらしい。

聞いてみると、なんでも前のタッグトーナメントの時に私が使ったラファールのカスタム機はこのISのプロトタイプに当たるらしく戦闘データもこの機体に反映されているらしい。知らないうちにテストパイロットにされていたらしい。

「でも、私一般生徒ですよ?私なんかよりももっと上手に使える人なんていっぱいいます。」

「君は気づいているかな?あのときの君は代表候補生もギョッとするような内容だということを。」

「嘘・・」

「嘘なものか。隣の来賓の青褪めた顔は実に面白かった!・・・・ゴホン、失礼。しかも初めてであの結果だ。文句などあるものか。鷹月 静寢さん、こう感じたことはないかな?他のライバル達は皆専用機持ち。どうしても出遅れてしまう、または取り残される。そう、今のようにね。」

「ッ!?」

(確かに、今も神矢くん達が必死になにかをしている。でも私はただここで待つしか出来ない。私では神矢くんを助けることが出来ない。)

急に意識すると感じる。『取り残される』という絶望感。でも、

「確かに貴方の言うとおり私は取り残されているんでしょうね。それでも、力なんて要りません!力なんてなくても私は私で、神矢くんは神矢くんです!無力な私らしく神矢くんや皆の無事を祈りたい。・・・それで、いいんです。」

私はアラン社長にこの件を断った。

「――――らしい。」

「え?」

「すばらしい!!驚いた、その年でここまで言えるなんて思っていなかった。その気持ちは本物だろう。そのライバルなのが私の娘なのが実に残念だ。・・・尚更お願いしたいね。このISを君に持っていてほしい。」

 

「え?いや、ちゃんと断ったはず・・・」

「私はあのときに思った。一般生徒の君があそこまで進化させたモノはなにか、と。それが今分かった、いや確信した。それは―――」

 

 

 

 

「『愛』ですよ。」

「何故そこで愛!?」

(なに言ってるのこの人!?)

「そう『愛』!あのとき歪みかけはしたが、彼を思うその気持ちこそが自分を変え、ISと一体となって力を引き出せて見せた!」

アラン社長は急によく分からない理論を熱く語りだした。

「この際、会社の利益など、どうでもいい!特になにもしなくていい。君の理想を壊そうとするものから守る盾と()として使ってくれ。私はそう思ってるよ。はいこれ。」

アラン社長は私に赤い結晶のようなものを握らせる。多分これがそのISだ。何となくだがそういう気がする。というか簡単にISを渡された。

(こ、断りずらい!!)

「・・・・私は、何をすればいいんですか?」

「っ、今の状況だが軍用ISが暴走。神矢くんと織斑 一夏くんが撃墜されて、他の皆でリベンジしに行ってる、という感じだね。」

「ッ!?」

神矢くんが撃墜されたと聞いて顔が青褪めるのを感じた。そして次第にだんだんそのISが許せなくなってきた。大好きなは人が傷付いたのだ、女として許せることではない。この際、どうしてそんな事を知ってるのか(・・・・・・・・・・・・・・・)なんてどうでもいい。

「君にしてほしいのは現在旅館に残ってる更識 楯無さんを現場に運ぶ足になってもらいたい。出来れば皆の援護を頼みたいけど、更識さんを運ぶことに専念してくれていい。」

「・・・やります。こんな私ですけど手伝えるなら。」

「Good.では更識さんを待つとしようか。」

「はい!」

(私の望んでる日常を脅かすものから守ってみせる。だから、無事でいて神矢くん!!)

 

 

Side out

 

 

Side 楯無

 

織斑先生を何とか説得し減刑にしてもらい、皆のもとに行くために海辺に行くとなんと部屋で待機してるはずの静寢ちゃんがこっちに手を振っている。

「楯無さーん!こっち、こっち!」

「なんでよ!静寢ちゃん、貴女は部屋で待機でしょう!ここは危ないわ、すぐに戻って。」

「その必要はないよ。」

「誰!・・って漫才のボケ担当さんじゃないですか。何故ここに?」

「突っ込まないぞ私は!・・ふう、彼女に君を運んでもらう。その為の力をあげたのは私だからね。」

「力、ですって?」

 

 

「―――イチイバル(・・・・・)

 

静寢ちゃんが光に包まれる。

赤い装甲のISが浮いていた。何より特徴なのが装甲が少ないこと、ヘッドギア、腕部、腰部、足部位しかない。少なすぎる。

「イチイバル。正式名称は『疾風の魔弓(ラファール・イチイバル)』なんだけどイチイバルの方がしっくりくるんだ。」

「なに考えてるんですか貴方は。正気の沙汰じゃない。」

「そうかい?彼女の気持ちは本物だし。浮かれてる篠ノ之 箒さんを戦場に出すよりは正気だと思うけど?そんなに心配しなくていいよ。無理に戦闘しろ何て言ってないから。・・それより、時間、大丈夫なのかい?」

アラン社長は腕時計を指差しながら聞いてくる。話し込んでいて五分程経っていた。

「・・ハァ、この話は終わったあと織斑先生としましょう。」

「勿論さ、さてと仕事の時間だ。鷹月さん、座標を今から送る。君はそこに向かって撃つ(・・)んだ。あとはイチイバルがやってくれる。更識さん、しっかり乗り移ってくれ(・・・・・・・)。」

「わかりました。」

「はい?」

私はアラン社長の言うことがよくわからなかった。撃つ?乗り移る?

「・・座標来ました!照準、ロック!いきます!」

粒子変換で現れたのは大型ミサイル(・・・・・・)二基。それが静寢ちゃんの両肩に一基づつそれが今にも発射しそうになっている。

「は?」

「いっけぇ!」

静寢ちゃんは大型ミサイルを発射した。

「行きますよ楯無さん!」

「なにが!?」

静寢ちゃんは飛び立ちその大型ミサイルの上に乗った(・・・)のだ。

「ほら、早く乗り移らないと置いていかれるよ?」

アラン社長は『なにやってるの?』って顔で聞いてくる。

「こんなの絶対可笑しいよ!?」

私は飛びたち何とかミサイルに乗り移れた。

当然、バランスが取りにくい。

「このじゃじゃ馬っぷり、まるでサーフィンかなにかなにかかしらね!」

「だったら乗りこなして下さいよ。センパイ。」

「勿論よ!」

静寢ちゃんの方を見るとミサイルに仁王立ちして立っていた。なんだろう、ちゃんと乗れるようにプログラミングされてるのだろうか。

(バランスを上手く取らないといけないけど、スピードは速い。数分すれば戦闘区域に着くだろう。)

「待っててね簪ちゃん!」

 

 

Side out

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




取り合えず言えるのはDr.ウェルに毒された社長。
初めはあの台詞千冬さんに言ってもらう予定でしたが、変更になりました。
っていうか書いてたらああなった。
この人なに言ってんだ?と思う人もいるでしょうがすいません。
自分もよくわかってないです。



機体説明

機体名『ラファール・イチイバル』

和名 『疾風の魔弓』

武器 拳銃×2
    ボーガン(矢はレーザー)×2
   2連3門ガトリング×2
   小型、大型ミサイル×多数
   スナイパーライフル×1 

特徴 ・装甲は赤が基準。
   ・中、遠距離特化型
   ・アニメ『戦姫絶唱シンフォギア』のイチイバルをそのままISにしたような感じ
   ・その為、装甲が少なく防御力は低い
   ・待機状態は赤い結晶のペンダント


こんな感じです。
さて、次回は楯無と静寢が介入してVS福音(二次形態)ですかね。
一夏が箒を助けて、あわよくば神矢も・・・
お楽しみに!
感想などお願いします!
では!
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