斬月転生   作:セフィロトの張根

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二次創作ってやつを書いてみたぜ!

チャットGPTと相談しながらの執筆だぜ☆

斬月のおっさんに転生した主人公こと斬主をよろしくですー

独自解釈ラプラス因子君ガンバ!


幼年期
プロローグ


 

死。

 

それが、俺の最後だった。

 

長い人生だった。

 

誇れるものなど何もない。

 

逃げて、閉じこもって、失敗して。

 

それでも最後の瞬間だけは――

 

誰かを助けるために身体が動いた。

 

そして、目を覚ました。

 

 

 

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暗闇。

 

音もない。

 

時間すら感じない世界。

 

だが、不思議と恐怖はなかった。

 

『……ここは、どこだ。』

 

声が響く。

 

その声に違和感を覚える。

 

低く、落ち着いた声。

 

まるで長い年月を生きた者のような声。

 

視線を落とす。

 

黒い外套。

 

大きな身体。

 

白髪混じりの髪。

 

目元には独特な形状のオレンジ色のゴーグル。

 

背中には通常の打刀をそのまま巨大化させたような、四角い鍔を備えた大ぶりの刀

 

『……そうか()()……斬月のオッサン、か。』

 

なぜその姿なのか。

 

なぜその名が浮かぶのか。

 

分からない。

 

だが、一つだけ確かなことがある。

 

これは()自身だ。

 

 

 

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周囲を見渡すと、目の前に、一つのがあった。

 

小さな光。

 

しかし、その輝きは弱々しくない。

 

むしろ――

 

強い。

 

『……ほう?』

 

思わず声が漏れる。

 

この魂は、まだ生まれていない。

 

それでも感じる。

 

膨大な記憶。

 

深い後悔。

 

それでも前を向こうとする意志。

 

『転生者……か。』

 

その魂に触れた瞬間、流れ込む魂に蓄積された記憶の奔流。

 

ルーデウス・グレイラット。

 

この世界で生まれる少年。

 

前世の記憶を持つ者。

 

一度人生に敗れ、それでも再び生きることを選んだ魂。

 

『なるほど。』

 

『貴様は……弱くなどない。』

 

かつての私ならば、そう言われても信じられなかっただろう。

 

逃げ続けた人生。

 

何も成せなかったと思っていた過去。

 

だが――

 

最後の瞬間だけは、誰かを守るために動いた。

 

『フッ……。』

 

思わず笑みが零れる。

 

記憶の底に、一つの物語があった。

 

ルーデウス・グレイラットという少年が歩む人生。

 

そして、この世界の名。

 

――無職転生

 

そして、断片的に知っているBLEACHの情報と肉体に刻まれているのであろう自身の能力

 

 

 

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その時。

 

世界が揺れた。

 

魂の奥底。

 

そこに眠る巨大な力が目覚める。

 

魔力。

 

いや、それだけではない。

 

人の器では余るほどの可能性

 

『この力は……』

 

黒い魔力が渦巻く。

 

だが、暴走しているわけではない。

 

まるで、この魂に応えるように形を変える。

 

白い光。

 

そこから一人の少年が現れた。

 

白い髪。

 

白い服。

 

黒い白目。

 

幼年期のルーデウスと同じ顔。

 

だが、その目には迷いがない。

 

心なしか目付きが悪い気がする。

 

『……へぇ?』

 

少年は笑みを浮かべながら、俺を見る。

 

『俺より先にいる奴がいたとはなァ。』

 

『……貴様は、何者だ。』

 

少年は笑う。

 

白一護のように口角を上げて、悪そうに。

 

『俺か?』

 

『俺は……』

 

『こいつの中にある、剣の可能性だァ!』

 

 

 

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私は目の前の男……白一護ならぬ、白ルディを見る。

 

荒々しい。

 

危険な力。

 

だが、その本質は分かる。

 

こいつもまた、守るために存在している。

 

『……一つ、答えろ。貴様はルーデウスの敵か?』

 

白ルディは不快そうに眉を寄せる。

 

『はァ?』

 

『んなわけねぇだろ。』

 

『俺はこいつの牙だ。』

 

『こいつが立ち向かうための力だ。』

 

 

 

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私は……小さな魂を見る。

 

まだ生まれていない少年。

 

だが、既に多くを背負っている。

 

前世の記憶。

 

新しい人生への願い。

 

そして、未知なる可能性。

 

『……ならば。』

 

私はクソデカ刀を抜く。

 

『私はコヤツを守る者となろう。』

 

白ルディが笑う。

 

『守るゥ?』

 

『こいつはそんなに弱くねぇぞ?』

 

『……ああ。』

 

私は頷く。

 

『知っている。』

 

『だからこそだ。』

 

『強き者が、自らの道を歩めるように支える者が必要なのだ。』

 

『刃を休め、仲間を守るための鞘が。』

 

白ルディは鼻で笑う。

 

『鞘だの何だの……』

 

『随分と綺麗事を言うじゃねぇか。』

 

私は首を振る。

 

『綺麗事ではない。』

 

『事実だ。』

 

白ルディが睨む。

 

『俺は牙だ。』

 

『敵を斬るためにいる。』

 

『お前は違う。』

 

『守るためにいる。』

 

一瞬、白ルディが黙る。

 

私は目の前の少年を見る。

 

同じ魂から生まれた存在。

 

だが、私とは違う。

 

彼は刃。

 

私は鞘。

 

どちらか一つでは足りない。

 

ならば――

 

『時に、貴様。』

 

『何だよ。』

 

『提案がある。』

 

『……?』

 

私は背負った刀へ手を添える。

 

『我々は、同じ名を名乗らないか。』

 

白ルディの眉が動く。

 

『は?』

 

『俺とお前が?』

 

『同じ名前だと?』

 

私は頷く。

 

『ああ。』

 

『貴様は刃。』

 

『私は鞘。』

 

『役割は違えど、守るものは同じだ。』

 

『ならば、別々の名を持つ必要などない。』

 

白ルディはしばらく黙る。

 

そして、不敵に笑う。

 

『……面白ぇこと言うじゃねぇか。』

 

『つまり?』

 

私は答える。

 

『我々は――』

 

『斬月だ。』

 

白ルディは黙った。

 

その名は、ただの呼び名ではなかった。

 

力として生まれた自分。

ルーデウスを守るためだけに存在すると思っていた自分。

 

そんな自分に、初めて与えられた「役割」ではなく「居場所」。

 

『……斬月、か。』

 

『悪くねぇ。』

 

彼は笑う。

 

『いいぜ。』

 

『俺は俺のやり方で、こいつを守る。』

 

『お前はお前のやり方で守れ。』

 

『でも――』

 

拳を突き出す。

 

『同じ斬月だ。』

 

私はその拳を見る。

 

そして静かに合わせる。

 

『ああ。』

 

『二つで一つだ。』

 

それと同時に、私の足元にあった影が、ゆっくりと白ルディへ伸びた。

 

まるで意思を持つように。

 

黒い影は白ルディの足元へ触れ、その存在を確かめるように揺れる。

 

『……んだァ? これ?』

 

白ルディは眉をひそめる。

 

足元を見る。

 

逃げようとはしない。

 

ただ、不思議そうに眺めている。

 

『俺を縛るつもりか?』

 

私は首を振る。

 

『違う。』

 

『これは鎖ではない。』

 

影が二人の間を繋ぐ。

 

『境界だ。』

 

『貴様と私を分けるものではない。』

 

『貴様と私が、同じ場所に在るためのものだ。』

 

白ルディは、しばらく黙っていた。

 

流れ込んだ記憶。

 

この魂が背負うもの。

 

まだ始まってすらいない人生。

 

その全てを知ったわけではない。

 

だが、感じ取ることはできた。

 

弱さ。

 

後悔。

 

それでも前へ進もうとする意志。

 

『……面倒な奴だな、こいつ。』

 

白ルディは笑う。

 

『こんなもん抱えて、それでも生きようとしてやがる。』

 

私は小さな魂を見る。

 

『だからこそ、守る価値がある。』

 

白ルディは私を見る。

 

『なぁ、オッサン。』

 

『何だ。』

 

『俺たち、同じ斬月なんだろ?』

 

『ああ。』

 

『でもよ。』

 

白ルディは自分の白い姿を見る。

 

そして、私を見る。

 

『俺とお前、全然違ぇじゃねぇか。』

 

確かに。

 

私は黒。

 

彼は白。

 

同じ魂から生まれた存在でありながら、在り方は正反対。

 

『ならば……』

 

私は言う。

 

『名を分けよう。』

 

白ルディが眉を上げる。

 

『名前?』

 

『ああ。』

 

『斬月という名は、我々二人が共有するもの。』

 

『だが、貴様には貴様の名が必要だ。』

 

私は白い少年を見る。

 

『貴様は白き刃。』

 

『迷いなく前へ進み、道を切り開く者。』

 

『ならば――』

 

『ホワイト。』

 

白ルディは少し黙る。

 

『……ホワイト、ねぇ。』

 

自分の髪を見る。

 

『単純じゃねぇか?』

 

『分かりやすい。』

 

『それが一番だろ。』

 

白ルディは笑う。

 

『まぁ、悪くねぇ。』

 

そして私は自分を見る。

 

黒い着物。

 

黒い影。

 

静寂の中に立つ存在。

 

『ならば私は――』

 

『ノワール。』

 

白ルディが口角を上げる。

 

『黒って意味か。』

 

『ああ。』

 

『だが、ただ暗いという意味ではない。』

 

私は静かに答える。

 

『夜は、道を失った者が見上げるものだ。』

 

『闇があるからこそ、人は光を探せる。』

 

『私は貴様やルーデウスが迷わぬための闇となろう。』

 

影と光。

 

白と黒。

 

刃と鞘。

 

二つの存在が並ぶ。

 

『ホワイト。』

 

『ノワール。』

 

互いの名を呼ぶ。

 

その瞬間。

 

二つの力が再び響き合った。

 

『だが――』

 

私は告げる。

 

『忘れるな。』

 

『我々は別々の存在でありながら――』

 

『一つの名も持つ。』

 

白ルディは笑う。

 

『斬月、だろ?』

 

『ああ。』

 

『……そうか。』

 

白ルディは、自分の手を見る。

 

『俺はただの力じゃねぇってことか。』

 

『ああ。』

 

『貴様はルーデウスの中にいる、もう一つの可能性だ。』

 

『……なら俺がいる意味も、あるってことだな。』

 

 

 

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やがて。

 

光が満ちる。

 

遠くから声が聞こえる。

 

産声。

 

新たな命の始まり。

 

ルーデウス・グレイラット。

 

原作と同じ人生を歩む少年。

 

しかし――

 

その魂の内側には、誰も知らぬ可能性が宿っていた。

 

一つは、ラプラス因子より生まれた白き剣士。

 

ホワイト。

 

前へ進むための刃。

 

一つは、異世界より来たりし黒き守護者。

 

ノワール。

 

道を見失わぬための鞘。

 

二つの存在は、まだ知らない。

 

この少年が、

 

世界の強者たちと出会い、

 

数々の試練を越え、

 

何度も傷つきながら、

 

それでも自らの意思で未来を選び取ることを。

 

ただ一つ。

 

ノワールだけは確信していた。

 

この少年は、自分自身の未来を掴む者だと。

 

そしてホワイトもまた、信じていた。

 

どれほどの敵が立ちはだかろうと――

 

こいつなら前へ進むと。

 

『生きろ、ルーデウス。』

 

『貴様の人生は、貴様だけのものだ。』

 

ホワイトもまた、静かに笑う。

 

『進め。』

 

『俺が、道を斬り開いてやる。』

 

そして――

 

新たな命が産声を上げる。

 

その瞬間。

 

ルーデウス・グレイラットの魂には、

 

二つの存在が寄り添うこととなった。

 

白き刃。

 

黒き鞘。

 

やがて二つの存在は、

一つの魂と共に、一本の刃となる。

 

その名は――

 

斬月。

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