ワンピース 絶滅天使と行く   作:ぬっく~

3 / 9
第3話

「さて、ルフィはいつ来るか……」

 

少女を救ったのはいいのだが、どうもあの狼の飼い主は海軍のお偉いさんだったらしい。

その為、私はマークされることになったのだが、青年を囮に私は逃走した。

で、今私は……

 

「大丈夫?」

 

「貴様!!」

 

あの後、青年は海軍に捕まった上に磔にされていた。

その前にリンゴをかじりながら彼の前に私が立っている。

 

「まあいい。そんで何の用だ」

 

「ちょっとね。一応聞くけど、貴方“海賊狩りのゾロ”で合っている?」

 

「ああ、そうだ」

 

懸賞金のリストを軽く見ていた為、ゾロの懸賞金も知っていた。

 

「そんで、そんなことを聞きにここに来た訳ではないだろう」

 

「まあ……そうだね」

 

実際言えば、ルフィと合流するのが私の目的なんだけどね。

 

「私今一緒に海賊になる仲間を探しているの」

 

裏表も無しに私はゾロに聞いた。

 

「海賊だと? ハン……! 自分から悪党になり下がろうってのか。御苦労なこって……」

 

「私の意思よ。海賊になりたくて何が悪い?」

 

「―――で? まさか縄をほどいてやるから、力を貸せだの言い出すんじゃねェだろうな」

 

「別にまだ誘うつもりはないよ。ルフィだったらきっと言うと思ってね」

 

私は二シィと笑い海軍基地を後にした。

 

 

◇

 

 

ゾロが磔にされてから九日。

 

「さて、そろそろ来ると思うんだけどな……」

 

そろそろルフィが来ても良いかなと私は思っていた。

私はポケットからある物を取り出す。

それは一枚の紙切れだった。

そいて、その紙切れは何かに惹かれるように少しずつ動いている。

この紙切れは特殊な物で、親紙の方にへと惹かれる性質があるのだ。

そして、ルフィの麦わら帽子にその切れ端を私は仕込んでおいてのだ。これでルフィの居場所が丸わかりさ。

 

「もう、この島にいる?」

 

とまあ、紙切れの動きから私はルフィがこの島に来ているらしい。

私は紙切れの進む方向に進み、一軒家の前に止まる。

 

「ほんと!?」

 

「ああ! 一つ残さずバリバリ食ってたよ」

 

「うれしいっ!」

 

「あの人……噂通りの悪人なんでしょうか……」

 

「違うよ。だって」

 

ルフィは少女と眼鏡をかけた少年と何かを話していた。

 

「ここにいたのね。ルフィ」

 

「おぉ! オリガミ!!」

 

どうやら、ついさっきこの島に来たのこと。

そんで、眼鏡をかけた少年はコビーと言うらしく海兵を目指しているらしい。ついででルフィが乗船して来たらしい。

 

「ひえっひえっひえっひぇ!! 頭が高ェっつってんだろ。親父に言うぞ!!!」

 

何か聞き覚えのある声が聞こえ、私はそっちに目を向ける。

 

「ロロノア・ゾロみてェに磔になりてェか!? 三日後にはゾロの奴を公開処刑にする!!」

 

あの時にいたボンボンがいたのだ。

そして、そいつはゾロとの約束を破る気満々だったらしい。

それにルフィは切れた。

ルフィはボンボンを殴り飛ばしていた。もし、ルフィがやらなかったら私がやっていたけどね。

 

「決めたぞコビー!! ……おれはゾロを仲間に引き込む!!」

 

その決断に私も同意した。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。