名探偵プリキュア!-もう1つの未来からやってきた太陽- 作:きままな読み専(もしかしたら書くかも?)
駄文かもしれないので予めご了承ください…
〈Side:???〉
「…18歳の誕生日、おめでとう…僕」
そんな日に僕は此処へ…エネルギープラント"ロスト・ファクトリー"の奥にある装置…"
「あの事件が起きて13年…。それでも尚、稼働してるとは…父さんに母さん、なんて物を作ったんだろ…」
13年前にこの装置を中心に数十キロ圏内を瓦礫と死の土地へと変えた筈なのに…この装置だけは壊れる事もなく、僕が近付くまで際限なく負のエネルギーを生み出し続けている。
正直に言うとこの装置は壊したい…けどコレは今は亡き父さんと母さんの思いが詰まった物、ソレを壊すのは父さんと母さんを否定してしまう事になるから出来ない。
「…でもなんで…LOSTは奴等を生み出したエネルギーを…僕が来たら生成するのを止めて、本来のエネルギーを生成するようになるんだ?」
このエネルギー装置"LOST"へ僕が近付くと、何故か本来の機能を取り戻してしまう…それが僕には不思議でならなかった。
…いや、理由は分かるけど…僕にはそんな資格が無いと感じているからだ。
「昔、父さんが言っていた…。このLOSTは正しい心を持つ人間が傍にいる限り人々を豊かにする…。でも、僕にはそんな心は…」
僕は…沢山の罪なき人を苦しめた人間の子供であり、人を守る為とはいえ親友を手にかけた事もある…罪人だから正しい心なんて持ってる筈は無いんだ。
「………なんで…!なんでっ!!僕のような悪が平然と生きて、正しい心を持つ親友が死んでいくんだよ…!!」
誰でもいい…僕を…殺してくれ…!
それで全て償えるのなら…苦しむ死に方でも構わないんだ…!!
『ザザ…の負のエネルギーをザザ…!』
「なっ…!?LOSTが…逆回転を…!」
突然の事に僕は動揺するしかなかった。
今、この時まで逆回転する事はなかったLOSTが凄まじいスピードで負のエネルギーを作り始めた。
…どうやら、とうとう神が僕を地獄へ送る事を決めたみたいだね。
「………誕生日おめでとう。それと同時に…さようなら…
そう呟いた途端…LOSTは凄まじい光を放ち、僕の意識は遠のいていった。
〈Side:あんな〉
「平和だね…みくる」
「そうだね…あんな」
私は
…だけど今日はまだ依頼が来ていないんだぁ。
平和なのは良い事なんだけどね…。
あ、私の呟きに少しだけ不満を持ちながら返事をしたのは
「でも依頼が無いとあんなが元の時代へと帰る手掛かりが見つからないだろぉ?」
「ジェット先輩…。それはそうだけど…」
そしてそんな私達にそう言ったのはジェット先輩。
私達の探偵活動をサポートするプリキットを開発してくれる天才発明家!
実はジェット先輩は…「ポチィ…?」この子、ポチタンと同じ妖精で…妖精の時の姿ははなまる可愛いんだよ!
「今、なんか失礼な事を考えなかったか?」
「え?ジェット先輩が可愛いって失礼になるかな?」
「あんな…お前何を考えてるんだよ…」
そんな感じで楽しく盛り上がっていた時だった。
「うわっ!!な、何の音だ!?」
「「そ、外から聞こえてきたよね…?」」
突然、外から大きな物音が聞こえてきたの。
何かが落ちてきたような…そんな感じの音が。
「いったい何が…っ!?」
「「ひ、人が倒れてる!?」」
事務所の外に出ると…私と同じ位の男の子が倒れていたの。
しかも服は薄汚れているし腕や足には多少の傷があって、ただ事じゃないのだけは理解できた。
「………うぅ…」
私達が男の子の元へと近付くと、微かに喋った。
いったい何があったかは分からないけど…取り敢えずこの子を手当しないと!
「ジェット先輩!救急箱を!」
「分かってるよ!」
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
オリ主もあんなと同じ2027年からやって来てはいますが、実は日本の年号がオリ主の場合は平成のまま続いており、あんなの方は令和となっています。
尚、オリ主の日本は世紀末という割とシャレにならない未来です。