名探偵プリキュア!-もう1つの未来からやってきた太陽- 作:きままな読み専(もしかしたら書くかも?)
みくる「わたしは!?」
…ピーチ姫ポジかな?
みくる「それ、何度も攫われるの確定するよね!?」
〈Side:あんな〉
陽太さんが険しい顔をして帰ってきた次の日。
ジェット先輩は何かを急いで作っていたので、気になったわたし達は聞いてみた。
「ジェット先輩、何を作ってるの?」
「わたし達が使うプリキット…だとしても異様だよね…」
「コレか?陽太が使うプリキット…じゃなかったソルウェポンだ」
「「ソル…ウェポン?」」
陽太さんが使うプリキット…じゃなかったソルウェポンという物らしい。
………陽太さんが使う?
「陽太さん!まさか…レヴナントが出たんですか?」
「あぁ…昨日パトロールをしていた時、僕の頭上を飛んで羽根を落としていったんだ。コイツだ」
陽太さんはそう言って1枚の羽根を見せてきた。
「「コレが…?」」
その羽根は…紫色で見た事も無い形だった。
わたしとみくるは調べてみたいと思ったのか、手が無意識にその羽根を触ろうと動いた…
「あまり不用意に触らない方が良い。僕はコイツの毒への耐性があるから平気だが一般人が触れたら数秒でお陀仏になるからな」
「「えっ!?ソレを先に言ってよ!」」
陽太さんの言葉でわたし達は羽根を触るのを止め、慌てて手を引っ込めた。
何があったら陽太さんの世界の日本はそんな生き物(?)で溢れるようになるんだろう…。
「ごめん。訓練生や異屍蘇形狩りは基本毒耐性とかを身につけてるのが基本だから…うっかりしてた」
「「「もう色々おかしい…」」」
わたしは陽太さんの言葉にそうツッコミを入れる事しかできなかった。
みくるは勿論、ジェット先輩も。
「いつかは僕の世界の人々もそう思える世界にしたいさ…(その時は皆が待ってる黄泉の国へ…)」
そう言う陽太さんの顔は何処か切なげで、だけど…何かを秘めているようだった。
「元の世界で待ってる陽太さんの家族や友達もきっと同じ事を思ってるよ!」
みくるは励ますように陽太さんにそう言った。
けど、この時のみくるの言葉が陽太さんにはどれ程に残酷な言葉だったのか…わたし達は後に思い知らされる事になる…。
「………家族や友達…か。確かにその通りかもね」
〈Side:ジェット〉
「この天才発明家のボクでも難しいと思える日が来るなんて…。ソルウェポンってどんな構造してるんだ?」
あんなとみくるが寝静まった夜。
ボクは陽太に頼まれていたソルウェポンの開発に…手こずっていた。
「やっぱり難しいかな?僕の世界の科学ってあの事件で崩壊してから恐ろしい方向に発展しちゃったからね…」
「うわっ陽太!?起きてたのか?」
ブツブツ独り言を呟いていたら、後ろから陽太の声が聞こえてきたのでボクは驚いてしまった。
「ん?というか異屍蘇形は主に夜に大きく行動する
だからサラッと重い事情を語るんじゃないよ…!
これ、あんな達が聞いてたらどんな顔になる!?
「他にも記憶力が増幅されるけどそれに伴って脳が数10mにまで肥大化してしまう薬とか…身体能力を数倍に増強するけど効力が消えたら最悪そのまま無気力になって死ぬ強化薬とか…もう法律が無いせいで違法極まりない物ばっか溢れるようになった」
聞くだけでもとんでもない薬ばっかだな!?
もっとマシな物は無いのか…
「その顔、もっとマシな物は無いのかって言いたげだね。…そうだな…比較的マシな物だとある種の味覚を死ぬまで感じなくなる薬とか…痛覚を永久に遮断する薬とかかな」
味覚を感じる事ができなくなる薬って…ボクは絶対打たれたくないよ…下手したら甘味を感じなくなるって事だよな?
もしそうなったら楽しみが1つ無くなっちゃうじゃんか!
「………ジェットには教えておくけど実は僕…さっき言われた薬を打たれてとある味覚をもう永久に感じなくなったんだ。この事はあんな達には内緒にしてよ?」
「はぁ…わかったよ。……………え?」
おい待てよ陽太…それ、本当の事なのか?
仮にそれが本当だとしたら…いったい何の味覚を失ったんだよ…!
「さて、ジェット。僕も手伝うからソルウェポンの完成を急ごう!でないとこの街の人達が異屍蘇形の犠牲になるかもしれないからな!」
心の中で困惑しているボクを他所に、陽太はソルウェポンの制作を手伝うと言ってボクの隣に座っていた。
「ここまで形が出来てるなら…後はこうしたら良さそうだな。此処にガブリエル教授がいたらジェットをスカウトしてきそうだな」
もう陽太に関しては疑問だらけになっちゃったじゃないか!
それに関してはあんなもそうだけど…。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
さて、陽太の武器は次で完成するのかな?