少年転生~剣を極めて最強を目指す~   作:Rin1411

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魔術

 転生してから一年半ほどの月日が流れた。

 足腰がしっかりとしてきた俺とルディは二人で家中を探索する毎日を送っている。

 俺は剣術、ルディは魔術とそれぞれ興味を持つ分野は分かれていたが、新しい世界にワクワクする気持ちは同じですぐに意気投合した。

 そう、案の定ルディも転生者だった。ある程度言葉も話せるようになったころで切り込んでみたところあっさりと認めた。どうやら向こうも俺が転生者なのではないかと疑っていたらしい。

 話を聞く限り、前世はおそらく俺たちを助けようとしてくれていたあの男の人だろう。最も、前世のことに関しては語るときは辛そうにしていたからあまり触れないほうがよさそうだ。悪い人ではないのは確かだし、信用できるだろうしな。

 

 まぁ、前世でのことはいくつか気がかりなことはあるが、それは置いておくとして、だ…

 

 「兄さま、読めますか?」

 「うん、無理だな」

 

 俺たちは探索で見つけた本を一冊開いてみたが、読めん。

 言葉に関してはルディの手助けもあって大体わかるようになったが、文字に関しては全然わからない。

 そもそも前世でも勉強は大の苦手だったからな。

 静香に何度泣きついたことか…

 

 

 

 

 それからまた一年ほど、時折親父が読み聞かせてくれたことと、ルディが反復を兼ねて教えてくれたこともあってある程度の文字を読めるようになった。

 今はルデイと魔術教本を読んでいる。

 興味をそそられるのは剣術だが、魔術も使ってみたいしな。いっそのこと魔法剣士なんてのもいいかもしれない。

 まぁ、魔法陣だの詠唱だの専門用語が多すぎて全然わからなかったけど…あとでルディ先生に教えてもらうとしよう。

 ほかにも魔力総量が生まれつき決まっているっていうのもあったな。ゲームとかだと魔物を倒してレベルアップしながら増えていく、て感じだったけど、こういうのはご都合展開なのかね…

 

 「とりあえずやってみましょう、兄さま、先にやりますか?」

 

 「いや、ルディが先でいい」

 

 「わかりました。それではお言葉に甘えて」

 

 ルディは立ち上がると右手を前に突き出し、教本に目を向ける。

 

 「汝の求める所に大いなる水の加護あらん、清涼なるせせらぎの流れを今ここに、ウォーターボール」

 

 詠唱を終えたルディの右手の先にこぶし大の水弾が出来上がった。

 

 「「おぉ!」」

 

 俺たちは感動するが、次の瞬間には水弾はバシャリと床に落ちた。

 

 「こういうのって飛んでいくものじゃないのか?」

 

 「わかりません、もう一度やってみましょう」

 

 ルディはもう一度右手を突き出す。目をつむり集中していたが、まだ詠唱していないのに水弾が生成された。

 

 「「え?」」

 

 ルディも驚いているようだった。

 

 「詠唱、してなかったよな?」

 

 「はい、そのはずで…」

 

 ルディは急に糸が切れたように倒れる。水弾はルディの上に落下し濡れた。

 

 「ルディ!」

 

 慌てて駆け寄って様子を見たが規則的に寝息を立てていてほっとする。

 

 「MP切れってやつか?」

 

 もしそうなら魔力少なすぎって話になるんだが…

 

 

 

 

 

 

 「もう、ルディったら、眠くなったらちゃんとトイレに行ってベッドに入らないとだめでしょ?」

 

 完全に寝小便したと思われてるな…

 ルディがめっちゃ睨んでくる。

 ほんとごめん、無力なお兄ちゃんを許してくれ…

 

 

 

 

 

 そして翌日

 

 

 「よし、気を取り直して今日は俺からだな」

 

 「露骨に話しそらしましたね?」

 

 さて何のことか、俺は過去を振り返らずに今を見る男なのだ。

 俺は昨日のルディと同じように右手を前に突き出す。

 

 「汝の求める所に大いなる水の加護あらん、清涼なるせせらぎの流れを今ここに、ウォーターボール」

 

 詠唱と同時に血液のようなものが右手に集まっていくような感触があった。

 血液のようなものが右手から押し出されてこぶし大の水弾が出来上がる。

 

 「できた!」

 

 と思ったのも束の間、床に落ちていく途中で四散した。

 

 「あり?」

 

 「消えてしまいましたね」

 

 床を確認するが昨日のように濡れてはいない。

 

 「魔力に戻ったってことか?」

 

 「そうかもしれません」

 

 もう一度やってみるか。

 

 「ルディ、昨日の詠唱しないやつってどうやるんだ?」

 

 「あぁ、あれなら詠唱と一緒にあった血液が流れる感覚を頭でイメージしてみたんです」

 

 「なるほど、やってみる」

 

 俺はもう一度右手を突き出し、さっき詠唱と同時にあったあの感覚をイメージする。

 

 集中しろ、さっきみたいに血の流れを右手に集めるように…

 

 そうしてイメージを続けて少しすると、再度水弾が出来上がった。

 

 「よし!」

 

 しかし、先ほどと同じように床に落ちる途中で四散した。

 

 「やっぱりだめか…」

 

 発動できる以上、魔力がないってわけではなさそうなんだけど、やり方が違うのか?

 

 

 

 

 

 あれから俺たちは毎日ウォーターボールを使い続けた。

 ルディはある程度使ったら魔力切れで倒れていたが、俺は一向に倒れる気配がない。限界まで使ってみようとしたが、終わりが見えずに断念した。

 ルディは発動後は残り続けているのに対して俺のは少ししたら四散してしまっているし、魔力を消費していないのか?

 いや、魔力が押し出された後に戻ってきている感覚はないし、ただ魔力総量が底なしに多いってことなのかもしれないな。

 魔力総量といえば、ルディのほうも日に日に倒れるまでの時間が長くなっていった。

 あの本には魔力総量が生まれつき決まっているとか、魔術の主流は詠唱魔術とあったが、どうにも実際に起きてることと違うし…

 

 うん、わからん!

 

 

 

 そしてさらに二ヶ月後

 

 「兄さま!ついに飛ばせました‼」

 「やったな!ルディ‼」

 

 「「イェーイ‼」」

 

 ルディがついに水弾を飛ばせるようになった。

 話によると、おそらく詠唱はまずは生成、続いてサイズ設定、射出速度設定を行って発動するというプロセスを辿っているのではないかということだった。

 詳しいことはわからんがとにかくルディはすごい!ってことだろう。

 ちなみに俺に関してはやってみたところ、確かに飛ぶようにはなったが四散することは変わらない。一方で離れなければ四散しないことが分かった。

 一体どうなっているのやら…

 

 「僕も魔力も増えてきましたし、そろそろ中級魔術も試してみましょう」

 「そうだな、やってみるか」

 

 ルディは本を片手に右手を窓の外に突き出すと、本に目を向ける。

 

 「えぇっと、優柔たる水の精霊にして地を流れしせせらぎの王女よ、内に秘めたる剛力にてあらゆるものを押し流せ―」

 

 詠唱とともにルディの周囲に何かが取り巻いているように見える。

 

 「な、なぁ、ルディ…」

 「水砲(スプラッシュフロウ)

 

 遅かったか…

 

 ルディの右手にはこれまでとは比べ物にならない大きさの水弾が生成されていく。そして打ち出された水弾は壁に大穴を開けて飛んで行った。

 

 初級と中級ってこんな差があったのか…

 

 「何事だ!」

 

 そして大きな音を聞きつけて親父が勢いよくドアを開けて駆け込んできた。

 

 「え…ちょ…おい…なんだこりゃ?」

 

 親父の目には壁に空いた大穴と俺とルディが腰を抜かしていた光景が目に入った。

 

 「レイド!ルディ!大丈夫だった⁉」

 

 母さんが部屋の惨状を見ると一目散に俺たちに駆け寄った。

 遅れて駆け付けたリーリャさんは木片などを片付けに入る。

 

 「魔物…か?いや、でもこの辺りには…」

 

 親父が何かを呟きながら周囲を警戒する。

 

 「あら?」

 

 母さんがルディの傍らにあった魔術教本を見つける。

 開いたページを見るとルディに優しげな顔で視線を合わせた。

 

 「ルディ、もしかしてこの本、口に出して読んじゃった?」

 

 怖い、顔は笑ってるのに目が笑ってない。

 

 まさかこれは禁忌の書だったとかか⁉

 

 ルディは泳ぎそうになる視線を必死に母さんに合わせていた。

 

 「ご、ごめんなさい…」

 

 素直に謝罪した。

 

 「ちなみに、レイドは?」

 

 俺にも視線は向けられる。

 

 「初級の奴だけ、ずっと使ってました。ごめんなさい…」

 

 ルディ()が素直に謝ったんだ、兄の俺が逃げるわけにはいかない。

 覚悟なら今決めた、火炙りでもなんでも…

 

 「きゃー!あなた聞いた!やっぱりうちの子たちは天才だったんだわ!」

 

 母さんが両手を握って嬉しそうにぴょんぴょん跳ねている。

 

 「いや、しかしお前、これは中級の…」

 「今すぐ魔術の教師を雇いましょう!」

 「いや、その前にまだ文字も教えて…」

 「将来はきっとすごい魔術師になるわよ!」

 

 親父は戸惑っていたが喜ぶ母さんに押されている。

 とりあえず火炙りとかじゃなくてよかった…

 

 「いや待て、男の子なら剣士にするって約束だっただろ!」

 

 親父が反論している。

 

 そんな約束してたのか、俺は剣のほうがいいけど…

 

 「けど、この年でルディは中級の魔術が使えるし、レイドは何度も初級魔術を使えるのよ⁉」

 「約束は約束だろ!」

 「何よ約束って!あなたいつも破るじゃない!」

 「俺のことは今は関係ないだろうが!」

 

 二人の言い合いがヒートアップしていく、そんな中、部屋を出ようとしたリーリャさんが…

 

 「午前中から魔術、午後から剣術を学べばいいのでは?」

 

 「あなた、子供の前で喧嘩はよくないわ」

 「そうだな」

 

 親父と母さんはいつの間にか抱き合って見つめていた。

 この仲直りの速さは静香とアキにも見習ってほしいものだ。

 

 

 

 そんなわけで俺たちに家庭教師を雇うことになった。

 金に関しては親父は騎士としてこの村の管理を任せられているおかげでそれなりに蓄えはある。だから俺たちに家庭教師をつける余裕くらいはあるそうだ。

 もう一つの懸念にこんなド田舎に来てくれる人がいるのかと思ったが、それはあっさり見つかった。

 両親の予想だと、来るのはおそらくすでに引退した冒険者で、長年魔術師として研鑽を積んだ中年か老人で、ひげをたくわえたまさに魔術師っていうのが来るのではないか、という話だったが…

 

 

 

 

 「ロキシー・ミグルディアです。よろしくお願いします」

 

 青色の髪を三つ編みにした中学生くらいの背丈と幼さのある少女が来た。

 

 どうしよう、魔術師っぽいローブや杖はあるし恰好は魔術師だけど、ぶっちゃけ魔術師ごっこしてる女の子ですって言ったほうがまだ説得力がある。

 両親もびっくりして声も出ないって感じだ。

 ルディは何か良からぬことを考えてるっぽいが…

 

 「あなたが、家庭教師の?」

 「なんていうか、その…」

 「小さいんですね!」

 

 両親が言い淀んでいたが、ルディがバッサリといった。

 

 「あなたに言われたくありません」

 

 ロキシーさんがむすっとした顔で返した。

 

 この人に小さいは禁句っぽいな、これから先生になるんだし、気をつけよ。

 

 「それで、私が教える生徒はどちらに?」

 

 周囲を見回して聞いてくる。

 

 「それはこの子たちです」

 

 両親の腕の中にいる俺たちが紹介される。

 なんかルディはウィンクしてるし…

 

 俺たちを見たロキシーさんはため息をついた。

 

 「たまにいるんですよね、ちょっと成長が速いだけで子供に才能があると思い込んじゃうバカ親…」

 

 それを言っちゃうのはいかがなものか…まぁ、事実親バカだけどね。

 

 「何か?」

 

 母さん怖い、笑ってるけど目が据わってる…

 

 「いえ!しかし、そちらのお子様方に魔術の理論が理解できるとは思いませんが…」

 「大丈夫よ、うちの子たちはとっても優秀なんだから!」

 

 再度ロキシーさんはため息をつく。

 

 「わかりました、やれるだけのことはやってみましょう」

 

 ロキシーさんは荷物を持ちに庭のほうへ向かう。

 

 しまった、外は…

 

 「そ、外でやるんですか?」

 

 ルディが怯えて尋ねる。

 

 「当り前じゃないですか」

 

 ロキシーさんの答えにルディが委縮してしまう。

 

 

 

 

 

 

 

 「魔術は大きく分けると、3種類しかありません。攻撃魔術、治癒魔術、召喚魔術。それぞれ初級、中級、上級、聖級、王級、帝級、神級と7段階に分類されています」

 

 これに関しては教本に合った通りだ。

 しかし、庭とはいえ外にいるせいかルディが何かに怯えるように周囲を見ていて落ち着きがない。

 俺はそっとルデイの手に自分の右手を添える。

 

 「兄さま…」

 

 「大丈夫、ここには俺や先生もいる」

 

 「はい…」

 

 やっぱり、前世で何かあったんだろうな。

 

 「どうかしましたか?」

 

 「いえ、何でもないです」

 

 「…まぁいいです。とにかくお手本を詠唱してみるので、真似してみてください」

 

 そういうと先生は庭の木に杖を向ける。

 

 「汝の求める所に大いなる水の加護あらん、清涼なるせせらぎの流れを今ここに、ウォーターボール」

 

 先生の詠唱とともに杖の先に水弾が生成され勢いよく打ち出された。

 木に着弾すると幹から折れて倒れる。

 

 これはまずい…

 

 「どうですか?」

 

 「先生、その木は母様が大切に育てていたものですので、母様が怒ると思います」

 

 前に親父がうっかり折った時も怒りが半端じゃなかったからな…

 

 「えっ…そ、それはまずいですね!」

 

 先生は慌てて折れた木に駆け寄る。

 

 「神なる力は芳醇なる糧、力失いしかの者に再び立ち上がる力を与えん、ヒーリング」

 

 先生の治癒魔術で折れた木が元通りになった。

 なんて環境にやさしい魔法なんだ。

 

 「すっげ…」

 「先生は治癒魔術も使えるんですね!」

 

 「えぇ、中級までは」

 

 「すごい!すごいです‼」

 

 「いえ、きちんと訓練すればこのくらいは誰にでもできますよ」

 

 ちょろすぎるぜ先生…

 ルディもあくどい笑みを浮かべるな。

 

 「ではやってみてください」

 

 「「はい」」

 

 「それでは、まずは僕から」

 

 まっ再起に申し出たルディが右手を前に突き出す。

 

 「汝の求めるところに……ウォーターボール」

 

 先ほど先生が放ったものよりも少し小さい水弾が打ち出された。

 ずっと詠唱してなかったから忘れてたなルディめ…

 

 「詠唱を端折りましたね?いつもそうしてるんですか?」

 

 先生が何やら難しそうな顔をしている。

 

 「いつもは…無しで」

 

 「無し⁉」

 

 相当驚いている。

 教本に無詠唱がなかったのはやはりそこまで知られていないか、それともとてつもない高等技術だからなのか…

 

 「ち、ちなみにレイドもですか?」

 

 やっぱりそうなるよな。

 

 「できるといえばできるんですが…」

 

 「できるんですか?」

 

 見せたほうが速そうだな。

 

 俺はルディと同じように右手を前に突き出すと、いつもと同じように無詠唱でウォーターボールを発動させるが、打ち出してすぐに四散してしまった。

 

 「え?」

 

 目の前で起こったことに先生はきょとんとしてしまっている。

 

 「こんな感じで、俺から離れるとすぐに魔力に戻って四散してしまうんです」

 

 何かを考えこんでいた先生は再度俺に向き直る。

 

 「一度、しっかり詠唱もしてみてください」

 

 「はい」

 

 俺は再度右手を突き出す。

 

 「汝の求める所に大いなる水の加護あらん、清涼なるせせらぎの流れを今ここに、ウォーターボール」

 

 水弾を生成し打ち出すが、先ほどと同じように四散した。

 

 「妙ですね、しっかり発動しているはず…ほかに気になったことは?」

 

 「俺から離れなければ四散しないってことと、多分、いくらでも大きくできるかと」

 

 「わかりました、それでは、限界まで大きくしてみてください」

 

 「はい、やってみます」

 

 そうして今度は右手を空に向けて突き出す、水弾を生成するとさらに魔力を注ぎ込むと大きくなり始める。

 

 そして少しして…

 

 「なっ…」

 「えぇ!」

 

 驚愕するロキシーとルディの前には庭を飲み込めるほどに巨大化しつつもまだまだ大きくなり続ける水弾があった。

 

 「ちょっ、ちょっと待ってください!」

 

 慌てて先生が止めに来る。

 

 「これ以上は大丈夫です!それよりレイド、疲れなどは?」

 

 「これくらいなら一日中やってても問題ないです」

 

 「そ、そうですか…」

 

 なんかすごい引いてないか?

 

 「とりあえずこれ、打ち出しますね」

 「え、ちょっ…」

 

 先生が止めようとするが一歩遅く、俺は水弾を打ち出すが、今までと同じですぐに四散してしまった。

 

 

 

 

 「とりあえず状況を整理しましょう」

 

 あれからルディの放った魔術がまた木を折ってしまったりとひと悶着あったが、先生は俺たちを座らせて一息つくと向き直る。

 

 「二人とも無詠唱で魔術を使える。そしてレイドは離れたらすぐに四散してしまうとはいえ、底なしの魔力がある、ということですね」

 

 「俺の場合は一体何なんでしょうか?」

 

 いくら魔力があったとしても、ゼロ距離でしか使えないんじゃな…

 

 「詳しくはわかりませんが、もしかしたら呪いの類かもしれないですね」

 

 「「呪い?」」

 

 本にはなかったな。

 

 「稀に特殊な力を持って生まれる人がいます。その力を呪いといい、特殊な力を生まれ持った人は呪子や神子と呼ばれるんです。レイドはもしかすると無尽蔵の魔力を持つ代わりに自分から離れると魔力が維持できなくなるという呪いを有しているのかもしれませんね」

 

 呪い、生まれ持った力か…

 

 「お~い!ロキシーちゃんの歓迎会、始めるぞ~!」

 

 家のほうから親父たちが呼んでいる。

 

 そっか、今日は歓迎会もやるんだったな。

 

 そして明日からは剣術の稽古も始まるんだ!

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