【主人公】人類最初の希望 救世鬼神アウトサイダー【喋らない】   作:アルファるふぁ/保利滝良

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人類最後の希望

 

 

光の球をアウトサイダーが貫き、そこから解き放たれた緑の光が、世界を覆った

戦いの余波を何故か食らわず、輸送機は無事だった

しかし、緑の光が世界を覆ったとき不思議な事が起きた

声が、聞こえたのだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

光が消えた後、そこには敵の姿はなかった

あるのは地に降り立った輸送機と、淡く光る白い巨人のみ

「あの中に・・・いるんでしょう?」

先程の光に包まれて、シェリーには何故か理解できた

あの光は、アウトサイダーからの攻撃にしてメッセージだった

何故かはわからないが、そう理解できた

「・・・優しい人なんだ」

アリサが微笑みながら言った

彼女達は聞いた

声を失ったハズの男の声を

男はアウトサイダーを動かしていた

原理はわからない

しかしアウトサイダーに呼ばれ、彼はアウトサイダーで戦った

生き残り達を守り抜くために

例え、体がアウトサイダーとほぼ一体化したとしても

「行ってしまうのね・・・」

ミレーナが手を胸に置いた

あの光の球が弾けたあと、彼女達は様々なことを白い巨人から聞いた

一番人類が元に戻る可能性、それを白い巨人は求めていた

その答えが見つかった

男はそう言った

そう、声なき声で

「お前との生活、悪くはなかった」

白い巨人を見つめ、セレナが男に言葉を送る

誰もが、一年を過ごしたあの男との別れを惜しんでいた

「私たちのことは気にしないで、この未来でも過ごしていくわ」

「・・・あなたのこと、忘れない」

「初めて会った日、すごくドキドキした!今までありがとう!」

「頼んだぞ、うまくいったらキスしてやる!」

白い巨人が、生き残り達を見つめた

それは、優しく、そして勇ましい瞳

その一瞬後、アウトサイダーはいなくなった

「これは・・・」

「わぁ・・・」

「・・・」

「まぁ」

瞬間、荒野から楽園へと、世界は変わった

どんな楽園かは、生き残り達しか知らない

だが、あの男が残したものには、違いない

この未来でも、彼女達は幸せに暮らせるだろう

もしかしたらそのために、彼は訪れたのかもしれない

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここはシドニー

オーストラリアの都市

現在時刻7時頃

黒い敵が襲来する日時と一致した

「ん?・・・なんだ・・・あれは!?」

空からゆっくりと降りてきた全長800メートルかはあろうかと言う黒いマネキンのような物体

人々は恐怖し、怯えた 

あるものは世界の終わりを

あるものは身の危機を

あるものは家族への最期の言葉を

脳裏に写した

黒い何物かは、その顔面を開いた

中から迸る眩い光

それが人々に向けられ、放たれる寸前

「あ・・・あれは・・・今度は何!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

白い巨人が現れた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

世界は滅びなかった

たった一人の男の英断によって

世界は救われた

人類最後の希望となった、巨人によって

角が生えたその巨人を、人はこう言うだろう

「・・・鬼神・・・?」

 

 

 

 

 

 

 

 

人類最後の希望 救世鬼神アウトサイダー、完




これにてこの作品は終了・・・ではなく、活動報告にてこの作品への質問を募集しております
急展開の連続なのも、解答回を作れるから
次話が出来るくらい質問が溜まり次第、解答回を投稿します
しかし、本編はこれにて終了 そのことについては、皆様に感謝を伝えておかなければなりません
今までこの作品を応援してくださり、誠にありがとうございました 皆様がこの作品で『絶望を打ち砕いた希望』を感じてくだされば、私は満足です
それでは、また次回
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