私がK-POPアイドルに!?アイドルへの道程 作:アメコミ勢
利香「よし、先ずは単語からだね。」
怜「そうだね」
幸い今の時代は簡単に言語を勉強出来る。私達の発音は最初はかなり日本人の物だったが段々と動画などで見る様なネイティブ発音へと変化してゆく。私達は韓国語を親や勝君に披露したりもしてみた
勝「すげぇじゃん!!よく分かんないけど。」
いや分からんのかい!!でも直感だとしても褒めてくれたのは嬉しかった。勉強にも精が出る。ならいっか。
今日は卒業式だ、皆はこれで学校が終わるかも知れない。しかし私と怜はそうではない。1週間後にオーディションが開催されるのである。オーディションには予約が無く当日参加の様だ。私達は緊張しながら卒業式に出席する。
卒業式が終わると私達は怜の家に集まり会議を始める。
利香「オーディションは1週間だって、今の内に何やるか決めない?」
怜「もちろんもちろん、テンパってもあれだしね」
私達は多くの楽曲を出した。CLARIONの楽曲を一番やりたいとは言え、非常に難しい。練習でも何度かやったがかなり疲れる為やりたくはなかった。しかし、オーディションの最終日にはやるつもりだった。丁度いい難易度で高得点を叩き出せそうなグループは居ないのかと考えるとやはりあのグループが出て来た。
利香「aespaとかどう?」
怜「やっぱそれだよね!!でも他のグループもやりたいな。」
良い具合の難易度の曲、やはりIVEはかなりありだ。IVEは難易度自体は低いが魅せるのが難しい。しかし、今の私達ならIVEのパフォーマンスをするのは出来ない事ではない。そして話し合った結果、aespaのNext Level、IVEのELEVEN、そしてCLARIONのDragonを踊る事にした。次は服装である。
利香「それじゃぁ服装は?」
怜「やっぱCLARIONオマージュっしょ!!」
利香「そうするか。」
私の服装はレザーの様なジャケットとリボンの様なベルトが付いているショートパンツにした。怜は青いダメージ加工付きのTシャツと黒いジーンズに似た物を履く様だ。最後にユニット名である。
利香「名前とかどうする?」
怜「かっこいいのが良いよね〜」
利香「JusticeTwinなんてどう?」
怜「良いじゃん!!やっちゃおう!!」
1週間後、今日はいよいよオーディション初日である。私は非常に緊張する。しかも世界同時視聴が可能ときた。あぁ、緊張する。恐らく怜も同じだろう。私は怜の母の運転する車で怜と共にオーディション会場へ向かう。
利香「緊張するね」
怜「ウチらなら大丈夫だよ!!」
利香「そうだよね、練習の成果を出し切ろう!!」
私達二人はデュオで出る事となる。受付を済ませた後、楽屋で私達は最後の練習をする。他の希望者も沢山いる様で楽屋はかなり張り詰めた空気となっていた。オーディションは一組につき三回までである。最初の2日、真ん中の2日、最後の2日、それらの総合評価で練習生になれるかどうかが決まるのであった。いよいよ私達の番が回って来る。
司会「それではJusticeTwinのお二人、お願いします。」
利香&怜「はい!!」
私達はELEVENを披露する。先行は私からである。
「退屈な目付き無表情だった顔が」
「君を見て輝いている瞳の中には君が溢れて綺麗。私の中にぎっしり咲く青。私が今感じるこの感情は真実」
「唇をくすぐる聞き慣れない名前。知らなかったの 私の心がこんなにカラフルだったなんて」
「長い夢を見させてくれる この部屋は小さな天国。踊るわ めまいがするくらいに」
「Oh my, oh my god.もうひとつの空間を埋めて」
「よく見てて 1、2、3、4、5、6、7、君は私との相性が完璧のように思わせてくれるの」
「透明な何かが君と私の間にあって、じっと見つめる。」
私と怜はIVEの迫力を再現しつつオリジナリティも見せるためにも表情や動きの緩急等を工夫した。そして沢山練習したラップや英語、韓国語の発音も気をつけた。その甲斐有ってか審査員の表情からは驚きと憧れのような物を感じるのだった。そしていよいよラストスパートである。
「長い夢を見させてくれる この部屋は小さな天国。踊るわ めまいがするくらいに。」
「Oh my, oh my god.もうひとつの空間を埋めて」
「よく見てて 1、2、3、4、5、6、7君は私との相性が完璧のように思わせてくれるの。」
「私の前にいる君、その瞳に映った私。Aya, aya, aya」
「私の前にいる君、その瞳に映った私」
「私は恋に落ちたの」
司会「ありがとうございました、圧巻のパフォーマンスでしたね。虜になってしまいそうです。」
決まった、最初の一歩をやりきった。審査員席からも盛大な拍手が巻き起こる。一先ず私達は舞台から退場するのであった。次のオーディションは明後日である。その時はNext Levelをやるつもりだ。
次のオーディションの日が来た。今日やるのはaespaのNext Levelである。
利香「今日も頑張ろう!!」
怜「うん!!次の次元に行っちゃおう!!」
私達は出番が来るまでまたしても練習をするのであった。そしてその間、新しい友達が出来た。彼女の名は城崎遥花である。彼女は童顔で可愛く動きもキレがありつつ可愛らしい。
遥花「二人のパフォーマンス凄かったです!!」
利香「ありがと、今日はNext Levelをやるんだ。」
怜「しっかり見ててね。」
遥花ちゃんはどうやらNewJeansのAttentionを披露する様だ。可愛い系のコンセプトを使うのも中々ありだと思った。何せまだどんなアイドルになるのかなんて分からないのだから。
そしていよいよ私達の出番が来る。さあ、始めよう。私達は舞台上に入場する。
司会「先日のELEVENは非常に圧巻のパフォーマンスでした、JusticeTwinのお二方、お願いします。」
いよいよ私達は歌い始める。aespaの醍醐味はやはり力強さ、そして異質さである。もちろん私達は練習したが不安もある、しかし、その不安も武器にしてやる。私達はパフォーマンスを始める。今日の先公は怜である。
「私は次の段階にいる、Yeah.絶対的なルールを守って。私の手を離さないで。結束は私の武器。」
「荒野へと進む。知ってるよ君のHomeGround.強意に立ち向かい、追い抜け、追い抜け、追い抜け」
「想像も出来ないBlackOut勧誘は深くて濃い。」
(TooHotTooHot)
「握りあった手を離してしまう。私は絶対に諦められない。」
このNext Levelのダンスはかなり流行った。この動き、このリズム、そしてaespaの世界観、何もかもが異質であり強い。私達はそれを吸収し我が物とした。
「あの向こうのドアを開けて(Next Level)最後には私が貴方を壊すの。」
「COSMOに届くまで(Next Level)追い抜け追い抜け追い抜け」
「I'm on the Next Level.もっと強くなる、自由に。(Next Level)私は荒野の私じゃないの。」
「野獣の様な野獣を感じて(Next Level)追い抜け追い抜け追い抜け」
(Huh!)
司会「ありがとうございました、非常に迫力のあるパフォーマンスでした。」
パフォーマンスは今回もかなり良かった。そして審査員もまた大変拍手をしてくれていた。私達は次のDragonで絶対に受かってやる。そう心に誓うのだった。そして私はこの事を勝君に伝える。
利香「やっほー勝君」
勝「よぉ、Next LevelとELEVENめっちゃかっこよかったぜ。」
怜も勝君の話を聞いていた。怜も私も勝君の言葉を聞き嬉しくなった。司会の人も審査員もかなりリズムに乗ってくれていた。
家に帰ると私達はまたしても会議を始める。
利香「ラストはDragonだね。」
怜「絶対成功させよう!!」
利香「最終確認しないとね!!」
CLARIONのDragonはELEVENとNext Levelのどちらよりも複雑やダンスと歌唱テク、ラップが必要になってくる途轍も無い曲である。まさに神話を歌にして歌っている気分になる一曲だ、難しいからこそ配点もかなり高い事が伺える。
そしていよいよ金曜日の最後のパフォーマンスの日がやって来る。楽しみだ、それでいて非常に緊張する。何時間かしていよいよ私達の番が回って来る。もう引き返せない。さあ始めよう。
司会「次は圧倒的なELEVENとNext Levelのパフォーマンスを見せてくれたJusticeTwinのお二人の登場です!!今日披露してくれるのは何とあの伝説的ヒット曲、CLARIONのDragonです!!」
私達はDragonを歌い始める。この曲は激しく力強く、それでいて神秘的だ。まさにDragonと言う名に相応しい。私達はかなりの疲労感に襲われた。それでいて今すぐにでも辞めたくなるほどだった。しかし、ここで逃げては意味がない。そしてCLARIONに顔見せが出来ない。だからこそやるしか無い。いや、やりたい。その一心で私達は踊り歌うのであった。そしていよいよラストスパート、キリングパートが待っている。さあ、もう一踏ん張りだ。そしてパフォーマンスは終了する。
司会「ありがとうございました!!最後にして最高のパフォーマンスでしたよ!!オーディションの合格を祈っております!!」
結果が出るのは明後日、後はもう祈るだけだ。私達はCLARIONではない、しかし、CLARIONではないからこそ出来る事だってあるのだ。今日のはまさにそれかも知れない。
利香「絶対合格しよう!!」
怜「落ちても諦めない様にね!!」
私達はそうお互いを励まし合い家に帰るのであった。次会場に行くのは明後日の日曜日である。楽しみだ、それでいて不安もある。だからこそワクワクする。
時は来た、いよいよ今日が日曜日である。合格したかどうかが分かるときである。
利香「緊張するね。」
怜「ウチらなら大丈夫!!」
そんな事を言いながら私達は会場へと向かう。先ずはリハーサルである。特に大した事は無かった。今回はパフォーマンスをする訳ではない為、疲れる事はないだろう。そしていよいよ本番である。勝君や隆君は見てくれているだろうか。
司会「それではいよいよオーディションの合格者の発表を行います!!この番組は全世界同時配信、そして汎ゆる媒体での視聴が可能です!!それでは発表に移ります!!」
いよいよだ、かなり緊張する。そしていよいよ最初の候補者が呼ばれる。
司会「内永凛」
私ではなかった。怜でもない。だがまだだ、まだ希望は全然ある。
司会「城崎遥花」
あの子だ、仲良くなった遥花ちゃんだ。遥花ちゃんが選ばれたのは何気に嬉しかった。次は誰だろうか。
司会「直井優」
私はまだだ、選ばれる人数は明かされていないからこその緊張がある。かなりの不安で冷や汗が垂れてくるのだった。
司会「桐野利香」
利香「はい!!」
私だ、私は選ばれたのだ。とても嬉しかった。そして私は前に出る。後は怜が呼ばれるだけだ。しかし怜はいつまで経っても呼ばれない。何故だ、何故呼ばれないんだ?かなりの焦りで私は周りを見たくなってしまうが我慢した。最終的に怜は呼ばれなかった。私だけ練習生になるのだ、余り良い気分ではない。発表が終わった後、私達は楽屋に行った。
怜「利香、遥花ちゃん、おめでとう!!」
利香「喜べないよ、アンタが居ないんだから。」
遥花「怜さんだって凄く頑張ってたのに...」
怜「私は頑張って何とかするよ、それより、二人ともファイト!!いつか必ず会おうね、約束だよ?」
私達は熱く抱き合った。怜とはもう会えないかも知れない。悲しいが仕方のない事だ。怜に恥ずかしい顔を見せない為にも私は絶対に遥花ちゃんとデビューすることを心に誓うのだった。1週間後、怜と最後の練習をしてから私は遥花ちゃんの家族、それから私の家族と共に韓国に練習生として旅立つのであった。
怜元気でやってくれると良いな、隆君も報われてくれ!!其の為にも絶対デビューするんじゃい!!遥花ちゃん一緒に頑張ろう!!練習生になる前に登場人物とか紹介するから楽しみにしててね〜それじゃ!!