シルバーバックを支配した後アーディは他にモンスターに襲われている人はいないかと見晴らしの良い場所から周囲を確認する。
「何あれ?あんなの【怪物祭】で使わないよね?」
そこには見たこともない植物型のモンスターがおり【ロキ・ファミリア】が戦っていたが祭りと言うことで装備を持ってきていなかったのか仕留め切れていない。
アーディは【シャドウストライク】を使い一瞬でモンスターの前に立つとその首を跳ねるが半端な所で剣が止まり跳ねる事が出来ず回避する。
「硬いな」
「【
「取り敢えず数で押してみようか」
アーディはそう言うと支配下に置いているモンスター達に突撃する様に命令を出すとあらゆる路地からモンスターが飛び出し爪や牙で未確認のモンスターに襲い掛かるが地面から生えてきた蔦に貫かれ倒れていく。
「モンスターとモンスターが戦ってる……」
「私たちも行くわよ!!あのモンスターは放っておいたら大変な事になる!!」
ティオネがそう言いティオナとレフィーヤもハッとしモンスターに襲い掛かる。
アマゾネス姉妹が近接でモンスターを叩く間にレフィーヤが詠唱を始めるとモンスターに襲われていたモンスターがレフィーヤの方を向いた事にアーディは気付きレフィーヤを押し退けるとアーディの体を地面から生えてきた蔦に貫かれた。
「ゴフッ」
「【
「あ…あ…」
「レフィーヤ!!呆けてないで詠唱して!!彼女の死を無駄にしないで!!」
「ッ!!はい!!」
レフィーヤは立ち上がり詠唱式を紡ぐと再びモンスターがレフィーヤに狙いを定めるがそこにアイズが現れ蔦を一掃する。
「【ウィン・フィンブルヴェトル】!!」
アーディの支配したモンスター諸共氷漬けにしアマゾネス姉妹により粉々に砕かれた。
「何とかなったね」
「でも、【
レフィーヤが自身を庇い体を貫かれたアーディの方を見るとそこには何事も無かった様に立ち上がり周囲を見回すアーディの姿があった。
「あれ!?え!?な、何で!?だってさっきのモンスターに貫かれたはずじゃあ」
「あれ?レフィーヤ知らないの?あの人死なないんだよ」
「へ?死なない?そういうスキルとか魔法ですか?」
「さぁ?詳しい事は分からないけど死なないんだって」
「正確には死から蘇るね、だからあんな無茶な戦い方が出来るのよ」
そう話している間にアーディは何処かに消えており【ロキ・ファミリア】の面々は事態収集に尽力した。