私がK-POPアイドルに!?アイドルへの道程 作:アメコミ勢
怜「ねぇねぇねぇ」
私は呼び掛けられた時、何なのだろうかと思った。そして応えるのだった。
利香「どうしたの?怜」
怜「利香はこのグループ知ってる?」
利香「どのグループの事?」
怜「これこれ!!私の推しグル、CLARION!!」
私は彼女が見せて来たMVを何気無く見てみた。すると息を飲んだ。その圧倒的な歌声、ダンス、ラップ、語り、世界観、ビジュアル、その他多くが私を驚かせた。私はCLARIONのファンになってしまったのだ。そして怜は更に驚くべき事を話す。
怜「実はさ、同じ事務所で新しいオーディションやるんだって!!だからさ、一緒に受けよ?!」
利香「でもさ、これって親をどうやって説得すれば良いの?」
怜「大丈夫だよ〜こうゆうのって、大体何とかなるから!!」
こうして私は怜にCLARIONをより詳しく教えて貰ってから家に帰るのであった。
アイドルを知った日
私は家に帰る途中、不安と期待が入り混じった混沌が心の中を駆け巡った。どの様にして親に話せば良いのか、どう言えば納得して貰えるのか、そもそも最後まで聞いてくれるのか、私は不安でたまらなかった。家に帰り宿題を終えると夕食の時間である。私はいよいよ話を切り出すのであった。
利香「お母さん、お父さん、私から発表が有ります。」
母「良いわね、どんなの?」
父「お前から発表とは珍しいな、何でも言いなさい。」
私の心臓はこれまで感じた中で最も早く脈を打った。しかし、何もせずに諦めるわけには行かない。思い切って父と母に話してみる。話してみなければ何も始まらないのだから。
利香「私は、K-POPアイドルのオーディションを受けたいです。」
言った、言ってしまった。もう引き返せない。恐怖や不安で汗がダラダラ流れてくる。しかし、両親の言葉に私は耳を疑った。
父「良いじゃないか、物は試しだ。やってみなさい!!」
母「今流行ってるわよねぇ?良いと思うわよ?」
利香「え!?良いの!?」
私は驚きと喜びにより少し変な声を出してしまう。かなり予想外だったのだろう。父も母も喋り方から考えると巫山戯ている様には見えない。だからこそ私はオーディションや練習を頑張らなければならない。そして友達である怜と共にオーディションを受ける事を話すのであった。またオーディションを受けるきっかけとなったCLARIONの事も話してみた。どうやら二人はこのグループを知っていた様だ。また両親の好きなグループも話してくれた。
父「じつは僕はBIGBANGが大好きなんだよ。」
母「私は少女時代が大好きなのよ。」
利香「どっちも凄い有名だよね!!」
この日は色々なアイドルを熱く語る夜となった。CLARION、BIGBANG、少女時代はもちろんの事、その他多くのグループの名前が出て、非常に楽しい夜となった。今日は人生で始めての事がたくさんあり印象に残る日となった。
翌週、私は怜にこの事を話す事にした。オーディションを受ける許可が出た事はもちろん、父と母もK-POPアイドルが大好きな事、CLARIONも知っていて大好きな事等話したい事はたくさんだった。
利香「おはよー怜!!」
怜「おはよ、何か元気だね。」
利香「実はね、、、」
私は昨日の事を色々と話してみた。何となく予想は出来ていたもののやはり怜はこの様な事を話した。
怜「え!?良いじゃん良いじゃん!!実は、、、私も許可貰っちゃった!!」
利香「おー!!じゃぁやっぱり?」
怜「練習っしょ!!」
オーディションは卒業式の1週間後、まだたくさんの時間がある。勉強を頑張りつつK-POPアイドルになるのに必要な事を隙間時間で練習するのだった。先ずは何と言ってもダンス、歌、ラップ等である。パフォーマンスはアイドルの基本だ。だがもちろんそれだけではない。韓国で活動するのだから韓国語は必ず必要だ。また最近はグローバル活動と言う事で英語を話せる人の需要が高まっている。其の為英語も学校での勉強以上の事が必要である。またアイドルに愛嬌はかなり必要だ。ないアイドルは居るものの有利なのは間違い無い。必要な要素が決まれば後は隙間時間を使って練習に練習を重ねるのであった。
練習は簡単ではなかった。しかし、怜が一緒に居る事もあり、非常に楽しかった。そしてお互いの顔を見てみた。怜は丸顔だがパーツは大人っぽい様で唯一無二な感じがアイドル業界で生き残るのに向いていそうだった。怜曰く私は清楚で爽やかな雰囲気の王道系らしい。顔は全く違うもののそれがお互いを引き立たせるかも知れないと思うとかなりワクワクする。